Rocking, Reading, Screaming Bunny
Rocking, Reading, Screaming Bunny
Far more shocking than anything I ever knew. How about you?


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*名前のイニシャル2文字=♂、1文字=♀。
*(vo)=ボーカル、(g)=ギター、(b)=ベース、(drs)=ドラム、(key)=キーボード。
*この日記は嘘は書きませんが、書けないことは山ほどあります。
*文中の英文和訳=全てScreaming Bunny訳。(日記タイトルは日記内容に合わせて訳しています)

*皆さま、ワタクシはScreaming Bunnyを廃業します。
 9年続いたサイトの母体は消しました。この日記はサーバーと永久契約しているので残しますが、読むに足らない内容はいくらか削除しました。


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2006年03月20日(月)  You've Got No Right

ネットしていてふと見つけた。「Last Days」という映画。カート・コバーンの最後の二日間を描いた映画? ・・・ああ、そういえば去年この映画に関する記事をちらっと読んだっけ。デイヴ・グロールが「見るつもりはない」と話していた。
何気なくオフィシャルのリンクをクリックする。陰気な音楽とともに安っぽい予告編が流れる。
唖然。
よくもこんなものを。

安っぽい、偽者の孤独と悲哀。ビニール・フィギュアのヒーロー。顔を見せないようにした俳優たち。製作者の、薄汚いへつらった笑顔が見えるようだ。「こんなの作りましたけど、どうでしょう?」って?
悔しくて、涙が出る。

そもそも。例えどんなつくりに仕上がっていたとしても、誰がこんなものをつくる権利がある?
誰も────コートニー・ラヴですら、真実なんかわからないだろうに。これをつくったお前はカートの何なんだ?
全く知らない監督だが。知る必要なんかない。この男はゲスだ。

この映画は、あくまでカート・コバーンの死に「インスパイアされた」ということになっているらしい。理由は、「コートニー・ラヴに訴えられるのが嫌だから」だとか。
どうして彼女がこれを見逃してやっているのかわからない。コートニーがこの監督の顔面に一発入れて、鼻を折ってやればいいのに。そしたら私は本気で彼女を尊敬するわ。
(3/27up)

You've Got No Right (おまえにそんな権利はない)  *Hole の曲。(1995) 原曲は You Know You're Right / Nirvana


2006年03月19日(日)  Would fall for her incognito

昨日は家に帰って夕べもらったクッキーの一気食い。その後も、木曜から風邪気味なのを理由にしっかり食べて。ふと気づくと体重が大変なことに。
マチちゃんにメールして、体重がヤバイと言う。返信が、「太ったって言ったって、Bunnyちゃんならせいぜい○○Kgくらい?」 ・・・あ、合ってる。
せいぜいって言うけどさあ。4ヶ月前より4Kg増。4年前に比べたら何と7Kg増だよ?!(もっともあの頃は、ショーツが体から落ちそうなほど痩せていたが) 現在、体重はとても書けないが、体脂肪は23(男性で言えば13)だ。
よし。こうしよう。4月いっぱいで4ヶ月前の体重(4kg減)に戻せなかったら、マチちゃんにレッチリの新譜を進呈するよ。
更にダメ押しで。5月1日の時点で今より2Kg減が出来ていない場合は、マチちゃんにフジ・ロックの通しチケットをプレゼントするわ。
マチちゃん、匿名で食べ物とか送ってくるんじゃないわよっ??

Would fall for her incognito (彼女の匿名に騙される)  *Babooshka / Kate Bush (1980) の歌詞。


2006年03月17日(金)  Ooh want you today. I'm ready for love

「新しい彼氏とお店に行きます」と、りなちゃんからメール。・・・いいな、「新しい彼氏」って響き。
ほどなく現れた。・・・まーた見た目で選んだわね、この子は。趣味が私とかぶるらしく、いつも細くてヘタレっぽい子だ。しかし今回は「お金持ち」だという。・・・いいな、お金持ちの「新しい彼氏」。
クリスマス前から「彼氏緊急募集中」だって言ってるのに、もう春なんだけど。何がいけないの? 何もしてないのがいけないのか? 黙って待ってれば馬に乗った王子様が来るんじゃないの??

ケンタくんご来店。ホワイト・デーのクッキーを持ってきてくれる。(これが美味かった!)
AlanくんとHanaちゃんご来店。Alanくんが、「Bunnyさん、ケンタとつきあえばいいじゃないですか。いつでもケンタッキー食えるし」だと。そ、その為だけですか? いや別に、つきあわなくてもいつでも持ってきてもらえるしw

いーい? もう一回言うわよ?
一人暮らしで体脂肪ひとケタでレッチリ好きなバンドマン(お金持ちなら尚良しw)の彼氏、緊急募集中。
何か間違ってますか??

