note|tacrow.com


2008年12月28日(日) 2008年・私的10大ニュース


尊敬する三谷幸喜と清水ミチコさんのラジオで
「2008年・私的10大ニュース」をそれぞれに
発表されていたので、それにならって自分も
今年の10大ニュースを考えてみる。

会社の人や久しぶりに会う友だちにも
「今年の10大ニュースって何ですか?」
と聞いて回っている。

これがけっこう面白くて、改めて今年を
“真剣に”振り返る機会なんて滅多になく、
意外とみんな10個も挙げられないもの。
平均すると第5位までが限界。

「婚約したこと」「10歳年下の彼女が出来た」
「上京して1周年」「○○のデザインをやった」

うんうん、そりゃあニュースだ。
でも、この先が第10位までつづかない。
お暇な方はやってみてください。
第5位を過ぎたあたりから急に出てこなくなります。


世の中の'08年はすごい荒れ模様だけど、
ひとの一年って、こぢんまりと愛おしい。


〜お暇な俺的10大ニュース〜
 第1位:「8月・隣町に引っ越し、同棲開始。」
 第2位:「5月・お互いの実家ツアー強行。」
 第3位:「7月・iPhone購入!」
 第4位:「4月・Perfumeにずっぱまる!!」
 第5位:「Bjork、RadioheadPerfumeのワンマンライヴ観戦!」
 第6位:「相次ぐ友人たちの結婚(その事実だけでニュース)。」 
 第7位:「3月・職場が赤坂に。」
 第8位:「4月・18歳の頃から愛読していた広告批評が休刊を発表。」
 第9位:「2月・ノロウィルスに感染!」
 第10位:「7月・なぜ今?彼女がビックリマンにハマる。」


2008年12月27日(土) いちねんぶり

弟の住む京都へ。

とりあえず行くところ。



みんな「変だ、変だ」といいながら撮ってました。



また来ます。


2008年12月26日(金) マズローを読め!と言われた。

風がひゅーひゅー吹き荒れている。

世の中、どこもかしこも暗い話題ばかり。


「マズローの欲求階層説」

 生理的欲求
  生命維持のための食欲・性欲・睡眠欲等の本能的・根源的な欲求
 安全の欲求
  衣類・住居など、安定・安全な状態を得ようとする欲求
 親和(所属愛)の欲求
  他人と関わりたい、他者と同じようにしたいなどの集団帰属の欲求
 自我(自尊)の欲求
  自分が集団から価値ある存在と認められ、尊敬されることを求める認知欲求 
 自己実現の欲求
  自分の能力・可能性を発揮し、創作的活動や自己の成長を図りたいと思う欲求

 「欲求には優先度があり、低次の欲求が充足されると、
  より高次の欲求へと段階的に移行する」(Wikipediaより引用)


ついこないだまでは
「自己実現欲求」や「自我の欲求」を
なんとなく探しあぐねていたと思ったら、

「ここ数ヶ月の急激な雇用情勢の悪化」で
「安全の欲求」「生理的欲求」を希求して
やまない状態になった。という感じがする。
この国は。


生きることが苦しくなると、
犯罪も増えるだろう、自殺も増えるだろう。

お正月くらいは「親和の欲求」に包まれたらいい。
それができないから大変なんじゃないか。という声が
いろんなところから聞こえてくる。…なにも言えない。


2008年12月25日(木) あわせて買いたい

ぱんぱんに張った肩をどうにかしたい!
と思ってAmazonで肩たたきマシーンを購入。

LOTO6で1万円を当てたので、迷いは無し。

だが、オススメのされ方に頭をかしげた。




肩たたきしながらマンガでもどう?
という粋な提案ですか?Amazonさん。


2008年12月24日(水) 聖夜を疾走する黒いやつ

今年のクリスマスイヴは残業。

彼女からのメールも「タクシーで帰ります」。
よし。両者、それぞれのデスクで終電を逃す。

覚悟を決めて、誰もいないオフィス。
窓から覗きこむと、下には仮設のスケートリンク。
すいーっ、すいーっ。のびる影。



下まで降りて1枚、撮ってみた。
今夜は特別にオールナイト営業らしい。


黒塗りのタクシー、深夜料金で
表参道を突っ切ってもらった。

今年はやけに空車が目立つ気がする。


2008年12月21日(日) 天井知らずMTG '08


先週は2番目の学年の同窓会、
今週は最初の学年の同窓会だった。

「私たちが呼ばれてないだけじゃね?」は杞憂だったようです。


武蔵野美術大学造形学部映像学科のOGたち。
※生後8ヶ月の藍生(あおい)ちゃんもGirl。



びっくりするほど、みんな変わってないのが面白すぎ。
テンション高めの女子トークはとどまるところを知らず。

みんな立派な働きマンになっていました。
(決して上から目線ではなく。むしろ羨望…というか反省)

はくちゃんありがとう!


2008年12月20日(土) Breeeeeaker!!!!!!!!!!!

