ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2023年06月02日(金) 豆腐の角で頭を打つ

午前中は記録的な豪雨となる。

今朝、高知県西部に線状降水帯が発生し短時間にかなりの雨をもたらす。

ちょうど出勤中のことで山道はまるで川のようになっていた。

幸い土砂崩れはなかったが所々で道路が冠水しており危険を感じる。

ブレーキが効かなくなる可能性もあり何度も確かめながら走った。

これほどの雨を過去に経験したことがあっただろうか。

午後には警報が解除され雨もやっと小降りになった。

今もまだ降り続いているが明日の朝にはもう晴れそうである。

止まない雨はないと云うが自然の猛威を怖ろしく感じた一日だった。





2年前の2021年の1月から2月にここではない場所で

日記なのだけれど「ブログ」を書いていたことがある。

エンピツ日記の障害で日記が書き込めなくなっていた時だった。

その日記のようなブログを今日はふと読み返す機会があった。

まだ孫たちのことばかり書いていてなんと懐かしいことだろう。


ある日の日記に3人でお風呂に入ったことが書いてあった。

今思えばそれが3人で入った最後のお風呂になったようだ。


今はお風呂どころか一緒に夕食を食べることも無くなった。

寂しいことだけれど二人の孫が成長した証かもしれないと思う。


あやちゃんとの日々の会話もとても懐かしい。

僅か2年前のことなのにずいぶんと昔のようにも思える。

あの頃は毎日が楽しかったが今は何故かしんみりとしてしまうのだ。


一日一回は会話をと心掛けていて「おはよう」の日もあれば

「おやすみ」の日もある。今日は「ただいま」と「おかえり」だった。

あやちゃんがどんどん遠くなる。私は決して追ってはいけないようだ。





今日は職場で久しぶりに子豚に会った。

その時に微笑まなければ良かったと今になり後悔している。

禁煙ノートに正直に「魔が差した」と書いた。

ずっと順調にしかも快適に過ごしていただけに自分を疑う。

仕事のストレスだろうか。よく分からないが済んだことはもういい。


そのうち子豚は豆腐の角で頭を打って死ぬだろう。



2023年06月01日(木) 勝ち越し豆腐

曇りのち雨。いかにも梅雨らしい一日となる。

台風は沖縄に接近しており大きな被害が無ければ良いが

すでに停電になっている地域もあるようで不安な夜となることだろう。

食料品もかなり品薄になっているようだ。

海が大しけのため本土からの物流が止まっているらしい。

台風には慣れていると云ってもどれほどの試練だろうかと気遣う。


高知県も明日は大雨の予報で「線状降水帯」が発生するらしい。

こればかりはどうすることも出来ず受け止めるしかないだろう。

今回の台風は2号。この先どれほどの台風が発生するのか分からない。





夕食の支度をしていたら知らない番号から着信があり

会社の電話を転送にしているため何か急なトラブルかなと思って出た。

そうしたらそれは私宛でなんと「高知新聞社」からであった。

「あけぼの」と云うちょっとしたエッセイを掲載するコーナーがあり

ここで書いた5月21日の日記を少し手直しして送っていたのだった。

もう10日も経っており「ボツかな」とすっかり諦めていたのだけれど

近いうちに掲載されるとのことで一気に嬉しさが込み上げて来る。

このいつ消滅するのか分からない日記のほんの一部分であっても

活字となりこの世に残すことが出来るなんて夢のようではないか。

それくらいのことでと笑われてしまうかもしれないけれど

私のような名もない者にとってそれがどれほどの励みになるだろうか。





豆腐ダイエット。もう何日目なのか忘れてしまったけれど

今日はスーパーで「勝ち越し豆腐」を見つけた。

製造中止になっていたのではなくいつも売り切れていたらしい。

それだけ美味しいと云うこと。梶原食品の看板商品である。

「今日のもめん明日のもめん」は硬めのお豆腐なのに比べて

「勝ち越し豆腐」は柔らかめでとろりとした食感がある。

丁度木綿と絹の中間だと云って良い。喉越しがとても良いのだった。

あまりの美味しさに一丁丸ごと食べようかと思ったが

それだけで満腹になってしまうので半分は明日の夜に取って置く。


