| 2009年10月15日(木) |
CD『MY LONELY TOWN』 B'z 2009.10.14 |
B'zの新曲。正直なところテレビCMで聴いたときは(なんだか聴いたことがあるようなメロディーだなあ)と思った。 全部聴いたら最後のフレーズだけはやっぱり聴いたことがある気がした。 ミディアムバラードでいかにもB゜zらしい。 「人は互いに解かりあうのは不可能 ばらばらの生き物だから」というところに酷く共感。 人は絶対に解かり合えない。心はばらばらだから。 いつまでもここにいられないなら旅立てば良い そしてlonely townに帰ってくるのだとB'zは歌う。 私なら帰らないな。
カップリングの「綺麗な涙」はシビアな応援ソングだ。自信満々だった人が挫折した時の歌。正直なところどこにでもあるような歌に感じた。
あともう一曲は「イチブトゼンブ」のバラッド・バージョンで、これはこれでいいけどB'zの場合はバージョンを変えても声の印象が強いからあまり変わった曲には思えない。 このCDは配信はなしで、パッケージ製品オンリーらしいが、それならなおのこと新曲を収録してほしかった。 ジャケはいいし、パッケージも良い。新曲いれてほしかったな。 来月のアルバムにめちゃめちゃ期待してます。
| 2009年10月10日(土) |
CD『FURUSATO』 ゆず 2009.10.7 |
ゆずのニュー・アルバムはとても力作だと思う。 「いちご」はちょっと興ざめしたけど、今度の「虹」は素晴らしい楽曲だと思うし、なにより「逢いたい」は心がこもった秀作だ。 北川さんは「逢いたい」を亡くなったお父さんのことを思って作った曲だと言った。 とにかく「もう一度、お父さんに逢いたい」と言う気持ちだけで曲を作ることは大変な作業だったようだ。 岩沢さんはだまって見守るしかなかったとも言っていた。 きっと天国からお父さんが見守ってくれているのでしょう。 「いちご」や「シシカバブー」は実験的な曲なのでしょうか。 そうでもないかな。ゆずは昔から色々驚くような楽曲をシングルにしてきているから。 ただ、こんなにシングルが収録されると「シングル・コレクション」みたいな感じがして、コアなファンはどう思うのでしょうか。 しかし、今回はDVD付などという姑息な手段を使わずにCDだけで勝負しているところは潔いと思います。 とにかく、この『FURUSATO』は心がこもったアルバムだと思います。 あと、ジャケ、裏ジャケ、ブックレットともに素敵です。二人の素朴な魅力があふれています。
1. Overture~FURUSATO~ 2. 虹(Album Version) 3. 逢いたい 4. 二つの言葉 5. Interlude~フルーツ☆パラダイス~ 6. いちご 7. スーパーマン 8. はるか 9. Yesterday and Tomorrow 10. シシカバブー 11. レストラン 12. ゼンマイ 13. Interlude~はるかな旅路~ 14. みらい
| 2009年10月09日(金) |
CD『La Vie En Rose〜I love chinemas』 手島葵 2009.10.7 |
手島さんの映画音楽のカバー・アルバム第2作目です。 前作『The Rose』も素晴らしくきれいに歌っていましたが、今回、一段と上手くなっています。 「Secret Kingdom」「Night and day」「エーデルワイス」「Angel」などが特に気に入りましたが、「Night and day」の出だしでは、まるで手島さんがそこで歌っているように聴こえ、思わず振り向いてしまいました。 シンプルなアレンジが、手島さんの夢見るような歌声を際立たせています。 まだ若いだけに、しがらみのなさが感じられる成長振りです。 こんな活動をする歌手も珍しいので、がんばって歌を丁寧に歌ってほしいと強く思います。
1. Winter Light (1993/米 映画「秘密の花園」より) 2. Smile(1936/米 映画「モダン・タイムズ」より) 3. La Vie En Rose(1954/米 映画「麗しのサブリナ」より) 4. A Dream Is A Wish Your Heart Makes(1950/米 映画「シンデレラ」<アニメーション>より) 5. Song Of Green Mansions(1959/米 映画「緑の館」より) 6. Secret Kingdom (1976/英 映画「シンデレラ」<実写>より) 7. Night And Day (1934/米 映画「コンチネンタル/離婚協奏曲」より) 8. Wouldn't It Be Loverly? (1964/米 映画「マイ・フェア・レディ」より) 9. Fascination (1957/米 映画「昼下りの情事」より) 10. Edelweiss (1964/米 映画「サウンド・オブ・ミュージック」より) 11. Angel (1998/米 映画「シティ・オブ・エンジェル」より)
