| 2006年02月10日(金) |
CHAGE & ASKA CONCERT TOUR 2004 TWO-FIVE |
CHAGE&ASKA25周年ツアー2004年12月名古屋でのコンサートのDVD。 私は2004年10月に四日市でこのツアーのコンサートを見た。
DVDはオープニングムービーから始まった。 ああ、なんとなく見たことがあるなと思った。 ちゃげあすの最近のコンサートはいつもオープニングムービーがあり、 ファンはみな釘つけになる。 そして、その映画が終りそうになるときにオーバーラップするようにコンサートに切り替わっていく。 この、映画からコンサートに切り替わる瞬間にいつもこたえられない味がある。 映画に釘付けになり、みなが笑っている時に突然コンサートが始まる。 この瞬間の興奮は不思議なハイテンションだ。
曲は「熱風」「21世紀」など古い曲も歌われた。 20年ほどまえにリアルタイムで聴いていた「21世紀」と今聴く「21世紀」は私の中では違う曲になっている。 これを聴いていると「ああ、飛鳥は夢をかなえたんだなあ。」と思う。 チャゲの「NとLの野球帽」も改めていい曲だと思った。 「僕はこの瞳で嘘をつく」「YAH! YAH! YAH!」はいつもみてパワフルだ。 飛鳥の声は3時間ノンストップで歌ってもつぶれることがない。 時々、声がかすれることもあるが、その後はまた戻っている。 あのかすれ具合もプロとして計算して歌っているのかなとか思ったりする。 ファンにとっては時々きくかすれた声もとても魅力的で、ライブに来て良かった!と思ったりする。 CDではいつも完璧な歌唱しか聴くことができないので、コンサートでの小さな変化がうれしい。 ロックありアコースティックあり、アカペラあり、飛鳥のぎこちないおしゃべりとチャゲの能天気な面白さ、そして飛鳥の心からの強烈なメッセージと CHAGE&ASKAのコンサートは中身が濃すぎるほど濃い。 このコンサートで飛鳥は 「心を伝える事」 「この世に音楽が存在する事に感謝したい」ということを強調していたようだった。 私もまったく同感だ。
「PRIDE」を越える歌を飛鳥はこれから作るのだろうか。 それとももう「PRIDE」を越える歌を飛鳥は作ったと思っているのだろうか。 どっちかなあ。私にはわからない。 デビュー前からずっとチャゲ&飛鳥を見つづけているファンとしては、ひたすらその声を大切にと願い、チャゲとの絶妙で自然なアンバランスをこれからも楽しみにしている。
| 2006年02月08日(水) |
「Vocalist」 徳永英明 2005.9.14 |
徳永英明さんが他のアーティストの歌を歌うカバーアルバム。 「時代」「ハナミズキ」「駅」「異邦人」「シルエット・ロマンス」など色々。 私は最初ラジオから徳永さんの歌う「卒業写真」を聞いて、 男性の声で聞く「卒業写真」もいいなあと思った。 今回のアルバムは全曲女性アーティストの曲ということで、しかし全部徳永さんの歌いやすいようにアレンジされていて、とてもすんなりと聞ける。
実は私は徳永さんの曲では「I love you」という曲が一番好きで、 この曲は声といい息継ぎといい限界まで力を振り絞って歌っている。 酸欠になりそうな歌でとても普通の人には歌えないと思う。 あの頃の徳永さんは無理をして苦しかったのかもしれません。
今は自分の好きな歌を心を込めてゆったりと歌っているので、聞いているこちらも力まずにその世界にじんわりと浸ることができる。 特に「ハナミズキ」がいい。 他人の作った曲とはいえ魂がこもっていると思う。 「君と好きな人が100年続きますように」という歌詞が心にしみわたってくる。 アレンジが控えめでじゃまなものは何もない。 徳永さんの声だけが輝いているようだ。
徳永さん、病気を克服して、元気になってまた歌えるようになって本当に良かった。 無理せずに好きな歌を歌って下さい。 もともとすごく歌の上手い歌手なのだから、前のような無理をせずにずっと歌いつづけてください。 次のオリジナルも期待して待っていますから。
| 2006年01月26日(木) |
