ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2018年11月20日(火) 秋刀魚を6匹焼いた

朝の冷え込みもつかの間。日中は穏やかな小春日和となる。


今朝は8時前までパジャマ姿とはだかんぼうでいた孫たちが

「おばあちゃんはおしごといくよ」と声をかけた途端に

猛スピードで準備をして8時にはもう車に乗っていた。

なんという早業でしょう。笑いの止まらない朝のこと。

元気なふたりにこちらも元気をもらって山里の職場に向かう朝。



仕事は少しずつ活気が出て来たような。

一人のお客さんでも神様のようにありがたい。


定時で仕事を終えて帰り道、母から電話があって

またお金がないと言う。どこに消えてしまったのか。

本心はもううんざり。でもなんとかしてあげなくてはいけなくて。

これも自分に与えられた試練だと思うことにした。



帰宅してじいちゃんにあれこれ話して「そうか、そうか」と。

ちゃんと聞いてくれる人がいてくれるってほんとにありがたいこと。


日が暮れてしまえばほっこりと今日もいい日だったなと思える。

秋刀魚を6匹焼いた。あやちゃんもめいちゃんも秋刀魚と格闘。

とても微笑ましい光景だった。



2018年11月19日(月) 一雨ごとの冬支度

音もなくぽつぽつと雨が降る。

気温も上がらず肌寒い一日だった。

このまま一雨ごとの冬支度になることだろう。


今朝はふたりそろって保育園へ。

めいちゃんの着ている服は春先まであやちゃんが着ていたもの。

それだけふたりが成長したのだなと微笑ましくおもう。



仕事は月曜日のわりに静か。閑古鳥さんかなと同僚と笑いあう。

急ぎの事務仕事だけ済ますとあとはのんびりとするばかり。


早めに帰れたので炬燵にもぐり込んでじいちゃんと

録画してあった「下町ロケット」を見ていた。

ドラマも面白いけれどナレーションの松平さんの声が懐かしい。

NHKの高知放送局に居た時はまだ新人アナウンサーだった。

私は中学生。FMラジオの公開放送を毎週楽しみにしていたっけ。



延長保育をお願いしてあった孫たちと娘が帰って来た頃には

もう外は真っ暗。6人分の夕食を一人でなんとか作れていた。

もちろんの手抜き料理に誰も文句を言わず食べてくれる。

それが何よりもありがたくてならない夜のこと。


今日も穏やかないい日でした。



2018年11月18日(日) 初冬のもみじ

今朝は少し寒さが和らいでいたけれど愛用のちゃんちゃんこ。

なんだかとても落ち着く。そうして夜明け前のひと時を過ごす。


娘むこが日曜出勤だったのでいつものように卵焼きとウィンナーを。

いつも自分でお弁当を詰めて行く。それはとても慣れた手つきで。

娘があえて愛妻弁当にこだわらないのには理由があるようだ。

作ってほしいと決して言わない娘むこの優しさかもしれない。



お天気も良いしみんなで紅葉を見に行こうと話していたけれど

あやちゃんが「こうよう?なにそれ?きょーみないし」と嫌がる。

6歳にもなるとちょっと生意気なことも言ってみたりで愉快なり。

娘は行きたがっていたけれど結局じいちゃんと私だけで出掛ける。


近場の黒尊渓谷まで車で一時間ほどだった。

それがちょっと残念でもう見頃を過ぎてしまっていた。

結構人も多かったけれど皆口々に「遅かったね」と話していた。

露店の人に聞くと先週末がいちばんの見頃だったらしい。

写真も撮れなくて肩を落とす私にじいちゃんは優しく

もうちょい奥のほうに行ってみるかと車を走らせてくれた。

少し行くとキャンプ場があってそこに大きなモミジの木を見つける。

それも散り始めていたけれどじゅうぶんにきれいだった。

見あげるとおひさまの光が降り注ぎきらきらと輝いていた。


来年はもう少し早く来ようなとじいちゃんが言ってくれる。





2018年11月17日(土) 雨のち晴れておでんかな

目覚めた時にはぽつんぽつんとしずくのような雨が降っていた。

冷え込みもなくあたりいちめん潤っている夜明け前も良いもの。


日中は風もなくぽかぽかと暖かい小春日和になる。

朝のうちに歩いてお大師堂へ。薄っすらと汗ばむ。

このところずっと週末だけのお参りになってしまって

疎かにしていることがたくさんあるのだけれど

Sさんだろうか日捲りの暦もちゃんとめくってくれて

窓も開け放しきれいに掃除もしてくれていた。

お参り仲間さん達のおかげとほっと嬉しい朝だった。


帰り道は少し川辺の道をお散歩しながら。

栴檀の木の実や名も知らぬ赤い木の実や。

