| 2010年05月17日(月) |
「龍馬伝」第二十話『収二郎、無念』 |
全四十八話のうち、もう第二十話ですよ。早いわー。
4クール分もあるのにね。
思えば「ワンクール」なんて言葉を知ったのはわりと最近で、
子どもの頃に観ていたドラマなんて、3ヶ月どころか1年どころか、
何年にもわたって放映されていたのがいくつもあったような気がするのですが。
代表格は何だろう。やはり「太陽にほえろ!」かしらん。
しかもこれは再放送も長年やっていたし。
でも、はっきり覚えているのはジーパンの「なんじゃこりゃーっ」とか
ボスがシブい表情で窓の外を見ていたりするシーンだけだったりするのですよ。
本編の記憶が、芸人さんたちによる後年のモノマネで強化されたのかもしれん。
さて。
土佐勤皇党の悲劇がさらに加速する一方、
勝塾の塾生の活気溢れる鍛錬の様子と、勝先生の弟子らしくなってきた龍馬の活躍。
暗いことも明るいことも同時に進んでゆき、
勝先生が言うように、同じことでも着眼点によってその評価は大きく違うこと、
その中で生きてゆくことの難しさ面白さが感じられた回でした。
では今回のらぶりー&面白ポイント。
・やる気だけは激しく感じられるが、おちつきの無さも激しい塾生・龍馬。
・もはや講師役も助手役をつとめる長次郎。
・権平兄さん、龍馬の帰りを待つ間に体験入塾。素直でいい人!
・ところてん? くずきり? をつるつると食べながら、
武市の相手は後藤象二郎に任せる容堂公。武市を軽んじている様子ありあり。
・叔父上を殺された恨みなお激しい後藤象二郎。見開いた目が怖いっす。
後年、後藤と龍馬は協力して事業をなしとげるのだが、今の後藤からは、
今後、龍馬とどう気が合うようになるのか全く想像できませぬ。
・豆菓子っぽいもの食べながらの小楠はどーなの。春嶽公の面前なのに。
むしろ春嶽公とそれくらいの親密さがあるということか。でも、ひとつぶずつ豆を口に運ぶ
感じがこの人によく似合っている。
・でっかいまんまるおにぎりをほおばりつつ、権平さんの様子をうかがう土佐組は微笑まし。
それぞれにとてもよく似合う食べ物のチョイスがお見事でした。
・「ひとっぱしり行ってきておくんねぇ」と、越前へお使いに出される龍馬。
・「デモクラチィ」の話に参加できちゃう龍馬。
・くわがた〜。大殿さまの趣味は多岐にわたりますなぁ。
・「兄上じゃ兄上じゃ。」 嬉しそうに紹介するも皆もう知っちょります。
・「10年後には必ず、堂々と土佐に戻れる男になりますき!」
40歳までは勝塾で修行したい、という龍馬の希望は「龍馬の手紙」にも書かれていました。
龍馬が、権平兄さんの奥様(千野さん)の弟宛てに出した手紙に、
「でも、自分が40歳の時に兄上は62歳だし、自分の命もいつどうなるかわからないので、
今のうちから坂本家に養子を見つけておいて欲しい」と書き送っております。
でも残された時間は10年なんて遥かに及ばず。せつないっすね。
・喜勢の結婚の動機がそういうことだったとは! でも「占い師に騙された」なんて恨んだりしないのが
彼女のすごいところ。材木にどんなオマケが付くのかしらん。
・そんな喜勢の言葉を微笑ましく聞いている弥太郎の父母。父ちゃんが働いておる!
次回は新撰組が登場ですね。
近藤局長に原田泰造というのが、ちょっと楽しみです。
| 2010年05月11日(火) |
最近のらぶりーさん&オトコマエさん |
らぶりーさん部門
・オドリホウオウ@「ダーウィンが来た!」
どちらのオスのみなさんも、メス争奪のために涙ぐましくい努力をなさっておられますね。
強さ美しさ大きさ生活能力の高さ、を誇示するのは当然としても、
鳥類のオスにはさらにエンターテイナー的要素が求められて大変。
スペシャルなお衣装で着飾って、跳んで鳴いて踊って、っていったい!
