今日のおたけび または つぶやき

2007年03月12日(月)  とは言え今日も生きている


かわいいー! パンダかわいいー!

最近再びよく見かけるようになったパンダ写真集やらパンダ映像ですが、

サントリーの「カプセラ」のCM「パンダの人生篇」がたまらなく大好きであります。



「最近すっぱい思いした?」

「したような気がする・・」

「どんな?どんな?」

「あたしがあげた時計、弟にあげちゃったみたいなの」

「すっぱーい!」

「すっぱいかなあ?」

「それアンタ思ってるよりすっぱいよ」

「とは言えまあ今日も生きてますよ」

「えらい!」



何が好きって、とはいえ今日も生きて木に登って遊んでるパンダですよ!

まるっこくてでっかいからだで木の枝にまたがり、

短い足を下にぴんと伸ばしている、哀愁漂う後ろ姿。 ←動物でも後ろ姿好きらしい

たまんないですね。短い足って愛らしいっすね。


背中のお肉が枝におしつけられて、背中の毛皮にぐしゃりとシワが寄ってたりもするし。

あんなシワ寄っててもパンダならカワイイのだよ。



そして、たまーにみかけては大変喜んでいるのが「大和証券」のリーマン阿部サダヲ。

古田新太氏は相変わらずバケモノの貫禄ですが(褒めてます)

その隣に七三の髪をきっちりなでつけ、スーツ姿もきりりと可愛らしく、

メガネのおかげで大変に知性的に見えてしかも清潔感あふれ、

受け答えも控えめでソツなくひたすら好印象の

サラリーマンの鑑ともいえるサダヲちゃん。(これでもかこれでもかと褒めたくて!)


映るのはほんのちょっとだし、たまーに遭遇するだけなのだが、

観るたび「サダヲー♪」とゴキゲンでございます。

次はどちらで(ドラマにしろ舞台にしろ)お目にかかれるだろうか、サダヲちゃん。

おっ。本屋で「演劇ぶっく」観てこなくては。



ゴキゲンと言えば、先週届いた「タキツバCLIPS」ですよ。

遅れて来たファンは、昔のシングルのPVなんて観たことないっすから、

「おおー、つばさが若いー。たっきー変わんなーい。」と、堪能中です。

映像がどれも非常に綺麗。いつのふたりももれなく綺麗。



どれもよいのだけど、やっぱり「Ho! サマー」PVの楽しさは群を抜いているな。

これと滝翼カレンダー「ふたりで○○」を連続でご覧いただいたら、確実に

「こいつら1年365日がハネムーンですか?」と思われても仕方あるまい。

でもホント楽しいです、ほっさま。



昔のPVでは「卒業〜さよならは明日のために〜」のオフショットの滝沢さんが

お肌まっしろな上にすべすべつやつやで、ちょっとびっくりするくらいキレイ。

はー。この方はやっぱりキレイだったんですねー。(知らなさすぎでごめんなさい)



「One Day, One Dream」の頃の今井さんはね、いわゆるひとつのわたしの理想。

こんなお顔とスタイルの女の子になってみたかったなー、という感じです。

現在の今井さんはがっつり「男」な印象なので、今はそんな風には思いませんけどね。

むしろ、そんな男くさい今井さんが大好きですけどね。



でも、自分がなってみたいとしたら(なれねーけど。そりゃよくわかってるけど。)

エビちゃんでももえちゃんでもなく、

あの頃の今井さんみたいなお顔とスタイルの女の子がいい。

それははたして女の子というのか? という問題はさておき、でもやっぱりそれがいい。(頑固)



それにしても、このPV集も、以前出された滝翼それぞれのソロコンDVDも、

全くCMやらなかったな。エイベックス様は顧客の新規開拓には興味ないのだろーか。 

その代わりというわけでもないでしょうが、

滝沢総長が「滝沢連合」を通じて部下にこまごまとした業務命令を出しておられます。

総長は地道に草の根的プロモを展開するのですね。



とりあえず係長に任ぜられているわたしには、「今夜納豆を食べよ」とのご指示。

がんばります。血液さらさらにして元気にみーはーします、総長。



2007年03月10日(土)  全国47都道府県111公演


通算499公演とかさ、なんかこう中途半端だけど印象に残る数字が

こちらの上層部はお好きのようですな。

エイトの全国行脚、5月から9月までの5ヶ月間の日程を観て、

よそごとながら気が遠くなりそうというか、ほんとスゲーな、と。



春と秋の、まだ週末だけ公演の時期はいいよ。

真夏には連日! しかももちろん1日ごとに移動!

