私の音楽日記

2004年09月12日(日) 「甲斐バンド&甲斐よしひろ グレイト・トリュビュート・コレクション グッドフェローズ」 2004.8.25


甲斐バンド&甲斐よしひろさんの曲を色んなアーティストが歌っているトリュビュートアルバム。

私好みのひたすらカッコイイアルバムで、何曲かにしびれてしまいました!
1番、失神しそうになった曲は高橋克典さんの歌う「アウトロー」。
なんでこんなにかっこいいの!絶対に歌うところを見たい、見たい、見たい!!
ちょっと宇崎竜童っぽい感じもある。ここまでやるか!と思いました。
失神しそうな曲の2番目はDA PUMPの「風の中の火のように」。
これもここまで変れるかっ!て感じ。違う曲を聴いているみたい。
歌い踊るDA PUMPを見てみたいなあ。見たい!
ソフィアの松岡君の歌う「安奈」はちょっと…。
ちょっと声が立体的すぎて、もうちょっと控えめな方がいいかなあと思っていたら、
後半、演奏が厚くなるにつれて、松岡君のボーカルがすごくすんなりとのってきて、
いい感じになってきました。
石川セリさんの歌う「かりそめのスウィング」は予想通りジャズ風で、
けだるいイメージ。
息遣いもよく聴こえ、ギターのキュッとなる音やベース音のなだらかな響きが
高級バーの雰囲気を感じる。(高級バーとか行ったことがないのであくまで想像)
一番、すんなりと安心して聴けるのはHOUND DOGの「BLUE LETTER」です。
個人的にこの歌は大嫌いなので、聴きたくないのですが、HOUND DOGは上手く歌ってると思います。
ただ、セリフはやめてほしかった。大友さん。
あと、大黒摩季さんの歌う「HERO」はもう最高!!
つきぬけるような歌い方で、素晴らしい出来です!!

今までたくさんのトリュビュートを聴いてみて、がっかりするものもあったけれど、
これは良かったです。
でも、甲斐ファンはどうなんでしょう。
こんなにも原曲が変わってしまうと、がっかりとか色んな気持ちがあるんでしょうね。






2004年09月11日(土) 「レイト・レイト・サマー」  ブレッド&バター  1979


名曲「あの頃のまま」収録のアルバム。ブレバタは夏の歌というイメージが強いが、
実はそれほど夏の歌ばかり歌っているわけではない。
結構、秋冬向けの大人っぽい曲も多い。
これは「レイト・レイト」と二つ「レイト」がついている。
ということはほんとにほんとに夏の終わりということでしょうか。

これはユーミンをはじめ作家陣が強力なので、曲はすべて◎なのですが、
高橋ユキヒロさん&細野晴臣さんコンビの「THE LAST LETTER」が特に好きです。
YMOっぽい独特のアレンジ(たぶんユキヒロがシンセドラムで細野さんがベース)と
淡々とあきらめぎみにそっけなく歌っていく幸矢さんのボーカル。

 Last chance, Last Letter この手紙置くよ
 Bye Bye My Love いつか又 So Long!

その次の「渚に行こう」は一転して愛情たっぷりの自然に温かい歌。
 
 夏の恋人よ 渚に行こうよ
 僕の話を聞いてほしい
 君だけを愛してる

B面はA面よりも大人っぽい歌ばかりで、
「SUMMER BLUE」「青い地平線ーBlue Horizon」の美しいハーモニーに、
よりブレバタらしさを感じる。

 夏の光が 砕け散る海辺
 瞳を閉じて あの頃を思う
 慣れ過ぎた恋に 背中向けたままで
 別れる自由も 奪ったあの季節

 Summer Blue Summer Blue
 愛さない罰さ

 ”別れる自由も奪ったあの季節”なんてフレーズはブレバタしか歌えないんじゃないでしょうか。
「青い地平線ーBlue Horizon」はほとんど英語詞で、天才筒美京平メロディー。
流れるような曲で青い空のひこうき雲を見上げているような気分になる。

