ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2019年02月08日(金) あれこれと思うことはあるけれど

史上最強烈の寒波のニュース。北海道は大変な事になっている。

その寒波が明日は南下し関東や西日本にも影響がありそうだ。

幸いと言って良いのか高知県は免れそうだけれど

手放しで喜べるわけがなくどうなることやらと心配でならない。


ひとは自然にはさからえない。どうしようもできないことだった。





今朝はめいちゃんもご機嫌でふたりそろって保育園へ。

ジャンバーも要らないほどの暖かな朝だった。

再来週の土曜日には発表会があって毎日劇の練習をしているよう。

「おばあちゃんもみにきてね」となんとも楽しみなことだ。




仕事中に母から着信アリ。どうしてなのか母の声を聞きたくなかった。

しばらくして二度目の着信。とうとう着信拒否のボタンを押してしまう。

この言葉に出来ないような自分の心理状態を分析するわけでもなく

不可解な心と向き合うように淡々と時を過ごしていた。


なにがよくてなにが悪いことなのか時々わからなくなる。




日曜日でお薬が切れてしまうので仕事帰りに病院へ寄っていた。

処方箋をもらうだけだったけれど医師と面談があって

「体調は変わりないですか?」と訊かれたので

「体調は変わりないですが、体重が変わってばかりいます」と応える。

医師は笑いながら「腹八分目にしましょうね」と。

今年に入って2キロ増える。体重はかつてなかったほどの最高記録。


まあいいかと思っている。もうこの歳で辛いダイエットはやめよう。

ふくよかでぽっちゃりと生きていくのも良いのかもしれない。



あれこれとおもうことはあるけれど今日のことはもうお終い。

あしたはあしたの風が吹くことだろう。



2019年02月07日(木) 陽だまりの猫のようなきもち

最高気温が20℃にもなり2月とは思えないほどの暖かさ。

やわらかな陽射しが降り注ぐ午後は陽だまりの猫のようなきもち。



今朝はめいちゃんがふとしたことで機嫌を損ねて大泣き。

はだかんぼうのまま炬燵にもぐり込んで出てこようとしない。

みんなで代わる代わる宥めるも抵抗して暴れるばかり。

終いにはじいちゃんが「いいかげんにしろ」と怒鳴ったら

よけいに大泣きになってもう手が付けられないありさま。


仕方なくめいちゃんを残してあやちゃんと保育園に向かう車中。

「こまっためいちゃんね」と言えば「めいはまだこどもだからね」と。

いかにもお姉ちゃんらしいあやちゃんにふと笑みがこぼれた。




山里の職場に着くと義父が母に面会に行くと出掛けるところだった。

母に会ってちゃんと説得して来てくれると言うので任せる。

義父がそうして動いてくれるのがとても心強かった。


お昼過ぎに義父が帰って来て母の様子もしっかりと聞けた。

まだまともに歩けないとのこと。それなのにどうして帰りたがったのか。

もしかしたら見捨てられたような気持ちになって焦っていたのかも。

そしてきっと寂しかったのだろう。義父の顔を見ると安心したようだ。

早く帰れるようにリハビリを頑張ると素直にうなずいてくれたそう。


一件落着とはいかないけれど母が落ち着いてくれて本当に良かった。

今後の事も義父に任せようと思う。母にとっては唯一の家族だもの。




お天気は下り坂で日が暮れるなりぽつぽつと雨が降り始めた。

優しい雨音に耳をかたむけながらこれを記す。







2019年02月06日(水) 雨のち晴れるのがいいね

雨のち晴れてすっかり春の陽気となる。

どこかに蝶々が飛んでいるような気がしたほど。

三寒四温とはよく言ったものだ。

週末にはまた冬が振り向きそうな天気予報。



未だその死を受け止められずにいる人の命日。

同じ山里に居るのにお線香もあげに行かず。

ただただ空に手を合わす。

遺影を見るのがこわい。どうしても行けない。




義父にまた母から電話。「早く迎えに来て」と。

担当の看護師さんからはもう少しリハビリをと。

それなのに母は「タクシーで帰る」と駄々をこねる。


私には一切電話をしてこない母。

きっと怒られると思っているのだろう。

もちろん怒る。あまりにも身勝手過ぎると思う。


いつもは優しい口調の義父も今日は声を荒げていた。

みんな母を気遣っているのにどうして分かってくれないのか。





仕事も忙しく少し帰宅が遅くなってしまった。

うんうんといつも私の話を聞いてくれるじいちゃんがありがたい。


保育園から帰った孫たちとスキンシップ。

めいちゃんよりもあやちゃんのほうが一瞬だけ甘えん坊になる。

ほんとはいっぱい甘えたい。でもお姉ちゃんだから我慢している。

それが分かるからよけいに愛しくなる。


日が少しだけ長くなってきれいな夕焼け空が見えた。



2019年02月05日(火) 曇り空に梅の花を添えましょう

日中は暖かくなる予報だったけれどお天気は下り坂。

曇り空に白い梅の花も良いものだなとあちらこちら

満開に近くなった花を眺めてはこころを和ませていた。



義父に母から電話があったよう。

「もう帰りたいから迎えに来て」と言ったそうだ。