「クロ」 遊佐未森 2005.12.7 |
今月のみんなの歌でかかっている「クロ」。
これはとってもとってもいい歌と絵です。 真っ黒の猫「クロ」との出会いからふれあいの楽しい日々、 そして別れまでをそれは穏やかに優しく歌っている。 そして、歌とともに流れる絵の優しい事。 真っ黒の猫「クロ」は最後に夜空になる。 夜空を見る度に「クロ」を思い出す。 いい歌だ。
| 2006年01月24日(火) |
「本田美奈子 CD&DVD THE BEST」 2005.12.7 |
本田美奈子さんのアイドル時代とロック系の歌を歌っていた頃ベストアルバム。 クラシックを歌う美奈子さんの歌唱力も素晴らしくて、クラシックの歌というものをあまり知らないだけに新鮮で見直した。 しかし、私はアイドル時代の美奈子ちゃんもすごいと思う。 ベストCDの方で歌を聴いていると、「上手いなあ。こんなに歌の上手いアイドルは他にはいなかったなあ。」と思ったけど、 DVDの方を見て歌に対する情熱と、とにかく持てる力を思いっきり出している姿にドキドキした。 私はアイドル時代の曲は少し知っていて、元々歌がすごく上手い歌手だと思っていた。 本田さんがデビューする頃は松田聖子が全盛期で、松田聖子の松田は「世界のマツダ」から取った名前なので、それに対抗するには「世界のホンダ」から取ろうということになって「本田美奈子」になったそうだ。 DVDはアイドルの頃のステージとミュージッククリップが収められているが、ミュージッククリップの方は口パクで歌ってはいないようだ。 ステージの方はすごい。 あの、声が盛り上がって下がるところがすごく心地よい。 きっとおなかの底から声を出しているだろうに、とても軽く歌っているようにみえる。 体力も並大抵なものではなかったのだろう。 ファンの男の子達の「マリリ〜〜〜ン!!」と叫ぶ声もすごい。 このDVDを見ていると松田聖子よりも歌唱力、ルックス、力強さなどどこからみても聖子ちゃんを超えていると思う。 ただ、万人向けでなかったのだろう。 惜しいというより、過激に思いっきり歌うのが、本田美奈子のやりたかったことだったのだろう。 そして、その後ミュージカルやクラシックまで歌い、アイドルの頃と全く違う歌にも挑戦した。 元気に激しく歌う姿を見ていると、なんで30代の若さで亡くなったのだろうとやはり涙が出てくる。 人の人生は色々なので、太く短く生きるのも人生と言う人もいるけど、私はそうは思わない。 何の罪もない人が若くして苦しんで死ぬなんて、どんな人でもそれは辛く悲しいと思う。 私自身38歳の頃、友達を癌で亡くしたが、癌で入院することを聞いたとき、なんとかがんばってほしい、治ってほしいとしか考えられなかった。 願いは叶わず、本田さんの歌を聴くとその友達のことを思い出してしまう。
本田美奈子さんは本当に実力派の歌い手さんだった。
| 2006年01月23日(月) |
「&」 一青よう 2005.12.21 |
私は一青さんの和風の歌詞と和風の声が大好きだ。 「ハナミズキ」「影踏み」「かざぐるま」など胸に詞がつきささってくる。 今回初めてアルバムを買ったが、これはすごい名盤だと思う。 静かな感情豊かな歌はもちろんのこと、アップテンポでちょっと冒険気味の曲も歌いこなして、かなり歌唱力がアップしたようだ。 オープニングはちょっと遊び感覚の「Banana millefeuille」。 こういう冒険を兼ねたような遊びの要素がある歌を歌いこなし、1曲目に持ってくるということ自体が、自信に満ち溢れているということなのではないだろうか。 シングルでファンになった人は違和感があるかもしれない。 私もシングル曲でファンになったので、最初は「こういう歌は一青さんに似合わない。」と思った。 でも、何度か聴いているうちに、バラエティに富んでいることと、 構成のよさに気がついた。 1曲目、2曲目は不思議にくずれた感じで、その後はすばらしいバラードが続き、その後ロック系の曲やつなぎのような曲もあり、最後の「さよならありがと」で泣かせる。 これ、なんでシングルじゃないの??
