ひとりごと
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恵ちゃん、久しぶり! 2004年05月20日(木)

今日は雨も降って寒かったから
もこもこふわふわの恵ちゃんがちょっとうらやましかったよ。

すぐに元ママのこと、わかってくれてありがとう!
目を見て、匂いをかいで、手をぺろぺろなめてくれたね。
すっかり大きくお姉さんっぽくなったあなたの
ふとした表情や仕草に赤ちゃんの頃の面影を見つけて
胸がきゅんとなっちゃった。

しおらしく抱っこされてくれたけれど
ふだんはオテンバなのですって?
テーブルの上のものをどんどん落としちゃうって?
今朝は障子も破いちゃったんですってね!
あんまりママを困らせちゃダメよ。

それからね、聞いちゃったよ。
トイレがちゃんとできなくて
「チッチー」なんて、あだ名で呼ばれるんですって!?
あぁ、はずかし、はずかしいよ。
一人前の猫なら、トイレはきちんとしなくちゃね。
猫の先輩、いっぱいいるから、教えてもらってね。

短いしっぽも長いふさふさの毛でおおわれて
大きな毛玉をお尻にくっつけているみたいだったね。
それがピコピコ動くのがおかしかった。
そんなところも赤ちゃんの頃とおんなじだ。
デジカメのキャップにじゃれてくるのも
仰向けに寝転んで、私の手を抱え込んでなめるのも昔のまんまだね。

でも、そんな赤ちゃんぽいところばかり探してちゃいけないね。
立派な大人の猫になってね。
しなやかで機敏で、我慢強くて愛嬌もある、気品高い大人の猫になってね。
寅ちゃんって言う弟もできたんだし、お姉さんらしくならなくちゃ。

たくさんの先輩猫ちゃんや、優しいワンちゃん一家や、
素敵な家族に囲まれてあなたは幸せね。
幸せなあなたに会うのが、私も幸せよ。

また会いにくるね!


友だちの爪 2004年05月19日(水)

きれい〜。
1本だけどこかで「アート」してきてもらったらしい。

おしゃべりと一緒にひらひら動く白い手に
つい見とれてしまう。
ピンクとラメがキラキラ光る。

左手の薬指。
意味がありそうで、きっとない。


お弁当袋 2004年05月18日(火)

3週間ほど前、4歳の姪から電話がかかってきた。
「お弁当袋作って!」
本人から直々の依頼だった。

ゴールデンウィーク明けからお弁当が始まっていたのに
今になってやっと出来上がった。
遅くなってごめんなさいね。
でも依頼どおりのお弁当袋ができたよ。

ひとつずつラッピングしてクマさんのシールを貼った。
リョウコとリンコ、それぞれに宛ててメッセージもつけた。
読めるかな?
読んでくれるかな?

「ママのおいしいおべんとうをいっぱいたべてげんきでいてね。」
「おべんとうをたべられるようになってえらかったね!これからもげんきでね。」

大きな封筒に入れ、おまけにお菓子も入れて封をした。
住所の下に、姪たちの名前をひらがなで書いた。
キティちゃんの切手を3枚貼って、郵便局に持って行った。

彼女たちのランチタイムが楽しくなりますように♪


壊れた巣 2004年05月17日(月)

足の痛みはおさまってきたけれど、まだ風邪っぽくて気分がよくなくて、
パン教室を休んでしまった。
うとうとして目覚めた夕方、庭に出た。
むっとした湿気と、濃い緑の香りが包み込んできた。
夏の匂いがした。

盛りを迎え始めた薔薇が強く香った。
手入れをしていない草だらけの庭に花びらが散っていた。
ジギタリスと寄り添いあって咲いている
ニコチアナのぱっちりとした白が目に痛かった。
蚊がまとわりついてきた。

いつもの庭の点検。
メアリーローズの枝に作られたコアシナガバチの巣を見るのはお楽しみ。
むちむちと太った白い幼虫たちが見えるようになってきていた。
母蜂は、その世話に大忙しだ。
刺激しないように、遠くから見守りながら、そっと巣に近づいていった。

すぐに異変に気がついた。
きっちりと作られた美しい巣がゆがんでいる。
胸がざわざわした。
近づいて覗き込んでみると、巣は壊れていた。

なに?
どうして?
昨日の雨のせい?