夫が茶々を入れるように「もうタレント豆腐じゃないか」と言った。

豊ノ島のお父様も今は複雑な気持ちなのかもしれないけれど

力士として活躍した息子をきっと誇りに思っているのではないだろうか。


芸能界でもすっかり人気者になった豊ノ島は今からもきっと勝ち越す。

私は郷土の一ファンとしてこれからも応援し続けたいと思っている。



ちなみに私はずっと負け越しているがたまに一勝することもある。



2023年05月31日(水) たんぱく質のうんちく

雨のち曇り。幸い大雨にはならずに済んだ。

台風が次第に進路を東に変えるようで強い雨雲が近づいている。

直撃の心配はないが雨は覚悟していた方が良いだろう。


慌ただしかった5月も今日で終わり明日はもう6月となる。

月末の資金繰りもなんとかなりほっと肩の荷を下ろしている。

綱渡りのような会社経営であるけれどとても遣り甲斐がある。

しかし前途はそう明るくはない。不景気の波はけっこう手強い。


先日母に面会した時に「もう何も考えることがない」と言っていた。

一番はやはりお金の心配だったのだろう。

私はずっと母に楽をさせてあげたいと思っていたから

今はそれを叶えてあげられたのだと思っている。


薄情で親不孝な娘だったが少しは親孝行が出来ているのかもしれない。





禁煙はずっと順調であるがダイエットはそうそう思うようにいかない。

毎晩お豆腐を食べ続けているけれど成果はいまいちであった。

62キロにまでなっていた体重はやっと60キロ代になったが

その還暦のような壁が頑固でなかなか50代にはなれなかった。

人間の身体は筋肉がついてくると太り難い体質になるのだそうだ。

その筋肉にはたんぱく質が必須でプロティンも飲んでいる。

カーブスでは1日12点のたんぱく質摂取を推奨しており

たとえば納豆1パックが1点、卵1個が1点である。

焼き魚や肉のロース等はもっと高く2点以上はあるようだ。

お豆腐はとても一丁は食べられず半丁でも1点にしかならない。

しかしたんぱく質ばかりではビタミン不足となってしまうので

適度に野菜も食べるように心掛けなければいけない。

炭水化物はエネルギーになるがダイエットには大敵なのだった。


ダイエットだけに関わらず筋肉を強化することによって

私のような「変形性股関節症」にはかなり効果があるらしい。

筋トレやストレッチで痛みから救われた例もあることを知った。

整形外科の医師は手術しか治す方法はないと言ったけれど

私はなんとしても自力で治してみたいと思い始めている。

痛みの酷い日は辛いけれど「なんのこれしき」と思うのだ。


禁煙に臨むようになって少しだけ我慢強くなったような気がする。

今はとにかく食欲を我慢することにひたすら努力をしているのだった。



なんだかうんちく気味の日記になってしまって申し訳ない。

好評だった「子豚シリーズ」から一気に下落し

今月は閲覧数も投票数も大幅にダウンした。


まあこれでやっと元に戻ったと云うことだろう。

私にとってはそれがとても相応しいことに思う。


やはりひっそりと静かに細々と書き続けていくのが良い。



2023年05月30日(火) やがて消えてしまう

午後から雨が降り始める。梅雨らしく真面目な雨であった。

今のところ大雨の心配はなさそうだが雷が鳴り始めている。

少しびくびくとしながらこれを記し始めた。


今朝の山道では野宿と思われるお遍路さんが歩いていた。

あまりにも大きな荷物で前屈みになっており辛そうな足取りであった。

しばらくは雨の日が続きそうなので気遣わずにはいられない。

まだ若い青年であったがお遍路を決心するには余程のことがあったのか

「自分探し」と云う言葉も耳にするが貴重な「気づき」があることを願う。


山里の民家が見え始めた処にお客さんのお宅があり寄っていた。

昨日事務所に忘れ物をしていたので届けに来たのだった。

そうしたら「ちょっと待って」と言って畑から野菜を引いてきてくれる。

大根とサニーレタス。獲れたての新鮮な野菜はとても有難かった。


お昼休みに椎名誠の「続・大きな約束」を読了する。

あとがきに私小説のプライバシーに関することに触れていて

私にも心当たりがあるだけに深く考えさせられた。

私はもちろん作家ではないので読者の数はほんの僅かであるが

