雨が降ったり止んだり。降る時は降る男らしい雨であった。
とにかく突然土砂降りになるものだから油断は出来ない。
やはり急に食べ物の好みが変わってしまったようで
食パンを見るのも嫌になってしまった。
今朝もけい君のお茶碗でわさびふりかけご飯を食べる。
お弁当にはおにぎりを二個作った。これもわさびふりかけである。
食べたくない物がけっこうたくさんある。
今まで毎朝食べていたチーズとトマト。卵焼きもあまり食べたくなかった。
コロナの後遺症なのかどうかは分からないけれど
しばらくは食べたい物だけを食べてみようと思っている。

昨日の今日で母の施設と連携している病院の医師から電話があった。
血液検査の結果が出たそうで白血球の数値が異常に高いのだそうだ。
どうやらただの胃腸炎ではなかったようである。
肛門からの出血も多く止血剤で処置してくれているとのこと。
まだ詳しいことは分からないが腸の一部が破裂しているのかもしれない。
容態はいまのところ落ち着いているが救急搬送も在り得るのだそうだ。
その場合手遅れになる場合もあるので覚悟をしていて欲しいと言われた。
寝耳に水のような話でありにわかには信じられなかった。
思わず「ちょっと待ってよ」と声が出そうになる。
今母にもしものことがあったら対処する余裕が全くないのである。
とにかく仕事のことで頭がいっぱいになっており母のことを考えられない。
母が死んでしまうかもしれないと云う現実よりも
お葬式となれば仕事がストップしてしまう事の方が心配なのだった。
改めて私ほど薄情な娘はいないだろうと思うのだ。
これ程の重荷があるだろうか。どれほど負担になっていることだろう。
ここまで書いてしまえばまったく鬼のような娘である。
母との意思疎通は全く不可能であるがもし伝えることが出来るのなら
私を助けて欲しいと思う。明日は月末で資金繰りがとても苦しい。
会社を支えようと必死になっている私のことを見捨てないで欲しいのだ。
| 2023年08月29日(火) |
明日のおにぎりについて考えている |
大気がよほど不安定だったのだろう夜が明けるなり土砂降りの雨。
にわか雨と云うより通り雨のようだった。ざあっと走り抜けるように降る。
午後には少し青空が見えていたが明日はまた雨になるそうだ。
体調はすっかり良くなったが食欲がイマイチである。
コロナ感染中には食欲旺盛だったのが嘘のように思える。
極端な話、今まで好きだった物が食べられなくなっているのだった。
今朝はわさびふりかけご飯のなんと美味しかったこと。
お味噌汁と納豆で日本人らしい朝食を摂った。
実は私専用のお茶碗が無くてけい君のお茶碗で食べたのだ。
それだけ私がご飯を食べるのは珍しいことなのである。
お弁当も作る気がせず山里で何か買って食べようと思った。
無性に田舎寿司が食べたかったが売っておらずおにぎりを買って食べた。
その時おにぎりを買うのももったいないなと思ったのだ。
明日は自分でおにぎりを作って持って行くことにしよう。

仕事を終えてスーパーで買物をしていたら母の施設から電話があった。
お昼頃から高熱となり下痢と嘔吐があるとのこと。
コロナは陰性、医師の診断ではウィルス性の胃腸炎ではないかと云う。
決して母が心配でないわけではなかったが正直言ってどうでも良かった。
母のことを考える余裕がない。それだけ私は薄情なのである。
施設の看護師さんは点滴をしながら様子を見ますと言ってくれて
何か異変があればまた電話をしてくれるのだそうだ。
「はい、分かりました。お世話を掛けますがよろしくお願いします」と
私は応えたが内心では母のことなど忘れてしまいたいと思っている。
母は確かに生きているけれどすでに死んでしまったように感じる時がある。
それが私と母の「距離」なのだろう。決して近くはないのである。
施設からはこれまで何度か母の体調不良を知らせる電話があったが
体調が落ち着いた連絡は一度も無かった。
今回もおそらくそのままになってしまうことだろう。
施設としては何かあってからでは遅いのだ。
だからちょっとした異変でも家族に連絡をする義務があるのだと思う。
あれこれ考えているとなんだか疲れてしまった。
私は明日のおにぎりのことだけ考えていたいのだ。
鮭わかめか塩こんぶかシーチキンマヨも良いなと思う。
二個持って行こう。気が向いたら卵焼きを添えようではないか。
| 2023年08月28日(月) |
わさびふりかけでご飯が食べたい |
時おり薄雲が広がっていたがおおむね晴れ。
厳しい残暑と聞いていたがさほど暑さを感じなかった。
8月も残り少なくなり朝晩が過ごし易くなったようだ。
季節は確実に秋に向かっているのだろう。
5日ぶりの山里。義父も同僚も稲刈りで工場は開店休業であった。
事務仕事は山積みになっており何から手を付ければ良いのか
仕事を休んだのは2日間だったのに思いがけない程の忙しさとなる。
感染して6日目でありまだ安全とは言い難く際どいところだった。
しっかりとマスクをしていたがお客さんは誰もしていない。
休業の旨を伝えてなるべく手短に接するように努めた。
後遺症だろうか。夫は食欲不振と倦怠感を訴えている。
私も今朝からなんとなく胃が重く少し下痢気味でもあった。
もしかしたら昨夜の焼酎がいけなかったのかもしれない。
夫が少しでも食べられるようにと好物のお稲荷さんを買って帰る。
良かった2個食べてくれた。後はざる蕎麦を少し食べてくれた。
明日の朝食用にわさびのふりかけ。これも夫の好物である。
わさびと云えばお稲荷さんの中にわさび菜が入っていて驚く。
なんで?とパッケージを見たら小さな字で「わさび入り」と書いてあった。
