2010年05月24日(月)
僕はいつか東京のど真ん中で、何千人の前で存在を見せてやる
衝撃的な出会いから2週間、神聖かまってちゃん 中心の人生である。 この日記冒頭に何度もかまってちゃんのPVをのせた。今まで音楽PVはURLを張ったことしかないのに、今回はPVをそのまま埋め込んだ。そして絶賛した。 毎日色んな言葉を書いた。最初にPVを貼った時に書いたのは、「おまえら全員これ見ろ。あ、いや、皆さま、ご覧になってみて下さい 」だ。毎日色々書いた挙句、最後に、こう書いた。「いいからとにかくこれ聴いて。いや、聴かなくていい。私が聴くわ 」と。 書いてからしみじみ思う。これは、私にしてみたら、最高の賛辞だ。 一昨日は生徒(g)にかまってちゃんを聴かせてみたら気に入ったというので、私がその生徒を気に入って、授業後にかまってちゃんを聴きつつ11時間半も一緒に飲んだ。今日は今日で、うちにきたGeoff(g)にかまってちゃんを聴かせた。アメリカ人にかまってちゃんとは、物凄い無茶をしている気がするが。(「計算ドリルを返して下さい」って訳してあげたし) Geoffが帰った後、ワインでべろべろに酔っ払いつつメールチェックをしたら、KJ(g)からかまってちゃんの新しいライヴ映像が送られてきていた。たった3日前のライヴだ。 かまってちゃんのライヴは素晴らしい。まずはああいう曲をライヴで再現できるというのが凄い。そしてどのライヴ映像を見ても、音に厚みがあり、しっかりと完成している。 この1、2年、私は周りにこうほざいていた。「アマチュアのライヴは大抵ふたつのうちどっちかだ。迫力はあるけど何やってるかわからないか、もしくは、何やってるのかよくわかるけどつまらない」―――かまってちゃんは、迫力のある音でありながらきちんと何をやっているのかわかる。ノイズと騒音をぬって嫌味なほどきれいでわかりやすい音色のピアノが響いたりして―――要するにの子以外の3人が、一生懸命真面目に、の子の指示通りの音を出しているからだ。 最近はどんどんライヴの音が良くなってきているなと思っていたが、3日前のこのTVライヴは最高だ 。勢いだけのパンクであれば、PAが良くなったことで逆に内容の薄さが浮き上がるところだが、かまってちゃんはリズムもメロディもしっかりとつくってあるので、順調によくなる。実は、小さいライヴハウスより、むしろちゃんとしたステージ向けのバンドなのだ。 ひとつ今までと大きく違うのは、の子が物凄く幸せそうなことだ。大勢のオーディエンスを前にして本当に嬉しそうだ。 実は。かまってちゃんにはまった時に、このバンドはきっとメジャーデビューしたら持たないと思った。の子の「負」のエネルギーが売りなんだから、成功して受け入れられてしまったら終わりだろうな、と。 しかしこのライヴを見る限り、このバンドは、私が思ったよりずっとタフなようだ。 大人数からの歓声に反応して、増幅したパワーを返している。 べろべろに酔っ払っていたので、見ていてあまりに感動して涙ぐむ。 ライヴといえば、少し前に見つけた今年1月のライヴ映像 も素晴らしい。渋谷LUSHでのライヴで、曲は私の好きな「黒いたまご」。音質はわれてひどいもんだが、ライヴのクオリティの高さは、いやもう、何をどう言ってほめていいかわからないくらい凄い。 同じ渋谷LUSHで、6/11にライヴがある。もうすぐメジャーデビューだから、ハコが大きくなり始めている今、小さいライヴハウスで観るほぼ最後のチャンスだ。しかしチケットは既に完売。 そしたら昨日、JNがヤフオクで、チケットを落札してくれた。・・・定価の4倍つっこんで。 ・・・感謝。僕はいつか東京のど真ん中で、何千人の前で存在を見せてやる *いくつになったら / 神聖かまってちゃん (2008) の歌詞。
2010年05月18日(火)
You got me, you got me too much. Too much you got me baby. It's just a bit too much