Ooh want you today. I'm ready for love (彼氏緊急募集中w)  *Ready For Love / Mott The Hoople (1972) の歌詞。


2006年03月16日(木)  日本印度化計画

10日に出たロック雑誌を見て、大阪から出張中のお客様がご来店。やはりあの地図を見てさんざん迷ったという。(ほら見ろ!) ファニー・メイの常連さんで、みーこちゃんのことも知っていた。おお。
ちなみに今日は地方出身者デーだった。お客の出身地が、長崎、京都、名古屋、愛媛、大阪、サン・フランシスコ(w)だったのだ。そして私が沖縄ね。

その大阪からのお客様は、生まれて初めて高円寺に来たという。「高円寺はどんな街ですか?」と訊かれたので、私も常連客も「日本のインドです」、「法律もここだけ違うらしいです」と口々にけなし、いや、ありのままを伝える。それを聞いて、どうやら高円寺に好感を持ったらしいお客様。・・・さすが大阪人ですねw

聞けば高円寺には大阪と沖縄の人間が多いらしい。沖縄もかあ・・・。

日本印度化計画  *筋肉少女帯の曲。(1989)


2006年03月15日(水)  The bigger the better

元ダンナからホワイト・デーのプレゼントが届いた。ブルー・トパーズのペンダント。結婚している頃から欲しくて、カタログなど取り寄せたりしたが、なかなか決められないでいた。今回もらったのは直径1cmで4カラットもある。届いてみて正直「でか!」と思ったが。最初私がネット上でいくつか選び、元ダンナに画像を見せた時、彼が「大きい方にしなよ」と言ったのだ。いかにも男らしい意見だw

荻窪駅でえみさんと会って(20分遅刻。ごめん!)、軽く買出ししてうちでゴハン。久々にミートローフ食べたら美味かったなあ。上手につくったミートローフって、この世で一番好きな料理かも。私が赤ワインで即席につくったサングリアと、白パンによく合う。
あとは今日本来のお楽しみであるチョコ食べまくり。ずっとチョコはひかえているから(最初は肌荒れ防止。更には糖分がパニックの原因になると知ったから)、今日は特例。沖縄の実家から送ってもらったハーシーズ、キッシーズ、スニッカーズ、えみさん持込のチョコ3箱(中国製のマンゴー・チョコが、地味ながら旨い)、買ってきたアフター・エイト(ミントチョコ)とギリアンのオレンジ。これをコーヒーを飲みながら次々食べる。・・・ああ、明日のお肌の状態が心配!
(3/26up)

The bigger the better (大きい方がいい)  *Bang / Yeah Yeah Yeahs (2001) の歌詞。


2006年03月14日(火)  I's so soothing to know that you'll sue me, this is starting to sound the same

出勤前に新宿のカフェで面接。カフェだぞ? そして採用ならここが仕事現場になる。つまり「カフェで英会話」というわけ。この形態は最近流行っているらしく、現にお隣のテーブルでも、他校の外人講師が授業中だった。
面接は通過。次回研修が待っている。やはりこのカフェで。

帰りにタワーレコードに寄り、頂き物のギフト券でCDを買うつもりが、洋書(雑誌)が充実していることに気づき、TimeとReader's Digestを買う。Reader's Digestは、ずっと父が予約購読していたので子供の頃からよく読んでいた。もっともあの頃は日本語版だったが。

出勤。まるちゃんがご来店。今日はニルヴァーナUKのCDで面白いものを持ってくるというので期待していたら。
「驚くよ」というその曲をかけたが、イントロには全然聞き覚えがない。ところが歌が始まった瞬間、何だか感覚がぐにゃっとなる。あ?私コレ知ってるわ。コレってコレって・・・・・
ニルヴァーナじゃん」 'Lithium'だ。
────読んでいる方も混乱するだろうから、最初からまとめよう。
つまり、前にも書いたが、1967年デビューのニルヴァーナというイギリスのバンドがいるのだ。で、'80年代には活動休止していたのだが、カート・コバーンのニルヴァーナがデビューして有名になったと見るや、元祖ニルヴァーナは名称使用権で訴訟を起こし(結果、ニルヴァーナUKと呼ばれることに)、何とそれを機に活動再開。それだけでも充分驚きなのに。
カートが自殺した2年後の1996年、ニルヴァーナUKが出した新譜の中に、(USの)ニルヴァーナの曲'Lithium'のカヴァーが入っていたというわけ。
そしてニルヴァーナUKは、今日も存続しているのである。
・・・・・・・・凄い。凄過ぎる。何て商魂たくましいんだ。
ニルヴァーナUK側は、'Lithium'のカヴァーを「カートへの追悼」と言っているらしいが。いやあの、たしかにホールR.E.M.レッチリもその歌詞の中でカートの死を悼んでいるが。あなた達がやるのは変じゃないですか?