これでは間違って買ってしまう人も多いことだろう。
小さな子供が食べたりしたら可哀想ではないかと思った。
ざる蕎麦のつけ汁にもわさびを入れたので今夜はわさび尽くしである。
そのせいでもないだろうが無性にわさびふりかけでご飯が食べたい。
コロナで食の好みが変わることがあるのかは定かではないが
今朝はいつも食べている焼サンドを全く食べたくなかったのだ。
仕方なく昼食用に持って行っていたが不味くて食べられなかった。
だから今日は朝から納豆だけしか食べていなかったのである。
もしやコロナダイエットを目指しているのであろうか。
いやいやそう上手く思い通りにはいかないだろう。
医師から完治は一週間と聞いていたが後遺症がある場合は
もっと長くなるだろうと思われる。
その後遺症にも治療薬はないのだから気が遠くなりそうだ。
私はとにかく明日の朝わさびふりかけでご飯を食べよう。
きっと一気に元気になるのではないだろうか。
| 2023年08月27日(日) |
汁なしチャルメラに生卵を入れて |
爽やかな青空が広がっていたがすぐに雨が降り始める。
干したばかりの洗濯物を娘が急いで取り込んでくれた。
布団も干したかったのに思うようにはいかないものだ。
夫、再び平熱となり今日は二人で床上げをする。
床上げと云ってもベッドなので起きてゆるりと過ごしていた。
昨夜から24時間テレビを放送していて退屈こそしないで済む。
むしろ感動が大きい。今年の放送は特にそう感じた。
「明日につなげるために」私はいったい何が出来るのだろうと考える。
感染から5日目となりほぼ完治したように思える。
喉の痛みも軽くなり食欲も以前と変わらず旺盛であった。
夫はお茶漬けばかりを食べているが私はチャルメラなど。
お昼に汁なしチャルメラに生卵を入れて食べたらとても美味しかった。
娘達は自分達で食べたい物を買って来て食べているようだ。
それがとても楽でなんだか癖になってしまいそうである。
明日からまた日常のことをと考えているが主婦業もぼちぼちだろう。
気分一新と云うほど大げさなことではないが
明日は4時に起きて詩を書いてみようと思っている。
書けるかどうか分からないが無性に書きたくてたまらない。
何も変わってはいないのに何かが変わったように感じるのは
何故だろうと思う。これはとても不思議な感覚であった。
頭痛と喉の痛みが辛いため掛かりつけの病院に電話する。
まだ4日目なので感染の心配があるとのこと。
娘は仕事だったので義妹に薬を取りに行ってもらった。
頭痛薬は解熱剤と同じ薬だったのであえて服用せず。
喉の薬は痛みを少しだけ和らげるのだそうだ。
トローチとうがい薬も一緒に入っていた。
医師の話では熱のピークは3日。その後は殆どの人が喉の痛みがあるらしい。
完治するには5日から一週間だと言う。
月曜日にはどうしても仕事に行かなければならないが
ぎりぎりセーフと云うところだろうか。
夫は平熱になっていたが夕方からまた微熱が出ている。
あまり気にならないようでシャワーを浴びてビールも少し飲んだ。
食欲もあるのでおそらく今日が峠なのではないだろうか。
私も今夜は薄い焼酎の水割りを飲みながらこれを記している。
頭痛はだいぶましになったが喉の痛みに焼酎が沁みて心地よい。
だからと云ってさすがにお代わりをする訳にはいかないだろう。
今夜は市民祭の花火大会があるようだ。
毎年土手から遠い花火を見ていたが今年は諦めようと思っている。
娘達は出掛ける準備をしているが、あやちゃんはお留守番とのこと。
結局この夏の花火は一度も見に行かなかったことになる。
コロナの感染もあやちゃんだけは助かっており娘が神経質になっている。
私が無神経なのだろう。マスクを食卓に置きっぱなしにしていて
娘からこっぴどく叱られたばかりである。
一人だけでも守ってやらなければいけない。これはなんとしてもである。
ゆっくりではあるが少しずつ日常が返って来ているようだ。
感染の覚悟はしていたが皆が軽症で済み何よりに思っている。
夫もやはり陽性。熱が高く39℃を超える。
今日は微熱になっていたのでこのまま恢復することを願う。
私は平熱になったが頭痛と喉の痛みが酷くなった。
その痛みはコロナ特有のものなのか今まで経験したことのない痛みで
周期的にずきんと突き上げて来るような痛みが襲って来る。
とにかく様子を見ながら完治するのを待つしかないだろう。
朝から仕事の電話がひっきりなしに掛かってくる。
義父のお達しで決してコロナだと口にしてはいけないと言われており
商売をしているのだからそれも当然のことだろう。
しかし嘘も方便と云うが正直に言えないのは辛いものがある。
月曜日にはどうしても出勤しなければならない。
5日経てばもう感染は無いらしいが本当に大丈夫なのだろうか。
書き始めたらついつい無理をしてしまうので経過報告だけにしておく。
早く健康な日常が返って来ることを祈らずにいられない。
家庭用の検査キットで陽性。
病院に行っても治療薬があるわけでもないので
安静にしながら様子を見ている。
幸い熱は微熱で37℃代。このまま上がらなければ軽症なのだろう。
頭痛が少しと軽い咳が出ている。味覚障害は今のところない。
食欲はあるので大丈夫だと思うが油断は出来ないだろう。
先ほど夫が発熱。まだ検査をしていないが間違いないと思う。
大変なことになったが何としても乗り越えなければいけない。
大分の徳さんメールありがとうございました。
頑張って治してまた毎晩日記を書きますね。
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