私の音楽日記

2009年12月12日(土) LIVE【MIYA THE WORLD】 宮沢和史ライブ 公開録音



THE BOOM 宮沢和史さんの公開録音の招待券が当たったので、行ってきました。
津市には「高田本山専修寺」という日本で5番目に大きい古いお寺がありますが、ここで昨日「寺内町まつり」という企画がありました。そこでの特設ステージでした。
お寺をバックに歌うというのはちょっと荘厳であり、野外でしかも目の前なので声の響きも違います。
宮沢さんはしゃべる声もとてもはっきりと聞こえるきれいな声でした。
この公開録音は宮沢さんのラジオ番組「MIYA THE WORLD」の録音も兼ねているため、FM三重のラジオ番組公開録音でした。
ラジオ番組だけあって、白けていようと何があろうと勝手に話をすすめる面白さを久々に見ました。
「青空がきれいですねー!。千人も集まっていただいて、ありがとうございますっ!。」とか司会の人は言っていたけど、曇り空どころか雨が少し降っていてめっちゃ寒くて凍えていたし、千人もおらんしって思いました。でも、500人は来ていたとは思います。
前半は津にまつわるクイズ5問で宮沢さんは全問正解。
宮沢さんが全問正解すると、リスナー5名に津のゆるきゃらのマスコットをプレゼントされることになっていたので、宮沢さんは頑張りました。
と、いうより(この人頭ええんやなあ)と私は思いました。
なんだか地元の私でも(ん?何?)と迷うようなことでも、宮沢さんは頭の中で意味をかみくだいて、さっさと答えを出していました。びっくり。
途中、津で無理やり名物にしようとしている「津ぎょうざ」を無理やり宮沢さんにFM三重が差し出して、宮沢さんは召し上がりました。
そしたらぎょうざの中身がりんごとクリームチーズだったそうで、宮沢さんは驚いていましたが、「これはぎょうざというよりスイーツなんですね。おいしいです。」と言って食べられました。
私だったら普通のぎょうざ感覚で食べて、中身がスイーツならびっくりしてしまって、そんなコメントする余裕なんてないです。宮沢さんは優しい方です。
後半はソロの弾き語りのライブでした。
「星のラブレター」
「夢から醒めて」
沖縄民謡(タイトル忘れました)
「風になりたい」(お客さんも大合唱)
「島唄」
今年、デビュー20周年とのことで、デビュー前からの話を色々とされました。
「風になりたい」はお客さんもみんな歌って、私も(ああ、この歌はやっぱりいいなあ)と改めて思いました。
ここで本来は終わりだったのですが、宮沢さんは「とても寒くて冷えますね。手が冷たいので暖めるためにももう1曲歌います。みなさんも歌って温まってください。」と言って「島唄」を歌ってくださいました。
結構、ファンが来ていたみたいで、私の隣にいた男子は全曲熱唱してました。しかも、めっちゃ上手くてびっくり。明日、岐阜でソロライブがあるそうで、となりにいた男子は「行こかな〜。」とつぶやいていました。
「島唄」の出だしはちょっとお経みたいに歌っていて、お寺だからかなあとか思ってしまいました。良かったです!
宮沢さん、こんな田舎で精一杯歌っていただきまして、ありがとうございました!!



2009年12月06日(日) CD『ANRI AGAIN〜ベスト オブ マイセルフ』  杏里  2009.12.2




杏里さんにはとにかくオリジナル・アルバムを作っていただきたいです。
今回も私はリスナーとしてがっかりしました。
前作の「Tears of Anri 2」もカラオケみたいで悲しかったです。今回はセルフ・カバーということで前よりは期待していました。
でも、これは一体何?自ら名曲を壊しているように聞えます。
とくにショックだったのは「気ままにReflection」です。
サビの直前の部分はもう歌えないのですか。
アレンジや声を加工してごまかしているとしか思えません。
昔の名曲を歌うには高音が出ないのならば、ダンサンブルなオリジナルを歌ってください。オリジナルが出たら絶対に買いますから。
もう、カバーは二度と買いません。