二度とない決めごと さよならありがと。 また少しだけ君のこと 無断で好きになったけど 指折りした夢路いとし 今でもきっと 僕、の方が
言わずもがな恋の甘さ あのとき優しくできてたなら 皮肉だけど憎んで さよならありがと。 指切りした日々添い星 今でもきっと 僕、の方が
今ならきっと僕の方が
「さよならありがと」
| 2006年01月22日(日) |
「東京の空の下あなたは」 山口百恵 1977. |
この曲は2003年に突然「山口百恵の21年振りの新曲」と歌われて『MOMOE PREMIUM』というCD−BOXの最後に収録された曲。 いわゆるお蔵入りになっていた曲でまだそんな曲があったんだなあと驚いた。 そしてこの曲はNSPの天野滋氏作詞作曲だ。
アップテンポな曲だけど 「東京の空の下のあなたには私の気持ちはわからない」とか 「バカね バカね バカね 私は」というくだりはまるで演歌のようだ。
しかしあの百恵節で歌うと演歌ではない。 ちょっと影は感じるけど泣いてないからだ。 あくまでも、山口百恵の少し翳りのある歌謡曲になっている。 そしておそらくこの曲を天野君が歌っていたなら、NSPの曲になっていたんだろう。 私にはこの細かいアップテンポの曲を百恵ちゃんの声で聴いていても、天野君の声が時折重なって聴こえてくる。 アイドルの初期の歌はあまりに幼すぎて聴くのもはずかしくなるような曲が時々あるが、百恵ちゃんは宇崎、阿木コンビが歌を作るようになった頃から歌声にも力が入ってリスナーをひきつける歌手になっていった。 引退の頃は美しさを増して、華やかで煌びやかで何を歌ってもスターだった。
私はこのお蔵入りした「東京の空の下あなたは」が良いとか悪いとかどちらかわからない。 ただ、天野君らしい細かいストロークの調の曲と、淋しげな詞で百恵ちゃんをイメージして書いたのだなあと思い、その頃のNSPの歌を思い出した。 そうそう、あの頃天野君の書く曲は細かいストロークで、あまり抑揚のない曲が多かった。 あまり抑揚のない百恵ちゃんの声や表情に天野君が書いた歌はあっていたのだ。 百恵ちゃんも淡々と、しかし一生懸命歌っている。
もともとNSPはフォークにどっぷり浸かっているグループではなくて、 たまたまヒットした曲がフォーク調だっただけで、ジャンルはないような不思議なグループだった。 この「東京の空の下あなたは」を聴いていると、曇り空を見上げている百恵ちゃんの姿が浮かんでくる。
今となってはこの曲が最後までお蔵入りせずに2003年に陽の目を見たということは良かったと思う。 きっと天野君もこの曲が発売された事にうれしさを感じただろう。 活動期間が短かった百恵ちゃんに、隠れた音源がまだあったとは芸能界はやっぱり不思議な世界だ。
| 2006年01月20日(金) |
「Duets」 山下久美子 2005.12.21 |
久々に山下久美子さんの歌を聴くことができた。 久美子さんの歌では「瞳いっぱいの涙」という曲が大好きで、これは原田真二さんの曲だった。 久美子さんは布袋さんや、原田真二さん、佐野元春さんなど色んなアーティストの曲を久美子流に上手く味付して歌える人で、くせがあるといえばくせのあるあの声がとても魅力的。
そして久々に聴いた今回のアルバムは「Duets」。 そうです!色んな人とデュエットしているのです。 まずオープニングが忌野清志郎とのデュエットでもう聴いていてごきげんになってしまった。 最初っから清志郎の声が聴けるなんて、もうそれだけでこのアルバムは楽しい色んな味が楽しめることが補償されているようなもの。 次の曲の甲本ヒロトさんとの「ドレミの歌」も弾んで楽しい。 ユーミンの「やさしさに包まれたなら」もユーミンとは全然違っていい感じだし、元フライング・キッズの浜崎さんとの「ラチエン通りのシアター」などはよくぞこの曲を取り上げてくれた!さすが浜崎さんと大感激してしまった。 そういえば私は最悪に落ち込んでいた頃、フライング・キッズの曲にかなり励まされてた。 病床で毎日フライング・キッズの曲を聴いていた過去を思い出してしまった。 あと、亀淵有香さんとの「The Rose」も渋い。 この曲は久美子さんの声質にぴったりで、とても自然に聴けた。 この曲は色んな人が歌っていて、どれもが素敵で本当に楽曲が素晴らしいのですね。 そして吉川君との「Someday」やラストの元春との「A Silver Girl」を聴いていたらもう胸が熱くなってしまった。 こういう気持ちを忘れてはいけない。絶対に。
