ひとりごと
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穏やかに冬が立つ 2004年11月07日(日)









夢の話 3つ 2004年11月06日(土)

べべが逝ってしまう数日前に夢を見た。
べべが死んでしまう夢だった。
それも食べすぎで、口の周りにえさをいっぱいつけたままで。
夢の中で私はあわてていた。
べべが死んでしまうなんて、いくら夢の中でもまずいと
私の脳が感じたのか、夢のべべはすぐに生き返った。
えさを口から出して、白雪姫のように目をぱっちりと開けたのだった。
とても嬉しかった。
だけど「べべが死ぬ」なんて、たとえ夢の話でも口に出すのもこわくて、誰にも言えなかった。
こんなに元気なのに、なんでそんな夢を見たのか不思議だった。
でもそれからの数日、よけいにべべが愛しくて大切で、ずっと見つめて濃い時間を過ごした。

べべが死んだあと、そう言えばそんな夢を見たことを友だちに話したら
「べべちゃん、ちゃんとお別れを言っていたんだね」と言ってくれた。
そうだったのか。
あまりに突然だと思ったけれど、少し前からべべはお別れを言っていたんだね。
それで私は心の準備をして、べべと過ごす時間を大切にすることができたんだね。


そしてもっとずっと前、たぶんもう1年以上前のこと。
私は夢の中でべべに会った。
夢の中のべべは少女の姿をしていた。
色白で小柄で、さらりとしたおかっぱ頭で、意志の強そうな黒い瞳をした人間の女の子だった。
なのに私はすぐにべべだとわかったのだ。
少女のべべと私は、人間の言葉で少し話をした。
そっけないそぶりで、それでもその少女は私に「ありがとう」と伝えてくれたのだった。
愛しい思いがいっぱいにこみあげてきた。
目が覚めて見てみると、いかにも人間だったらそんな姿だっただろう、と思えるべべだった。

べべが死んだあと、そのころそんなことを話した友だちがメールをくれた。
「今度は人間の女の子に生まれ変わってToto&Bebeさんと出会うかもしれないね」と。
きっとそうだ。
あの光るまなざしのおかっぱ頭の少女になったべべに、いつか私は出会うだろう。
強くそう信じられる。
きっとまたすぐに会えるよね。


そして昨夜のこと。
夢の中で、3羽のインコのヒナが私のもとに生まれた。
生まれたばかりのヒナなのに、とても懐かしかった。
ふわふわの頭を私の指に押しつけてきた。
信頼をこめた一途な瞳で私を見上げていた。
どの子もかわいかった。
明るい白い陽射しの中で、私はヒナたちとふんわりとお昼寝をした。
幸せだった。

あの子たちは、空に昇っていったトトとべべとピピかしら?
幼い姿を借りて私を慰めに降りてきてくれたんだね。
ありがとう。
大丈夫よ。
幸せよ。


チョウと食草のトランプ 2004年11月05日(金)

前から気になっていた。
今日、たまたまふらりと覗いたお店で出会って
とうとう買ってしまった「チョウと食草のトランプ」。

クラブはナミアゲハ、スペードはアオスジアゲハ、
ハートはギフチョウ、ダイヤはウスバシロチョウ。
食草に産みつけられた卵のAから、孵化、幼虫、さなぎ、羽化を経て、
Kの産卵まで、チョウの一生がそのそれぞれの食草とともに、精密で美しい水彩画で描かれている。
チョウファンにはたまらないトランプだ。

初めて見たときに、とても惹かれたのだけれど、あまりのマニアックさに躊躇してしまった。
でもその後、友だちにそのトランプの話をしたら
「あなたが買わなくて誰が買うの!?」とけしかけられ、今度見つけたら絶対に買おうと決めていた。
やっと出会えた。

家に帰って、テーブルの上に並べてみた。
おぉ〜〜。
なんて美しくて楽しく、わかりやすいのだろう。
チョウの食草も、たとえばナミアゲハなら「ミカン科」とだけ書いてあるのではなく、
Aではミカン、2ではサンショウ、3はカラタチ…など、具体的な植物が
成長していく幼虫と一緒に描かれている。

5の脱皮している絵のカードでは「脱いだ皮は食べ物に」、
8のさなぎの場面では「周囲に合わせ緑色と褐色がある」などとためになる情報もいっぱい。
「食草確認 前脚でトントンと葉をたたき、感覚毛で食草に含まれる物質を確認」と
Qの産卵前のカードに書かれていた知識は初めて知るものだった。
なるほど、そうやって食草を確かめていたのか。
年に1度しか生まれないウスバシロチョウやギフチョウの成育サイクルも書かれていて
いつ、どこで出会えるのかもよくわかる。
感心して、楽しくて、じっくりゆっくりと眺めてしまった。
買ってよかった。

このトランプを使ってゲームをしてみたいのだけれど(特に七ならべ)
つきあってくれる人は限られるだろうなぁ。
ちなみに、ジョーカーはアゲハヒメバチとアオムシコバチ、寄生バチだった。


ジュジュちゃん 2004年11月04日(木)