1. 悲しみがとまらない
2. 思いきりアメリカン
3. オリビアを聴きながら
4. Summer Candles
5. ドルフィン・リング
6. 気ままにReflection
7. Cat’s Eye
8. Fly By Day
9. コットン気分
10. Dance With Nostalgia
11. Affection
12. 砂浜



2009年12月05日(土) CD『corridor』  今井美樹  2009.11.25




「足跡」の暗い歌詞にひかれました。
「汚れたその手で私の頬をなでて」と歌う今井さんの声はあくまでも澄んでいてそのギャップにぞっとしました。
他の曲はこんなにダークではないですが、メロディも歌詞もすばらしいです。
何曲か歌いたくなりました。



2009年12月01日(火) BS【SPEED 武道館ライブ 2009.10.14】

BSでスピードの武道館ライブを見ました。
スピードは再結成後、大人になった本物のパフォーマンスを見せていたので、前よりより一層好きです。
今井さんと島袋さんはノリに乗っていて、歌もすごく上手いし、ダンスもすばらしいです。
女の子が元気いっぱいで歌い踊ってしかもそれが素晴らしいパフォーマンスなので、見ているこちらも元気がでます。
デビュー時はまだ子供なのに、歌もダンスもすごくてびっくりしましたが、4人がそのまんま成長して奇跡的なことだと思います。
私は「My Graduation」「White Love」が特に好きです。
日本には色んな女子ボーカルグループがありますが、スピードほど歌とダンスが両方とも上手いグループはあまりいません。MAXがいるけど。
SPEED大好きです。
これからも素晴らしいパフォーマンスを見せて欲しいです。



2009年11月28日(土) CD『MAGIC』  B'z  2009.11.18




前作は色んなものを目いっぱいつめました的なアルバムでしたが、今回はストレートにポップでキャッチーな何度も聴けるアルバムです。
特に「Introduction」から「イチブトゼンブ」までの流れは完璧で、この流れが嫌いなB'zファンはいないのではないでしょうか。
そして「PRAY」で少し重い雰囲気になり、「MAGIC」で再び種もしかけもないB'z MAGICにかかってしまいます。
「TINY DROPS」天国へ行ったかけがえのない人に贈る歌です。
そして「だれにも言えねぇ」「夢の中で逢いましょう」は稲葉さんの今の心境なのでしょうか。結構リアルです。
このアルバムは45分ほどのアルバムで全曲一気に聞ける感じです。
それにしても「DIVE」「Time Flies」「MY LONELY TOWN」のあたりは20年過ぎてなおかつこんな新鮮なものが作れるなんて信じられません。
トップに上り詰めてもなおかつ努力されるお二人には脱帽せざるをえないとただただ思います。

1. Introduction
2. DIVE
3. Time Flies
4. MY LONELY TOWN
5. long time no see
6. イチブトゼンブ
7. PRAY
8. MAGIC
9. Mayday!
10. TINY DROPS
11. だれにも言えねぇ
12. 夢の中で逢いましょう
13. Freedom Train



2009年11月27日(金) CD『Love Paranoia』  柴咲コウ  2009.11.18




とても期待していた柴咲コウさんのアルバムは、今回はきれいな箱入りで写真集もこれまた美しくゴージャスです。
歌は前よりもよりポップになっているので、私としてはちょっと好みからずれてしまってはいるのですが、ダークな歌ばかりになるとそれはそれで偏ってしまうので今回のこのアルバムは気に入りました。
「百年後」「最愛」「君の声」「再生」「大切にするよ」「君が残していったもの」などすごくいいです。カラオケで歌いたくなりました。
最後の「泣いていい」はあたたかくて本当にすがりついて泣きたくなります。
それにしても歌唱力がそれなりにあるし、表現力も豊かで女優さんの中ではかなり歌が上手い方だと思います。
特に詞を書く才能はすごいです。詩集を出版されても良いと思います。

1. ラバソー ~lover soul~
2. ラブマイノリティー
3. よくある話 ~喪服の女編~
4. 百年後
5. n0w
6. notice of the way it is
7. break a spell
8. 最愛 (KOH+)
9. 君の声
10. 再生
11. dive
12. Sweet Dream
13. ex
14. 低体温
15. 大切にするよ
16. 君が残していったもの
17. 泣いていい