あの土曜の夜、初めて神聖かまってちゃん を聴いた感想をKJ(g)にメールしていて、ふと「文学的だわ」と書いた。そしたらKJから、彼と私が共通して重視するのは「文学的であるか否か」なんだという返信が来た。 そうか、そうであったか、と納得する。 「夕方のピアノ」は、美しいイントロのふりをして、いきなり「死ねよ佐藤 」と小学生のような声(ボイスチェンジャー)で歌う。その後も死ね死ねと絶叫する。聞けば佐藤は実在の人物らしく、既にこの曲を聴いているとか。おお、面倒なのをいじめちゃったもんだな佐藤。 かまってちゃんはロック―――パンクを含むロックをさんざん聴いてきた大人か、もしくは既成概念のない若者を感動させる音楽だと思う。 だから10代がかまってちゃんに衝撃を受けるのはわかるが。しかし時々かまってちゃんを聴いて死ぬのをやめましたとか、生きる勇気が出ましたとかいう声があるのがよくわからん。あれだけ「死ね」と絶叫されて死ぬ気が失せるのか。むしろ全国の佐藤が絶望して自殺を思い立つほうが・・・というのはどうでもいい話だな、うん。 「drugs, ねー子」は、「にゃー」と一声かけてからのぐるぐるっぷりがすごくてめまいがする。ヤル気ねー子だ (ああ、ねこってそれか)ヤル気ねー、このウタをきいても (ああやべえあたしヤル気ねー歌をじっくり聴いちゃってたんだわ) 本当にこの言語感覚は凄いなと思う。そして勿論この音感も。 月曜には、初めてiPhoneでかまってちゃんを聴きつつ表を歩いてみた。さすがにコレは歩きには向かないかと思いきや、物凄くエネルギーがみなぎるので驚く。ニルヴァーナ よりよほど殺気だって挑戦的な気分になるな、と「ゆーれいみマン」を聴きつつ思う。もし死んだら目撃してくれるか君 ≪かまってもらいだけなんだろぅ?早く死ねよボケっっ!≫ 頭いいなあ。愚痴りながら、逃げ場もちゃんと用意しつつ、しかし言い訳がましくはないのは歌い方のおかげで、この具合が絶妙だ。 入れ替わり立ち代り現れる音のモチーフの重なりと緩急が凄い。 「ぺんてる」もきちんと聴いてみたらいい。ゲロまみれだクソがマジでどーでもいい とにかくどれを聴いても全部いい。 他の音楽が全く聴けない。というか他のことが何も出来ない。 た・・・助けて。You got me, you got me too much. Too much you got me baby. It's just a bit too much (はまり過ぎだわ・・・助けて) *Torture / Jon Spencer Blues Explosion (1998) の歌詞。
2010年05月17日(月)
I said I'm tired. Come get me off the merry-go-round
私はこれでもう3日ぶんかけて一昨日の夜の話を続けていて、こんなことはこの日記で初のことなのだが。 これで正しい。何故なら私はあれからずっと、ずっと神聖かまってちゃん しか聴いていないからだ。 ふたつめに見てみたYouTube映像は昨年のサマソニ。テンション高く険しい目つきのワカモノが、緊張のせいもあるのか挑戦的なキレたMCをしている。 東高円寺での流血ライヴってのも見た。カミソリで額を切りながら歌っていて、白いTシャツが血だらけだ。 音楽以外の映像も沢山アップされている。どうやらこのバンド、というかギターボーカルの「の子」は、最初はネット上でその奇行を配信することで注目され始めたらしい。 「23歳の夏休み」のPVを見る。アナクロだなあ。へタレだなあ。23歳かよ。しかしすごい音だなあ。うわべに爽やかを気取りながら、同時にノイズかと思うほど割れた音質。 素の言葉。たいして目新しくもない歌詞・・・の筈が、端々がほんの少し違う。メロディも同様で、キャッチーなようでいて処理の仕方がkinkyだ。 曲と映像を一体化した作品としてつくっているようで、だから非常に映像がいい。 このあたりでふと思う。私さっきから、クリックする映像を全部、最初から最後まできちんと見て聴いてるわ。 これちょっと普通じゃなくないか? どの曲も、途中で止めることが出来ないなんて。 「黒いたまご」という曲のPVを出した時、これは、このバンドは凄いんだと、はっきりと認識する。 何この圧倒的なノイズの奔流。全力でダレてみせている。いい意味で、おそろしく神経にさわる。効果的にうるさい。 音が厚い。 ロックを聴く訓練が出来ていないと、ヤワな神経では全て受け止められないだろう。