| 2007年02月10日(土) |
8日の「to base」 |
そうそう、2日の座長は髪を切ってすっきり頭だったのに、
8日に再び観たときには、すでに伸びていたように見えた。
両日とも一緒に観た友人も同意してくれて、その理由として
「座長は人より早く時間が過ぎているのではないか」ということに。
(大真面目に論じる友人とわたしはアホですかそーですか)
あいんしゅたいんとか相対性理論とか全くわかりませんが、
座長は人と同じ時間の中を過ごしているように見えても、
きっと自分用の時間をぎゅっと凝縮して詰め込んでいて、その分先を生きているに違いない。
でもどんどん若返って可愛くなっていくのはナゼ?
さてさて、
8日深夜のラジオ「今井翼のto base」が、先週に続いて滝沢さんをゲストに迎え、
めっちゃ自由で楽しかったので簡易レポ。
・翼のこの日のお気に入りフレーズは「出て来いやっ!!」(めっちゃドスの効いた声で)。
と、「男の中の男!」。何度か滝沢さんに向かって言っていた。
・最近の滝沢さんはホームセンターが大好き。あちこちのホームセンターに行って、
全然必要のないゴムの吸収材とか、台車とか買っている。
台車はけっこう便利だそう。 ←何を運ぶのに必要なのだ?
・翼は最近眠りが浅く、朝方になると目が覚めてしまうので午前中に映画を観たりしている。
『ブリット』(BULLITT)という1967年くらいの映画(スティーブ・マックイーン主演の刑事もの)
を観た。カッコイイ!と絶賛。 ←相変わらず男っぽいもの好きブームは続いているらしい
・カレンダーの写真集は、お互いがカメラマンになってお互いを撮りあったから、
改めて相方をまじまじと観た感じ。お遊びじゃなくマジで制作した。
・翼が滝沢さんからお誕生日プレゼントにいただいたバイク、駐車場の空きがなくて
いまだに引き取れていない。もう4ヶ月も滝沢宅に置いてあるまま。
滝沢さんに「どうしたらいいでしょうかね・・・」と小声でお伺いをたてる翼。
翼提案「思いっきり改造して部屋のオブジェにしてもいい?」
滝 「全然いいと思うよ。」 ←なんて優しいんだ
で、翼から改造のプランを色々と説明され
滝「いいじゃん! そういうのやりてぇオレ。」
翼「んじゃ、そのための日曜大工セット、ホームセンターで買ってきなさいよ。」(オカマしゃべり)
滝「紹介するわよ。」(同じくオカマしゃべり)
なぜいきなりオカマ会話が始まってしまうのだろう。
しかも翼はなんでそんなあたりまえのように日曜大工セットをおねだりして、
滝沢さんはあたりまえのように請け負うのだ? 滝沢さんの面倒見の良さに泣けてくる。
・「焼き芋やさんの屋台ではなく「ぎょうざ〜 ぎょうざ〜」と、餃子の屋台が来た」のお便りに
「すげー! それ東京のどこ!? 来てほしい。餃子好き。」
と、やたら食いつく滝沢氏。
・「滝翼のふたりで東京フレンドパークに出て欲しい」のお便りに、
翼「僕はいいけど。だって僕、何でもできちゃうじゃん。」
滝「え? そうですか? トランポリンとか踏み外しそうなタイプじゃないっすか。」
翼「オレ子どもの頃、隣の家にトランポリンがあって、トランポリンと骨組みの隙間に
足が落っこちたことがあります。」 ←堂々と発言
滝「ははは。だっせー。絶対そういうパターンですよね。」
翼「ま、機会があればね。」
ダンスのセンスと運動のセンスは全く関係がない、ということの見本みたいな人だよな。
でもそんなキミが好きだ。
・「別れ話を彼氏にきりだせない」というお便りに
翼「別れ話をしたいんだって。(滝沢さん)言ってあげて!」
滝「なるほど・・・。別れたいんなら別れれば?」
翼「ね。そのとおり。」
すばらしく簡潔明瞭なアドバイスでした。
・「満員電車で身体が浮いた」のお便りに、すぐには状況を想像できない翼。
身体も浮くし手が離れてしまったバッグも浮いてるし息もできなかったりするんだよ、翼くん。
・滝沢さんと今井さんのケータイは非常に似ている(っつーか同じ機種?)らしく、
翼が自分のだと思って開けたら、待ちうけ画面が相方の少年時代の画像だった。
翼「なんで自分の子どもの頃の待ちうけ画面にしてんの? 飲み屋的なネタ?」
滝「それはなくもない。つかみですよ。」
翼「ま、つかみはあるよね。でも、絶対おかしいから!
しかもブレザー着てるの。マッシュルームカットの少年が。」
滝「あははっ。七五三の時のね。」
・「お互い、バレンタインデーにチョコあげたりしないですか?」のお便りに、
翼「しません!」
滝「バレンタインにチョコ!?」
翼「僕たちね! 違うんです! 違うんですよぉ!