名前は忘れましたが、以前も別種類の鳥のオスが、枝の上をムーンウォークのような足取りで
行ったり来たりしてみたり、食糧を貢いでみたりと、メスに猛アピールしている様子を
TVで観て感銘をうけましたよ。
その一途さ必死さが、けなげで超らぶりーだけど、正直なんでそこまでせにゃならんのかと!
始祖鳥のようなご先祖さまが決めたのだろうか。
メスは着飾りもせず大変地味なままで、なのに選択権をがっつり掌握、というのがまた。
すべてのがんばるオスの皆さんに心からのエールを!
・中村屋のみなさん@「さよなら歌舞伎座SP」
歌舞伎役者のみなさまは、この長い歴史と膨大な作品の数々を、まさに一生を掛けて受け継いでいかれるので、
その重圧や責任感は本当に並大抵ではないだろうと思うのですが、
どちらさまにもそんな重苦しい雰囲気が一切なく、歌舞伎が好きで好きで仕方がない、
という明るく力強いオーラを つねにびしばし振りまいていらっしゃるところが大好きです。
特に十八代目中村勘三郎はその筆頭でいらっしゃるような。そして勘太郎&七之助がまた、
本当に魅力的になられました。七之助の桜姫を久々に観て、その美しさに感動が蘇りました。
どのシーンもラブリーだったのだけど、
�〃擦虜�約記者会見を廊下からそっと見守りつつ、「よかったねぇ」と涙ぐむ七之助。
��父子3人が楽屋で揃ってカレーの出前を召し上がってるトコ。
�D甲砲虜�約記者会見直前にもかかわらず、前日の楽の打ち上げで疲れ果てて寝ている父&弟。
�ず嚢發僕蠅譴襪�かみさん
�イ�弟子さん最年長の小山三さん(89歳)が凄すぎる。最年少の鶴松くん(14歳)が楽しみすぎる。
中村屋さんからは、のちほどオトコマエ部門にもエントリーですよ。
・近所の眼科の検眼士さんたち
眼圧が高いのでもっと頻繁に検査に来い、と言われつつサボっておりましたが、久々に来院。
こちらの眼科のスタッフのお嬢さんたちは、とても感じよく丁寧に検眼をしてくださいます。
今回も、裸眼では視力検査表なんて一番上だって全然見えない極度の近視のわたくしのために、
視力検査表の前にすっくと姿勢よくお立ちになり、
でっかい「C」マークを書いた紙をおなかのあたりで器用にくるくると表にしたり裏にしたり、
と、同時に一歩前に出たり下がったり、を繰り返すキレイでかわいいお嬢さん♪
わたしごときのために軽やかにステップ踏んでキレイな手さばきをご披露いただいて、
なんか申し訳ないっす。キレイなおねえさんにちょっとしたパフォーマンス見せていただいた気分っす。
感性がエロオヤジで本当に申し訳ございません。
オトコマエさん部門
・中村勘三郎&勘太郎@「さよなら歌舞伎座SP」
お昼の部の舞台中に肩を負傷して、腕を全く動かせなくなってしまった勘太郎。
その代役を務めようと、まったく演じたことがないにもかかわらず、その踊りやセリフを夜の部までに
頭に叩き込むため、ビデオを必死に見続ける勘三郎。
開演直前に病院から戻り、「オレできるよ」という父をおしとどめて舞台に立った勘太郎。
楽屋では背中に氷のうを乗せたまま微動だにできなかったのに、舞台上では全く変わらぬ動きと笑顔で、
怪我なんてみじんも気づかせなかった勘太郎。
・福山雅治@「稲佐山ライブ」メイキング映像
ステージを作っていく作業というのは、
「正解はないけど不正解はいっぱいある。その不正解を排除していかないといけない。」
なのだそうです。そして何が不正解なのかジャッジするポイントというのは、
「観る人にとって親切じゃないこと。
それをチョイスした人間の自己満足になってしまっているようなもの。
それは基本的にすべて不正解です。」
