今日のおたけび または つぶやき

2009年07月18日(土)  「天守物語」



歌舞伎たのしー。

まさか自分が、こんな美しくはんなりとした世界を楽しめるようになるとは。

というかやはり、こんな素人でもがっつり取り込んでしまえる魅力が

歌舞伎という素晴らしい伝統芸能にはある、ということですね。



歌舞伎座にて17日、「七月大歌舞伎」夜の部を観てまいりました。

せっかく片道2時間かけて銀座に行くのだから、昼の「ガブリエル・シャネル」観て、

終了10分後に歌舞伎座に駆け込もうか? と一瞬思ったのですが、やはりやめました。



もうね、体力持たない。

観劇って座ってるだけじゃん、と、

こんなに舞台を観るようになる前の自分だったら思ったかもしれない。

でも、「鑑賞」という行為は本当に体力を使うのですよ。

目と耳と脳みそ総動員でへとへとですよ。



劇場のふかふか椅子は長時間座ってると腰にもクるし。しかも今暑いし! 

もちろん、いいもん観たー! と、最高に晴れ晴れと豊かな気持ちにはなりますが。



というわけで、ついつい新橋演舞場に向かいそうな足を歌舞伎座へ。

「夏祭浪花鑑」(なつまつりなにわかがみ)と「天守物語」です。

みーはー的には、初ナマ海老様鑑賞です。



どちらの演目も面白かったですが、特に、玉三郎と海老蔵の「天守物語」の素晴らしさに

ただただ圧倒されてまいりました。

限りなく美しいファンタジーであり、グロテスクなホラーでもあり、親しみやすいコメディーの要素もあり。

その中に最高の美男美女の気高いラブストーリーがあり。

それらが全部しっくりと「天守」という不思議な空間に収まり、とても面白かったです。



海老蔵もそりゃ最高に美しくてカッコよかったのですが、玉三郎の深遠な魅力といったら。

圧倒的に気高く美しいのに、笑っちゃうくらい可愛らしくて、なんなんですかあの人!



普通の人があんなにゆっくりしゃべってゆっくり動いていたら、

観てる方はイライラしそうなものですが、

たとえ言葉数が少ない上にゆっくりしゃべろうとも、

声も口調も表情も魅力的なので全然飽きないし、

すべての立ち居振る舞いが美しいので、どんなにゆっくりと時間をかけられようとも、

もっと時間をかけて一瞬たりとも逃さず観ていたい、と思わされる。



こんなガサツで大雑把な自分が、こういうものを心から美しいと思って楽しめるようになったことも、

ちょっと嬉しい今日この頃です。





2009年07月15日(水)  想定内なのか想定外なのか



想定外に嬉しいニュースが続々と。

いやいや。ある意味全然想定内なのだが。

だって、期待される人たちには確かにそれだけの理由があるのだから。



その1 大河ドラマ「龍馬伝」の配役決定。

武市半平太に大森南朋氏、岡田以蔵に佐藤健くんですってよ!

福山ましゃ兄の龍馬ってだけで、来年から日曜夜8時は毎週録画、というのは決定しておりましたが、

(そしてその際、大好きな珍獣ハンター・イモトをいったいどうしたら!)

さらにさらに楽しみになってまいりました。


以蔵と言えば当然、舞台でせつなく哀しい人斬りを演じてくれた森田剛くんの印象が強いですが、

たけるも相当楽しみです。ふたりとも、捨てられた子犬っぽさではいい勝負だし。

岩崎弥太郎を香川照之氏というのも楽しみだし、

大森南朋氏はメガネ無しでどこまでいけるのか! という期待も。←邪道


だからさ「うたばん」はやっぱり木曜に戻しませんかー。日曜の夜にはどーも観る気になれない。




その2 光一さんツアー大幅追加&「あやかし」PV

やっとこれで、横浜に行けそうな気が「ちょっとだけ」してきましたよ。

大幅に、と言っても当初の予定が少なすぎたのだから、まったくもって当然のなりゆきですね。


あやかしPVはちらっと拝見しましたが、ステージ上ではさらにアヤしく美しい演出で

見せていただけるのでございましょう!


でもこーいちさんのお衣装だけなんか普通。

まわりのアヤカシさんたちと一線を画す意図が? とも思いますが、

衣装も一緒にアヤカシっちゃえよーーー! というのが正直な気持ちです。




その3 ヒガシ様が「ガブリエル・シャネル」の感想をJ-WEBに

作品の感想というより、今井さんの頑張りに対する感想と激励ですね。

嬉しいお言葉なのですよこれが。

ちょっと涙腺ゆるんでしまいそうなほど、嬉しいお言葉です。



御大は翼ソロはほとんど御覧になっているようですし、

なんたって、ミレニアム・ショックのあの頼りなさげな少年の頃から

ご指導ご鞭撻いただいてきた方ですし。

そんな方にこういう風に言ってもらえるのは本当に嬉しい。



最近思うのだけど、自分に厳しい人だから、他人への評価も厳しいかというとそうではなくて、

自分に厳しいからこそ、他の人のがんばりもちゃんとわかってくれるというか。

それこそ、そこまでやらんでも!な、光一さんだからこそ、真央さまの凄さがわかる、みたいな。

ヒガシ御大も修行者みたいな方ですからね。そういう人に

「今日はすごく嬉しい日」とまで言ってもらえて、こちらこそ嬉しくて仕方ないです。

ありがとうございます、ヒガシ御大! 



