WHITESTONE
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子供の頃(今もそうかもしれないが)うちの実家にはいろいろな所からお中元やお歳暮が届いた。ほとんどが親父の仕事関係からのもので、中身もほとんどがビールか日本酒。子供にとってはどうでもいいものです。そりゃぁ今なら大喜びですけどね。
でも中には気を利かせて「奥さんや子供さんたちの口にも入るものを・・・」とカルピス詰め合わせやフルーツの缶詰の詰め合わせを贈ってくださる方がいらっしゃいました。親父が「こんなもん贈ってきやがって!」というのをわかっていて贈ってくださる。たいした人物でございます。
僕はこのフルーツ缶詰が好きでね。フルーツみつまめに始まり、みかん、パイナップル、洋梨、黄桃。シロップの汁まで飲んじゃうぐらいでした。特にパイナップルと黄桃が僕のお気に入り。黄桃のプルンとした表面のツヤやきれいな円を描くパイナップルの形に目を輝かせたものでございます。
ただし、好きなときに食べられるものではございません。食べたいときに買ってきてくれるような親でもありませんでしたし、お中元やお歳暮で缶詰を贈ってくれる方もそう多くはありません。
後々に気付いた隠れた優先順位がございました。
3人兄弟でございます。
風邪をひいて学校を休んだ時などにコソーリと食べられるのですね。
他の兄弟にはナイショ。これが缶詰の味を更に高めてくれたのでございます。
先程100円均一のお店へ行きましたらですね、みかんや黄桃やパイナップルの缶詰が105円で売ってる訳ですよ。 「スゲー食いてぇ」と思ったのと同時に、たった105円で大きな缶詰が手に入ってしまう事になんだか少し寂しさも感じちゃったのね。
あのハリケーンと同じカテゴリー5に分類されるとかで噂の台風14号、NABI(ナービー)さんが日本海側を通りそうな気配。こういうときだけは車通勤の方がうらやましいです。 自転車は当然無理。バス通勤は自宅からバス停まで歩く間にボロ雑巾のようになってしまうの・・・
アメリカのハリケーンの被害を伝えるニュースを見ているとよく出てくる「Help us! Help us!」の大合唱。僕には
「オルァァァァ!助ケロヤァァァ!ボケボケスンナヤァァ! 助ケルノハアタリマエジャァァァ!!」
という超他力本願的集団に見えてしょうがなかったのですが、それは僕の偏見かな?という気もして口にもしませんでした。でも同じように思っている人がまわりに結構いた。でも実際に同じ状況に陥ったときに自分に何が出来ると問われれば「はて?」と詰まってしまうのだけどね。
それにしてもHelp us!と大合唱する暇と体力は他で使った方がいいんじゃね?というのが大方の意見。 要するに口動かすより体動かせや、という事。 少年が無免許でバスを運転して他の都市へ人を輸送したとかいうのもあったね。これには拍手。
アメリカの貧富の差って案外こんなところに表れていたりしてねぇ。やるときゃやる奴と人がやってくれるの待ってる奴。
ハリケーンによる被害の状況が徐々にはっきりとしてきました。なんとも痛ましい・・・犠牲者の中でもお年寄りや子供が多いようです。地震も怖いが、ハリケーンというもの破壊力もまた凄まじい。
そして時間が経つにつれて見えてくる国民性。
阪神淡路や中越の地震の時、そりゃぁ報道されないところでの犯罪はあったであろうと思います。それでも「皆がやるから俺もやる」みたいな大きな集団での略奪その他の犯罪はなかったのだと思います。
阪神淡路の時の 「笑うしかないやん」っていう明るさ
中越の時の 「みんなありがとう」っていう感謝
僕が被災したときにこんなふうに言えるだろうか? 言えるようにしたいねぇ。
ハリケーンで被災した地域は現在ひどい状況のようです。略奪、強盗、レイプ・・・警官すらバッジを返上してその中に入るものもいたとか。 なんじゃそりゃ。 世界のトップを走る先進国アメリカがこんなになってしまうの?という驚きが大きい。
自分のために他人を犠牲にする人たち・・・
他人のために自分を犠牲にする人たち・・・
僕たち日本人はどちらへ向かっていくのでしょうか?
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