| 2010年04月26日(月) |
「龍馬伝」第十七話『怪物、容堂』 |
遠い昔の大河ドラマ「国盗り物語」の明智光秀役が大好きだった者としては、
近藤正臣氏が演じられる容堂さまの怪物っぷりに、感慨深いものがございます。
どんなお仕事でも「今、この時の自分」で勝負するしかないわけですが、
役者さんは特にそれが顕著で誤魔化しが効きませんな。
若くカッコイイときでも、歳を重ねて妖怪っぽくなっても、その時々の存在感が素敵です。
第十七話は、エピソードのバランスがとてもわたし好みでした♪
船上でジョン万次郎の話を聞いたり、海軍操練所準備のために奔走する活き活きとした龍馬。
お佐那さまとの潔く清々しい別れ。
「武市先生のため」と、悪夢にうなされながらも人斬りを続ける以蔵。
怪物の手のひらにいることに気づかない、国への忠義と妻への愛の風流人、武市。
ワクワク感、せつなさ、哀しさ、怖さの描き方がどれも素晴らしかった。
演出家のお名前が梶原登城氏という方で、龍馬伝では今回が初演出でいらっしゃるのかしらん。
以下、今回の大好きポイント。
・アメリカ語をすぐ真似して相変わらず舞い上がりっぱなしの龍馬。
・一緒に観ていた息子が万次郎の顔を観て「弥太郎?」と言ってましたが。どこか似ておられます?
・地球儀運び係、指差し係に一生懸命の龍馬。
・勝邸のお庭で伸び、足踏みと気合い入りまくりの龍馬。
・龍馬の勝先生話を笑顔で聞いてあげて、自分のことのように喜んでくれるお佐那さまいい人!
・「わしはいつまで人斬りを。」以蔵ーー!
・真面目で風流で愛妻家で忠義心にあふれた武市。それなのに。
・坂本家の朝餉に来襲する弥太郎。「なんぼでも」×4
画面観ずに音だけ聞いていた息子、「一瞬、TV壊れたかと思った」。
・権平から決して目を離すことなく頭を下げて借金のお願い。
不覚にもカワイイと思ってしまったじゃないかー!
・「坂本さんの選んだ道は、日本を守ることなのですから。(にっこり)」 お佐那さまー!
・お佐那さまとの最後の立ち合い。泣ける。
・思えば出会いも立ち合いから始まったのだった。
・手加減なしの一太刀一太刀が、龍馬からの最大の敬意と感謝。お佐那さまからの愛ですね。
・そして本当に、父と兄亡きあともずっと独りで生き抜いたお佐那さまカッコよすぎ。
・「行こう!」龍馬の力強い声。そしてこれからは長次郎も一緒! わーい。
・舳先に風を受けて立つ龍馬。
しかーし! これは番組HPにあるようなナナメ左後方からのアングルの方が抜群にカッコいいっす。
・次回の予告が面白すぎ楽しすぎ。
で、「新参者」観てたら、弥太郎と喜勢に加え、次回は美和さんまでご出演。岩崎家大活躍!(違)
| 2010年04月23日(金) |
「のだめカンタービレ最終楽章 後編」 |
楽しかったー。
はい。わたくしも前編は先日のTVオンエアで初めて拝見し、まんまと本日映画館へ。
美しい音楽、美しい街並み、ちょー面白くて魅力的な登場人物たち、
外国人全員が日本語を話してくれる奇跡(違)。
楽曲を聴いているだけでも楽しいですが、クラシックとなると耳に馴染みのある曲は限られております。(わたしの場合)
ですが、この映画ではどの曲もぜんぶ千秋先輩の素敵な声が解説してくれるし、
ビジュアルの美しさも一緒に堪能できるので、仮に馴染みのない曲でも、初聞きから最高に楽しめます。
これはやはり日頃、カッコイイ曲をカッコイイ人が歌い踊り、美しい曲を美しい人が歌い踊り、
ということを目にする機会が大変に多いことの弊害でもあるのかもしれませぬが。
でも、ちょーカッコいい千秋先輩の指揮する姿を観ながら聞く方が、楽しいに決まってるではございませんか!