どうしようもないだろうね どうにもならないだろうね 君はどうしようもないだろうね 何とかならないだろうね 切なくヒステリックなサビは歌詞もよく、「何とかならないだろうね」という日本語の感性がいい。正しい日本語は「何とかなる」「何とかならないだろうか」「何ともならない」であり、それを「何とかならないだろうね」というのは、「普通は何とかなるんだけど君の場合は駄目だろうね」というニュアンスが出ていい。こういう見事な歌詞を見ると、自分がたとえこの先どれだけ英語を勉強しても、ネイティヴの受け取るのと同じように英詞を聞くのは無理だろうなと思ってしまう。 次々とPVを見る。どれもそれぞれの個性があり、ひとつ聴くたびに、ああこんな曲も作れるんだと驚く。どれも完成度が高い。 KJ(g)からCDの音源がまるまる送られてきたので、有難くこれも聴く。CDのほうが一般受けする、というか一般人が耐えやすいつくりになっている。逆にPVのほうからはまったファンは物足りなく思うかもしれない。が、いずれにしろ良い。 気づいたら5時間ぶっ通しで神聖かまってちゃんを聴いていた。片手間にではなく、他に何もせずじっくりとだ。 物凄く疲れた。適当に聴ける音楽ではないからだ。「ぺんてる」のイントロの合間の隙を見つけて音楽を止め、ようやく抜け出す。 KJによると、神聖かまってちゃんはもうすぐメジャーデビューらしい。 これをメジャーで出そうだなんて、日本の今の音楽シーンって、私が思ってたよりすごいんだな。 この国の現状を見直したわ。I said I'm tired. Come get me off the merry-go-round (物凄く疲れた。ぐるぐる聴いてる状態から抜け出させて) *Waiting For The Rapture / Oasis (2008) の歌詞。
2010年05月16日(日)
昨日の夜、YouTubeさんで、私は神聖かまってちゃんを聴いた
ロックンロールは鳴り止まないっ 昨日の夜、YouTubeで、神聖かまってちゃん という変な名前のバンドを聴いた。一番上に出てきた、「ロックンロールは鳴り止まないっ」という曲を。昨日の夜、駅前TSUTAYAさんで ・・・ふにゃけた声だな。一瞬原マスミ を思い出したけど、もっと中途半端な声だなあ。僕はビートルズを借りた、セックスピストルズを借りた 「ロックンロール」というやつだ ・・・おお。ビートルズ とピストルズ いっしょくたですか。しかも「ロックンロール」でくくっちゃいますか。メチャクチャでかいくくりだなあそれ。 このへんで既に、このPVがえらく上手なつくりであることに気づいていた。無難に初期ビートルズの映像で始まり、「何がいいんだか全然分かりません 」と言った直後にミック・ジャガー が「あ?」と挑むように下からぐいっと睨みつけてくるのが、凄くいい。 とにかく映像の選びかたがいい。「なんでだ全然鳴り止まねぇっ 」でピート・タウンゼンド がギターを叩きつけているってのは、はまり過ぎていて笑える。 人物がただ歌っているだけの映像が多く、それがいちいち音楽にぴたりとはまってかっこいい。「Yeah, yeah, yeah! 」で首をかしげるだけのルー・リード の渋さときたらぞくぞくする。 色気をたたえた目線を送ってくるデボラ・ハリー 。切実なジョニー・ロットン の顔、ジョーイ・ラモーン 、マイケル・スタイプ ・・・盛り上がってきたところで出てくる戸川純 に驚く。最高潮にさしかかったところでイギー・ポップ っていうのはもうずばり予想通り。 そこで急に歌詞の調子が変わってこう言う。最近の曲なんかもうクソみたいな曲だらけさ ・・・ああ、そんなつまんないこと言うんだなあ。と、思った瞬間に次の歌詞がこうだ。なんて事を君は言う、いつの時代でも これに嬉しくなる。 そう。いつの時代でもいい曲は生まれる。ロックはどんどん進化し続けている。止まるのは個人のほうだ。新しく出会って感動する体力気力がなくなった時点で、「最近の音楽なんて」と言い出すだけだ。 出るだろうと思ったニルヴァーナ 、ちょっと意外なオアシス を経て。どんどん盛り上がってピークに達し、「ロックンロールは!! 」ときっちりカタカナで叫んだ瞬間に、正面を向いて歌っているのが、ジョン・スペンサー ・・・これには痺れた。偉い。お前は偉い。なんてもののわかった奴だ。