それにしてもまるちゃん、ニルヴァーナUKのことは、カート・コバーンのニルヴァーナがデビューする前から聴いているという。それどころかアルバムも殆ど持っているし。凄い。凄すぎるw

ちなみに。世間がどれほどこの「ニルヴァーナ」問題に混乱しているかというと。AmazonでニルヴァーナUKのCDを出してみると、「あわせて買いたい」というお勧めコーナーにはUSのニルヴァーナのCDが並んでいる。(*この件を2/22にbbsで「いい加減」と叩いたが。今見たら、私がリンクを貼った該当ページだけ、「あわせて買いたい」が削除されていた。他のページは内容が直っている。Amazonさん、もしやうちのbbs見ました?w そして「このCDを買った人はこんなCDも買っています」というコーナーには、思いっきりUSのニルヴァーナのCDが。・・・皆きっちり騙されているらしい。
Yahoo!のLaunch CastでニルヴァーナUKを出すと、「Biography」や「Albums」はちゃんとしているのに、「photos」に載っているのはこの写真だ
みんな、落ち着けっw
(3/21up)

I's so soothing to know that you'll sue me, this is starting to sound the same (おまえらが俺達を訴えるのは面白いな。そして同じ曲をやるんだな)  *Frances Farmer Will Have Her Revenge On Seattle / Nirvana (1993) の歌詞。
* sound the sameは、「同じだと感じる」という意味だが、直訳すると「同じ音を出す」となる。



2006年03月13日(月)  I Feel Much Better

今日はわけあってお休み。夕方、ブックオフに本を多数売り、美容院でカットの直しをした後、本屋に行って、頂き物の図書券で翻訳の情報誌を買う。この数年、本やCDを含む買物の殆どがネットなので、リアルの本屋に来ることは滅多にない。CDはネットなら品揃えは圧倒的に多く、探すのも早く、値段もかなり安いから、もはやリアルのCDショップには何の魅力も感じないが。本屋に関してはたまに来るとやっぱり気分が良くなる。(除くブックオフ。あの騒がしさと品のなさは、本屋ではなく動物園に近い)

帰宅中にSad Cafeの前を通ったら、看板の電気がついていた。・・・営業中だ。
未だに未払いの給料が4万5千円近くあるのだ。もう辞めてから1年もたつというのに。最後にオーナーと会ったのは去年の5月。逆切れして私を責めるオーナーの手を取って握り締め、「早く気持ちよく縁を切りましょう。お金さえ払ってくれればそれでいいんです」と目を見つめて言った。で、結局それ以来会っていない。Sad Cafeが殆ど開いていないし(ひとが探せないのだ)、開いていても、私の仕事時間と重なるし。
しかし。気分的にはもう、あんな諍いをまた繰り返すくらいなら、4万くらいくれてやりたい。だけどそれでは、私の中の筋が通らない。私の前にも何人も給料を踏み倒された子たちがいて、彼女らがあっさりと泣き寝入りしているからこそ、次の私が迷惑しているのだ。私の次をつくるのに協力するべきではない。
しばらく躊躇ったが、思い切って店に入る。やる気なさげに散らかった店内は去年5月に見たままだ。
にっこり笑って愛想良く挨拶した。そしたら驚いたことにいきなりオーナーの方から、「いくらだっけ」と訊く。未払い額を伝えたら、「月末には何とか。全額は無理だけど。払う気はあるんだ」と言う。見れば相当やつれている。既に建築事務所も閉め、いくつも持っていた店舗も全て手放し、日雇いの現場仕事をしながらたまにSad Cafeをあけているらしい。ここが最後の砦なのだ。
だからと言って特に同情はしないし、また「払う気はある」という言葉を鵜呑みにするわけもない。けれど、(弱ったせいかもしれないが)オーナーが表面上だけでも私に礼儀正しく柔らかく応対したことで、かなりほっとした。結局私が欲しいのはこういう人間らしい会話であって、かつてのオーナーはそれを望むべくもなかったのだ。
「顔色が悪いですから、お体大事にしてくださいね」と言って、店を出た。月末に行った時にオーナーの態度が豹変する可能性はあるが、今日のところはかなりいい気分だ。

去年の5月に会った時は、Ronnyと一日楽しく過ごした帰りだった。せっかくの気分を台無しにしたくなかったので、入るのもためらったのだが。
その時興奮したオーナーにたいして決して切れなかったのは、外で待っているRonnyの為だった。怒って、彼に愚痴を言いたくない。今の楽しい気分のままで彼とうちに帰りたい。だから毅然としつつも声ひとつあらげなかった。それが出来た自分に満足した。
今日は一人だが。あの日よりもさらに気分がいい。
(3/20up)

I Feel Much Better (ずっと気分がいい)  *Small Faces の曲。(1967)


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