2009年11月26日(木) CD『Time for music』  松たか子  2009.11.25




松たか子さんの久しぶりのニュー・アルバムはより一層アダルトで正統派ポップスになっている。
「野バラ咲く路」や「LONG AGO//HALF A SIXPENCE」のまっすぐな歌唱力には好感が持てるし、英語詞の「I NEED YOU」「Getting Tall」の英語の発音も一生懸命にしっかり発音しているのがよくわかる。
きちんと丁寧に歌おうとしているのが伝わってくる。
最後の「So long」はカーペンターズを意識したような曲で優しく心地よい。
しかし、目新しいものが何もない。
私にとって目新しいものが無くなってしまうともう終了なのです。
なので、もう松さんのCDは買わないでしょう。

1. Time for music
2. 500Miles
3. RAINBOW CONNECTION
4. 君となら
5. 野バラ咲く路
6. LONG AGO//HALF A SIXPENCE
7. きっと伝えて
8. I NEED YOU
9. Getting Tall
10. So Long



2009年11月25日(水) CD『ノエル・ド・キャトルマン』  レ・フレール  2009.10.21



レ・フレールのクリスマス・アルバム。
ブレークしたブギー・ピアノが今回もたっぷり聴けます。
こんな風に心を許して自由に弾けるのは兄弟ならではなのでしょうか。
他人でもこんな弾き方できるのかなあ。
「赤鼻のトナカイ」などは、ピアノを弾く人のお手本になるような弾き方でもあります。こんな風な正統派な弾き方が、レ・フレールの場合はかえって新鮮な感じもします。
あくまでもこれは季節企画アルバム。次はもっとブギーなピアノを聴かせてくださいね。期待しています。

1. リトル・ドラマー・ボーイ
2. ノエル・ド・キャトルマン (クリスマス・メドレー)
3. 赤鼻のトナカイ
4. レット・イット・スノー
5. ママがサンタにキスをした
6. ウィンター・ワンダーランド
7. シルバー・ベルズ
8. サンタが町にやってくる
9. 楽しく陽気にいこうよ (ドイツ民謡)
10. 荒野のはてに
11. ジングル・ベル
12. ホワイト・クリスマス
13. 広間を飾ろう
14. クリスマスおめでとう
15. ハッピー・クリスマス(戦争は終わった)
16. そりすべり
17. ブルー・クリスマス
18. ジングルベル・ロック
19. ブギー・クリスマス
20. きよしこの夜



2009年11月24日(火) CD『ビタミン』  西村由紀江  2009.10.28




西村さんの今回のアルバムはとてもアグレッシブで前向きな曲が揃っています。
水のような心のサプリのような音に共鳴する自分の心の形が見えてくるようです。
「水の舞曲」「生きること」が特に好きです。

1. ビタミン
2. 優しい風
3. あの日のこと
4. しあわせの花
5. 砂漠と光
6. フロンティア
7. 水の舞曲
8. 生きること
9. 予感
10. 届けたい
11. おやすみ



2009年11月11日(水) CD『A LONG VACATION for ladies』  2009.11.4




このアルバムはあの大滝詠一の名盤『A LONG VACATION』の全曲の曲順もそのままに色んな女性歌手が歌ったオムニバス・アルバムである。
私の大好きな太田裕美さんが「FAN×4」を歌っている。
もともと裕美さんはこの「FAN×4」の源曲にも参加しているので、聴いてみて全く違和感はなかった。源曲で裕美さんが歌っていたフレーズを大滝さんが歌っていたので面白い。
この曲はとてもいい感じだ。
でも、他の曲はあまり良くなかった。
特にDVDはがっかりした。
金子マリさんのレコーディングシーンがあったけど、金子さんのファンにとってはうれしい映像だと思う。
しかし、私は歌手がたばこを吸いながらレコーディングしている風景をこの「A LONG VACATION」で見たくなかった。そして、ポエトリー。大滝さんの詩を関西イントネーションで読んで欲しくなかった。
これは私の好みの問題だ。
どちらも歌手の個性を生かした映像でファンにとってはうれしい映像でしょう。
私の幻想が過ぎるのだと思う。私の『A LONG VACATION』はタバコや関西ではない。

もう、いいかげんにカバー曲はいらない。


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