Rocking, Reading, Screaming Bunny
Rocking, Reading, Screaming Bunny
Far more shocking than anything I ever knew. How about you?


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*名前のイニシャル2文字=♂、1文字=♀。
*(vo)=ボーカル、(g)=ギター、(b)=ベース、(drs)=ドラム、(key)=キーボード。
*この日記は嘘は書きませんが、書けないことは山ほどあります。
*文中の英文和訳=全てScreaming Bunny訳。(日記タイトルは日記内容に合わせて訳しています)

*皆さま、ワタクシはScreaming Bunnyを廃業します。
 9年続いたサイトの母体は消しました。この日記はサーバーと永久契約しているので残しますが、読むに足らない内容はいくらか削除しました。


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2010年08月17日(火)  You have always been my inspiration

生徒のうち二人に「大和市まで通う」と言われて驚く。どちらも電車を2度乗り換えて1時間半はかかる筈だ。それだけ授業を気に入ってもらえたかと思うと嬉しいが、無理をさせるのも気がひける。
一方、数年通ってすっかり仲良くなっていた女性二人は、どちらもあっさりやめることになった。うち一人などは、「一生通う」とまで言っていた生徒だ。結婚間近なので、新居を「荻窪に通いやすいところ」にしようとしていたくらいだ。なのに私のほうがいきなりSOのために大和市に引っ越すので、裏切られた感もあるかもしれない。
何しろこの女性二人は、二年前のスピード離婚の時も習っていたのだ。「またですか」という気分にもなるだろう。
しかしそれを言えば、前回は新居に引っ越す直前に離婚しているわけで。
前回引越しが取りやめになって大喜びしていた男性の生徒は、今回も「前回と同じことになるのを期待しています」とはっきり言った。・・・あっ、有難うございますw

夜、よそのブログにビートルズの"Martha My Dear"のYouTube映像と歌詞が貼ってあるのを発見。クリックして聴いて、じーんとなる。これまでの人生で数百回は聴いたであろう曲だが、数百回は涙ぐんでいる。
Marthaはポールの飼い犬で、それを知って"You and me were meant to be for each other."という歌詞を聴くと、また違った愛おしさがこみあげる。
でも、一番好きな部分はここだ。
Hold your head up, you silly girl
Look what you've done

いたずらして部屋中をメチャクチャにしておきながら、呼ばれて顔を上げて「何?なに?」とにこにこしている牝犬が見える。

ちなみにブログの主(b)は、記事のタイトルを「I spend my days in conversation」としていた。"Martha My Dear"の出だしの歌詞だ。*後日本人曰く、この日記の真似とのこと。
誰かがビートルズを聴いている。誰かがビートルズを愛している。
それだけで今夜私は気分がいい。
だからこうやってまた書きつける。

You have always been my inspiration (そういう人たちがいつも私に何かを書かせる)  *Martha My Dear / The Beatles (1968) の歌詞



2010年08月13日(金)  One day, when you talked to me, I saw myself again and it made me love you

19時に中野でCHIKAKOさんと待合せ。の、筈が。
20分遅刻。ああスミマセンすみません。相変わらずで。

今日は愛するCHIKAKOシスター(vo)のお誕生日祝い。私が企画して、けいこさん宅に集合。けいこさんはわざわざ私のためにチンザノ・エクストラドライを用意してくれた。2005年にこの甘くないベルモットに出会って以来、家には常備し、よそへ行ってもあればこれしか飲まないので、とても嬉しい。

途中、SOに電話して、CHIKAKOさんにかわる。
思い起こせば8/4、SOとつきあい始めた当日、CHIKAKOさんに「彼氏できました」と報告した時、返信が「どんな音楽をきくひと?」だった。・・・ああ、CHIKAKOシスって素敵。まず訊くのがそこですか。仕事でも年齢でもなくそこですか。その時はとりあえず「ローリング・ストーンズジョニー・サンダースイジー・ストラドリン」などをお伝えしたのだが。ひとつ大事なのを忘れていたことに気づき、今日「ニール・ヤングも好きです」と言ったところ、CHIKAKOシスの目の色が変わった。
そして今、SOに電話で「ニール・ヤングのアルバムはどれが好きですか?」と真っ向から訊いているCHIKAKOさん。小姑が私の結婚相手を吟味しているようで素敵。そこは吟味しないといけませんね、うん。
多分、本当の小姑に近い存在のK叔母も、「ニール・ヤングが好き」の一言で納得させられるだろう。何しろ、一時期夫婦で経営していた喫茶店の名前が「Harvest」なんだから。