久美子さんは双子のお子様を育てながらの活動で、辛い事もたくさんあると思うけど、こんな素敵なアルバムを作っていける素晴らしいアーティストだと再認識しました。
| 2006年01月19日(木) |
「Beyond the Sea」 K 2005.1.18 |
Kは本当に韓国の人なんだろうか?そして本当に若干22才なんだろうか? 日本でのデビューアルバムを聴き終えた感想はこの一言。 驚くほど上手くて完成されたアルバムで圧倒された。 こんなに日本語が上手いなんて、こんなに表現力が豊かだなんて、韓国の人とは思えない。 そんじょそこらの日本人よりも日本語の歌が上手い。もうびっくりだ。 テレビではバラード系の歌しか聴いてないので、バラードのKだなとか思っていたけど、ポップな曲も恐ろしく上手い。 びっくりしたし、しびれた。 1曲目の「Cover Girl」のなんというカッコよさ! 発声の仕方の微妙な強弱の感じや表現力はなんともいえない。
「陸の上の舟」はポップな曲なのに、Kの声によってバラードにも聴こえると私は思う。 「Beyond the Sea」は歌いたくて海を越えてきたと言っているように聴こえる。 日本のファンに向けての歌かなあと思った。 ゴスペラ―ズや平井堅、エグザイルなど色んなアーティストの歌の要素ををひっくるめた歌が歌えるKは、しかし誰にも似ていない。 古内東子さんが「Fly away」という詞を書いているが、Kが歌うにぴったりの詞だ。 DVDの方は6分ほどの歌っている映像だけど、とにかくピアノを弾く姿がめまいがするほどかっこいい。 あんな情熱的にピアノを弾き歌う事ができるなんて、とても22才とは思えない。 単に音楽に感動したというより、人として恐ろしく素晴らしい人だと驚くばかりだ。
| 2006年01月14日(土) |
アコースティックナイト in 川越町〜伊勢正三・太田裕美・大野真澄〜川越町あいあいホール |
1.地球はメリーゴーランド(3人) 裕美さんは水色のロングツービース、裾はギザギザ。 2.海岸通り(3人) MC 大野さんが業務連絡を会館の人から頼まれる。 「駐車場のナンバー○○○○の車がライトがつけっぱなしになっています。」と大野さんがメモを読あげる。 「この車のお客さん、すぐに消してきてください。」すると一人の男の人が「わたしです。」と言ってあわてて外へ。 正やんが舞台袖へひきあげる。 「コンサート楽しかったなあ。と思って帰っても車が動かないんじゃだめですよね。教えてもらって良かったですね。」(裕美さん) 「裕美ちゃんと出会ったのはもう30年前、たくろうも歌ってた「ペニーレイン」だよね。」(大野さん) 「そうですね。あれからもう30年。30年経ってこうやって一緒に歌っているっていいですね。」(裕美さん) 3.さらばシベリア鉄道(大野さんと裕美さんがデュエット) 裕美さんが袖へ消える。 「この「あなただけを」は湘南サウンドを意識して作ってくれと依頼されて、7週か8週1位になったんですよ。」(大野さん) 4.あなただけを(大野真澄) 「この曲はみんな知っているかなあ?「ビートルズはもう聞かない」です。」(大野さん) 5.ビートルズはもう聞かない 6.ラブソング 「新しいアルバムの中の曲です。」(大野さん)