頭が混乱したまま、しゃがみこんでかわいい幼虫たちを探した。
どこにもいなかった。
六角形の巣穴いっぱいに太っていた幼虫たちは
1匹も残っていなかった。

写真を撮りながら、胸が痛くなった。
あのきれいな巣がぼろぼろになっている。
母も子もいなくなってしまった。

気持ちを落ちつかせながら考えた。
コアシナガバチの巣は襲われたのだろう。
あの幼虫たちは連れ去られてしまったのだろう。
一体誰に?
棘だらけの枝に何重にも守られた小さな巣を襲えるのは、猫や鳥ではない。
たぶん同じ昆虫だ。

すぐに思い至った。
玄関の軒下に、キアシナガバチが巣を作っていた。
あのキアシナガバチではないだろうか?
コアシナガバチが薔薇の枝に巣を作り始めるのと同じころ、
キアシナガバチも巣を作り始めた。
コアシナガバチの幼虫が孵ったのと同じように、
キアシナガバチの卵も孵化したのだろう。
同じように、母蜂は、子どもたちのために狩りをしなくてはならない。

食欲旺盛な幼虫たちに、せっせとほかの虫を運ぶアシナガバチ。
私の庭の花々も、その恩恵にあずかってきた。
コアシナガバチもキアシナガバチも、差別することはできない。
どちらも子育てに一生懸命なのだから。

それでもショックだった。
母蜂がたった1匹で、メアリーローズの枝に巣を作り始めたところから見ていたのだ。
丁寧に真剣にひと部屋ずつ、子ども部屋を作っていた。
どんな強い風の日も、雨の日も、しっかりと巣と卵を守っていた。
目が合って、威嚇されたこともあった。
大事な大事な子どもたちだったのだ。
卵が孵化して、母蜂は忙しくなっていた。
薔薇の芋虫たちをせっせと捕ってくれていた。
その活躍も頼もしかったし、なにより幼虫たちの成長が楽しみだったのに。

本当に残念だった。
悲しかった。
でも誰も責められない。
こんな小さな庭でも、こんなドラマがあったことを不思議に思うだけだ。

せめて、母蜂だけは逃げられたことを祈ろう。
彼女がまた、どこかで新しい巣を作り、
今度こそ新しい家族を育てていけることを心から祈ろう。


薔薇疲れ… 2004年05月15日(土)

ちょっと疲れちゃってたのかな。
春が来て、花が咲き出して、
薔薇が咲きだして、
嬉しくて、めまいがするようで。

楽しいことでも疲れるんだね。
楽しすぎて気がつかないけれど
疲れていたのかもしれないね。

足を怪我したのは
「そろそろ休みなさいよ。
浮かれすぎないように気をつけなさいよ。」
って、合図だったのかな。

だるくて熱っぽい午後、
ボタニカルにも行けなかった。
もちろんバレエにも行けなかった。
ソファに体を投げ出して
はれぼったい足と頭を持て余している。

…と思ったら、眠っていた。
夫が開けた窓から
優しい花の香りがそっと忍び込んできた。


だるだるな1日 2004年05月13日(木)

朝、目覚めると、痛みは軽くなったようだった。
湿布をめくって見ても、すねのでこぼこはだいぶ平らになっていた。
ベッドから立ち上がろうとしたら、足首がズキンと痛んだ。
よく見ると、足首が腫れていた。

軽い捻挫のようだった。
昨日から腫れていたのだろうけれど、
すねのあざと腫れにばかり気をとられていたのだ。
湿布を足首にも貼った。

お医者さまに行ったほうがいいのかもしれないけれど、
なんだか熱っぽくてだるかった。
2週間出張に行っていた夫もやっと帰ってきて、今日は久々に休みを取っていた。
ふたりでぐうたらごろごろ過ごしてしまった。

熱は37.3℃の微熱。
風邪気味なのか、足のせいか。
それとも近づいてきている低気圧のせいか。
窓を開けると、空気がじっとりと重い。
薔薇の濃い香りが、草だらけの庭に低く沈んでいる。
それをかき分けるように、のろのろと庭を歩いた。