仕事が忙しく週末まで待つように義父が伝えてくれたそう。


その後病院からも電話があって退院計画の話。

私は一切タッチせずすべて義父に任せる。

どうやら母が「帰りたい」と駄々をこねているようだった。

看護師さんが退院後の独り暮らしをとても気遣ってくれていたようだ。


なんとかなるだろうと義父は言う。私もそう思いたいのだけれど。




今日もお休みだった娘が買物に行っていたら

「お兄ちゃんとけい君に会ったよ」と。

ふたりとも元気になっていて息子は明日から仕事に

けい君もやっと保育園に行けそうだと言うこと。

ほっとしたけれど今度はお嫁さんがインフルエンザらしい。

普段から育児や家事をしている息子はあっけらかんと笑っていたそう。


逞しい父親になった。これまでいくつもの試練を乗り越えて来たことか。

嘆いてばかりの頃もあったけれどそのおかげで強くなったのだと思う。


いくつになっても私の「こども」と思っていたけれど

羽ばたいて羽ばたいて大空を飛んでいる鳥のように思う。




2019年02月04日(月) 歩こう歩こうわたしは元気

春は名のみの風の寒さや。そんな歌とはうらはらに

「立春」を待ちかねていたような暖かさとなる。

風が踊るように吹いていたけれどとても心地良い風。



仕事を終えて帰宅。娘がお休みだったので

また保育園まで歩いてお迎えに行くことに。

やはり歩き始めに左足が痛む。なんのこれしき。

娘の背中を追うようにいっしょうけんめいに歩いた。


やっと保育園。孫たちが出迎えてくれてこれではあべこべ。

なんと愉快なことと満面の笑顔になっていた。


あやちゃんの提案でまた遠回りをして帰ることに。

やはり不思議でならない。あんなに痛かった足が少しも痛まず。

お花が大好きなめいちゃんが道ばたに座り込んでは

いろんな花を採ってくれて「おばあちゃんにあげるね」と。


ホトケノグサ。オオイヌノフグリ。しろつめ草も咲いていた。

小さな花たちをブーケにして宝物みたいにして帰った。


犬さんもわんわん。鶏さんもこけこっこう。楽しい帰り道だった。


おばあちゃんね。歩くことを決してあきらめないでいましょう。





2019年02月03日(日) 鬼の目から嬉し涙

しょぼしょぼと冷たい雨の日曜日。

こよみは「節分」「立春」とつづく。

ひと雨ごとに春めいてくるのだろうか。


早朝、新聞を読み終えたじいちゃんが「出ていたぞ」と教えてくれる。

文芸欄に短歌と川柳が入選していた。ほんとに久しぶりのこと。

ずっと投稿を続けていたけれどボツばかりで少し心が折れていたから

とても嬉しくてほっとする。これほど励みに思うことはなかった。

諦めずに投稿を続けていてほんとうに良かったと思う。


ささやかなことだけれど生きている証と思わずにいられない。




今夜は節分の豆まき。「おにはいつくるの?」と落ち着かない孫たち。

「おそとが暗くなってからよ」と言うと窓の外ばかりを見ていた。

あやちゃんは顔が引きつってとても緊張している様子。


夕食後、そっとトイレに行くふりをして縁側から外に出る。

鬼のお面をかぶって玄関のチャイムを激しく鳴らした。

豆をかかえた孫たちがおそるおそる出て来て大さわぎになる。

「おばあちゃんおにだ〜」笑いながら豆をぶつけるめいちゃん。

あやちゃんはそんな妹の後ろからやっぱりちょっと怖そうな苦笑い。

「いたい、いたい、もうかえるからゆるしてくれ」


今年も無事に豆まき大成功かな。ちいさなこどもが大好きな鬼だった。








2019年02月02日(土) 冬枯れた景色の中で咲く花があり

如月ふつか。朝は氷点下に近い冷え込みとなる。

やがてそんな寒さも冬の名残になることだろう。


娘が仕事だったので山里の職場は休ませてもらった。

孫たちを保育園に送り届けてからお大師堂まで歩く。

川風が冷たい。けれども真っ青な空がうれしい。


やはり少し歩くと足が痛んだけれど

「がんばれがんばれ」と自分を励ましながら歩いた。


今朝は一番のりだったようで日捲りの暦は昨日のまま。

Sさんやお仲間さん達に「来ていましたよ」と知らせるために

暦を千切って今日にする。お菓子をお供えしてお線香の補充も。

そうしてゆっくりと手を合わせる清々しい朝だった。


川辺の道を休み休みゆっくりと歩いて帰る。

誰かが植えてくれていた水仙の花が今年も咲いてくれていた。

冬枯れた景色の中で咲く花のなんとありがたいことだろう。



お昼前にはもうお迎えの時間。「おばあちゃんおそいよ」と

他のお友達はもう帰っていてあやちゃんとめいちゃんだけだった。

お詫びのしるしにローソンへ寄ってふたりにお菓子を買う。


午後はふたり仲良く遊んでくれてとても助かった。

おかげで少しうたた寝。孫守りも怠けてばかりのおばあちゃんだ。




夕方息子に電話する。やはりインフルエンザだったそう。

まだ熱が高いようでとても辛そうな声だった。

けい君は熱が下がったそうで少しほっとする。

お嫁さんも少しは家事が出来そう。なんとか乗り越えて欲しいと願う。


どんな時もあるものだ。ただただ見守る事しか出来ない母。




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