私の音楽日記

2012年05月06日(日) CD『Happy Life!』  坂東慧  2011.7.13




私は日経CSNBをよく見ているのですが、実は株価よりもバック・グラウンド・ミュージックの方に心惹かれてしまって、株価は忘れてしまってもかかっていた音楽の方が忘れられず、HPで調べてCDを買うこともしばしばです。
その番組でかかっていた「BOUNDRESS SKY」という曲が忘れられなくて、HPで調べてかったのがこのT-SQUAREの坂東慧さんのファースト・アルバムです。
坂東さんは幼少の頃エレクトーンを習っていたとのことでますます親近感がわきました。
そして聴いてみたところ、私の好みの爽やかな曲ばかりです。
坂東さんはドラマーなのですが、このアルバムではサックスがとても歌っていて歌詞がなくとも歌の言葉が聴こえてきそうです。どれも気持ちよく。
「NANOHANA Wave」は実際に菜の花の道をドライブしていた時にできた曲だそうです。
本当に菜の花と無限の青空が見えてきそうな曲です。
「Dawn Blue」は海に夕陽が沈んでいくのが見えるような曲です。
「Melody Road」もインストなのにそれぞれの楽器が歌いまくっている曲です。私はこういうの好きです。
「十七年越しの約束」は思い入れの深い曲のようで、温かい思いが伝わってくるような曲です。
「Happy Life!」
全体的にT-SQUAREの曲と似ているので、次はもう少し色の濃い音楽が聴きたいかなあと思います。

1. Boundless Sky
2. Every Moment
3. Afterglow
4. NANOHANA Wave
5. Dawn Blue
6. Melody Road
7. Peace
8. Walk On Air
9. 十七年越しの約束
10. Happy Life!



2012年05月05日(土) CD『JOY』  山下達郎




私は正直なところ山下達郎のファンではありません。しかし、23年程前にコンサートを見たときはすごかったことを思い出し、今年久々に達郎さんのコンサートを観に行きました。
59歳になられたそうですが、そのパフォーマンスは超人的でした。
人はここまで歌えるもんなんかなあと圧倒されました。
達郎さんはDVDを出さないアーティストみたいなので、このライブ盤を買いました。
すごい肺活量とのびやかな声は今の声なのか若い頃の声なのか私には区別がつきません。
もちろんクレジットにはいつのライブなのかは書いてあります。でも、私には今の達郎さんの声があまりに素晴らしかったので、(若いころと何も変わってない。音域も肺活量も。)と新たな衝撃を受けました。
オリジナル・キーで歌えるということは、達郎さん本人も今年のライブでおっしゃってましたが、まあ、本当に声は全く衰えてないのですね。びっくりです。
それだけ声を大切にして、そして鍛えてと努力を重ねておられるのでしょう。
まあ、私がコアなファンじゃないだけに音楽業界の目を覚まさせるようなビッグ・ヒットをここらで一発!と思ってしまうのはミーハーな私だけなんでしょうねえ。

ディスク:1
1. ラスト・ステップ
2. SPARKLE
3. あまく危険な香り
4. RAINY DAY
5. プラスティック・ラブ
6. THE WAR SONG
7. 蒼氓
8. LA LA MEANS I LOVE YOU
9. DANCER
10. LOVE SPACE
ディスク:2
1. Introduction to“FUTARI”
2. ふたり
3. ドリーミング・デイ
4. GOD ONLY KNOWS
5. メリー・ゴー・ラウンド
6. LET’S DANCE BABY
7. LOVELAND,ISLAND
8. ゲット・バック・イン・ラブ
9. 恋のブギ・ウギ・トレイン
10. DOWN TOWN
11. RIDE ON TIME
12. おやすみロージー~Angel Babyへのオマージュ



2012年05月04日(金) CD『クロール』  DEEN  2010.7.28




暖かくなってくると夏向きのアルバムが聴きたくなります!
TUBEもいいのですが、私はDEENのこの夏のアルバムが大好きです!!
とにかく爽やかです。TUBEはギラギラの暑い夏から涼しい夏まで夏ならば何でも来い状態ですが、DEENのこの夏アルバムは全編とにかく爽やか!!
初夏の爽やかさが漂っています。田川さんのギター曲「Passing by a Lady」もアコギの音が涼しげです。
「瞳そらさないで」はハワイアン風です。
ディスク2の「Route 466」はユーミンの「中央フリーウェイ」のような情景が浮かんでくる名曲です。夏が大好きな私にはこの上ない上質な夏アルバムです。