昨日おとといの暖かさで、薔薇も草花も咲き進んでいた。
咲いたばかりの薔薇のなんて清らかなこと。
汚れなく瑞々しく朗らかで、優しかった。
どの花も涙が出そうにきれいだった。
こんな私が育てていても、薔薇はこんなに美しく咲く。
愛しかった。

体はまだだるかったけれど、気持ちはすっきりと洗われたようだった。
花を育てていてよかった。
早く元気になって、花たちの手入れをしよう。
感謝の気持ちを込めて触れ合おう。


私ってほんとマヌケ 2004年05月12日(水)

友だちの家に行く途中、駅の階段で転んでしまった。
なにをそんなに急いでいたのだろう。
JRから地下鉄に乗り換えるとき、
ホームへの階段をあわてて駆け下りた。
そのとき、もとからゆるかった靴のかかとが脱げ、
それがワイドパンツの折り返しに引っ掛かり、
駆け下りる勢いだけそのままに、ズドドドド…と
前のめりに転げ落ちてしまい、踊り場でようやくとまったのだ。

「やっちゃった!」「恥ずかしい!」「お料理が!」
と、瞬間的にいろいろ考えた。
痛みよりもまず恥ずかしさ。
うつむいたまま、飛び散ったお惣菜を手早くかき集めて
手提げの紙袋に入れて、立ち上がった。
でも「大丈夫ですか!?」と駆け寄ってくる人影はなかった。
まるで奇跡のように、駅の階段にもホームにも、誰もいなかったのだ。
白々と明るい蛍光灯も、見て見ぬ振りをしているようだった。
私が転げ落ちるところを目撃した人も、巻き添えを食う人もいなかった。
よかった。

何もなかったようなすました顔で、間もなく到着した電車に乗り込んだ。
すましているくせして、すかさず空いている席を見つけて座り込んだ。
ひざとすねと足首がジンジン痛んだ。
さりげなく服を観察したけれど、よかった、破れていない。
袋から飛び出したお惣菜も、ビニール袋で密封されていて無傷だった。
ただ、手提げの紙袋は大きく裂けていて、中身が落ちそうだ。
慎重に紙袋を抱えながら、駅を下りた。

友だちの庭の薔薇も草花もすばらしかった。
愛情深く、細やかに手入れされていることがひと目でわかる。
のびのびと元気に美しく咲いていた。
みんなの持ち寄りのお料理もおいしく、おしゃべりは楽しく、
犬やインコは本当にかわいかった。
なのに、失礼なことに私はきっと上の空だっただろう。
とっても楽しくておいしかったのに、
足の痛みと階段から落ちたショックが心の余裕をなくさせていた。
みんなにも心配をかけて、気を遣わせてしまった。
本当に申し訳ない。
情けない〜。

夜、家に帰って足を見てみた。
色とりどりのあざが7つ、すねから足首にかけてできていた。
それを覆うように冷たい湿布を貼った。
打撲だけで、骨に異常はないようだ。
非情な夫には「マヌケ」と笑われた。

わかっている。
本当にマヌケよ。
「でもね、これだけですんだのってすごくない?
私、転び慣れているから、脱力するのが上手いのよ。」
と、自慢したら
「普通、大人になったら転んだり、階段から落ちたりしないんだよ〜。」
と、言われてしまった。

そうなのか!
大人は転ばないものなのね。
やっぱり私は運動神経が鈍いのだろうな。
たしかに小さい頃からよく転んで、ひざからかさぶたが消えたことがなかった。
保健室の記録ノートには、1週間に1回は私の名前が現れた。
転ぶだけではなくて、図工の時間にカッターで指を切ったり、朝礼で気分が悪くなったり。
運動神経が鈍いだけじゃなく、ブキッチョで、軟弱だったんだ。
それは今も変わらない…。

でも、見ていらっしゃい!
せっかく通い始めたスポーツクラブで体を鍛え、筋肉をつけ、敏捷になってみせましょう。
1年後には、今までとは違う、テキパキとしたニューToto&Bebeがいるでしょう。

とりあえずは足の怪我を治さなくちゃ。
この足じゃ、水泳もバレエもマシンジムもできないものね。


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