いやここはもうそりゃあジョンスペだろう。ここはビートルズでもストーンズでも駄目だろう。要するに、この映像をつくった人間は根がパンクなのである。だから、ジャンル的にパンクでなくても、パンクの精神を持ったアーティストが多く並んでいる。そのパンク魂を素で叩きつける瞬間に出てくるのは、それなりのアホ(褒めてます)でないと。そんでアホっていったらジョンスペだろう。(褒めてます) と、思っていたら、音楽が「引き」に入り、同時に映像は「寄り」で現れたのがタイマーズ 。 ・・・ここでうるっと来てしまった人間も多い筈だ。うん。 終盤に出てきたニール・ヤング を見て、やっぱりこいつの根はパンクだと逆に確信する。 ああなんだかよくわからないうちに。かなり盛り上がってしまった。 正直この時点では、この高揚の原因は、映像の力、ひいてはここに出てくるミュージシャンたちの力が大きいのではないかと思っていた。 とにかくここに並んでいるのはすべて、ロックに真剣に向き合っている顔ばかりだから。 そういえばこれをやっている当の本人はどういう姿をしているんだ? そこで次にクリックしてみたのは、去年のサマーソニックに出演した時の映像。昨日の夜、YouTubeさんで、私は神聖かまってちゃんを聴いた *ロックンロールは鳴り止まないっ / 神聖かまってちゃん (2010) の歌詞。の、もじり。
2010年05月15日(土)
なんですかこれ なんなんですかこれはー!
ようやく、ようやく休めるわ。 火曜の夕方舞い込んだ、大手企業のポスター英訳の仕事。原稿3枚で、金曜の夜中が締切りだという。 1枚目を火曜の夜に訳し、水曜の朝に仕上げをしている最中に、1枚目の改定原稿が来て、軽く倒れた。 おまけに英文チェックを頼む為にメールをしたGeoff(アメリカ)から返信がなくて焦った。アドレス帳を見たら他に外人が殆どいないし。Micky(アイルランド)は着拒にしたんだっけ。Darren(イギリス)は着拒にはしてないが、連絡先を削除しちゃってる。Paul(オーストラリア)やWalter(ポーランド)はいつの間に削除しちゃったんだろう。 水曜の夜に、海外旅行から帰ったところだというGeoffから連絡が来た。チェックも引き受けてくれたのでほっとひと安心。 木曜の夕方には3枚目に入り、「・・・楽勝」と思っていたら、2、3枚目に大幅変更があって、一度は「もうこれ無理」と思った。 金曜の午後に、仕事をくれたKJ(g)がケーキと果物を持って訪問。修羅場中に編集が差し入れに来る漫画家気分を味わった。 結局締切りは一日延び、今朝5時半までかかって3枚目を訳し終わり、全部Geoffに送った。夜にGeoffからチェック済原稿が来て、それを更にチェックして直し、KJに送付。 終わった終わった。この5日間ずっと、最悪の体調をかかえて授業と翻訳をしていたので。一体いつ風邪が治ったのかもわからないくらい。 ネットしてる暇もろくになかったわ。そういえば、昨日KJが来た時に、最近「神聖かまってちゃん 」っていうバンドが凄いって言ってたな。おかしな名前なんで聞いた時に吹いたけど。YouTubeで見てみようかな。多分、昔からよくいる痛い不思議ちゃん系なんだろうけど。一応見てみよう。どれどれ。 あら。 あらこれ。あら。 あ? 何これ。 朝の4時半まで、5時間ぶっ通しで、PVを見続けた。 何だこれ。 すげえこれ。なんですかこれ なんなんですかこれはー! *ちりとり / 神聖かまってちゃん (2010) の歌詞。
2010年05月11日(火)
Baby, baby, baby, you're out of time
体調不良で授業は休まないと言ったが。しかしそれは、自分が教えるほうの「授業」だ。習うほうの授業は今日は無理である。というわけで、翻訳の講座を休む。休んで朝から鼻をかむ。 実は5日前に耳鼻科でもらった鼻の薬を3種類、朝昼晩と毎日飲んでいるのだ。それが全く効かない。朝からもう4、5時間、鼻をかんだ記憶しかない。とうとう近所の調剤薬局に行き、飲んでいる薬を見せて、効かないから他に何かくれと言ったら、「これが効かないんですか?!」と驚かれる。 薬局が何も売ってくれないので、既に抗ヒスタミン剤を飲んでいるのに加え、家にあったパブロン鼻炎カプセルを飲む。が、効かない。 