ディスク:1
1. coconuts feat.kokomo
2. Surf on the weekend
3. ハピネス
4. 月光の渚 ~Brilliant Style~
5. Morning Breeze
6. 自転車レース
7. 夏の雨
8. Passing by a Lady
9. Blue eyes ~Strings Style~
10. 瞳そらさないで ~’09+Ukulele Style~
11. 向日葵の咲く丘
12. 夏の終りのハーモニー

ディスク:2
1. Introduction
2. 瞳そらさないで
3. Smile Blue feat.押尾コータロー
4. 君がいない夏
5. 南の風
6. ROUTE 466
7. Paradise
8. 夏の翼
9. SUNSHINE ON SUMMER TIME 2007
10. Sunrise Sunset
11. Summer Breeze
12. 翼を広げて




2012年05月03日(木) CD『Single Collection』  CASIOPEA  2001.12.19




私は普段よっぽどのことがない限りシングルCDは買いません。J-popの場合は有線やテレビやラジオ、あるいは本屋さんや喫茶店で曲を聴くことがあるので、好きなアーティストのシングルの曲はだいたい知っています。
しかし、フュージョン系アーティストやバンドの曲は日常生活では聴くことがあまりないので、アルバムを買ってもどれがシングル曲だったのかはよくわかりません。あまり調べることもしません。
なのでこのカシオペア「シングル・コレクション」非常に興味があり買いました。
なんと言っても私の大好きな「Halle」「hoshi-zora」が入っていますし。
「DOWN UPBEAT」のディスコ・ミックスも大好きです。
あと私はボーカルの入っている「SOMETHING'S WRONG」が大好きです。フュージョン・バンドが突如ロック・バンドに変わります。このボーカルの声も好きです。
フュージョン系のボーカル入りの曲って(なんかなあ)と思うことが多いのですが、この曲はまた別物のロックに聴こえて私の好みです。
あと「THE SOUNDGRAPHY」もいいですねえ。
カシオペアは大好きですが、CDをコンプリートで持っているわけではないので、ベスト物も新鮮に聴こえて楽しいです。

1. I LOVE NEW YORK
2. MAGIC RAY
3. THE SOUNDGRAPHY
4. LIVING ON A FEELING
5. ZOOM
6. DOWN UPBEAT(DISCO MIX)
7. HALLE
8. HOSHI-ZORA
9. LOOKING UP
10. SUN
11. Mr.Unique
12. Samba Mania
13. SOMETHING’S WRONG(CHANGE IT)
14. SOMEONE’S LOVE
15. GLORY
16. THE WISHFUL STAR



2012年05月02日(水) CD『GOLDEN J-POP/THE BEST』  中原理恵 1998.8.21




先日、カラオケで「東京ららばい」を歌ってみたら難しかったです。音域が狭い曲なのでツボがわからない感じで、これはあの中原理恵さんの雰囲気が歌を引き立てていたんだなあと改めて思いました。
それで昔買ったベスト・アルバムを聞き直してみました。
これはベスト・アルバムなので人気のある曲が多数集めてあるのだろうとは思いますが、色んなタイプの曲があり、はつらつとしたポップスもあり、改めて器用に色んな曲が歌える人だったんだなあと思いました。
私は「東京ららばい」「ディスコ・レディー」のアンニュイなイメージが強かったのですが、このベスト・アルバムを聴いているとあくまでも歌謡曲ではあるけれど、ラテン風のアレンジ、タンゴ風のアレンジや楽曲もフォーキーなもの演歌っぽいものもあり高橋真梨子や庄野真夜風の曲もあり、聴きやすく心地よいです。当時の私は歌謡曲っぽいと思ってあまり聴きませんでしたが、シティ・ポップスの歌手だったんだなあと思いました。
「Show Boat」「懐かしのジョージ・タウン」ははつらつしたポップス。
「さよなら冷たいひと」「千年接吻」は庄野真夜風の風のような流れるようなポップス。歌いまわしも素晴らしいです。
「寒い国から来た女」「私小説」はちょっと演歌風歌謡曲。
「銀河系まで飛んで行け」は元々はキャンディーズの曲で、キャンディーズとは全く違った歌い方で落ち着いて聴けます。
「枕詞」は名曲だと思います。
そしてラストの「TOUCH ME」が私は一番好きです。決して下品にはならない色気がただよっていてしびれました。
歌が素晴らしく上手いという歌手ではないと思いますが、味のある上手さを持った歌い手さんです。もっと他の曲も聴きたくなりました。

