今日のおたけび または つぶやき

2007年01月17日(水)  納豆がない


庶民の味方の納豆が、なんだか急に大人気になったようで、

いつも買っているお○め納豆なんてどこにもありません。

うちは長年、家族揃って毎日食べてるんだよー。昨日今日の納豆ご贔屓じゃないんだよー。

なので、納豆がないのは大変に困ります。



ご飯にかけて食べることはあまりないのだけどね。

子どもも私も納豆は単体で食べる。ご飯なくても納豆だけで食べる。

夫は酒の肴に納豆でもいいらしい。(安上がりな嗜好でありがとう)



長いもとかオクラとかネギとかかつお節とかと混ぜたネバネバなのもよろしいし、

食パンにのっけてチーズものっけてトーストもよろしいですね。

そういえば、妊婦でつわりであまり食欲がなかった時も、

納豆と大根おろしだけは食べていたような記憶がございます。



納豆カムバック!



そんな納豆の栄養不足を補ってくれたのが(←わたし限定)

本日発売「TVぴあ」の、滝翼カレンダーオフショットいろいろでございます。

ええ。栄養の取り方なんて人それぞれですから。

納豆が店頭に戻ってくるまで、これ眺めて栄養満点でいられる気がします。

(まともな大人は真似しないように。っつーか納豆とアイドルを同列にしちゃいけません。)



ほっさまPVに始まり、クリコンで見せてくれた「×(バツ)」の振り付け指導映像といい、

クリコンのパンフといい、ここのところのふたりそろった映像・写真関係のものは

ものすっごい秀逸な出来栄えなので、カレンダーも楽しみで楽しみで♪



カレンダー本体ももちろんですが、それ以上に楽しみなのが付属のフォトブックセット。


滝沢さん編集による翼本、(クールでアート、だそうです)

今井さん編集によるタッキー本、(キュートでオシャレ、だそうです)


と、2冊も付くなんて嬉しすぎる。

相方プロデュースの何が素敵って、相方が自分の相方の魅力をどう捉えているか、

どういう表情やショットを魅力的と思うか、が、はっきりわかるところが素敵。



翼が「女性でも他の男性でもなく、完全な「僕目線」」で、

相方の人間味溢れる姿を撮ったというタッキー本も楽しみだし、


たっきーが「クールな翼」をコンセプトに色々作りこんでくれたらしい翼本も

とーーっても楽しみ。



滝沢さんプロデュースといえば、たまたま2次会に遭遇した長瀬くんが

その手腕をほめちぎって「TOKIOのライブも仕切ってくれない?」などとお願いしたという、

恒例の「翼のお誕生日会」という実績があり、


しかも今年は滝沢さんが2ヶ月間かけて制作し、翼をマジ泣きさせたという

感動巨編の「翼の生い立ち」ビデオがあったりと、噂だけはよーーく聞いておりますので

ぜひその手腕をこの翼本で堪能させていただきたく。



うわーい。たっきー頼んだぞー!!



翼の方も「ふたりっきりで撮りたいから」と、スタッフに離れたところにいてもらうよう

お願いしたとか、それは「僕目線」というより「僕だけに目線ちょーだい」っつーか

「オレといる時の滝沢」の魅力をがっつりお見せしたかったのね? と、これまた大変に楽しみで。



で、この記事で一番のツボだったお言葉は、

翼の写真データを撮ったはしから家に持ち帰り、

時間を見つけては朝といわず夜中といわず加工して「アキバ系?」とまで言われてしまった滝様の



「見る写真全部が翼だったから、最後はさすがに飽きた。」



実感込められてますな。本当に飽きるほど見続けた人にしか言えない言葉ですな。


誰もそこまでやれとは言ってないだろうに、

とことんやりすぎて、気が付いたら飽きてた、という没頭さ加減が素晴らしい。

つばさくん、キミは幸せ者だね。

たっきーありがとう♪



2007年01月16日(火)  TVいろいろ


やはり美輪さまは一度舞台の生身を観ておくべきだな。

画面で観てあの迫力ですもの。生はいったいどんななのか。ふーむ。

と、月曜夜の「極上の月夜」という番組で

美輪明宏氏が歌っておられたのを観てふと思いました。



このところ、予定外のTV視聴が多くて(それだけ観たい番組が多いということなのだが)

