WHITESTONE
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もう2017年もあと1週間ですか。ああそうですか(;´д`)トホホ… 競馬は木曜日にまだ残ってますけどね、仕事ですよそうですよ(;´д`)トホホ… 私生活でも少しだけ変化はあったものの、まあ気分的にはいつもと変わらず。 2018年はどうなるんでしょうねー また楽しんで過ごしたいものでやんす。
年が明けてもう2月になろうかというところでやっとデビュー。 今は亡き後藤を背にして新馬戦勝ち。 そこから一気に3連勝してクラシック最初の1冠皐月賞に挑むも3着。 そして2冠目のダービーでは直線で沈み14着。
秋、主役のドゥラメンテがいなくなり混戦の菊花賞を制し今の強さの片鱗を見せたものの、その後の有馬記念では北村宏から横山典に乗り替わって3着。
キタサンブラックはまだくすぶっていた・・・
2013年キズナの背に跨りダービーを制しケガの後乗り馬に恵まれず苦しんでいた武豊の前に再び道が開けてきた。 しかし、40代後半に差し掛かり体力的な衰えや外国人ジョッキーの台頭など様々な面で全盛期のような成績はもう残せない。
武豊もまたくすぶっていた・・・ 実際はどうかわからないが僕の目にはそう見えた・・・
2016年春、そのキタサンブラックと武豊が融合する。 母方の短距離血統からは考えられないようなスタミナを持つキタサンブラックと機械のような正確なラップを刻む武豊。
競りかけた馬は最後までもたない、しかしスローペースにして最後の瞬発力勝負には持ち込ませない。
まさに絶妙なペース配分。
ついにキタサンブラックの能力に点火。
北島三郎もまたくすぶっていた・・・
紅白引退を宣言、キタサンブラックが春の天皇賞を勝った。何十年と馬主生活を送るもなかなか大物に巡り合うことなくここまできた北島三郎。 ついに大きな宝物を手に入れた・・・そんな矢先に病気、ケガ・・・もうだめかもしれない、そんな失意の中彼を励ましてくれたのはキタサンブラックの活躍であった。秋にはジャパンカップ優勝、明けて春は大阪杯、春の天皇賞とG1を連勝。 この活躍が御大北島三郎を奮い立たせた。
2017.12.24 キタサンブラック最後のレース。 有馬記念。 G1を3つ続ける消耗度を不安視する声もあったが仕上げは完璧。 そしてレース運びはいつものキタサンブラック&武豊。 誰も仕掛けないのではない、誰も仕掛けられないのだ。 最後の直線、一人旅。
後ろでごちゃつく他馬を尻目に軽やかに走る走る走る。
単なるギャンブルではない、競馬の魅力というものが本当に凝縮されたレース。 関わった人たちの顔が走馬灯のように思い浮かぶ、そんなレースだった。
なかなかないよね、こういう馬、こういうレースって。
乱文失礼。
| 2017年10月30日(月) |
天皇賞秋を振り返って |
※10/31追記 息子の心配をしてくださった方々ご報告かなり遅れてもうしわけありませんでした。第一志望ではありませんでしたが今のところ楽しく大学生生活を送っているようです(笑)
お久しぶりに戻ってまいりました。
昨日の天皇賞秋を見てやはり書かずにはいられない。 でもツイッターではちょっと物足りない。
そういうことです。
1991年10月27日 そのわずか4日前には眞子内親王という明るい話題があったばかり。 それは今回と同じ雨の不良馬場の中行われた天皇賞秋。
少し外寄りの枠13番に入った武豊鞍上の断然1番人気メジロマックイーン。 スタートして内に寄った際に内枠の数頭にかなり被害を出してしまい6馬身差の圧勝をしたにもかかわらずレース後の審議を経ての18着への降着の悪夢。 下を向いて唇を噛む武豊の姿が目に焼き付いた。
それから20年以上が経ち、眞子内親王婚約というこの年に武豊鞍上のキタサンブラックが1番人気で迎えた天皇賞秋。 あの時のように雨が降る不良馬場・・・
秋3戦で引退が決まっている同馬。 その中でもスタミナよりもスピードを求められる天皇賞秋はキタサンブラックにとっては一番分の悪いレースと見られていた。
さらには春の宝塚記念。 キタサンブラックは同じ不良馬場でサトノクラウンに完敗している。 そのサトノクラウンは雨の不良馬場を味方につけて徐々に人気を上げてくる。
距離、雨、不良馬場、休み明け・・・キタサンブラックにとってはあまりプラスになるような項目もないにもかかわらず1番人気。
雨は止まない。
降りしきる雨の中も東京競馬場は競馬ファンで埋め尽くされていた。 僕のいた新潟競馬場も悪天候の中でも駐車場はいっぱい。
それだけ注目度が高いレースだった今年の天皇賞秋。
3時40分をまわりファンファーレが鳴る。 各馬がゲートに入り始める。
サトノクラウンを必死に撫でてなだめるMデムーロの姿が印象的だった。
そしてゲートが開く!スタート!
ここで観客から悲鳴が聞こえる。 レースを前で進めるであろうと思われたその主役、キタサンブラックが行き脚がつかず後方からの競馬になってしまった。
不良馬場で追い込みは切れる脚を使えない分キツイだろうと言われていた。 その位置取りに置かれてしまったキタサンブラック。 観客から「あー、キタサン終わったー!」という声が漏れる。
しかし、天才武豊だけは落ち着いていた。 すぐに進路をインコースの経済コースに取り徐々に徐々にゆっくりと位置取りを上げていく。向こう正面で中団に、そして3コーナーで先団に取り付き、4コーナーから直線の入り口では各馬が避けて通る荒れた最内を抜けて先頭に立つ。
一旦キタサンブラックが抜け出すが重馬場得意のデムーロ鞍上サトノクラウンが徐々に差を詰める。
サトノクラウンが追いすがる、引き離すキタサンブラック サトノクラウンが追いすがる、引き離すキタサンブラック サトノクラウンが追いすがる、引き離すキタサンブラック
この繰り返しが延々と続く。 歴史に残る直線での2頭の競り合い。
そして迎えたゴール。 キタサンブラックが春の宝塚記念のリベンジを果たす。
ゴール後各馬が止まるのが早い・・・それだけタフな馬場だった今年の天皇賞秋。 出遅れたキタサンブラックをまさに魔法のような手綱捌きで勝たせた鞍上の天才武豊はあの時のメジロマックイーンの事を思い出していたのだろうか・・・
競馬というスポーツが作り出すこういうドラマが本当に好きだ。 今年も素敵な伝説に残るようなドラマをまた見ることができて幸せだ。
ちなみに馬券はサトノクラウンから買ってたんですけどね(爆)
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