「Ho! サマー」PVの滝翼があまりに楽しすぎるので、
歌番組でいくらおちゃめな振りで踊っても、
PVにまさるハイテンションで面白い映像にはなりませんな、やはり。
でも、わらわらと踊るちっちゃいJrに優しい視線を送りつつ、
サルでも覚えられそうなベタなわかりやすーい振り
>とか言いつつ、教えてもらってもきっと間違える自分
で爽やかに、時に照れたように笑いながら歌うふたりは、
やたらカッコイイ保育士かサマーキャンプのインストラクターのようで。
だからこれはこれでとっても楽しいですよ。
と、なると、わたし的にはあのPVも
「ふたりのバカンス」というストーリーから
『夏の冒険キャンプ・キャンプファイヤーもあるよ!』の
下見に来たインストラクターふたり、という設定になり、
「子ども相手も大変だよなー」なんてボヤきつつも
バナナボートや乗馬や砂浜遊びなどのプログラムを
ひととおり体験してみるうちに、
気がつきゃ自分たちがめっちゃ楽しんでつかの間の夏休み! みたいな。
お子ちゃまがわらわら踊っている画にはじぇんじぇん興味はないが、
そういえば最近はどちらのグループもとても大人なムードで
バックがお子ちゃまお子ちゃますることもあまりないし、
かえって新鮮だったかもしれませぬ。
翼のアダルトでカッコいいダンスはソロコンで堪能させていただくからね。
来週はがっつり滝翼週間でございます。
きっとお衣装はこれからも普通にTシャツ&ジーンズでいくのだろうけど、
だからこそ際立つ素のカッコよさ。
爽やかさのスタンダード・ナンバーと言ってもいいような、
涼しげなふたりのビジュアルが、猛暑の中の清涼剤でございます。
こういうわかりやすーいアイドルツーショットを見たあとに、
Mステのきんきさんを見返すと、これがまた摩訶不思議な面白さでね。
もはや「バランス」なんて完全無視なツーショは、
片方を見てから片方を見ると、
目の調節機能が働くまでしばし時間がかかるほどです。
>単にわたしの目が老化しているせいもある
昔はお衣装とかアクセサリーとかも、同じではなくても
そこはかとなくお揃い感がただよってたりしたけど、
今や民族、文化、年齢など、すべてにおいて所属が違うふたりに見えますわ。
長年連れ添ってるこのふたりに異文化交流を実感する日が来ようとは。
でも、本人たちにとってはこれがナチュラルの極みで
お互いに違和感が全くないのだろうから凄いよな。
| 2006年08月03日(木) |
8月2日付のイイ男たち |
昨日、とっても素敵だったのは生田斗真氏(21)とオダギリジョー氏(30)。
斗真は昨日の「はなまるカフェ」と一昨日の「劇団演技者」の未公開総集編に登場。
っつーか、彼はまだ21歳だったのですね。
きんきさんより6つも下だったのですね。
いやいや、それを言うなら、きんきさんが6つも上ということに驚くべきだな。
斗真をTVで初めて見たのはいつだったろう・・と考えていたのですが、
ちんまい斗真が中居くんが司会をしていた動物番組(? ちがうかも)かなんかで
いい感じにいじられていた記憶がありますよ。
たぶん「トーマ」という名前の珍しい響きで覚えていたのだと思う。
で、ナマで観たのは当然きんきコンのバックで。
その時はたぶん14〜5歳だったのだろうけど、TVで観るより
ずっとずっと男っぽい男の子という印象を受けました。
斗真に限らず、TVとか雑誌とか二次元のお姿だけとのお付き合いでは、
ナマの男ってことを感じさせなくなるからね。可愛い子とかキレイな子は特に。
で、その後はやっぱりきんきさんのバックとか、
「SHOCK」とか「スサノヲ」とか「プレゾン」とかで見たくらいでしたが、
「あずみ」の再演で縦横無尽の大活躍をする「うきは」役を観て、
「いつの間にそんな大人っぽくカッコイイ男に〜」と嬉しい発見をしたわけで。
「アキハバラ@DEEP」も結局がっつり全話観てしまったよ。
DVDも借りてしまいそうだよ。 >買わないのかよ
本当に屈託のない、自然体な好青年になりましたなー。
ボーダーレスな先輩や同期との交流のお話も、お仕事への意気込みも、
韓流にハマった母上の話も、どれも軽すぎず重すぎず、各方面への気遣いもソツなく、
どれものびのびと楽しそうに話してくれるので、
なんというかすごく安心して聞いていられる。
たぶんそれは斗真へのあまり熱過ぎない自分のスタンスのせいもあるのだろうけど、
「その人の話を聞きたいし、且つ、安心して聞いていられる」人って、
意外に少ないような気がするのよ。
話は聞きたいけど、あるいは聞かなくちゃいけないけど
「こいつまた何言い出すんだか」と不安になったりとか、
「こいつはいったい何言ってるんだか」と理解するのに苦労することの方が
多い世の中でございますゆえ。
うまく伝えるのもうまく受け取るのも、どちらもむずかしいやね。
本当に楽しみにしているよ、「Cat in the Red Boots」。
劇団☆新感線自称準劇団員(なげー)の実力を見せつけてやってください。
そしてもうひとりのイイ男、オダギリジョー氏。
昨日「ゆれる」を観てきまして。
カッコエエです。オダジョーやっぱりとても魅力的です。