晩夏に聴くにはぴったりのアルバム。






2004年09月10日(金) 「TOK10」 TOKIO  2004.9.1


私は家に有線放送をひいているのですが、新譜チャンネルというのがあり、
そこでは毎週5〜6枚、新しいアルバムが紹介されるのですが、
1曲か2曲カットされて放送されます。そこでこのアルバムを聴きました。


TOKIOデビュー10周年記念アルバム。

歴代ジャニーズアイドルの曲を歌いまくるなんて、たぶんTOKIOしかできないだろう。
「涙くんさよなら」はかなり古い曲だけれど、ちょっとJAZZ風アレンジで、
速いベース音とスリルあるトランペットで、ほどよい派手さで歌っている。
これ以上やると派手すぎるかなと思うけれど、ちょうどよいところでバランスをとっている。

フォーリーブスの「ブルドック」に期待していたが、これは私はフォーリーブスの方が好き。
フォーリーブスは歌唱力あったんですね。昔は気づかなかったけど。
TOKIOの「ブルドッグ」はちょっと線が細すぎる感じがしてしまうけれど、
でも、みんなで歌ってカバーして精一杯鋭く歌っているので、感じはでている。
それに擬似ライブなっていてファンの歓声も入っていて、楽しい。アイドルの王道。
しかし私にとっては、やっぱりあのフォーリーブスの姿が記憶に強く残っているために、ちょっと弱いなあ。

「よろしく哀愁」はすごく速いアレンジで、郷ひろみのあのしっとりさは微塵もない。
急いで、ひたすら歌う。たしかCMで流れている曲。
投げやりで情緒とかないけれど、こんな歌い方もあるんだと再認識してしまいます。

トシちゃんの「抱きしめてTONIGHT」やマッチの「ギンギラギンにさりげなく」も
個性的な名曲なので、どうなるのかと思ったけれど、
これは結構原曲をこわさずに無難な感じ。

シブがき隊の「100%・・・SOかもね!」は完全に壊してあるので、
ここまで来ると私なんかにはわからない。

少年隊の「君だけに」はきれいに歌ってます。

「DAYBREAK」は誰のヒット曲だったか忘れたけど、TOKIOのオリジナルみたいに聴こえる。シングルにしてもいいんじゃないかと思えるほど。

「パラダイス銀河」はいい曲です。誰が歌ってもいいです。気持ちいいです。

「フラワー」もいいですが、Kinki kidsの方が歌が上手い気がする。

「WAになっておどろう」もノリがよくなっていて、かっこいいです。これも名曲。

一番、一番好きなのは「らいおんハート」。
アカペラで歌っている。やるなあ。TOKIO。見直しました!


私はTOKIOファンではないのですが、このアルバムには、はまってしまいました。




2004年09月09日(木) 「JUNKO THE BEST 」  八神純子  1980.10.21


八神純子さんの伸びやかな声はいつ聴いても美しい。
この声こそ天性の美声なんでしょう。
このアルバムはたしか八神さんのはじめてのベストアルバムだったと思いますが、ちょっと変った構成。
A面がポプコン関係のアーティストの名曲集で八神さんのオリジナル曲ではなく、
B面は八神さんの当時のヒット曲。
なんでこんな構成になったのか当時も不思議でしたが、今も知らない。
ジャケットはどこか不明ですが、真っ青な空とひびわれた地面のところに八神さんが立っておられて、
そこは砂漠みたいに乾燥しているような所で、八神さんの歌声が青空にひびきわたるイメージをこのジャケットで感じる。