観るだけでいっぱいいっぱいでなかなか感想が書けませぬ。

とりあえず今のところ、ドラマでは「花より男子2」「ハケンの品格」「華麗なる一族」は

これからも観たいかも。



やはり木村くんは凄いな。「くん」とか呼んでる場合ではありませんな。

すげー好き! とかではないのだけど、いつ見ても、いくつになっても

「なんかカッコイイよな」と思わせるところはやはり凄い。



「華麗なる一族」は大昔に原作を読みましたよ。

大昔すぎてお話をすっかり忘れておりましたが。

でも、山崎豊子氏の作品はどれもこれもとにかくスケールがでかくて、大好きです。

自分が生まれた1960年代だからといって特に思い入れがあるわけではないのですが、

あの豪華なキャスト陣、建物や室内のあの重厚感、言葉遣いや服装など、

ストーリー後回しにしてそういうのだけ観てても面白い。

自分が生まれた時代はこんなに重厚な時代だったのか? と一瞬錯覚しそうでしたが、

ただ万俵家が凄いだけなんだよな。

庶民の目に懐かしかったものとしては、あの路面電車のある風景かな。

チンチン電車(not タイ語)には小学校低学年くらいまでよく乗ったよー。



で、すごーく重厚なのに、

じーさんの肖像画とか、ホラーのようなメカ鯉とか、

ところどころいきなり安っぽくなったりする感じも面白い。今後にも期待してます。


あと、週末の番組で楽しかった場面と言えば以下の通り。


Mステ

・たらこの仲裁を期待して元気にケンカしてみせるTOKIOツインタワーなおふたり。

・それに割って入る「マグロッ!」な太一くん。

・たらこ少女たちに優しいやまぴー。緊張する縦たらこ。

 
ちなみにこれを観ていた息子「やまぴーカッコイイな! 楽屋でもカッコイイな!

これだからジャニーズはむかつく。」と、中二男子としてとても健全な反応。

ちょっとイジめてやろうと思った母「だが、やまぴーがカッコイイのは外見よりも

むしろ中身なのだ。たとえば(と、WEB日記によるやまぴー語録をひとつふたつ披露)

だからおかーさんはやまぴーの顔より中身の方がずっと好き。」 



完敗を悟った息子「ますます頭にくるわっ!」

ははは。少年たちの前にはイイ男が厳然として立ちはだかってくれないとな。

超える気概を持て〜。たとえ顔では全く太刀打ちできないとしても。



少クラ

・新曲「×(バツ)」を披露するシンプルなトレンチコート風の滝翼。

 クリスマスコンでの七三分けに黒縁メガネに社員証プレートに

 ギラギラのオフザケ衣装もお似合いだったが、こういうふつーにカッコイイのも好き。

 っつーかシングルで出すならやっぱりカッコよくしてください。

 
 で、万人が真似できる簡単な振りも楽しくてよろしいですが、

 一般人には真似できないほどバリバリに踊るシングル曲も、そろそろ欲しいぞ。


・「『Wish』を踊る嵐の松本潤くん」の真似をするA.B.C.の河合くん。

 と、それに立ち上がって大ウケする滝翼。

 笑ったー! 今週末一番笑ったー! 正直、マツジュンがどんな風に踊ってるか

 よく知らないのだが、知らなくても「そうそう! 絶対そう!」と激しく納得。

 首もげないように気をつけなね? と言いたくなる

 超アイドルスマイル付きのド派手な動き。

 「マツジュンの、も一回観たい♪」とリクエストしてくれた翼グッジョブです。



2007年01月12日(金)  「朧の森に棲む鬼」


サダヲちゃん最高ーーーー!


まずひと言叫ばねば気が済まぬ。

ビバサダヲ! ぶらぼーサダヲ! あいらぶサダヲ!!


いやもちろん染さまも最高だったけど。

そして、私の大好きな秋山菜津子氏も本当に素敵だったけど。

古田新太氏も高田聖子氏も本当に魅力的だったけど。

(以下、出演者並べてエンドレスになってしまうのでとりあえずここまで)



去年4月の「滝沢演舞城」以来の新橋演舞場ですよー。

新橋演舞場は東銀座にあるのですが、

ここ数日の心理状態から言って、「私は東銀座に行く。」としっかり考えてないと、

無意識のうちに足は帝劇に向かってしまうのがわかりきっていましたのよ。

だってもう、着替えていても、JRのホームにいても、ケータイ覗いていても、

目的地は有楽町な気がして「はっ いかんいかん! 今日は新橋演舞場!」と

何度気を確かに持ち直したことか。



で、おかげさまで無事到着。

演舞場の目の前にある喫茶店は宮本亜門氏のご実家なんですって?