20年以上もこうしてネット上に日記を書き続けていると

まだ結婚前の息子や娘のこと。結婚してからは孫たちのこと。

躊躇することなくありのままに書き記して来たのだった。

家族には未だ誰の目にも触れていないはずではあるが

私の死後もしかしたら「発見」される可能性は大いにあると思う。

それもこの日記サービスが存続していればの話であるが

いっそ綺麗さっぱり消滅した方が良いのではないかと思い始めた。

そうすれば家族のプライバシーも守れるのではないだろうか。

不愉快な思いをさせたり傷つけることもないのではないだろうか。


孫たちのこと、特にあやちゃんのことを書きたくてならないけれど

決して書いてはならないと心に決めている。

公にしてしまったらどれほど傷つけることだろうか。


その代わり自分のことはとことん書き続けようと思っている。

もっともっと自分と向き合うべきなのだ。


どれほどの愚かさも赦したい。たとえやがて消えてしまう命だとしても。





2023年05月29日(月) 私はきっと変わってみせる

曇り日。湿度が高くじめじめと蒸し暑い。

今週は雨の日が多くなりそうでそろそろかなと思っていたら

今日梅雨入りの発表があったようだ。

鬱陶しいけれど梅雨は無くてはならない季節の掟のようなもの。

災害に繋がるような大雨は要らないけれど

雨を愉しむような心の余裕があれば良いなと思っている。


仕事が忙しく2時間の残業。くたくたになって帰って来る。

義父の農作業が一段落したので工場の仕事をしてくれたが

あれもこれもと目まぐるしいほどの有様であった。

おかげで仕事は捗ったが私も同僚もパニック気味になっていた。


ふとこんなことがいつまで続くのだろうと思った。

縁起の悪い話だがおそらく義父が亡くなるまで続くことだろう。





今朝はとても嬉しいことがあった。

久しぶりにけい君を学校まで送って行った夫が

息子のお嫁さんから「母の日」のプレゼントを預かって帰って来た。

私の大好きな芋焼酎でお嫁さんの手紙も添えられてあった。

その心のこもった手紙と筆跡を見ただけで体調が順調なのが分かる。

これまで随分と辛いことがあったけれどもう大丈夫だと確信した。

精神的に落ち込む日もあるかもしれないがきっと乗り越えられるだろう。


偶然にも今日はお嫁さんの40歳の誕生日だった。

何か届けてあげたかったが結局何も出来ないまま日が暮れる。

息子にメールをしてせめて家族で祝ってあげて欲しい旨を伝える。





「ニコチネル」の治療を始めてもう19日が経った。

今日のように忙しい日はいつも苛々していたけれど

煙草から離れてしまうとその苛々が全く無くなってしまうのだ。

なんと精神的に楽なのだろう。仕事のストレスにも強くなった。


豆腐ダイエットは平行線を辿っており体重は昨日と変わらない。

一瞬なんでや?と首をひねりつつ焦りは禁物だと思い直す。


日々の努力はきっと報われる。そう信じなければあまりにも虚しい。

ゆっくり少しずつで良いのだ。私はきっと変わってみせる。



2023年05月28日(日) 今日のもめん明日のもめん

曇り日。梅雨を思わすような蒸し暑さだった。

紫陽花が少しずつ色づき始めている。

我が家には紫陽花がないがご近所にあり毎年楽しみにしている。

不思議に思うのは去年の枯れた花が化石のようになっていたはず。

それがいつの間にか見えなくなっていることだった。

散ることも落ちることも出来ない紫陽花のなんと神秘的なことだろう。



日曜日だと云うのに娘たちが早起きをして賑やかだった。

どうやら何処かでダンスのイベントがあるらしい。

めいちゃんのダンスを観に行きたかったが案内が無かった。

何処で何時からあるのかも分からず詳しく聴くのも憚られる。

夫と二人で少しいじけていたけれどなんだかとても寂しかった。

正式な発表会ではなかったので娘も言わなかったのだろうと思う。



午前中は読書三昧。椎名誠の「大きな約束」を読んでいて

お腹を抱えるほど笑い転げてしまった。

金沢に講演に行っていて夜は豪華な食事会があったのだそうだ。

椎名さんのことだからビールが進んだことだろう。

会話も弾みひたすら吞むばかりで食事は殆ど食べられなかったらしい。

ホテルに戻ってから空腹でたまらなくなってしまって

近くのコンビニにカップ焼きそばを買いに行ったのだそうだ。