1. 東京ららばい
2. ディスコ・レディー
3. マギーへの手紙
4. 枕詞(ピロー・トーク)
5. Show Boat
6. 寒い国から来た女
7. 懐しのジョージ・タウン
8. 抱きしめたい
9. シェイク・シェイク…
10. 横浜ブギウギ娘
11. 死ぬほど逢いたい
12. 愛してクレイジー
13. 頬たたかれて
14. 風が吹いたら恋もうけ
15. さみしさ裏がえし
16. 銀河系まで飛んで行け
17. さよなら冷たいひと
18. 千年接吻
19. 私小説
20. TOUCH ME



2012年05月01日(火) CD『First Step』 大村憲司  1978



私はフュージョンやシティ・ポップス、AORも大好きです。なのでこれからはそのへんのアルバムの感想も書こうと思います。

大村さんのファースト・アルバムですが、もうすでにその世界が完成されているような感じです。
私は「Left handed woman」が好きです。ちょっとドラマ「太陽にほえろ」の曲に似た感じでスリルがあると思います。
歌も歌ってらっしゃいますが、歌はちょっと。。。
高中さんも時々歌いますが、あの人の歌もちょっと。。。
同じような感じです。ギターもベースラインも飛ばしまくっていてかっこいいです。私はこのファースト・アルバム大好き!
ユキヒロの「音楽殺人」や「NEUROMANTIC」も良かったなあ。長生きしてほしかった方です。

1. Boston Flight
2. Typhoon
3. Better Make It Through Today
4. Here's That Rainy Day
5. Rhythm Road
6. Boston Flight (TJ - 85019 version)
7. Left Handed Woman



2012年03月15日(木) 【ライブ】ワンコインコンサート エレクトーン 宮崎誠



きょうは宮崎誠さんのエレクトーン・コンサートを聴きました。

1.サークル・オブ・ライフ
2.ウエスト・サイド・ストーリー
3.クレイジー・フォー・ユー
4.サウンド・オブ・ミュージック
   即興作曲コーナー
5.川の流れのように(ピアノ)
6.千の風になって(ピアノ)
7.美女と野獣
アンコール
  西多摩の風

私はエレクトーンをもう25年程弾いていますが(それ以前はピアノでした)あまりエレクトーン奏者のコンサートは見たことがないです。
今回の宮崎誠さんで4人目くらいです。
私の憧れの楽器ステージアタイプUカスタムモデルでの演奏、最高に素晴らしかったです。
1台でオーケストラ。ベースの弾き方、踏み方もすっごいなあと思いましたが、私にはとてもじゃないけどあんな踏み方はできません。
軽やかなステップは運動神経も関係していることが目の当たりにわかりました。
私は運動神経が悪いので、あそこまで軽やかにベースは踏めません。
すぐに疲れてしまうので、体力的に無理です。でも、あんなに軽やかに踏むステップを見たら、私もなんとかがんばろうという気持ちになりました。
途中、即興作曲もあり、とても単純な一言がものすごく広がりのある曲になっていくのを見て聴いていたら、これは魔法だろうとしか思えなかったです。
まるで音楽の手品でした。
それにしても憧れの楽器ステージア。10年位前からほしくてほしくてしょうがないのですが、あんなすごい音色とリズムを目の当たりに聴いてしまうともう我慢ができません。
株も上がってきたし、今年中にステージア買ってしまうでしょう。
アンコール曲だけが宮崎さんのオリジナル曲でした。
今度は宮崎さんのオリジナル曲をたくさん聴きたいです。