A面のポプコン関係の曲はどれも地味ないい曲で、八神さんが歌ったことによって、脚光をあびることができた名曲ばかり。
1曲目の「うまくいかなくても」はとても青空に似合うパーッと広がるような歌。
八神さんの美声がより一層この歌を引き立てる。
2曲目の「愛色の季節」は松本隆さんの作詞で、お得意のしっとりした美しい歌詞に美しいメロディーの曲。
夢がいっぱいで、八神さんの美声がよりいっそう彩りを華やかにしているよう。
次の「Be My Best Friend」はちょっと洋楽っぽい曲で、英語の部分もきれいになめらかに歌える八神さんならではのこれまた素晴らしいメロディーの曲。
好きだった恋人と別れるのではなく、これからはまたお友達になれるというちょっと外国っぽい感じ。
「私の歌の心の世界」は高田真樹子さんの重いしっかりと足をふんばった感じの歌。
八神さんはやはりあの声なので、美しく熱唱している。
高田真樹子さんが歌うとたぶんぜんぜん違って聴こえるでしょう。
これもすごい名曲で力作。
地味な曲も八神さんが歌うと彩りがパーッと広がってカラフルになっていく。
B面は、当時飛ぶ鳥を落とすいきおいだった八神さんの怒涛のヒットメロディーで、
私は「想い出のスクリーン」と「パープル・タウン」が大好き!
今も元気に歌っておられるので、ぜひとも生で歌声を聴きたいです!!



2004年09月08日(水) 「THE SOUL」 DREAMS COME TRUE  2000.2.14


ドリカムの美和ちゃんがチョコレートのコマーシャルに出ていて、アカペラで歌っていました。
とてもいい雰囲気であったかいCMでした。美和ちゃん、好きです。
聴きたくなってドリカムのベストアルバムを聴きました。

ドリカムの歌には、これ以上はないと思えるほどの乾燥した音と声と明るさを時に感じます。
日本人でこれだけからっと乾燥した音を作れるグループは珍しいでしょう。
悲しい歌は悲しく切ないけれど、それでも乾いています。

「うれしい!楽しい!大好き!」は ”うれしい たのしい だいす〜き〜”と段々音が上がっていき、もう最高にうれしくて楽しい!!って感じです。
「晴れたらいいね」も”や〜まへいこう つぎ〜のにちよう ”と聴こえると
私も次の日曜は山へ行こうかなと思ってしまいます。
「サンキュ.」はあったか〜い友情の歌。失恋した私を励ましてくれる友達の歌。
「あの夏の花火」は特に盛り上がる事もなく淡々と歌っています。
あまりメロディーに抑揚がないだけに、歌唱力のすごさが窺えます。
「決戦は金曜日」は難しい複雑な歌で変ったメロディーですが、これを聴いていると元気が出てきます。それにしても難しい複雑な曲です。
でも、大好きな歌です。
この歌がヒットしている頃は何度もリピートで聴いていました。
別に金曜日に何もないのに、歌につられて金曜日は気合をいれたりしてました。
一番好きな曲は「LOVE LOVE LOVE」です。詞、曲、歌すべて最高です。
ちょっと淋しい時に聴きたくなるアルバムです。








2004年09月07日(火) 「リベルテ」  岡村孝子  1987.7.5


岡村孝子さんの3枚目のソロアルバムです。
このアルバムには「夢をあきらめないで」が収録されていて、この歌はすべての人への応援歌で、とてもおだやかにやわらかく夢を応援する歌です。

しかし、この曲以外の曲はすべて、将来の自分に不安を感じる悩める若い女性の気持ちを歌ったものばかりです。

中でも私が好きな「電車」では

 ”混み合う電車に押し込まれ ガラスに額をつけたまま
  大きなため息をついたら なお気がめいる”

 ”仕事を始めていたずらに 時間が流れていくけれど
  けじめと名のついた 卒業証書がほしい

多くの若い女性感じる将来への不安や、学生時代と違ってあっという間に過ぎる時間へのあせりが歌われています。

私も当時OLだったので、この歌の言葉ひとつひとつがすべて自分の気持ちにぴったりときました。

岡村さんの歌はとてもおとなしいのですが、実はとても芯の強い頑固な女性の歌が多いです。
恋愛などに惑わされずに、自分の人生を自分の思うように生きていきたいと、控えめながらはっきりと主張する新しい女性の歌だったと思います。