ステキだなぁと思うステージを見せてくださる方は、言葉は違えど皆さんこういう心構えで
いらっしゃるように感じます。自己満足に陥らないよう、客目線を忘れぬよう、とても気をつけておられる。
こういう心意気の人でないとカッコワルイ、と思っているわけではないのだが、
カッコイイ人だなー、と思ってると、こういうこと言う人だったりするんだよな。
やっぱり、こういう人をカッコイイと感じるんだな自分は。(あまり意味のない分析)
| 2010年05月08日(土) |
「稲佐山ライブ」DVD |
ライブは基本的に、屋内で楽しみたいわたくしです。
まずとにかく、雨になっちゃうと哀しい。
屋外は夏が多いから、キツイ日差しと気温が高いのも苦手。
日中だと照明の効果を味わえないし、モニターの映像が目立たないのももったいない。
なので、がっつり空調が効いた薄暗い屋内で、美しい照明や映像も堪能しつつ、
オトコマエな皆さま方のエンターテインメントを楽しみたいのです。
ですから正直、野外ステージしかも山の上! で行なわれた「稲佐山ライブ」DVDに関しては、
映像にはさほど期待していませんでした。それでも購入した目的はただひとつ、
珠玉の5曲からなる「稲佐山メドレー」を聴きたかったから!
実際、このメドレーは本当に素晴らしいです。何度聴いても泣けてくる。
遠い故郷を持たない自分には、こういう体験をする機会なんてなかったのに、
そのあたたかさとやさしさと懐かしさに泣けてくる。一番リピートしているのはやはりこの5曲です。
そして。
映像も素晴らしかったのですよ。お客さんたちのキラキラな笑顔も込みで。
雨にも霧にもならず、お天気に恵まれた山の上は最強です。
明るかった日中の空は、夕暮れをむかえるにつれうすいオレンジ色になり、
鳥たちが空を横切ってゆき、だんだんと闇になってゆき、
月が見え始め、ステージでは煌びやかなカッコイイ照明が登場し、
エンディングでは会場全体を囲むような優しいライトアップと華やかな打ち上げ花火。
人工的な演出と自然の美しさがすべて最高の効果をもたらすと、野外ライブは屋内のライブなんて
目じゃないほどステキな作品になりますね。
映像のステキさにはもちろん、福山ご本人のビジュアルの良さも含まれるわけで。
歌に説得力をもたせるためにビジュアルは本当に大切だと思うのです。
いやもう、正々堂々カッコイイもの好き、美しいもの好きのみーはーですからわたくし!
故郷を離れて22年後に、またその故郷に戻った40歳が歌う望郷の想い、友への想い、なんて、
想像するだけで「くたびれたおっさんの哀しさ」みたいな印象が先に立ってしまって、
ふつーだったら全く興味がないのだけど。(本当にワガママでごめんなさいまし)
でも、「中年グラビアアイドル」の面目躍如たるあのビジュアルは
ステキな曲をさらにステキに聞こえさせてくれます。
整ったお顔、健康的に鍛えられたバランスのよいお身体、低めのいいお声、をもってすれば、
ギターを抱かせても、マイクにただ向かってるだけでも、今どき珍しいハーモニカなんてくわえちゃってても、
とにかくナチュラルにカッコよくて。
こういう人が歌うから、その歌の世界がよりステキに感じられる、というのは絶対あるのだから、
ビジュアルを整えるというのは、客への礼儀だけでなく、作品への愛と敬意を表することでもあると、
美しいエンターテイナーの方々を観るたびに思います。
メイキングでは、ステージを作る上での心がけとしてとてもオトコマエなことおっしゃってましたが、
それについてはまた今度。
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