大野さんが引き上げて、裕美さんが再び登場。衣装は水色のツーピースで同じでした。 「私は本当に曲にいい曲に恵まれていて、この曲もとってもいい曲なので、聴いてください。」(裕美さん) 7.サントリー南アルプス天然水の歌 水の里(太田裕美) 「若い頃は自然や地球を守るとか考えた事がなかったけれど、お母さんになって初めて地球をきれいなまま孫やひ孫の世代に伝えたい、自分の時代だけじゃなく、ずっときれいな地球を守りたいと思うようになりました。お母さんになってから、自分の世界がパノラマのように広がって、色んな人から色んなことを教わったり、歌の世界もお母さんの気持ちで歌ってくださいと依頼されたりするようになり、歌の世界も広がりました。」 「きょうは東京も朝からずっと雨です。」(裕美さん) 8.雨降りお月さん 9.雨だれ 「「雨降りお月さん」は歌が子供の頃から大好きな私の歌の原点で「雨だれ」はプロとしての原点の歌です。」(裕美さん) 正やん登場。 10.君と歩いた青春(太田裕美、伊勢正三) 正やんは冬が苦手だという話しと紅白のスキウタの話しが交わされた。 「私は1曲でもすごくうれしいのに、正やんは2曲も入ってすごい!」(裕美さん) 正やんが紅白で踊りが恥ずかしかったとのエピソードを話した。 11.雨の物語(伊勢正三) 「冬は苦手なのですが、僕の歌は今の時期の歌が多いのです。」(正やん) 「シベリアはマイナス59℃だって。冷凍庫みたい。凍っちゃうよね。」(正やん) 「そんなに低いと組織が壊れちゃいますよ。」(裕美さん) 「瞬間冷凍で組織は守られるんじゃないの。」(大野さん) 12.暦の上では 13.なごり雪
裕美さんと大野さんが登場。 14.空に星があるように(3人) ギターのAの音が合わなくてやり直し。みんな笑っていました。 15.22才の別れ 16.木綿のハンカチーフ アンコール 裕美さんがマイクを落とす。「きょうは色んなハプニングがありますね。」 17.学生街の喫茶店 18.ささやかなこの人生 19.ママはフォークシンガー
とりあえず憶えてきた曲名だけは書きました。MCは記憶が支離滅裂です。
| 2006年01月11日(水) |
スキマスイッチ2005「全国少年」 |
コンサートに行きたかったけれど、チケットが取れずあきらめたスキマスイッチのライブがWOWOWで放映された。 最初はインタビューで「去年は余裕がないままにこなしていったけど、今年はコンサートの本数が増えたにもかかわらず、大変だったというより、去年よりも余裕を持って楽しみながら演奏できた。」と語る二人からは本当に新人としての清々しさを感じた。 まだ、落ち着きや貫禄はなく、飾り気のない言葉で思慮深い表情もないところが素敵だった。 「ふれて未来を」は胸にじんわりと響く曲なのに、一緒に楽しく口ずさむ事もできる曲でファンはのりのり。 「雨待ち風」の熱唱もよかったけれど、やっぱり私はなんといっても「奏」に強く胸を打たれる。 この歌を聴いていると、誰にでもこんな広い気持ちで接していければいいなと強く思う。 「かけらほのか」「さみしくとも明日を待つ」はその感情たっぷりなところがよかったし、「飲みに来ないか」はいかにも若々しくて楽しくなった。 最後は「全力少年」で最高に盛り上がっていった。 私はスキマスイッチが「全力少年」で大ブレークしたことには不満があったのだが、いやいや、これでよかったのだと改めて思った。 「雨待ち風」や「奏」などのバラードで売れてしまったなら、どうしても次もバラードを作ろうと言う事になっていくのだろうと思う。 そんなことになると妙なプレッシャーがかかってしまうだろう。 歌唱力があるので、自由に歌いたい歌、作りたい歌を歌ってほしいし、「全力少年」のような明るい曲がヒットして、こんなに色んな曲を作って歌っています!とどんどんアピールしていってほしいと思う。
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