これからもさりげない等身大の歌を歌ってほしいなと思います。



2004年09月06日(月) 「Bi-Ki-Ni」  杏里  1985.8.5

夏の終わりになると聴きたくなるのは杏里の歌声。さらっとした彼女の長い髪のようなさらさらした歌声。
砂浜にいるような気分になります。
好きなアルバムは多数ありますが、この「Bi-Ki-Ni」が一番好きです。
この頃のアルバムは角松敏生さんの曲が圧倒的に多く、杏里は気分よく歌っています。
このアルバムでは現my littele loverの小林武史さんも3曲提供されています。
私は小林武史さんの流れるようなさらさらしたメロディーが大好きなんです。
一番好きな曲は小林さん作詞作曲編曲の「Surf City」で
 
”ときどきもどかしい 思いの恋なら
  それは 私のせいだと思うの
あなたに よせてた思いも途中で
  また引き潮 そして終わる夏

  I 最後の夜なら
  want 月まではおって あなたのうでに
  in the surf city”

杏里にぴったりの歌詞、メロディー、アレンジの曲で当時は何度もリピートして聴きました。

「September Walkin'」では

 ”september walkin' 一人さまよいながら
  あなたわすれるために
  september walkin' 季節がかわれば長い冬のはじまりね

秋を飛び越えていきなり冬。
ちょっと、早過ぎるような気もしますが、変ではないです。

最後の曲は杏里作詞作曲の美しい曲で、

 ”この海に連れてきてよ
  そのあとは 会わないで
  Still I love you”

Still I love youなのに、そのあとは会わないでとはなんでかな?と思いますが、きれいなバラードで杏里もいい曲が作れるなあと当時よく聴いていました。

まだ、この頃幼さの残る杏里がちょっと背伸びして作った良質アルバムで
夏が来ると必ず聴く一枚です。 



2004年09月05日(日) 「夏唄」  サムシングエルス  2004.8.25

サムエルの最新アルバムは夏の曲のカバー集。
今年の夏はこのアルバムを買うのを楽しみにがんばってきたといっても過言ではない。
そして、やっと聴く事ができて、やはり期待を裏切られる事はなくてほっとして、うれしかった。

最初、曲名を見た時にチューリップの「夏色のおもいで」、ビギンの「恋しくて」、「星に願いを」、浜田省吾の「二人の夏」あたりはきっといいだろうと思ったけれど、オフコースの「夏の終わり」、森高千里の「夏の日」は一体どうなるんだろうと思った。

1曲目の「夏色のおもいで」は期待どうりで、このメロディーは大久保君の声にぴったりだなあと思った。
大久保君の声はなぜかいつも立体的で、他のアーティストのCDよりも近くに聴こえる。ライブ盤ではないのに、ライブ盤を聴いているような感覚が私にはある。
大久保君がすぐそこで歌っているような感じがする。

2曲目はブレバタの「あの頃のまま」でこれはシングルカットされていたので、
聴いた事があり、名曲だけに誰が歌ってもいいものはいいでしょう。

 ”For Myself For Myself
 幸せの形に こだわらずに
  人は自分を生きてゆくのだから

    「あの頃のまま」

20年経ってもまったく色褪せない楽曲。

そしてオフコースの「夏の終わり」は、この曲は難しいし小田さんがかなり高いキーで歌っているのでどうするのかなと思った。
キーを低くしたら、意味がないだろうし。
でも、大久保君はちゃんと歌えるんですね。びっくりでした。あの高いキーを。
浜田省吾の「二人の夏」は小品っぽい曲なので、意識してなかったけれど、
この曲は実は省吾さん、かなりのファルセットで歌っているので難しそう。
しかし、これはサムエル3人力を合わせて、きれいにまとめることができた。

しかし、もう一曲ブレバタの「FINE LINE」はこれはちょっとサムエルには不向きかなあという気がした。
これは本家本元のブレバタの方が年輪というか、兄弟デュオの底力を感じてしまった。
森高千里ちゃんの「夏の日」もサムエルはかわいくさわやかに歌う。これもかなりいい感じ。
最後の「星に願いを」も上手いけれど、これって私は冬の歌のイメージがあってちょっと違和感を感じた。