帰りにけいこさんに送ってもらって駅まで歩いている時、会話に「坂の途中」という言葉が出る。すかさず「♪坂の途中の〜、家を借りて住んでる〜」と歌う。けいこさんも即座に加わり、二人して夜道で声を張り上げる。
去年の5/2、清志郎が死んじゃった日の夜、多摩蘭坂までチャリで行ってきたけいこさんと飲んだんだっけ。

結局私の人間関係のベースにある愛は、いつもいつも、そこなんだよね。
同じ音楽を、愛する人たち。

One day, when you talked to me, I saw myself again and it made me love you (あなたが私と同じ音楽を好きだと言ったから、あなたが好きなんだ)  *Bridge / Neil Young (1973) の歌詞



2010年08月12日(木)  I'm no schoolboy but I know what I like. You shoulda heard me just around midnight

SO(g)は家が遠いうえ、10日に引越しがあり、さらに今は締切り前なので、私たちはあと2週間は会えない。なので毎晩6時間くらい電話している。おかげで毎晩どちらかが寝ないで仕事に行く羽目になる。ちなみにメールは一日中やり取りしている。
と、いう話を25歳の生徒にしたら、「高校生みたいですね」と言われた。・・・自分達も自らそう言ってはいたけど、25歳の女の子にまで言われるとは。

そのせいか体重も減って、先日は43.5Kgになった。成人後で最も軽い。
増えても44Kg台だ。・・・これはちょっとラッキー。

西荻BITCHへ。珍しく邦楽がかかっていると思ったら、お客が日本の'80年代ロックのCDボックスを持ち込んだらしい。ゲルニカサンディ&ザ・サンセッツと懐かしいところがかかる。立花ハジメの「H」は20年ぶりくらいに聴いたんじゃないかな。
洋楽好きの私だが、'80年代だけは邦楽が多い。'80年代の洋楽が悪夢のような状況だったからだ。一方その時代の邦楽は頑張っていた。インディーズ全盛時代でもある。

ゼルダの"FOOLISH GO-ER"がかかる。ゼルダからたった1曲選んでいるのがそれかよと思う。
かつてゼルダの3rdを初めて聴いた時、3曲めの"FOOLISH GO-ER"で呆気にとられた。普通のロックのようなギターのイントロと柄でもない佐代子のシャウトで始まる。一番驚いたのは「もしもあたしの頭がいかれちゃったら」とか「面倒みてもらうのよ」という、従来の佐代子なら使う筈のない語彙だ。品がないなとすら感じたのを覚えている。無理をしているようで、まったくゼルダらしくないと思った。
「らしくない」ということを無視すれば、まあ悪い曲ではないけれど。
歌詞はこうだ。「電話で好きだとささやいて/手紙で愛をしたためて/夜中、朝中、一日中/好きで好きでOHたまらないのよ」
・・・高校生みたいだなあ。

I'm no schoolboy but I know what I like. You shoulda heard me just around midnight (僕は高校生じゃないけど君が好きだから夜中に電話したんだ)  *Brown Sugar / Rolling Stones (1971) の歌詞



2010年08月09日(月)  I thought you were special

ベイビー(g)来訪。急に会いたいという電話が来たが、ちょうど授業にキャンセルが出たところ。相変わらずタイミングがいい。
おなかが空いていないか訊かれたので、じゃあパンが食べたいと言ったら、パン屋に寄って17個買ってきてくれた。アスパラマヨネーズパンなどいかにも高カロリーなのを中心に17個。・・・あ、ありがとう。

7/31のリハ音源に興味を示したので聴かせる。また声が変ったねと驚くベイビー。声につやがあっていいと言われる。私にしてみたら、Q太郎さん(drs)との漫才のようなかけ合いを聞かせるくらいのつもりでいたが、「ずっと歌だけ聴いていたい」と言われた。相変わらず私をとてもいい気分にさせてくれる。