カッコよさが自然すぎて、わざわざ「カッコイイ」と言うのが
はばかられるカッコよさです。
最初から最後まで、こんだけオダジョーばかり観てたのは初めてですが
(だって彼が出ていないシーンというのがほとんどない)
そんなアングルでもどんな服でも(裸でも)どんなセリフでも
どんなオドオドした表情でも吐いてる後ろ姿ですらカッコイイのですが、
これはどうしたわけでしょうか。
っつーか、ほっときゃカッコイイこんな男にわざわざ、
額をべろーんと伸ばしたキモチワルイヅラをかぶせて妙な筆耕係(@「THE 有頂天ホテル」)
をやらせた三谷幸喜氏というのはスゴイ人だな、と変な感心をしてみたり。
ストーリーも、地味なようだが静かな緊迫感にあふれ、
ゆれるつり橋のある渓谷はとても美しく、最後までがっつり惹きつけられたし。
事件か?事故か?なミステリーも交えつつ、
田舎の小さな町で父親の面倒をみながら暮らす兄と、
都会に出て写真家としてそこそこ注目されている弟のタケル(オダジョー)の、
ひょんなところから決着を迫られてしまった長年の葛藤(こんな説明では陳腐すぎるが)が、
なんとも味わい深かったです。
それにしてもこんな男(タケル)に手を出された女は、
堕ちるな、という方が無理なお話。
真に喜ぶ男と書いて真喜男くん(@マイボス)が楽しくて楽しくて〜♪
そうかそうか、女には百戦錬磨の27歳が、せつなく「はつ恋」してしまったか。
小人に心臓トントンされているせつなさ苦しさ嬉し恥ずかしさがよーくわかる、
とっても素敵な真きおくんでした。
制服をこっそり羽織って学校に憧れてみたりしている舎弟くんもめっちゃかわいらし。
牛にツルゲーネフて!
そのツルゲーネフにメンチ切るかと思えば、「はつ恋」であることも教えてもらったり。
牛でも人間でもケンカ相手にもなれば教師にもなるという、
真きおのビジュアルと言動の強烈さとは裏腹の、
その見さかいのない純粋さ柔軟さと、それがゆえの素晴らしい吸収力が、
たまんなくさわやかでございます。
主題歌「宙船」がとっても好き。
中島みゆき氏の作品と聞いて、そう言われればいかにもそれらしい音だったり
フレーズだったりする、と思いましたが、作者の名前を知る前の初聴きから、
ついついリピートしたくなるイイ曲だと感じましたよ。
TOKIOの曲はシングルしか聴いたことがないのですが、
そのほとんどは、わたしには「わかりやすい応援歌」のイメージでして、
こう申しては失礼かもだが、特にインパクトがあるわけじゃないが、
明るく前向きな曲だから自然と万人に受け入れられる、という印象なのです。
そしてたまに「Mr.Travelling Man」みたいに、
カッコよさがちょっとだけ増量されている曲をもってくる、といった感じ。
当人たちは、きっともっと頻繁にカッコイイ曲を歌いたいのではないかなー、
と思ったりしますよ。
いつだったか太一くんが少クラプレミアムで、
「上層部に『これからはロックしか歌わない!』と、
TOKIO全員で訴えたけどあえなく玉砕した」
ことがあるというエピソードを披露してくれていたし。
音的にはカッコよすぎることなく(シングルだけの印象ですからね、念のため)、
でもあくまでも明るく前向きで、長く一般に受け入れられていく、という戦略が
このグループに対してはずっと維持されているのだろうな、
と勝手に想像したりするのです。
でも、そのイメージは悪くないと思うよ。
彼らを見ていると、トップにがつーんと登場するタイプではないけど、
一生懸命、フレンドリー、やんちゃだけど苦労人な大人、
常に立ち居地をわきまえている、というイメージがあって好印象だし、
だからなのかレギュラー番組も本当に多いし。
そんな彼らには、こういう音楽路線も似合っているのかもしれないね。
ともかく、「宙船」はとっても好きです。
で、当然きんきさんの「夏模様」に想いは移るわけですが。
何度も言いますが曲自体は本当に美しくて、よい曲だと思うのですよ。
だから一般受けは絶対良いはず、と思う。
っつーか、コアなファンよりも、むしろ彼らのことなんてあまり知らない、
一般の方々の方に受けると思うよ。
だってさー、
本当に個人的で偏った感想なのだけど、
あのふたりに、あんな田舎のほのぼのした少年時代を懐かしむイメージがあるかぁ?
それこそ「はつ恋」の匂いでも微かにすれば、
どんな妄想にでもいくらでも対応できるふたりのビジュアルと雰囲気なのに、
そんな歌詞でもないし。
あのふたりの声で聴くから素敵、というのはもちろんあるけど、
べつにあのふたりが歌わなくてもいいんじゃないの、とも思うのよ。
もっと朴訥で素朴な容貌で、かつ歌の上手いふたり組なんていくらでもいるし、
そういう人たちが歌った方がよほどあの曲のイメージのような気もして。
しかも、今はエンドリ真最中の素晴らしくエロ胡散臭いケリーと、
めっちゃ可愛いのに美しく野生的だった獣王さまなふたりなのですよ。
その印象がとても強い最中のせっかくの合体なのに、
その面白さが全く生かされていない気がして、
もったいなくて仕方ないのよ〜ん。
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