あなたの歌声を聞くと笑顔になる。
あなたの陽気さに心が軽くなる。

その存在に私はこんなにも救われている。




べべはいない 2004年11月02日(火)

今日も1日庭仕事をやった。
夕方、雑草や枝を詰め込んだゴミ袋6つを駐車場におろし
泥だらけになった通路や階段をごしごしと水洗いしたら
汗びっしょりになってしまった。
さっぱりとした気持ちで暗くなった部屋に入った。

いつものように鳥かごに目が行った。
無意識にべべの姿を探し、からっぽの鳥かごに動揺した。
単純にあっさりとあわててしまっていた。
そしてすぐに思い出した。
べべはいないのだ。

やっぱり私はまだわかっていなかった。
べべがいないことを知ってはいても、心の底が認めていなかった。
不思議なほど冷静に普通に過ごしていて、自分で薄情なのではないかと思うほどだった。
でもそれは、ただ信じていなかったからなのかもしれない。

友だちからの優しいメールや手紙や、美しい写真にふれると涙が流れてくる。
べべはいないのだとそのときわかる。
空の上でトトと幸せに暮らしているのだと聞いて、そうなのかと思う。
だんだんとわかってきた。

べべの温かい柔らかい体はもうここにはない。
かわいい声を聞くことも、しぐさを見ることももうない。
もうふれられない。
何度も自分に言い聞かせている。
べべはもういないのだ。
悲しみがそっと訪れるのはこれからなのかもしれない。



あぁ、ごめんなさい。
大丈夫。
庭仕事をしたり、友だちと会ったりして、
私はいつもの私に戻っていっているから。
元気です。
みんな心配しないでね。
楽しいことをこれからもいっぱい話そうね。
大丈夫だよ。
から元気じゃないよ。
陽気なジュジュがここにいるし、
見守ってくれているべべのぬくもりを感じるから。

トトもべべもいなくなったけれど、私はずっとToto&Bebeです。

みんな、どうもありがとう。


庭仕事 2004年11月01日(月)

朝までの強い雨が上がってふわりと暖かくなってきた。
庭に出ると、元気になった蚊がまとわりついてきた。
一旦部屋に戻って、蚊よけ線香を腰につけて、
あらためて庭仕事スタイルに着替えて外に出た。

昨日買った薔薇の植え付けを最初にやった。
古いかわいい鉢をブラシでごしごしと洗って丁寧に植えた。
本当はミニバラを育てるのはあまりうまくないのだけれど、大切に育てよう。

ブルーガーデンから掘りあげた球根や苗たちを植え戻した。
あらためて白い花の苗も植えた。
春のブルーホワイトガーデンはどんな風景になるだろう。

こぼれ種でいくらでも増えるようだったワスレナグサが、今年は少し減ったようだ。
5年間、補充もせずにこぼれ種だけで咲かせていたので、そろそろ弱ってきたのかもしれない。
今度はあらためて種を蒔こうか。

薔薇の枝を整理した。
夏の間に枯れてしまった枝が多くて残念だった。
さっぱりと散髪して、新しい花には元気に咲いてもらおう。

ペネロープがたくさん咲こうとしていた。
同じ枝に赤い実がなっているのが不思議な感じでかわいかった。
メルヘンランドの実も相変わらず鈴なりだ。

東の庭と、南のレンガの小道と、駐車場の雑草を抜いた。
背の高いススキやアキノキリンソウまで生えているのにはびっくりした。
私ったらいつから放ったらかしにしていたのか。

ブッドレアと椿と月桂樹の枝を剪定した。
気がつかないうちに、お隣の庭にずいぶん侵入していたのだ。
さっぱりとして、西側から明るく日が射すようになった。

東の庭の、ラベンダーとローズマリーを刈り込んだ。
この場所を気に入っているらしく、私の胸の高さまで大きく茂っていたのだ。
香りに包まれて枝を切り、私自身もいい香りに染まっていった。

月桂樹とラベンダーとローズマリーの香りでおなかがすいてきた。
すっかり日が傾いていた。
私はうっすらと汗ばんでいた。
久しぶりの庭仕事に熱中して気持ちよかった。
家に入ると、もう新聞の見出しも読めないくらいに暗くなっていたのだった。

11月の始まりは暖かかった。
新しい月、優しい穏やかないい月になりますように…。


涙のしずく 2004年10月31日(日)

雨上がりの暖かい一日だった。
友だちと会って、薔薇を選び、
食事やおしゃべりを楽しんだ。
笑うたびに心が軽くなっていった。

笑うことは悪いことではないのよね。
楽しい私を見てべべも喜んでくれていると信じてもいい?

今日、連れ帰った薔薇は「ティア・ドロップ」。
白い一重のかわいい花が咲く。
大切に育てたい。

これからの涙はこの薔薇にまかせて
私はにこにこと暮らしていこう。
笑顔で青い空を見上げよう。
白い雲の上にべべが見える。


今日は早く休みますね。
よく眠れそう。
みんなどうもありがとう。
べべちゃんありがとう。
いつも思っているよ。
おやすみなさい。


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