ご本人たちにも追いかけるファンの皆さま方にとりましても、

灼熱の夏になるのですね。


小さい会場で観られるのなら、

濃いファンならお金と時間さえ許せばどんな僻地だろうと行ってみたいものですが、

近くまで来てくれないと行けない、あるいは近いなら行ってもいい、

という方もいることだし、

こんなに全国くまなく回ってくれるのは本当に嬉しいっすね。



だってオーラスが沖縄って。 本当に沖縄行っちゃうんだ。

ひょっとしたら本州からの客の方が多かったりするのかもだが、

ともかく遠く離れた南の島でやっちゃうわけですから。

いやー。すごいな。やるなエイト! 頑張れエイト!



ちなみに、千葉県ではどこでやってくれるのかな、と思ったら、

「銚子市青少年文化会館」だそうで。知らねー! 

地図見たら、千葉県の中でも太平洋に限りなく近いです。

近くの観光名所といったら犬吠崎灯台とか屏風ケ浦とか、真っ白ででっかい風車とか。

でもキャパ1240席(大ホール)だから立派なものですね。



千葉なんてさ、東京の隣だから当然「いつでも東京来れるだろが」という扱いで、

わざわざ来てなんてくれないし、来ても幕張メッセのドでかいところとかだし



そこをあえて銚子っつーのが、本当に全国津々浦々まいりますよ〜 という意気込みが

感じられて素敵♪ がんばれ銚子。(あまりご縁はないのだが)

エイトの皆さんに盛り上げてもらえ。

って、自分は全然行く予定はないのですが、ついつい語ってしまいましたわ。



ちなみに、去年1年間の銚子市青少年文化会館での催し物を調べたら

4月に「井筒和幸監督トークショー」とあったのが、

唯一、一般にお名前を知られている方だったかと。

いわゆる芸能人のお名前はまったくお見かけせず。

たまにクラシックのコンサート、あとは幼稚園のお遊戯会とか高校の発表会とか。


エイトの襲来すごいかも。 やっぱり銚子にとってすごいことかも!





2007年03月08日(木)  「双頭の鷲」


昨日(7日)、渋谷パルコ劇場にて「双頭の鷲」を観てきました。

ナマ美輪さまですよー。すっごく楽しみにしていたのですよー。


「SHOCK」とか劇団☆新感線とか、

動きもセットもド派手で飽きさせる間が全く無い、

ストーリーも荒唐無稽でミーハー心をくすぐる役者さん勢ぞろい、

の舞台に慣れてしまった自分が、こういう正統派の舞台をどう楽しめるのか、

その点が未知数だったのですが、いやいや全然大丈夫でした。



大丈夫でしたなんて言い方は失礼ですな。

とても面白かったです。

本編の悲劇的な結末には、感情移入するというよりとにかく圧倒されて、

涙なんかほろりともこぼれなかったのに、

カーテンコールになったらいきなり涙が止まらなくなってしまったですよ。



国王に先立たれた美しい王妃(美輪明宏)は、長年喪に服しつつ、

はやく国王の後を追って死にたい、ということばかり考えて日々を送っている。

ある嵐の夜、警察に追われ怪我をした若者(木村彰吾)

