ひとりごと
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花が咲いて、部屋の中に連れ込んだ。 今日はこの花は、モデルさんだ。 じっくりとよく見て、鉛筆でデッサンをとっていく。
ボタニカルアートの友だちからいただいた種を育ててこの花が咲いた。 それをボタニカルアートに描いていく。 上手に描けたら、友だちへのご恩返しになるかしら。
黒実ほおずき、ニカンドラとも言うらしい。
インターネットを始めて最初の頃に出会った友だちが 今日、結婚の日を迎えた。 この日のことを知ったとき、ほんわりと幸せになった。
昨日の夜、忙しくてまさかもう読まないだろう、と思いつつも お祝いのメッセージを残した。 今朝、見てみると、きちんとお返事をしてくれていた。
「真摯な気持ちで」 と、書かれていた。 「幼い頃、年が改まった朝に感じたような、運命や時間を尊く思う心を大事にしたい」と。
胸を打たれ、荘厳な気持ちになった。 なんて謙虚で重い言葉、尊い気持ちなのだろう。 そう言えば、私もそうだったのだ。 このように言葉にはしなかったけれど、結婚前夜に感じたのは、 新しい年を迎えるときのような、行く時、来たる運命を不思議に思う謙虚な気持ちだった。 そんなことが私もあったのだ。 いつしか、そんな気持ちを見失いそうになっていたかもしれない。
珍しく早く帰った夫とテレビを見ていて「花」と言う歌に出会った。 ふたりとも初めて聴く歌で、手を止め会話をやめて聴き入った。 なぜかそのとき、素直なその歌詞が胸にしみわたり、涙が出そうになった。 夫も目を潤ませているように見えた。 …夢みたいに出会えた奇跡、もっと感謝しよう…。 いつまでも、そのメロディーも耳から離れなかった。
今日、佳き日を迎えたふたりにも、この運命は用意されていた。 …愛することで強くなれること、信じることで乗り切れること。 あふれる感謝の気持ちを抱きながらふたりで手を取り合って進む道程…。 この日に出会えた歌を、心清いふたりにも捧げたい。
いつまでもおしあわせに。 ご結婚おめでとうございます。
お天気のせいか膝が痛む。 こんこんと咳も出る。 だから今日はお茶のお稽古をお休み。
眠っては起きて、本を眺めては眠った。 思いついて、ビーズで指輪を作ったりもしてみた。 とろとろ眠っていろんな夢を見た。
大好きな街で友だちと会った。 美しく色づいた街を歩いた。 お話をしながらおいしいランチをいただいた。 素敵なお店にもいくつも案内してもらった。 みんなで吟味しながらのお買い物に夢中になった。 量り売りのオリーブオイルとバルサミコ酢は絶品だった。 来年のカレンダーも気に入ったものに出会えた。 街の猫にも挨拶をした。
私は友だちに会いたかったんだ。 そしてこうしておしゃべりをしたかったんだ。 あぁ、楽しかったね。 みんなありがとう!
きっと花は咲くよね。 勇気を出して。 明るいほうだけ見つめて。 この一歩を踏み出そう。
ちょっと疲れていた病院の帰り道、 「日曜大工センターは次がご便利です」のアナウンスに誘われて ふらりとバスを降りてみた。 日曜大工センターって、魅力的な言葉だ。
知らない街の石畳に桜の紅葉が降っている。 矢印をたどって行ったら、小さな川に出た。 ここはどこ? なんてきれい! 川の両側は真っ赤な桜の並木道だ。
見上げると日に透ける葉の茜色が目に痛いほど。 川を覗くと空を映した水面が並木に縁取られてゆらゆら揺れた。 橋の真ん中からどこまでも重なりながら続く紅葉をぼんやり眺めていたら 「ピィー!ピィー!ピィー!」とあわただしい鳥の声がした。 私の真下をきらめく青が通り過ぎた。 紅葉を縫うように、美しい鳥は光りながら飛び去っていった。 カワセミだった。 こんなところで出会えるなんて。 夢を見ているみたい。
川沿いの細い道をふわふわと歩いていった。 やがて小さな柵で行き止まりをされて、川から離れて大きな道に出た。 せせらぎの音が消え、行き交うたくさんの人と話し声が聞こえてきた。 日曜大工センターの前だった。 夢から覚めて、この現実も楽しい。
苗を植える小さな黒いポリポットと、クローバーを2鉢買った。 帰り道も川に沿って紅葉の中を歩いていった。 もうカワセミはいなかった。 それでも私はもう元気になっていた。
新米が送られてきた。 義父が作った大切なお米だ。 すっかり使い慣れたお鍋で慎重に炊いた。 ふっくらぴかぴかきれいにできた。 甘い温かいいい香りを楽しみながらいただいた。 なんておいしい。 あぁ、ありがたいこと。
今年は台風の影響で収穫はずいぶん少なかったらしい。 「なのにこんなにいっぱい、ありがたいことね。大変だったでしょうねぇ。」と言うと 「うん、とても大変だと思うよ。」と、夫がしみじみと答えた。 短い一言だけれど、夫のそんな言葉は珍しくて、 そして愛情と尊敬にあふれていて、胸を打たれてしまったよ。
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