亜門氏は銀座育ちなのか。凄いな。



それはともかく、



劇団☆新感線による「朧の森に棲む鬼」でございます。

期待にたがわず素晴らしい舞台でしたわ。

なんたって主役に市川染五郎氏。その弟分に阿部サダヲ氏。


国王になるという野望を持つ野良犬のような男ライ(染さま)

おぼろの森で出会った魔物とある契約を交わし、国王になるための力を手に入れる。


で、とにかく嘘に嘘を重ね、出会う人間をすべて騙しすべてを陥れすべて利用し、

ジャマな者はすべて殺し、野望だった国王になるのだが・・・と、簡単に言うとそういうお話。

リチャード三世と酒呑童子のお話が下敷きになっているそうです。




染さまは素敵だなー。

所作がいちいちキレイだわカッコイイわ。

タッパがあって華があって表情豊かで口跡素晴らしいのはもちろんだわ。

ご本業の歌舞伎でのご活躍を観たことがない私が言うのもおこがましいが、

本当に見事な役者さん。



このライという男は、徹頭徹尾、ほんの微かな迷いすらなく、情けのカケラもなく

反省も躊躇も全くない、とにかく口からでまかせの悪い奴でして。

で、そんなライに「アニキは他の誰を騙しても俺だけは騙さない」と信じて慕って、

無邪気についていくキンタ(サダヲちゃん)

軽い身のこなしと腕っぷしの強さが自慢で「考えるのはアニキ、やっつけるのはオレ」

という役目を嬉々としてこなす。

素直なキンタは(頭が悪いとか知能が低いとかではなく)ライの嘘にいちいち素で驚いてしまうため、

そんなキンタの態度がライの嘘をよけい真実っぽく見せてしまう、という予想外の効果も生む。



なんたって弟分だから、キンタはライとほとんど一緒にいるのですよ。

染さまとサダヲちゃんという奇跡(私にとりましては)の大好きツーショがこれでもかこれでもかと!




幸せ。 ←久々にでっかいフォント




でね、イイ男が主役な時はそれ以上にオトコマエな美しい女が向こうを張ってくれないと面白くないわけで、

それが秋山菜津子氏演じるツナ。

私としては「阿修羅城の瞳」での染さまと天海祐希嬢の組み合わせがこれまで最高峰だったのですが、

秋山菜津子氏演じるツナも凛として強く、殺陣も美しくて惚れ惚れするほどイイ女でいらっしゃる。


ロックミュージカル「SHIROH」(ゲキ×シネでだけど)を観てから

「なんてカッコイイ女優さんなんだ!」と大好きになったのですが、今回さらにカッコイイです。



で、ライは結局、嘘だけで頂点に登りつめた男にふさわしい、壮絶な最期を迎えるわけですが、

せつなくて哀しいのはキンタでね。

サダヲちゃんが観せてくれるせつなさと優しさと哀しさは本当に絶品です。

好きだ好きだ。サダヲちゃんが漂わせる雰囲気が大好きだー。



阿部サダヲオンステージ、みたいな場面もあります。最高っす。



サダヲ氏はどんな役でもこなせる人ではありますが、

超ハイテンションでコミカルな役の時でも、

「医龍」のちょっとイっちゃってる感じの孤独な天才麻酔医のような役でも、

生きてることへの照れというか遠慮というか、そんな控えめさと哀しさと

でも卑屈とかびんぼったらしーとか、そんなふうには絶対にならない品格が、

裏地につねに縫いこまれているとでも言うか。



なんでだろうねぇ?

あの笑顔のせいかな。はにかんだような優しい笑顔だけど、

ちょっと泣いてるような哀しげなお顔にも見える笑顔。あれは最強です。



でね、顔も良いし腕も立つが、基本、とにかく口先だけでのし上がって行く男の話でしょ。

「言葉」の重みについて、またしみじみ考えさせられたりするわけですよ。


やってないことをやったと言い張り、やったことをやってないと言い張り、

それを取り繕うために邪魔な人間は容赦なく消していく。

まったくやるつもりもないことをやると約束し、約束と違うとなじられれば

即座にまた新しい嘘でさらにひどく騙し、うそがばれてしまった相手はすぐに消す。


この男の言ってることは全部うそなのに、みんな騙されて嘘がそのまま通ってしまうから、

そしてそれがバレた時には、利用価値がなくなった人間はみんな消されているから、

うそがそのまま本当の世界になっていく、というのがだんだんあたりまえに感じてくる。

考えてみればそれは凄く怖いことなのに。



ま、それはそれとして。

騙していく過程の緊張感爽快感も心地よいが、

壮絶な最後の場面も圧倒的なカタルシス。

朧の森に見込まれてしまった男にふさわしい生き方とその最期、という感じでした。


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