そうやって誤解とかされたくないのよね!」 ←再び熱くオカマしゃべり
滝「いやいや。誤解されるわソレ。でも、ありえないでしょ!」
翼「ありえないわっ」 ←まだ声がひっくり返っている
滝「ありえないよね。」
翼「そんなんするわけないじゃん! バレンタインってどお?」 ←やっと普通の男 滝「いや。オレはクリスマス並みに好きじゃないですからね。」
翼「オレもバレンタインって特に執着ないな。むしろ豆まきとかの方が・・」
滝「ああ。好きだね。」
翼「やっぱりにっぽんだんじはね! ふんどし履いて! ←ふんどしは『締める』と言います。
みこし担いで! やっていかないと!」
滝「やりますね?」 ← やるならふたり一緒にやってください
・エンディングで
翼「というわけで、二週連続の登場でしたが。」
滝「はい。どうもありがとうございます。」
翼「ルールル♪ ルルル♪ (徹子の部屋の音楽を口ずさむ) どうでしたか?」
滝「ほんとにね、また、お会いしたいなと思います。」
翼「はいっ。ありがとうございましたね。アナタ風邪には気をつけてね。
ということでまた来週! さよなら〜。」 ←徹子風超早口
滝「あ、しゃべらせてくれないの? 今井さん! 今井さーん!」←素敵にドタバタとフェードアウト
なんでこの面白さをTVでは全く出さないのだチミたちは・・・
| 2007年02月09日(金) |
「SHOCK」8日昼 |
昨日(8日昼の部)は今回2度目の「Endless SHOCK」。
いやー、癒される。
帝劇での座長、そしてあのカンパニーの面々を見ると、どうにもこうにも癒される。
あんな派手で緊張感あふれる凄い舞台見せてもらって癒される
っつーのもおかしいかもなのだが、
でも、あそこまで頑張ってる姿、あそこまで客を徹底的に楽しませようと言う心意気は、
もはや神々しくさえあって、
ワガママで108つなんて数じゃ足りないほど煩悩にまみれた客(わたしです)
のために、禊(みそぎ)かなんかしてくれてるの? みたいな気分になってしまうわけですよ。
座長はやっぱりお綺麗でパワフルで、何一つ不安な点はなかったけど、
それでも、ご本人の心意気とは別に、お身体はもう極限までお疲れなのだということは、
遠目からでもひと目でわかるし。
メイクしててもその顔色なら、メイクしてなかったらもう透明なんじゃないか、くらいの印象だし、
そのままパッタリ動かなくなっても、たぶん驚かないな、と思えるほど。
それなのに、やっぱり声はデカいしカッコイイし可愛いし。
秒刻みのシーンの展開の中で、なんで座長があんなに可愛く際限なく
次から次へと新しいアドリブをカマせちゃうのか不思議で仕方がない。
本当にまわりが見えてる人なんだな。どんな状況下でもちゃんと余裕があるのだな。
昨日観て最高だったのは、「じゃぁ3時って言った!」とアキヤマに詰め寄られた瞬間、
ありえないほど可愛らしい表情としぐさで「僕がわるかった。ゴメンねぇ」と、
アキヤマさんにひしっと抱きついたコウイチ。
ありえねえ! あの場面であのいきなりのラブリーな豹変っぷりはありえねえ!
犯罪的かわいらしさのゴロニャンっぷり!
ひじょーに懐かしい死語を持ち出してしまいますが、
「目がテン」という気分を久々に味わいましたよ。
と同時に、その可愛らしさに一瞬にして「骨抜き」という気分もね。
客は勝手に骨抜きになってりゃいいが、
ステージの上では芝居を続けなきゃいけないわけで、
アキヤマさんもマチダさんもちゃんとそれにピッタリな芝居を続けていくから凄いよね。
マチダさんなんて、小芝居のたびに
「コウイチくんは!?」とか「コウイチさん!(はあと)」とか「キター!」とか「きゃー」とか、
正規のセリフではないだろうけど色々と言葉を発していて、
それをマイクが拾ってしまうのか、かすかに聞こえてくる感じがまた楽しい。
マチダは本当に楽しい1キャラとして確立しましたな。
もはや以前のマチダが想像できないほどです。
それとね、アキヤマさんの代わりにロープ回しをがんばるヨネハナさんですが、
やはり体重がアキヤマさんよりは軽いせいか、ものすごく足ふんばっていても、
身体がロープに持っていかれちゃいそうになることがあって、ちょっとハラハラ。
すべての演目がすんなり問題なくいってる時は気が付かないけど、
どの技も、それに一番ふさわしい人が精一杯がんばって初めて出来ることなんだな、
と、改めて感じました。
どれもこれもハイレベルで、簡単に代役が見つかる役なんてひとつもないですね。
あとね、斗真の泣き顔に弱いみたいだわたしは、ということに昨日気がついた。
好みの問題ですが、斗真は顔の造作が大きいのか表情がとてもわかりやすくて、
あの目じりの下がったお顔がくしゃ〜っと歪んで泣き顔になると、
ついついもらい泣きしそうになってしまう。
ドライアイなわたしは、いっぱい泣かしてもらったほうがよいのです。(そういう問題か)
表情も豊かだしセリフもはっきりして感情込もってるし、
特に告白シーンではあそこまで絶叫系のやりとりにならなくても充分伝わるのに、
とは思いますが、あそこまで毎回絶叫している斗真もまりか嬢も座長も、
全然声が枯れてないっつーのが凄すぎです。
それにしても今回、3時間の公演時間が本当にあっという間。
途中、まったく飽きないし中弛み感もないという点でも過去最高の出来と思われ。
| 2007年02月07日(水) |
「格闘王」 お久しぶりの須藤元気 |
引退した須藤元気のその後が気になっていて、
でもまあ何か動き出したらそれなりに露出もあるだろう、なんて思いつつ
ブログを読みに行ったりしていたのです。
そしたら!