ホテルのポットからお湯を注ぎいい匂いの焼きそばが出来た。

しかしコンビニからお箸を貰って来るのを忘れていたらしい。

さてどうする。その時からもう私の笑いは止まらなくなっていた。

深夜のホテルで必死になってお箸の代わりになる物を探しているのである。

それはなんと洗面所にあった備え付けの2本の歯ブラシであった。

声を上げて笑うなんて本当に久しぶりのことで笑い過ぎて涙が出ていた。

なんと人間味に溢れている私小説なのだろう。ますます好きになる。


まだ未読の方にはネタバレになってしまったが書きたくてたまらなかった。





ニコチネルはもう何日目なのだろう。自分でも分からなくなってしまった。

完全禁煙からは一週間が過ぎたようだ。

もう全く煙草に興味が無くなってしまったので乗り越えたのだと思う。

それよりもダイエットである。今はすっかりそちらに気が向いている。

お豆腐は絹ごしよりも木綿のほうが好きである。

心なしか木綿の方が満腹感があるような気もする。

今日は「今日のもめん明日のもめん」と云うお豆腐を買って来た。

それも半額で賞味期限はしっかり明日まであるのだった。

2パックに分かれており今夜はもちろん「今日のもめん」を食べた。

宿毛市の梶原食品を知っている人は少ないかもしれないが

あの豊ノ島の実家でお父様が社長をしているお豆腐屋さんである。

3種類程のお豆腐があるが「勝ち越し豆腐」が一番美味しい。

それも絹と木綿があるが今日はスーパーに見当たらなかった。

豊ノ島が芸能人になったのでもう製造中止になったのかもしれない。

余談ではあるがお父様と豊ノ島はよく似ていてそっくりである。


もちろん梶原食品以外のお豆腐も売ってはいるけれど

私は豊ノ島のファンなので浮気をするつもりはない。


さあ豆腐だ。今日はお昼にラーメンを食べてしまったせいか

200グラム増えていた。なんのこれしきである。


※今まで非公開としていましたが私のSNSは下記です。

 お時間のある方は覗いてみて下さいね。

 Twitter



2023年05月27日(土) プチっとうどん

気温は夏日だったようだがさほど暑さを感じなかった。

爽やかな風が吹き快適に過ごす。


先日のアマリリスの水中花は水腐りもせず未だに綺麗なままである。

可哀想なことをしてしまったと思っていたが心が救われるようだ。



カーブスが終り次第に山里の職場に行く予定であったが

義父から電話があり今日も一日農作業とのこと。

義父が居なければ車検が出来ない。

同僚が一生懸命に整備をしても後が続かないのだった。

お客さんには迷惑をかけるが月曜日まで待ってもらうことにした。

この先の信用にも関わることで危惧するばかりである。

義父はそれなりに会社のことを考えているらしいが

同僚と私はいつも振り回されているのだった。

「言うだけ無益」ともう諦めるしかない。

田舎の車検場だから成り立っているのだと思う。





カーブスは足の痛みが薄れており心地よく身体を動かせた。

やはり効果はあるらしく今日はずっと痛みが楽であった。

禁煙も順調。以前の辛さが嘘のように全く離脱症状がない。


豆腐ダイエットもどうやら順調らしくまた少し瘦せていた。

今日で3日目だろうか。始めてから1.8キロ減となった。

炭水化物を全く食べないわけにもいかずお昼におうどんを食べた。

テレビCMでしきりにやっている「プチっとうどん」である。

冬は温かいおうどんが良いが夏場には冷たいのが美味しい。

体重の変化を見ながらたまには麺類も食べてみようと思っている。


炭水化物を控えるダイエットはリバウンドが怖い。

ずっと我慢していると一気に食べたくなってしまうのだ。

今回の禁煙に伴なう体重増加もそれが原因だと思われる。


我慢することは精神衛生上とても良くないことである。

かと言って我慢しなければ何もかもがとんでもないことになる。


この歳になって今更とも思うが決して完璧でなくても良い。

とりあえず目標を決めて努力してみたいのだった。


ずっと禁煙にばかり拘っていたがまた別の新しい目標が出来た。

もしかしたらかつての子豚によく似た別の子豚が現れるかもしれない。


 < 過去  INDEX  未来 >


anzu10 [MAIL] [HOMEPAGE]

My追加