昨日、BShiでPerfume武道館ライヴの放送がありまして。


終電で帰るなり、ごはんを茶碗によそって、
オイルヒーターと電気カーペットを付けて、
5.1chアンプも付けて、HDDレコーダーを再生。


いざ!「絶対故障だー♪」と同時に、家のブレーカーが落ちました。
ていうかありえない。


あらゆる電子機器が「ぷすん」「きゅうぅぅぅぅん」と
鳴きながらシャットダウンするさまは、ハモりのような
そろい踏みで感動すら覚えます。



原因はオイルヒーター。


今年、オイルヒーターを導入してからブレーカーが落ちまくりです。
当然、電気代も半端でない上昇をマークし、1万円の大台に乗りそうな勢い。


セーブ前のゲームをやっていたときに落ちたり、
点滅するさまざまな機器のデジタル時計を
セットし直すはめになったり、ブレーカーが
落ちるたびに僕も落ちます。


幸い、PC関係はノート型なのでバッテリーに
切り替わるだけで難を逃れていますが。


電気がないと生きていけない性分なので、
落ちるたびになにか戒められているような
神妙な気持ちになります。
落ちたブレーカーの配電盤は神棚のようでもあります。


ライヴを観る臨戦態勢だっただけに、なおさら。
誰もいないのに(彼女は忘年会で留守)、ひとり
恥ずかしくなる自分がいる。そんな2008年師走。


2008年12月16日(火) Man Throws Shoes At Bush

イラク人記者がアメリカのブッシュ大統領に靴を
投げつけた映像が瞬く間に世界を駆け巡った昨日。



それは、久々にテレビの威力を感じた出来事でした。

回転しながら飛ぶ靴、記者の叫び、華麗なかわし身、
強がりにしか見えないジョーク。映像は、改めてイラク侵攻の
是非を注目させるのにじゅうぶんすぎるインパクトがありました。


現地の記者団は、「ダック(身をかわす)」にかけて
「レームダック(死に体)ではなかったということだ」
と辛辣な皮肉を吐いたらしいです。

なかなかうまい!ですが、それよりも何よりも
「夫を失った女性、親を失った子供たちからの贈り物だ」と
靴を投げた記者の叫びはさすがに真に迫るものがあります。

さらに今、その行為はイスラム社会で賞賛を呼び、
アラブ弁護士連合が「ブッシュ大統領はイラク侵攻の犯罪者だ」
と声明を発表したり、イラク各地で記者の釈放を求めるデモが
行われているとか。大統領のサプライズ訪問は、結果的には
飛んで火に入る冬のKY(死語)だったわけです。

そしてこの映像は、YouTubeによって1日で100万回も再生されています。
ランキングでは上位10件中9件がこのニュース映像で占められている状態です。
テレビで受けた衝撃はネットに補完され語り継がれていくんだなと改めて実感。

余談ですが、見直せば見直すほど、靴を投げられた行為そのものよりも
ジョークで場を鎮めようとした大統領のふるまいこそ、この人の存在感や
威厳を矮小化させちゃったんじゃないかと思うようになりました。

「男の格は事後対応で決まる」とはうちの母の名言ですが、
まさに、事後の対応としてあの力ない笑顔はしまりがない。
ビフに殴られた後のマーティーのパパを彷彿とさせました。
映像では発言よりも表情の方がよっぽど雄弁なんですね。


話がいろんな方向に飛び火しましたが、
テレビメディアの底力を改めて実感したニュースでした。

命中しなくて本当によかった。
命中しなかったからこそ、「広告」的効果が
発揮されてしまった映像だといえます。たぶん。


2008年12月13日(土) 弾けないギターを弾くんだぜ

意を決して、大学の同窓会に出席した。

僕にとっては休学してひとつ繰り下がった学年。
正直、知っている人は半分にも満たないし、逆に
僕を知っている人はそれ以下だったりして。

だから「意を決して」になるんだけども、
行ってよかった。


※奥の力士さんは別のグループです。ごっつあんです。


このPVの1:45〜みたいなことには展開しなかったけれど。

美大というちょっと特殊(特異)な場所を出た人たちが
ある意味で順当にアーティストになっていたり、カメラマンとして
デビューしていたり、ポンキッキのディレクターをしていたり。

大人たちに揉まれて、彼らは昔よりずっとタフに見える。
実際、いろんな修羅場の「さわり」だけを語ってくれた。
全てを語れないほど現在進行形の修羅場だったりするらしい。


それにしても、この学年の人たちは仲がいいなと思う。
もともと在籍していた学年の方では、
同窓会なんて未だ行われていないもの。

「私たちが呼ばれてないだけじゃね?」

深夜、待ち合わせた渋谷のファミレスで
彼女が意味深な顔して発言。のりさんも
隣でパンケーキを切りながらうんうんと頷く。

この3人は毎週プチ同窓会を開いてる。


2008年12月11日(木) FINALCUT



10月にさいたまスーパーアリーナで観た
RADIOHEAD | JAPAN TOUR 2008」の
ライヴ映像がWOWOWで放送される(すでに一度放送済み)。

その番組のスペシャルサイトが贅沢で面白い。


RADIOHEAD | 12 CAMS, CREATE YOUR RAINBOW | WOWOW ONLINE
http://wowow.co.jp/music/radiohead/special/


12台ものカメラで追った映像を、ユーザーが
自分の好きなタイミングでスイッチングできる。

 横一列に並ぶ12個のサムネイル動画をクリック
          ↓
 プログレスバーに、選択された動画が色で記録される
          ↓
 リプレイで、作成(編集)したムービーが再生される

素材をふんだんに使うとはまさにこのこと。

楽曲の販売ですら、価格設定をユーザーに委ねて
ダウンロード形式にしてしまったRADIOHEADだからこそ、
このサイトの自由自在な企画もより生きてくる。


選択した動画部分の色がならぶ様も
「In Rainbows」のアートワークを
彷彿とさせてニクイ。




< prevnext >ALLtacrow.com