私の音楽日記

2007年01月22日(月) 『ひるの散歩道』  ゲスト 太田裕美

たった25分間の番組なので、少しのコメントくらいかな?と思っていたら、
ニューアルバム発売のいきさつを結構たくさん話してくれた。
裕美さんが大好きなハナレグミの話や今回のアルバムができるまでのいきさつ、苦労話など。
曲は「きみはぼくのともだち」「すぐに君の声を」「遠い明日」の3曲がかかった。
来月の東京でのコンサートでは、アルバム作りに参加してくれたミュージシャンの何組かがゲストで登場するそうだ。
古い話はほとんどなくて、今の裕美さんの話がたくさん聞けていい番組だった。



2007年01月21日(日) 『TheCloudy Dreamer』  OLIVIA  2007.1.17

OLIVIAの歌を久しぶりに聴いた。
相変わらずきれいな声だ。
そしてより一層歌が上手くなっている。
アイドルだった頃から好きだったけど、アイドルをやめてからは大人の歌を歌い始めた。
でも、だんだん見かけなくなって、やめたのかなと思っていたけど、ミニ・アルバムが出た。
しかも8曲中、7曲がオリビアの作詞、作曲とはおどろいた。
道理でオリビアの気品のある声を生かした曲ばかりだ。
こんなにもいい曲ばかりならば、8曲だけのミニ・アルバムでもファンはうれしいだろう。
すっかり一人前のアーティストだ。
オリビアの声はただの美しい声ではなく、上品で気品のあるクリスタル商品のようだ。
そして、相変わらず美しいその容貌。ため息が出る。
こんな人は他にはいない。
一度ライブで見てみたい。ほんとにきれいな顔と声だ。



2007年01月16日(火) 「安全カミソリ」 フォーリーブス 北公次

もう何年も前から聞きたかったフォーリーブスのライブ・アルバム『ラブ・フォーエバー』の1曲。
これは森田童子さんの「逆光線」と同じ曲でタイトルだけ変えてある。
ライブ盤なので、歌の前にコーちゃんは心の悩みというか苦悩に満ちたような発言をしている。
この頃のコーちゃんには辛いことがあったのだろうと思う。
そして「安全カミソリ」を熱唱。絶叫。
歌に入り込んでいく。
素晴らしい歌唱だと思う。
詩の一節、一節をかみしめながら、心の底から叫んでいる。
どうしてコーちゃんはこの歌を歌ったのだろう。
そしてこの歌を作り歌っていた森田童子さんはこれを聴いてどうだったのだろうか。
この歌を歌うことになったいきさつなど謎がたくさんあるが、おそらく解明はしないのだろう。
フォーリーブスは再結成して今も活動中だけど、またこの「安全カミソリ」を歌うことはないのだろうか。



2007年01月15日(月) 「みゅーじん」スガシカオ

去年はスガシカオのライブに行きたくて張り切ってチケットを買いに行ったけど、即日どころか1時間ほどで完売して、がっかりだった。
BSスーパーライブも見逃してしまい、またもやがっかりだったが、ついに『みゅーじん』のスガシカオを見ることができた。
今度10周年記念のシングル・コレクションが出るが、本人は10年もやるとは全然思ってなかったそうだ。
それどころか3年くらいがピークで、それ以上はマンネリ化して同じような曲しか作れなくなるだろう。
よく書けて50曲くらいだろうと思っていたそうだ。

私にとってスガシカオの歌は「あきらめの美学」を感じさせてくれる。
夢を追うのはもちろんいいけれど、夢は全部叶うわけはない。
あきらめることも美しいし、この辺で止めようと思ったり、方向を変えるのもそれはそれで爽やかだと思う。
スガシカオの歌を聴いていると、引き際の切ない美しさを感じる。
この番組のスガシカオはとてもハイテンションでちょっと驚いた。
ツアーの初日もものすごくノリノリだったようだ。観たかったなあ。
最後に「黄金の月」を歌い、「5年後は音楽をやっているのか、どうなっているのか全然わからない。」と笑ってた。
時々まったくわからない不可解な歌も歌っているけれど、スガシカオのハスキーな声と一歩ひいている熱くない感覚が私は大好きだ。