昨日の深夜のTBS「格闘王」という番組に去年の大晦日の引退試合の様子が!
いやー。よく見つけたな、わたし。
こんな番組全く知らなかったし、そもそも「闘う男が好き」なわりに
リアル格闘技は痛そうで見てらんないへなちょこ女だし。
痛そう、の他に、ご贔屓が負けちゃうとものすごーーーーーく落ち込む、という
自分の激しすぎる入れ込みようをよく自覚しているので観てられない、
というのもあったり。
それはともかく、
夜中のアニメ「DEATH NOTE」の録画予約しておかねば、と思ってラテ欄観てたら、
デスノ終了の1分後ぐらいに始まる「格闘王」に須藤元気の名前を見つけ、
「おぉ元気! おひさ♪」(←知り合いでも何でもない)と、ゴキゲンで録画予約。
おかげで、大晦日に風呂に入っていてうっかり見逃した
「K-1 PREMIUM 2006 Dynamite!!」での最後のパフォーマンスと試合の様子を、
がっつり観ることができました。
思えば、格闘技にはまったく興味はなかったものの、
彼の著書である「風の谷のあの人と結婚する方法」と
「幸福論」を手にしたおかげで、
修行僧みたいな哲学者みたいな人が格闘技もやってる、
の位置づけで興味を持つことができたのでした。
何も知らずに試合やパフォーマンスだけ見ていたらきっと、
「何このフザケタ挑発野郎」とか「『WE ARE ALL ONE』って意味わからないし」とか、
「格闘家なのにド派手な衣装と仮面で踊りたがるっつーのは面白い」
くらいの印象だったかも。
が、
その考え方感じ方にかなり共感した者にとりましては、
サル系岩石顔(失礼)も非常にキリリと凛々しく思え、
穏やかに語る口調には、おしつけがましくないけど確固たる信念と、
イヤミなほどはひけらかさない知性があると感じてしまうものなのだよ。
「本当に強い人は戦う必要がない」という持論が面白かったな。
「戦っている、ということは、まだ強くない、ということ。
弱い人は、やられたらやられっぱなし。
そこそこ強い人は、やられたらやり返す。自分から仕掛けたりもする。
それが高じて(自分みたいに)格闘家になっちゃったりね。
でも、本当に強い人は決して戦わない。相手にやられてもやり返さない。
でも決して相手に屈しない。それが本当の強さだと思う。」
それと、これは彼のブログにも書いてあったのだけど、
「格闘以外にもやりたいこと、挑戦したいことがいろいろあって、
どうしたらいいだろうとすごく考えている時に、公衆トイレに入り、
男子小便器の前に立ったら壁に「一歩前へ」と書いてあった。
それが自分に与えられた答えだと思った。
その時に、自分はもうこれからは違うステージで闘っていこう、と決めた。」
共感できない人にはアホみたいに聞こえるかもですが、
わたしはこの話がとても好きです。
元気はこれから何をしてくれるのかなー。
哲学者はいろいろ考えすぎて混沌の中に落ち込んだりすることもあるでしょうが、
トイレの壁に書かれた「一歩前へ」というメッセージまでも、
すっと受け入れられる柔軟さがあれば、
その目指すところへの道は閉ざされることはないはず。
がんばれ元気。
ところで、男子トイレと言えば、結婚前で夫がまだ会社の独身寮に居た頃のこと。
何の話からだったか、
夫 「男子トイレの小便器の上には、ちょうど頭のくるあたりの壁のところが、
どこもうす黒く汚れてるんだよね。」
私 「なんで?」
夫 「用を足しながら、疲れてるとついつい壁に頭をもたれかけてしまうわけよ。
で、いつの間にか、そこがくろーく汚れてくるみたい。」
その独身寮が大変に古くてボロかったというのもあるが、
その話を聞いて、疲れた男たちが壁に頭のてっぺんくっつけて用を足している
さびしーい画を想像してしまったら、しみじみ男の哀愁を感じてしまってさ。
ああ。男ってなんて哀しい・・・
で、そんなわびしい独身寮からとっとと出してやろうと、
わたしが結婚に前向きになったなんてことは、夫にはまだ言ったことはない。
男子トイレに背中を押されたやつが、ここにもいるぞ、元気。
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