2012年03月05日(月) CD『JIMBO THE COVER』  神保彰 2012.1.11




神保さんのカバー・アルバム。
想像通りかっこいいです。オリジナル・アルバムも同時発売で、両方とも買いました。
「ボレロ」「ジムノペディ1番」などのクラシック、映画音楽「上を向いて歩こう」など色んな曲が収録されていて飽きません。
私は「ミッション・インポッシブル」が一番好きです。
「リベルタンゴ」や「ボレロ」もいい。これを聞いたら私もいろいろ弾いてみたいという意欲がわきました。


1. 彼こそが海賊 (パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち)
2. ミッション・インポッシブルのテーマ
3. ジムノペディ1番
4. リベルタンゴ
5. ボレロ
6. 007のテーマ
7. アランフェス協奏曲
8. オペラ座の怪人
9. 上を向いて歩こう



2012年02月18日(土) 【LIVE】八神純子コンサートツアー2012 翼−私の声が聞こえますか。−ネタバレ注意







1 思い出は美しすぎて
2 みずいろの雨
3 夜間飛行
4 待ちわびて
5 白いページの中に
6 時代
7 あなたを愛しすぎて

(休憩 15分)

8. 傷ついた翼
9. ハナミズキ(弾き語り) 少々ハプニングあり
10 さくら証書 スクリーンで去年の活動ぶりを紹介
11 翼
12 Mr. ブルー
13 ポーラー・スター
14 涙をこえて

Encore
15 パープル・タウン
16 想い出のスクリーン(英語&日本語バージョン)
17 Smile

八神純子さんの声、ご本人もおっしゃっていましたが、まるで冷凍保存していたかのようなまったく変わらない美声でした。
本当に背筋がぞっとするような何かがありました。
「Mr.ブルー」や「ポーラー・スター」の突き抜ける高音もまったくレコードと変わらず。
「想い出のスクリーン」は英語バージョンでアレンジも違ってました。まるで洋楽のようでした。
中沢京子さんの「待ちわびて」はもともときれいな曲ですが、八神さんはそれをよりドラマチックに歌い上げました。
「白いページの中に」は元々穏やかな歌ですが、八神さんが歌うと水面がゆれるような胸騒ぎがしました。「時代」もこんなに違うのかと目からうろこでした。「ハナミズキ」(弾き語り)は少々ハプニングがありましたが、さすがプロ!難なく歌われました。
お子さんたちが大きくなられたので、これからは完全に仕事に戻りますとおっしゃって、早くもまた11月にこの会場で歌いますとのこと。
絶対にまた聴きに行きます!
一緒に行ってくれた友達は「夜間飛行」からずっと泣いて、思い入れが深いんだなあと思ったので、私はじゃまをしないように知らないふりをしていました。私はずっと全身しびれたままでした。
終わった後、CD買った人だけ握手会もありましたが、遅くなるので帰りました。
写真は会場前のテレビ塔と観覧車です。きれいでした。



2012年02月16日(木) ワンコインコンサート ピアノ 中川賢一  三重県文化会館大ホール



中川賢一さんのピアノを聴きました。
1曲1曲の説明が細かくて音楽の先生の授業のようでした。
とても詳しくやさしい説明でわかりやすかったです。
ピアノも2台使っているか、連弾のように聴こえたりもして素晴らしかったです。
特に「月の光」の演奏は照明を落として、とても雰囲気が良かったです。

ムソルグスキー作曲
組曲「展覧会の絵」よりプロムナード

ドビュッシー作曲
アラベスク第1番

ドビュッシー作曲
「ベルガマスク組曲」より第3曲“月の光”

ラフマニノフ作曲
「幻想小品曲 作品3」より第2曲 前奏曲 嬰八短調 “鐘”

ラフマニノフ作曲
「前奏曲集 作品32」より第13番 変ニ長調

ムソルグスキー作曲
組曲「展覧会の絵」
カタコンブ
死せる言葉による死者への呼びかけ
バーバ・ヤガーの小屋
キエフの大門

アンコール
ラヴェル作曲
亡き王女のためのパヴァーヌ


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