2007年01月12日(金) 「ジョン・レノン スーパー・ライヴ」

ベトナムの子供達のために学校を建てるということを目的にしたチャリティ・コンサート。
オノ・ヨーコさんが中心となったライブ。

宮沢りえ、ラブ・サイケデリコ、平川地一丁目、平原綾香、斉藤和義、Cocco、スキマスイッチ他色んな人が出ていた。
平川地一丁目はまたもやパワーアップしていた。
力強く堂々とジョンの歌を歌う。
スキマスイッチはちょっと緊張しながらもこちらもしっかり力強く歌った。
ラブ・サイケデリコは言うまでもなく上手いというか上手すぎる。
すごいなあ。慣れた歌いっぷり。何でもまかせておけ!と言っているかのような堂々とした歌いっぷリだ。

一番感動したのはCoccoだった。
彼女は去年もこのライブに出ないかという打診があったそうだが、どういうチャリティなのかわからなかったので出なかった。
チャリティって、うさんくさいと思ったそうだ。
今年もお誘いがあったので、「学校を建てたのならその学校を見せてください。」と言って、スタッフといっしょにベトナムのチャリティで建てられた学校を見に行ったそうだ。
そして、その学校へ通っている生身の子供達と接して、その素晴らしさを肌で感じたと言う。
そしてただの寄付だけじゃなく、教育を受けて新しいリーダーを作り出す事の大切さを身にしみて感じた。
この国に新しいリーダーを作り出すには教育が必要、学校が必要なんだと感じて、今回のライブに参加することにしたと話していた。
思っていても実行にうつせない人が多い中、Coccoはきっちり実行して、立派だと思った。
すごく感動した。だからCoccoの歌には真実があるのだろう。



2007年01月11日(木) 「松任谷由実のオールナイトニッポンTV」

ユーミンのオールナイトニッポンTV、ゲストが豪華で中身も濃くてすごく良かった。
最初、黒柳徹子さんが出てきたときは二人のトークが続くのかな?と思っていたら、その後次々とゲストが出てきた。
ユーミンは「徹子の部屋」の最終回のゲストに出たいと言っていた。
二人の話が弾んでいつまでもしゃべりつづける勢いだった。
布袋さんはお子さんのことをうれしそうに話していて、優しい感じだった。
布袋さんは娘さんのお弁当も作っているそうだ。
その苦労話に思わず「ああ、私もそうそう!」と相槌を打ってしまった。
スガシカオと「A HAPPY NEW YEAR」を歌ったのは絶品だった。
倖田来未さんはすごく楽しそうにしゃべって、ジュースをこぼしてしまったりして面白かった。おしゃれの話は変なことをいっぱいやって、面白かった。
AIはすごく自然体だった。ユーミンがキーボードを弾いてAIが歌った。
すごく息が合っていて、だんだんノリノリになっていって、ああ、音楽っていいなと思わせてくれた。スガシカオとの歌も良かったけど、AIとの歌は最高だった。
パフィーは大人になってきれいになっていたけど、緊張せずにしかし真面目に話をしていて好感が持てた。
一緒に「アジアの純真」を歌った。名曲です。これはほんとに。
ユーミンがゲストのみなさんにラジオネームをつけたけど、もうそのユニークさには爆笑してしまった。

それにしてもAI!!!
あそこまでユーミンとくだけた話をして尊敬する!!!
知らないことを恥ずかしがることもなく、どうどうとユーミンにぶつけていける。
うーん、若いって素晴らしい。
最初から最後まで全部面白かった。
たった1時間の番組なのに中身が濃くて長く感じる面白さだった。



2007年01月10日(水) 『太田裕美ヒット全曲集』

久々に太田裕美さんの古いベスト・アルバムを聴いた。
75年発売のベスト・アルバムなので、たぶん最初のベスト・アルバムだと思う。

曲は
1.夕焼け 2.太陽がいっぱい 3.回転木馬 4.妹 5.レモンティー
6.たんぽぽ 7.雨だれ 8.夏の扉 9.心さわぎ 10.グレー&ブルー
11.ぬくもり 12.白い季節