カバー曲のなかで2曲だけオリジナルが収録されていて「夏唄」と「夏華」。
この2曲がとてもいい。そしてカバー曲の中で浮いたりもせずに、数々の名曲にすこしもひけをとらない。
前から思っていたけれど、いつも、いつも今井君はいいメロディーを書くなあ。
売れなくてもず〜っと応援し続けます。

 ”夏唄よ あの人に今宵は伝えてくれないか
  まだ愛しくて切なくて
  送り陽の色に染まりゆく 送り陽の中で揺れている” 
    「夏唄」

 ”まばたきの間に 消えてった夏の夜の夢は
  美しすぎるから
  永遠に終わらない夏 いつまでも終わらない夏 永遠に終わらない夏”
    「夏華」









2004年09月04日(土) 「心は元気ですか」 沢田聖子 2003.10.22

沢田聖子さんのアルバムを聴いたのはすごく久しぶりです。
昔、イルカさんの曲を歌われていて、アイドルのような頃のアルバムしか知りません。あと知っているのはベストアルバムだけです。

久しぶりに聴いてみて、なんて自然で心地よく聴けるアルバムなのだろうと思いました。
これはちょっと謎ですが、1曲目は沖縄の音階っぽくて、沖縄の言葉を使った歌のようです。
最初聴いた時はブームの「島唄」のように聴こえました。沖縄っぽい曲はこの1曲だけなのですが、オープニングがこの曲で、ジャケットは一面の海、中の多数の写真もすべて海やおそらく海のちかくであろう写真ばかりです。
あとさとうきび畑らしき写真もあります。
どの曲も心のままに歌っているようです。
「星より遠い」という曲だけ、谷山浩子さん作詞作曲であとの曲はすべて聖子さんの作詞作曲です。
たぶん、1曲、1曲に時間をかけて丁寧に作られたのでしょう。
曲はもちろん心地よいのですが、聖子さんの声も自然で無理なく歌っておられるので、聴いていると安心感があります。あぶない橋を渡らないというのか。

どの曲もいいのですが、特に好きなのは「Peace of Life」「おやすみララバイ」「星より遠い」です。
「Pacifism」は聖子さんのメッセージがこめられていて、それが押し付けがましくなくて、好感が持てます。

あと、衝撃的だったのは同時テロを題材にした「息子からの伝言」です。
タイトルからいって、ほのぼのとした親子の愛を想像していた私には衝撃があまりにも大きすぎました。
この歌は一生忘れられません。



2004年09月03日(金) 「リサイクル」  スピッツ  1999.12.15  

スピッツのベストアルバム。
まず、ベストアルバムを「リサイクル」と名付けるところにスピッツの独特の言葉遣いの自由さがあります。
たしかに、リサイクルといえばそうかもですね。一度世に出した作品ですから。
スピッツの歌はタイトルと詞がまったく無関係か?と思われるものが多数あるので、なかなか歌のタイトルが覚えられません。
「ロビンソン」がヒットした時は「ロビンソン」がタイトルなのか「スピッツ」がタイトルなのか、果てはグループ名が「ロビンソン」か?とかわけがわからなくなっていました。

これはシングル曲ばかりなので、当然いい曲ばかりです。
私は「夢じゃない」「冷たい頬」「スカーレット」「涙がキラリ☆」「空も飛べるはず」「楓」が好きです。
スピッツの歌は軽く聴こえるけれど、実は奥が深く、まっすぐに歩いていきたいけれど、時々はずるしたり、ウソをついてうまくやっていこうというような、人の屈折した本音みたいなものが垣間見れます。
歌い方がかろやかで演奏もときにハードだったりするので、うまく重くならないように調節されているところがスピッツの特徴とも思えます。
「楓」は最も私の気持ちに近い曲です。

 ”忘れはしないよ 時が流れても 
  いたずらなやりとりや
  心のトゲさえも 君が笑えばもう
  小さく丸くなっていたこと”   「楓」

スピッツはもうやめようと思ってもやめられません。中毒気味です。









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