| 2009年10月08日(木) |
CD『エヴォリューション』 Flying kids 2009.9.23 |
フライング・キッズが帰ってきた。 今なお、あやしい感じが漂っている。でも、歌詞は前よりも重かったりもする。ずしっとくる歌詞がいくつかあった。 私は深く深く落ち込んでいたときに、フライング・キッズの「アゲハ」を繰り返し繰り返し聴いていたことがある。 なぜ「アゲハ」だったのか今はもうわからない。 ただ、苦しかったあの時代をフライング・キッズの「アゲハ」に助けられたことは事実だ。 再結成にも期待します。
| 2009年09月30日(水) |
おかえり。Do As Infinity |
きょうは再結成されたDo As InfinityのNew Album『Etarnal flame』の発売日だ。 そして、その日に生出演の番組があった。 おかえり、D.A.I。 BS「Wednesday J-pop」。4曲歌ってくれた。やっぱりD.A.Iは素晴らしい。またついていこうと思う。 解散してしまった時は本当にショックだった。その後伴ちゃんがカバー曲を歌うのをむなしく聴いていた。 今度のアルバムタイトルは永遠の炎という意味だ。もう絶対解散しないとも言っていた。 また、あの力強くメロディアスな曲の数々が聴けるとは楽しみだ。
| 2009年09月18日(金) |
LIVE【倉木麻衣 10th Anniversary May Kuraki Live Tour 2009】四日市文化会館第一ホール |
「Baby I Like」に合わせて登場 ホワイトジーンズに黒っぽいタンクトップ 1.Baby I Like 2.mi corazon(short ver) 3.Delicious Way 4.Key To My Herat 5.風のららら 6.Secret of my herat 7.Timt After Time〜花舞う街で〜 8.明日へ架ける橋(ピアノソロ) 白いミニドレスで登場 胸に黄色いリボンがかわいい 9.stay by my side MC(10周年記念の話・四日市は紅葉がきれいですね。数年前に鈴鹿にもきました。) 10.会いたくて MC(ベスト・アルバムの話 みんなと同じ目線で作った。だから、初回盤のジャケットは私の目だけが写っています。そして自分の目線でこれからも曲を作っていきたいです。全ての曲がリミックスで良い音に仕上がりました。) 11.The Rose〜melody in the sky〜 12.Beautiful 「SAME」remixに合わせてダンサーがダンスショー 赤のラメのタンクトップにジーンズ 13.Make my day(ダンサー紹介) 14.ダンシング 15.Love,Day After Tomorrow 16.PERFECT CRIME 17.Diamond Wave 18.Fell Fine! 「Foo!!」掛け合い この辺からものすごい盛り上がり。 19.PUZZLE 爆発的なパワフルな歌唱力を披露。 「オーエーオー」掛け合い 20.1秒ごとにLove for you 21.BE WITH YOU 濃紺のミニスカート、黒タイツ とびきりのいい女 Encore MC(新曲は化粧品のCMソングです。使っていただいていますか?その歌を歌います) E1.わたしの、しらない、わたし。 E2.ベストオブヒーロー E3.chance for you みんなで合唱 E4.always マイク無しで「四日市のみなさん、ありがとうございました。」 「mai K」コールとタオル回しでライブ終了。 初めて倉木麻衣のライブを見た。 テレビで見ていたイメージとはかなり違っていた。パワフルでロック・ボーカリストのようだった。和製マドンナといってもいいほどだった。 テレビでは声量があまり無さそうに思えたが、ライブではパワフルそのもので、ちょっと外国人のような力強さもあった。 スタイル抜群、髪は腰まであった。ぴっちりしたジーンズもミニドレスも信じられないほどにきれいで、上等の女そのものだった。 かわいくてきれいだったけど、全身で「女はかわいくて、きれいなだけじゃない。