川は空を映して真っ青できらきらとまぶしい。

そんな自然に触れるだけで心身ともにリフレッシュする。



お昼前には孫たちを迎えに行って孫三昧の午後。

今週はじいちゃんがいてくれるのでずいぶんと助かる。

ふたりのはしゃぎ声を聴きながらうたた寝をしていた。

気がつけばめいちゃんもお昼寝。ぐっすりとよく寝てくれる。


3時には娘が帰って来てくれて孫守りもお役御免に。

おでんを仕込んでことことと煮ていた。

家中にいい匂いが漂うなか夕陽が沈んでいく。


なんと穏やかな一日だったことだろう。

ありがとうございましたと沈むおひさまに手を合わせていた。



2018年11月16日(金) みんなみんなおつかれさま

晴れのちくもり。朝の寒さをそのままに午後も肌寒くなる。

おひさまのありがたさをつくづくと感じた。



今朝もふたりそろって元気に保育園へ。

ぴょんぴょんとはねてウサギさんみたい。

そんな孫たちにどれほど元気をもらっていることだろう。



仕事を終えてから義父と母のところへ行く。

新しい洗濯機と、私は洗剤などを買って。

洗濯は自動で出来るけれど干すことが出来るだろうか。

それも日々のリハビリになるのかもしれない。

心配すれば怒るのでしばらく様子を見ようと思う。


帰宅が遅くなりさすがにどっと疲れがおそってくる。

お葬式からこっちなんと忙しかったことだろう。

義父も疲れているのに今日は母の為に尽くしてくれた。



夕飯は簡単にすき焼きにする。

あやちゃんがお肉をこれでもかと言うくらい食べて微笑ましい。

めいちゃんも負けまいといっしょうけんめいに食べてくれる。


食器洗いは娘がしてくれる時が多いけれど今夜は私が。

昨夜、食洗機が欲しいと嘆いていたので気になっていた。

食洗機は買えないからなるべく私が洗うようにしたい。

今までずっと娘に甘え過ぎていたのかもしれない。


みんなみんなおつかれさま。

めいちゃんと久しぶりにお風呂に入って楽しかった。

ほっこりさんまったりさんとほろ酔ってこれを記す。



2018年11月15日(木) おとうちゃんの命日に

日に日に寒さが更新されているような朝。

今朝はあったかな布団から出るのが少しつらかった。



気分屋のめいちゃんが「おばあちゃんだいすき」と言ってくれて

久しぶりにふたりそろって保育園へ行く。

車から降りるなり駆け出すふたりを追いかけて門をくぐった。



仕事で母の住む町まで行く用事があったので急きょアパートへ。

洗濯物は思ったほどたくさんではなかったけれど持ち帰る。

洗濯機が壊れていて義父が新しく買ってくれるそうだ。

それを伝えるととても嬉しそうに喜んでいた。


少しまた認知症の気配が見られ、ATMで引き出したばかりの

お金が無くなってしまったとのこと。怒ってもしかたなくて

居酒屋さんかまさかパチンコではないだろうと詮索するばかり。

このままでは来月の年金までとても持ちそうにはない。




今日は父の16年目の命日だった。「おとうちゃん」と空を

見あげながらきっと見守ってくれていると信じてやまない。

いままでどれほど助けてもらったことだろう。

辛い時も苦しい時も父の存在を確かに感じることが何度もあった。

おとうちゃんこれからも見守っていてね。

遺影だけの小さな仏壇に手を合わすと涙があふれる。



2018年11月14日(水) ぽっかりと浮かぶ茜色の雲に

初冬らしく冷え込みの厳しい朝。きりりっと息をする。

夜明け前、明けの明星がぽつんと輝いていた。

なんだか夜空の忘れ物みたいでそっと拾い上げてみたいような。



今朝もめいちゃんを残して保育園へ。

8時になってもまだはだかんぼうでじいちゃんに抱っこされていた。

お母さんもおばあちゃんも「早くしなさい」と怒るけれど

じいちゃんは怒らない。子供心にそれを知っているのが微笑ましい。

今朝もじいちゃんと保育園に行ったそうだ。

「そのうち飽きるよ」とじいちゃんは嬉しいくせにそう言う。



仕事は今日も来客多し。あっという間に一日が過ぎて行く。

帰路についていたら母から電話があり洗濯物がいっぱいだと。

それどころではないとは言えず金曜日に行く約束をする。

疎かに出来ないことがたくさんあるのはありがたいことだと思う。

頼りにされているのなら尚更。出来る事を精一杯にやり遂げよう。



帰宅してもう夕暮れ。ぽっかりと浮かぶ茜色の雲を見あげながら

遠い昔、雲にのりたい仙人になりたいと言っていた人のことを思い出す。



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