観てる人は、ちゃんと観ていてくれる。本当に心強いです。





2009年07月14日(火)  「ガブリエル・シャネル」13日夜



3回観るうちの2回目、唯一の一階席からの観劇です。


7日の初見の時よりお席が近いので、今回の自分的観劇ポインツは、

・素晴らしいお衣装の数々をしっかり堪能

・ガブリエルにちゅ♪(ちゅぅぅぅぅぅぅ♪くらいの濃厚さだけど)するアーサーのお顔を堪能

・ガブリエルとアーサー以外の役者さんは、おひとりで何役も演じていらっしゃるので、それを見分ける

で、ございました。




そしてもちろん、初見で大好きになったキャラやシーンも再度とことん楽しみましたよ。

・ガブリエルのそれはそれは可愛らしい子ども時代

 (真央さま『アニー』とかもできそう。『アニー』観たことないけど。←無責任すぎる)

・アーサーの低音のイイ声が紡ぎ出す、歯の浮くような素晴らしいセリフの数々

 (世の中にはそんなキザな言い回しがあったのか! と目からウロコだったりもする)

・ガブリエルに勝るとも劣らない、親友ミシア(高橋惠子)の気品溢れる美しさ

などなど。




初見の時よりさらに心に迫ったシーンは、

・男たちが戦争に行き、代わりに女たちが働くようになった時代。

 自分の服は働く女性たちの役に立った、自分は時代に選ばれた人間、と

 自信に満ち溢れていたガブリエル。アーサーを失って深い悲しみを知り、

 戦争で大切な人を失った多くの人たちの悲しみに初めて思い至り、

 自分が成功できたのは「戦争のおかげ」だと少しでも思っていたことを深く恥じるシーン。


・71歳になったガブリエルが15年間の沈黙を破ってコレクションを発表する。

 「過去の亡霊」と酷評を受け、失意の底に落ち込んで泣き崩れるが、

 「ここ(仕事場)が私の夢。失敗?それが何? これが私の人生」と、

 高らかに謳い上げて進んでいこうとするシーン。本当に勇気づけられる。




もちろんこれは脚本と真央さまの魅力のなせるわざなのでしょうが、

ガブリエルがとにかくオトコマエでステキ。

何度でも言ってしまいますが、真央さまが凄すぎる。

表現者としてのありとあらゆる技術、圧倒的な気品と華やかさ。素晴らしいです。



ご褒美に自家用ジェットだって当然ですよ! 

光一さんほどの人でさえ「直視できない」のもわかりますよ!

いや、光一さんだからあの凄さがおわかりになるのでしょう。

「ライバルは『一作前の自分』」で共感できる者同士だからこそ!(「堂本兄弟」より)




話が逸れました。




子ども時代のやんちゃな愛らしさも絶品ですが、

おばーさんになってからのなんとも哀しい、でも最高に力強い姿も本当に絶品。

特に、71歳のガブリエルが再起を誓うシーンでは、アーサーの深い愛情と意思が強烈に感じられ、

アーサーってば本当にズルいです。いや、アーサーがずるいんじゃなくて

そんなステキな役をいただけた今井さんが!(いやズルくない! どっちだ!)



幽霊アーサーの姿があるわけでもなく、声が聞こえるわけでもないのに、

戦友として確実にソコにいるだろオマエは!という素晴らしい演出に、

もう本当にアーサーったらどこまで特別扱い!? と感激しきりなのでした。




1階7列目のセンターにヒガシ様がいらっしゃいました。

このところお侍姿で大活躍なさっていましたが、

アーサーはヒガシがやってもきっと似合うだろうなー、とも思ったり。

カーテンコールでの今井さんも、ヒガシさまのいらっしゃるあたりに向かって

ニッコリと軽く会釈なさってましたよ。




あとね、これは前回観劇の幕間の時だったのだけど、今井さんをご存知ないと思われるご婦人方が、

チラシやパンフの今井さんに目をやりつつ、

非常に興味を持って会話をなさっている様子をあちらこちらで拝見しました。

「これがいまいつばささん?」「ジャニーズの人?」とかいう声が聞こえてくると、

すぐにでもご進講申し上げたくなる気持ちをぐっと押さえつつ、

これからもどうぞよしなに、と念を送るいちファンなのでございました。




外部舞台の素晴らしいところは、3階B席なら2500円で観劇できることでございます。(宣伝)

アーサー今井の歯の浮くようなセリフとこんな素晴らしい真央さまをセットで2500円て!(セット言うな)

お時間の許す方は是非、新橋演舞場までお運びくださいませ。

(松竹WEBによりますとまだ残席のある回がございます)




最後になりましたが、わたくしの大好きな愛的財産のゆみみゆさんも昨日ご観劇されて

すでに感想アップされてますので、そちらも是非!



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