抱きしめられた。彼の体が震えている。要するにこれは、3年越しでようやく達成できたハグだ。
昨日、非常に落ち込むことがあって、それで会いたかったんだという。今日私に会えて本当によかった、と。

ベイビーはずっと、いわば私の「スペシャル」だったから。私が癒せるものならいくらでも癒したい。――もしこれが10日前なら。
でも今は駄目だ。

昨日SOに、もう他の男と2人で飲みに行かないと言ったのだ。彼は行ってもいいと言ってくれたのだが、私が自分でそう決めた。これは初めてのことだ。
これまでは逆に、彼氏に「他の男と飲みに行かないでほしい」と言われても、私がそれを無視してきた。無視した結果、全部の彼氏に対して浮気した。
今回は最初からその可能性をつぶしておくつもりだ。

考えてみりゃ、飲みに行くより、家に上げるほうがまずいじゃん。そう気づいていながら、ベイビーに来てもらったのは、やっぱり彼がスペシャルだからだ。ただし、この訪問は、すぐにSOに伝えてあった。何もないと断言もした。
だから、男性としてではなく、友だちとして抱擁した。そうやって最後に敬意を払った。

それをぎりぎりで最後に出来たと思えば。
ベイビーの「タイミング」は、今回もやっぱり良かったんだろうか。

I thought you were special (あなたはスペシャルだったから)  *Special / Garbage (1998) の歌詞



2010年07月31日(土)  I'm too sensitive

15時から2時間、荻窪リンキー・ディンクにてリハ。
今日はQ太郎さん(drs)の案で、ギターとジャンベと3人で、私のオリジナルをやるのだ。
オリジナル5曲を二人に送ったのが月曜の夜中。どれか選んでくれるよう言ったら、Q太郎さんがあっさり「全部でいいんじゃない」と言ったので、4日でオリジナル5曲は無理ですよぉ・・・と思いつつも、SO(g)にメールで5曲送った。
おかげでSOは相当苦労した様子。だが驚いたことに5曲ともほぼかたちにしてきてくれた。で、肝心のQ太郎さんに「コピーした?」と訊いたら、笑顔で「ううん」と首をふる。「送った音源聴いた?」と訊いたら、さらなる笑顔で「ううん」。・・・ああ、やっぱり。予想通り。

届いたばかりのベリンガーのマイクを試す。スタジオのSHURE SM58と交互に使ってみたら、あまりに違うのでびっくり。
ベリンガーはかなり高感度で、マイクの周りに磁場が出来ているかのようだ。高音の抜けはいいが、うかつに口を近づけると破裂音などをモロに拾うから、Pの発音のたびに耳が痛い。そして全体的にカリカリした音になる。
比べるとSHURE58は音がまるい印象で、何も考えずに安心して使える。歌い手を選ばず、しいて悪く言えば無難。スタジオにあるのは大抵SM58らしいので、私も知らずにこれに慣れていたのかも。
ベリンガーはバンドサウンドよりも、例えば裏声でケイト・ブッシュを歌うのには向くかもしれない。
どうせ私にマイクの違いなんかわからないだろうと思っていたが、これだけはっきり差を感じるとは。それがわかったことが一番の収穫かも。

リハ後、スタジオで1時間だらだらし、それからSOと二人で居酒屋→我が家で15時間半飲む。

I'm too sensitive (感度が良すぎるんで)  *In Search of Peter Pan / Kate Bush (1978) の歌詞



2010年07月29日(木)  あなたの名前が好き

ネットで購入したマイクが到着。BEHRINGERのUltravoice XM8500。

人生初のマイク購入だ。購入者のレビュー、業者のコメント、実際音を比べているYouTube映像などを参考にした。やはりSHUREが人気だったが、SM58はどこのスタジオにもあるようだし、ベイビー(g)がBeta57をくれるというので、ならばAUDIXのOM3にしようと一旦は決めた。
が、しかし。
ベリンガーが気になった。2千円台という異常な安さにひかれたのではない。スタジオに行けばあるマイクをわざわざ買うのだから、性能を重視しなくては意味がない。このマイクは口コミがかなり良く、価格が4倍のSM58に劣らないどころかむしろ優れているという意見もある。
でも、それが理由でもなく。
名前が気に入ったのだ。ベリンガー。
泡が抜けたような「SHURE」だの、ちゃらい「AUDIX」だのと違い、なんだか硬い中にも色気を漂わせた「BEHRINGER」。
・・・いや、あの、だからさあ、ハウらなくて抜けのいいマイクが欲しかったんじゃないの? 性能でしょ、性能。