千秋先輩だけでなく、ワンピースも似合うがドレスも似合うのだめ嬢や、「東洋の赤いルビー」清良や、
このふたりがいなかったらわざわざ観てないかも、ってくらいセットで大好きなターニャ&フランクとか、
とにかく目に心地よい素敵なキャラクターと共に、最高の音楽が堪能できるのは本当に楽しいです。
個性的で面白いキャラですが、基本的に全員が音楽的才能あふれる逸材。
それでも、全員が自分の目標とするところにはなかなか到達できないのが現実以上にリアルなわけで。
努力の結果「今の自分ができる最高のもの」が生み出せたとしても、そうなったらそうなったで
もうこれ以上のものは自分にはできないのではないか、という恐怖や絶望感に襲われたり。
でもそれは、常に最大限の力を出し切っているからこそ感じられることなのでしょうが。
それでもなお、それ以上のものをめざしてやり続けるしかない、という覚悟が清々しいです。
あくまでも音楽家としての成長を中心に、あたたかくせつないラブストーリーも織り交ぜ、
晴れ晴れと気持ちの良い余韻にひたれた最終楽章でした。
思い出すだけでも、千秋先輩のカッコよさに泣けてきます。
そして個人的には、毒舌ド派手ロシア娘とおばーちゃん孝行のフランス人青年の成功を、
心から願っております。
| 2010年04月19日(月) |
「龍馬伝」第十六話 勝麟太郎 |
龍馬さんはここからがスタートよね! と、なんだかとても清々しい回でした。
帝からの使者や将軍が登場し、江戸城内のながーい廊下をながーい袴を引きずりながら歩く。
こういうシーンが入ると俄然、歴史ものっぽくなってきますな。
幕府や朝廷がようやくちゃんと登場してくれたおかげで(ペリー来航以来っすか?)、
武市さんの分裂とか、加尾ちゃんとのメロドラマとか、正直あんまりいらなくね? な
まどろっこしいエピソードのもやもやが、一気に吹き飛ばされた思いです。
それに加え、いかにも気が短そうに、ぽんぽんと威勢よく話す武田勝先生の口調が楽しく、
本物の船を使った咸臨丸のシーンがとても気持ちよくて、今回は本当に楽しかったです。
では第十六話の大好きポイント。
・お佐那さまの前にぴょん! と現れる龍馬。
・びっくりしすぎ&しかしそこは鬼小町らしく、すぐには笑顔が出ないお佐那さま。
・鏡を見て笑顔の練習をするお佐那さま。この不器用な可愛らしさが泣ける。
・越前藩主に顔がきく千葉道場すごすぎ。
・藩主より定吉先生の方が偉そうに見えたり。
・勝先生の書斎で興味津々に嗅ぎまわり触りまくる龍馬。
あんな素敵な書斎で黙って座って待ってろと言う方が無理ですね。
・書斎に響く時計の音が印象的。
・勝先生の登場に「はっ」と控える龍馬。
・名前のやりとりだけで面白すぎる。
・早口のべらんめい調に、一生懸命ついてゆこうとがんばってしゃべる龍馬。
・「バツ?」「見んじゃねえよ。」
・つるちゃーーーん! じゃなくて長次郎いたーーー!
弥太郎並の勉強家だったのですね。
・「喜勢にも饅頭もって帰っちゃろ♪」by弥太郎
・活き活きとした咸臨丸のシーン最高。
船員のエキストラが海上自衛隊の方々とはさすがです。
。感動のあまり、目に入るものすべてをまんま描写してしまう龍馬がアホかわいい。
「黒船じゃー!」「日本人じゃ!」「まっ黒じゃ!」「ジョン!」「おおづつーー!」
なんだか晴れ晴れな気分♪
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