ファースト・アルバム『まごころ』とセカンド・アルバム『短編集』からの曲がほとんどだ。
実は私は『まごころ』はあまり好きじゃない。
私はだいたいファーストアルバムはあまり好きでないことが多い。
浜田省吾やユーミン、チューリップ、風、ふきのとうなど大抵セカンドかサード・アルバムから好きになっていた。
太田裕美の『まごころ』もあまりに幼すぎて、アイドル風の甘すぎる曲はあまり好きじゃなかった。
セカンドの『短編集』から曲のバラエティの豊かさやドラマティックな展開に惹かれてそれこそレコードが擦り切れるほど聞いていた。
このベストアルバムはその2枚のアルバムが混ざっているので、幼く聞こえた曲もそれほど目立たない。
デビュー当時から丁寧に曲を作っていたんだなあと改めて感じる。
「心さわぎ」や「太陽がいっぱい」などは本当に幼い声だけど、今の裕美さんが歌ったらどんな感じになるのだろうか。



2007年01月08日(月) 『名探偵コナン 劇場版テーマソングベスト』

『名探偵コナン』に使われる曲は古くなく、かと言って新しすぎることもないいい曲ばかりを使うので、私はいつも何が使われるか楽しみにしています。
今回は劇場版のベストということで、10曲しか入ってなくてちょっとものたりないのですが、やっぱりいい曲ばかりです。
これらの曲は私にとってサンシャインです。太陽たちです。
1曲目のB'z「ゆるぎないものひとつ」は去年B'zのライブで聴いたときに胸にガッツンときました。
私もこうありたいなと思いました。
コナンのテーマ曲で一番合うのは私はZARDだと思います。
「夏を待つセイルのように」は去年コナンの映画の宣伝で聴いたときから、夏を待つ気持ちをより一層強くさせてくれました。
倉木麻衣や小松未歩の曲はもう聞き飽きるほどに聴いていますが、どうしても飽きないいい曲だし、ラストの杏子が歌う「Happy Birthday」がピリッと一味違ってすごく良い。
スガシカオが書いた苦味のある曲を杏子のスパイスあふれる声で歌ってもくどくない。
奇跡的だと思う。
中途半端なベストアルバムだと思うけど、この「Happy Birthday」でキリッと締めているので、これはこれで良し!と思いました。
それにしても全部いい曲ですね。ほんとに。
次のコナンも楽しみです。



2007年01月07日(日) 『Best of Best 〜20 Songs〜』   西村由紀江  2006.9.13

ピアニスト西村由紀江さんのベストアルバムです。

ピアノがメインの曲だけでなく、「風のスキップ」のようにバイオリンの音が楽しめる曲なども収録されていて、聴いていると明るい気持ちになれます。
「Esplanade」のようなピアノの力強い曲からは西村さんの決意を感じることができます。
力強くピアノを弾く西村さんが見えてきます。
「しあわせのかたち」は柔らかで水のような音楽です。

このアルバムを聴いていると、
なんだか凝った体がほぐされてくるようで気持ちよいなあと思います。

去年は西村さんのNHKのピアノ講座見ましたが、すごくわかりやすくて釘付けになりました。また、続編やってほしいです。



2007年01月06日(土) 『WANNA BE THE PIANO MAN』

去年から聴きたいと思っていたビリー・ジョエルのトリュビュート・アルバム。
私が聴きたかったのはKの「オネスティ」とDEPAPEPEの「マイ・ライフ」の2曲だけだったのでレンタルした。
が、ほとんどの曲がすごく聴きやすくて、すごく良い。
今年になってからは毎日聴いている。
ゴスペラーズの「ロンゲスト・タイム」や大黒魔季の「ストレンジャー」も気に入ったが、一番びっくりしたのはSUEMITSU & SUEMITHの「アップタウン・ガール」だ。
すご〜く弾んでいる。
日本人でもこんなに弾んだ歌い方ができるんだなあと思った。

個人的には綾戸智絵の「ニューヨークの想い」だけは嫌いだけど、あとの10曲はそれぞれのアーティストの持ち味を生かして、なおかつ楽曲を著しく壊さずに歌っていて私は楽しい。
DEPAPEPEのギターの「マイ・ライフ」は曲のメロディーの美しさを際立たせている。
ギターで歌う「マイ・ライフ」だ。
ピアノ・マンをギターで歌うなんてしゃれている。

トリュビュート・アルバムはあまり好きじゃないけれど、このアルバムと井上陽水のトリュビュート・アルバムは良かった。


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