ちゃんとシェイプが形があるんだ!」と叫んでいるような、生き様を見せられたようなすごいライブだった。 私は今まで倉木麻衣の歌は歌いやすくて好きで歌ったり、エレクトーンで演奏したりしていたけど、ライブで彼女の歌を聴いて、私は本当に心の底から倉木麻衣の歌が好きなんだとわかった。 彼女の新曲は「わたしの、しらない、わたし。」という曲だけど、まさにそれで、私はこんなにも倉木麻衣の歌を好きで好きで聴いていたんだとわかり、自分で自分に驚いた。 それほどにどの曲も口ずさんだり、前のめりになって音に心が飛び込んでいった。 彼女の声はパン・フルートのようだった。かすれ気味で、はかないのに、ものすごくパワフルだった。後半は男性ファンの「mai k」コールの嵐となった。 感動した。生きる励みになる歌声だった。麻衣ちゃん、ありがとう。
| 2009年09月16日(水) |
LIVE【福山雅治 FUKUYAMA MASAHARU 20th ANNIVERSARY WE'RE BROS.TOUR 2009】日本ガイシホール |
今回の福山さんのライブは、なんだか今まで見たことがないほどの熱狂ぶりで、本人が登場する前にすでに会場はヒート・アップ。 私は熱気で4曲目くらいから気持ち悪くなってしまった。 それでもしっかり空から落ちてきた銀テープをゲットし、最後まで立ったり座ったりで倒れずに観る事ができてよかった。 熱気と人ごみで何度も貧血になって心臓がどきどきして困った。 ガイシホールと言えども、あれは人を詰め込みすぎだと思う。後ろもびっしりだから。 今回はBS席、BB席が広くとってあり、しかもものすごい至近距離で特別だった。 福山さんとBB席のお客さんが一枚の絵のようになっていて、このライブのDVDにはしっかりお客さんも参加しているだろうと思う。 BB席は全員が特性Tシャツを着ているせいもあって、統一感がありよかったと思う。うらやましい。私もBB席とりたかったよ〜。 私達はアリーナ28席だったので、かなり良席とも言えるけど、スタンドの端っこなんて、握手できそうな近さだったので、スタンドもうらやましかった。 それにしても40歳を迎え尚、人気実力ともにピークを下ることがないというのは、日本のアーティストにおいては前代未聞だと思う。 福山さんは何度も「デビュー20周年、40歳になってこんな大きいステージで歌うなんて思ってもいなかったし、CDで1等賞をとれるなんてことも思ってもいなかったです。応援していただくみなさんのおかげでここに立っています。」と感謝の言葉を繰り返した。 途中、会場があまりに熱いからか、水投げが始まった。私はその水が口に入ってってしまった。ちょっと気持ち悪かった。 プレゼントの大砲みたいなので打ち上げる演出もあった。 スタンド1列目の人がゲットしたけど、見ていたらその人達は2階から落ちそうになっていたので怖かった。 今回はニューアルバム「残響」からほとんどの曲を歌い、後は割と最近のヒット曲だった。20周年アニバーサリーにふさわしい内容だったと思う。 ツアーラストなのに、なにより声の調子が良かったし、体調も良さそうだった。 写真左はツアートラック。右は買ったグッズとゲットした銀テープ。銀色のシュシュとエコバッグを買った。 01. 群青 〜ultramarine〜 02. ON AND ON 03. HELLO 04. それがすべてさ 05. IT'S ONLY LOVE 06. milk tea 07. survivor 08. phantom 09. 幸福論 10. ながれ星 11. 旅人 12. 最愛 13. vs. 〜知覚と快楽の螺旋〜 14. Peach! 15. Gang★ 16. HEAVEN 17. 追憶の雨の中 18. 化身 19. 想 -new love new world- 20. 明日の☆SHOW アンコール 21. 道標 22. KISSして 23. 18 〜eighteen〜 24. Good night
| 2009年09月08日(火) |
CD『DIVA』 中森明菜 2009.8.26 |
明菜さんのニュー・アルバムがやっと出ました! 今までカバーばかりでもううんざりだったし、NHKの「SONGS」でもウィスパーボイスばかりでつまらなかったです。 しかし、このアルバムは評判通り素晴らしいです! こんなに歌うテクニックを持っている人はそうはいないでしょう。 ロックからバラードまで味わい深い。 ラストの「Going Home」が一番好きです。 このアルバムの曲中心のツアーがあれば、ぜひとも行きたいです!!