私は昔からこうなのだ。家電やオーディオ製品など機能重視のものを買う際にも、結局は見た目や名前などの「印象」が決め手になることが多い。
「あたしのマイク? ベリンガー」 ・・・おお。いい。いいんじゃないのぉ?
(まあ、「Ultravoice」ってのはダサ過ぎだけど)

そして今日届いたマイク。ご大層なハードケースと付属のマイクホルダーはすぐさま捨てる。肝心の本体は・・・重い。マイクってこんなに重いんだっけ。いつも身軽にスタジオに出かけていたのに。これじゃバッグが重たくてしょうがない。
いやまあ、ギターやベースをしょってくるのに比べれば、ないも同然の重さだけどね。

あなたの名前が好き  *You're The One / 矢野顕子 (1980) の歌詞



2010年07月24日(土)  It's not important for you to know my name

本日は自宅PCで、翻訳検定3級を受験する。2月に5級を受けた時は、開始時間を間違えて30分しか受けられなかったが。今回は時間もしっかり確認したし。すでにシャワーも浴びたし。大丈夫。

・・・いや、待てよ。そういう思い込みをするから、私はよく失敗するんじゃないか? きちんと確認しようと思い、4月に申し込んだ時の確認メールを今一度見てみる。そしたら、受験IDやパスワードなどの下に、「以下の者は受験資格を失う」という項目があって、そのトップに、「1、試行受験を行わない者」とある。
「試行受験」?
そういえば5級を受けた時にもあったな。PCの受験環境を確認する為に、前もって短い模試を行い、解答を提出するっていうのが。
げっ。
「試行受験は必ず受験2日前までに行ってください」とある。2日前って。今、2時間前ですけど。

・・・一瞬何もかもイヤになり、もうこの件は忘れてしまおうかとすら思ったが。
続けて読むと、「受験前日および当日の試行送信には、確認メールをお送りできません」とある。・・・それって、一応前日および当日の送信をしてもいいけどさあ、っていう意味にも取れるよね?ね?
とにかく慌てて検定サイトにアクセスし、問題をDLする。2問あって、仕事率(ワット)に関する文章と、太陽系の内惑星と外惑星に関する文章だ。どうせ環境確認が目的なんだから、適当に訳してもいいんじゃないかとは思うものの、やはり念の為にきちんと訳す。
提出時に気づいたが、なんとこの試行受験の際に、本試験の受験分野を選択することになっていた。一番簡単そうな「政経・社会」を選んで送信。

13時に本試験問題にアクセスしたら、「政経・社会」の問題のみが出てきたので、ではおそらく受験資格に関しては大丈夫だろうとほっとする。
問題文はJapan Timesの社説だ。これの指定された部分(飛び飛びで約半分)を訳す。試験時間は2時間だが、問題文と解答用紙をDLしたところで「暑いな」と思い、冷房を入れてから冷水で足を洗ったりしていたら20分以上たってしまった。
おかげで時間いっぱいまでかかったが、全部訳して提出。ひと安心して後から見たら、鳩山由紀夫の「紀」の字を変換ミスしていた。「菅直人」や「小沢一郎」すらもチェックしたっていうのに。・・・足なんか洗ってなかったら、これを見直す時間があっただろうに。

とにかく無事終了(多分)したわけだが。
それにしても危うく受験資格を失うところだった。ああもうまったく。いちいち失敗をしでかさずに、普通に物事が出来ないのか。本当に自分がイヤになるな。
しかし試験自体は(採点基準を全く知らないけど)おそらく大丈夫ではないか。
おそらく大丈夫。・・・もし、前首相の名前の誤字が、ささいなミスであるならば。

It's not important for you to know my name (名前を知ってるかなんてささいなことだよ)  *Start! / Jam (1980) の歌詞



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