王妃の部屋の窓に逃げ込んでくるのだが、その若者が亡き国王に生き写しだったため、

王妃はとっさにその若者をかくまってしまう。



実はその若者は反体制派で、城に侵入したのは王妃を暗殺するため。

早く死にたい王妃はその若者を歓迎し、「今から3日間の猶予を与えるから

その間に自分を殺してくれ」と、若者に命ずる。



最初は王妃への憎しみに燃えていた若者と、

ただ死ぬことばかり望んでいた王妃だったのが、

ふたりで語り合ううちに、さまざまな壁や誤解が解かれてきて、

互いへの愛と、これまでとは違う生きかたを見出す。



で、若者は王妃をかげながら支えようとし、

王妃は若者に勇気づけられて久しく遠ざかっていた国政に再びたずさわり、

国の再建に乗り出そうとする。

が、王妃の復権も若者の存在も快く思わない大きな権力のせいで・・・



という、お話としてはとてもわかりやすい悲恋もの。

死をもって至高の愛を貫く、というやつです。



でもこれが、動きや場面転換はほとんどなく、ひたすら膨大な量のセリフだけで

進んでいくのです。すごいっすよ、あの長ゼリフ。



だからこそ、その言葉を聞きたいという気にさせる雰囲気や存在感や声を

持つ役者がしゃべってくれないことには聞く気になれないし、

セリフだけで様々な情景がさっと頭の中に広がるような、

わかりやすい内容でなくてはならないし、

だけどわかりやすいだけじゃなくて、格調高く美しい言葉であることが

この王妃をめぐる物語では最大の説得力を生むことになる。

それらが見事に全部クリアされていたわけですよ。



だからね、セリフが長くても聞いてるのが全然苦じゃないの。

むしろ、すっごく集中して聞いてしまう。

王妃と若者の、様々な想いや心の高ぶりが、がしがし伝わってくるの。

しかも美輪さまは、なんと言うかまわりの空気を妖しく振動させるような声でしょ。

木村彰吾氏のお芝居は初めて観たのだけど、低音のとてもよく通る声だし。



それが、客席450くらいの小さい劇場だから全部生声で聞こえてくる。

動きは少ないのだけど、ふつふつとパワーがみなぎってくるような舞台でした。

ドレスも美しいし、王妃の居城の中のセットもゴールド基調でそれはそれは豪華だし。



っつーかね、下世話なこと言えば、美輪さまは70歳くらいになられるわけでしょ?

今観に行っておかなくては!と思って行ったというのもあるのですよ。

そのお方があの声量であのセリフの量(本編みっちり3時間+15分の休憩が2回)

しかも最後に階段落ち(落ちるのは木村彰吾氏。座長のように回転したりはしない。)の場面もあるから、

裾の長いすっごい絢爛豪華なドレスのまま階段も頻繁に昇り降りなさってた。

どんだけのパワーをお持ちの方なのかと。美輪さまおそるべし。



相手役の木村彰吾氏という役者さんは、初めて拝見したのですが、

ひじょーに古風な印象の方ですな。この役のせいもあるのだろうけど。

どっちかというと石原軍団寄りの、長身で洗いっぱなしっぽい短髪に太まゆで

「自分、カッコのつけ方とかよくわかりません」みたいな身のこなし。

日頃じゃにじゃにした若者ばっかり見てるもので、こういう役者さんはとても新鮮でした。



でね、ロビーに飾られていたお花の量がまたハンパなくて。

トイレ前や売店の前以外の壁という壁は、全部お花で埋め尽くされておりましたよ。

初日からまだ1週間たっていないから、全部揃っていたというのもあるのだろうけど、

とにかくキレイでいい香りでいっぱいで、わたくし、花見を楽しむべく

休憩のたびにロビーを歩き回っておりました。

いやー、「千葉市花の美術館」でも、あんなにいっぱいのアレンジフラワーは無いかも。



みーはーですので、名札?(お花に刺さってるやつね)の数かぞえちゃったのだけど、

120までは俺が数えた! 馬だ! 馬をよこせー!  >何か間違えている

もっとありましたよ。

とにかくありとあらゆる有名人のお名前が。

J勢からは稲垣吾郎氏と滝沢秀明氏と国分太一氏から、

それぞれ胡蝶蘭のお花が届いてました。

(写真撮影は禁止されていたので、撮れなくて残念)



ともかく、

美輪さまが再び生まれ変わってしまわれる前に、

1回でも舞台を観ておけてヨカッタ。 >いやいや。まだまだご活躍くださることと。

とても素敵な初ナマ美輪さま体験でございました。


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