収録曲 DISC1 01. GIVE TAKE 02. DIVA 03. thinking of you 04. REVERSE 05. 逢えなくて 06. X lady 07. HEARTBREAK 08. with 09. 茜色の風 10. Going home DISC2 01. DIVA -michitomo remix- 02. Heartache -michitomo remix-
| 2009年08月17日(月) |
NHK 教育「佐野元春のTHE SONGWRITERS」 ゲスト 松本隆 |
佐野元春さんが作詞家にインタビューする番組で、佐野さんの母校である立教大学での公開講座でもある。学生を相手に講義をしている形の番組でとても興味深い。 松本隆さんは佐野さんと学生の質問に答えた。 学生達が堂々と松本さんに質問していて「70年代から今までどういう趣で時代を見ていたのですか?」などとても難解な質問もあり、ドキッとした。 松本さんは「詞は時代を映す鏡であり、その時代に合わせて書いてきたつもりだけど、あんまり関係ないかもしれない。松田聖子があんな形で残るとは全然思わなかったし、結果的に時代がついてきたみたいな気がする。」というようなことをおっしゃった。 あと印象的だったのは「僕は大衆音楽を作り大衆に指示されるものを残したい。それが一番重要なことで、アカデミックな評価なんて全然無視している。」とも言われた。 私が日ごろ時々つまづくことはこういうことだ。 私は根っから音楽に関しては流行ものや大衆に指示される曲が好きだけど、そんな自分が恥ずかしいみたいな気もする。 いい歳してしょこたんの歌が大好きなんて恥ずかしいのかもとか思ったりする。 でも、松本さんははっきりと大衆に指示されるものを作りたいとおっしゃった。 アカデミックな評価なんていらないとも言われた。 私も自分の好きなものは好きでいいような気もした。 アカデミックなものに惹かれるときもたまにはあるけど、無理にアカデミックなほうへ向かなくてもいいように思った。 松本さんは片っ端から本と映画を見て、どんどん忘れた。そして残ったものが自分に合うものでそれが糧になり、作詞をしてきたともおっしゃった。 映画なら好き嫌い関係なく、時代劇からSF、恋愛物、歴史物などなんでも見て、本は図書館の本をここからここまで読むと決め、とにかく何でも脳に入れる、そして忘れるという生き方をされたそうだ。 目に見えないものを大切にする豊かな生き方だと思った。
| 2009年08月16日(日) |
CD『MOONRIDERS 1980.10.11 at HIROSHIMA KENSHIN KODO』 2009.3.18 |
今年のライダーズは怒涛のリリースである。 慶一のソロ、ライダーズのニュー・アルバム、そして今ごろになってこんな音源が…!と驚愕するばかりのライブ・アルバムである。 この1980年の広島でのライブ音源はすっごく生々しい。 演奏はパキパキしているし、慶一の声もノリッノリで私はこの時代のこんなノリのライダーズを知らないので、ほんとに驚いた。 私がはじめてライダーズのライブを見たのは確か1984年か85年頃だったと思う。 そのときはもうすでにポップなライダーズだった。こんなニューウェイブな演奏じゃなかった。 かしぶちさんはこの頃、こんなしびれるドラムさばきだったのですね。 私が好きになった頃はもうすでにダンディで美しいかしぶちさんだったので、こんな暴れるドラムをたたく人だったとは驚きます。 あと、私はキーボードを弾く人なので、なんと言っても岡田さんのシンセはたまりません。何を使っているかはわかりませんが、多分すごくたくさんの機材を使っているものと思います。当時のニュー・ウェイブっぽい雰囲気が岡田さんのシンセから漂いまくってます。 最初からテンションが高い演奏で「大人は判ってくれない」でその頂点! ライダーズはアルバムとライブではアレンジが違っていることが多いので、ライブはわくわくする。もう「スイマー」「彼女について知っている二、三の事柄」なんてサイコー!!アンコールの「グル-ピーに気をつけろ」 で絶頂!! しかし私はポップなライダーズが一番好きなので、一番聴きたいのは80年代中盤以降のライブです。もっとあるのならぜひともリリースしてほしいです。 1. 第3の男~地下水道 2. 無防備都市 3. アルファビル 4. 欲望 5. 沈黙 6. インテリア 7. いとこ同士 8. ヴェデオ・ボーイ 9. 大人は判ってくれない 10. ハバロフスクをたずねて 11. 鬼火 12. スイマー 13. 太陽の下の18才 14. 水の中のナイフ 15. 24000のキッス 16. 彼女について知っている二,三の事柄 17. 24時間の情事 18. モダーン・ラヴァーズ 19. グル-ピーに気をつけろ
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