ちなみに2日前に内科にも抗生物質をもらっている。胃腸科にもらった整腸剤などと合せると、一日21錠を飲んでいる有様だ。 あたし死ぬんだわってな状態の真っ只中に、KJ(g)からメールが。某大手企業のポスター英訳の仕事を急ぎで引き受けないかという。原稿を送ってくれるよう返信して、耳鼻科へ。 ふらふらと青梅街道を歩く。iPhoneでローリング・ストーンズ の"Aftermath"を聴きながら。・・・ああ、スゲーラリる。今あたし、抗ヒスタミンのオーバードーズ状態だわ。初期ストーンズがしみるわ。 「・・・やっぱブライアン・ジョーンズ だろ」などと、今までの人生で一度も思ったことのないことを思う。"Lady Jane"のダルシマーが熱のある皮膚の上をちくちくと撫でる。 Well, baby, baby, baby, you're out of time I said, baby, baby, baby, you're out of time あまりにもストーンズがかっこよくて、頭に血がのぼって気持ち悪くなる。 耳鼻科についたら、パブロンを飲んだことで医者に怒られた。薬を倍にしてもらう。 帰宅して、英訳の仕事を引き受け、23時まで授業をする。Baby, baby, baby, you're out of time (調子がはずれちゃってるよ) *Out of Time / Rolling Stones (1966) の歌詞。
2010年05月10日(月)
One above and one below
5日にひいた風邪は一日で治った。6日に、数日間耐えたハライタを診せるべく、E病院の胃腸科に駆け込んだが、何故か挑戦的な女医が問診だけでハラに触ろうとすらせず、ただ山ほど整腸剤をくれて、大腸検査の予約を入れただけ。 ちなみにその後、同じE病院の婦人科にCTの結果を訊きにいく筈だったが。挑戦的な女医がその検査結果をPCで出してみて、「何でもないって書いてありますけどね・・・」と挑戦的に言ったので、じゃあわざわざ行く必要はないかと思い婦人科をキャンセルした。私の性格上、もうこのまま婦人科の検診に行かずにほうっておくことは充分あり得るので、それで癌の再発を見逃して手遅れになって死んだ場合は、この女医が挑戦的だったせいである、と書いておく。 ところが9日にまた別の風邪をひいた。今度はかなりひどい。熱が38.6℃。ものすごく寒い。クシャミ鼻水が止まらない。この数年、風邪くらいは、私の魔法の水であるEM-Xを飲めばすぐに治っていたが、今回はまるで効かない。 体調不良くらいでは授業は休まないと決めているので、今日も授業はしたが。生徒にうつしては大変なので、空気の入れ替えにつとめる。 ふらふらする。授業の合間に、額を冷やしつつこの日記を更新。タイトルにローリング・ストーンズ の"Under My Thumb"の歌詞を使ったので、スタジオ版を聴く。2007年にKinkstonesでこれをコピーして以来、なんとなくライヴ版ばかり聴いていたが。実はこのスタジオ版は、私のストーンズのベスト3に入るんだ。 ・・・・・・・・・・うあ。最高。 弱った体に、軽いドラム、ゆるいマリンバ、適当な手拍子が心地よい。楽器数は多いのにスカスカという、この色気。 "Under My Thumb"を何度か聴いた後に、そのまま"Aftermath"を全部聴く。思えばこのアルバムを頭から聴いたことって殆どないんじゃないか。ストーンズは'68年の"Beggars Banquet"以降ばかり聴いていたから。 ・・・ああ、なんかいいなあ。ロックなんざ多少弱ってるほうがぐっとくるわよって感じの音だよなあ。 関係ないがWikipediaに、「ブライアン・ジョーンズ は知能指数135」だと書いてあった。それって特筆すべきことなのか? 私134だぞ。プロフィールに書いちゃおうかしら。* (小5の時の担任が、本来極秘にしなきゃいけないのに父兄会で発表しちゃったん) *本当にprofile に書き入れましたw One above and one below (ブライアンと私の知能指数はひとつ違い) *Violet / Hole (1994) の歌詞。
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