ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2020年04月16日(木) いま大切なのは勇気なのかもしれない

最高気温が20℃を越え汗ばむほどの陽気となる。

季節はこのまま初夏へと向かうのだろうか。

天気予報では「たけのこ梅雨」に入るとのこと。

二十四節気の「穀雨」も近くなり季節の移ろいを感じる。



今朝も早朝から川仕事。朝陽と川風がとても心地よい。

海苔は最後の踏ん張りを見せてくれてとても逞しい。

命尽きるまでと愛しさが込み上げ精一杯に収穫をする。


作業を終え山里の職場に向かう。峠道ではお遍路さんがふたり。

その姿に見覚えがあるなと思えば2日前に四万十大橋を渡っていた。

ご夫婦と思われる。その姿には不安の欠片も見えずとても逞しい。

何があってもなんとしても歩き通す勇気そのもののお遍路に見えた。



仕事を少しだけ早めに切り上げ義父と母の施設へ向かう。

長期の入院になるため今月いっぱいの退去をとのこと

やっと慣れて母も気に入っていただけに残念でならない。

もう母の帰る場所が無くなる。退院したら何処に住めばいいのか。

その不安を一手に引き受けてくれたケアマネさんに感謝しかない。

きっとまた母の居場所が見つかることだろうと頼りにしている。


冷蔵庫やタンス。身の回りの物などを運び出し施設にお別れをした。

親身になってお世話をしてくれたヘルパーさん達には

なんとお礼を言って良いのかただただ頭が下がる思いだった。



いつもより帰宅が遅くなりあれこれの家事に追われていたら

あやちゃんが洗濯物を取り入れてくれていた。

やっと手が届くのをそれでも一生懸命にお手伝いをしてくれる。

「えらいねあやちゃんありがとうね」にこっと微笑む笑顔が嬉しい。



夕方のニュースで国が全国に非常事態宣言をしたことを知る。

もっと早くそうしていればと家族みなそう思っていた。

いまは危機感から逃れようとしている場合ではないのだ。

現実をしっかりと見て欲しい。国民の不安を受け止めて欲しい。

このまま頼りにならないお国で在り続けるならば

国民であることをやめてしまいたいとさえおもう。


おとなたちにはそんな憤慨も少なからずあるけれど

こどもたちは笑顔を絶やさずにいてくれて救われるおもい。


まだ5歳のめいちゃんが「きょうもコロナ?」と言って

おとなたちは我に返り笑顔を交わし合った夕暮れ時のこと。



2020年04月15日(水) 何があっても花は咲く

曇りのち晴れ。少し風があったものの春らしい陽気となる。

桜の季節は終わってもツツジや藤の花やと心を和ませてくれる。

何があっても花は咲く。嘆いてばかりいてはいけないのだ。



早朝より川仕事へ。私の仕事を気遣ってくれたのか

「俺ひとりで行くから」と言ってくれたじいちゃん。

腰の痛みがまだあるのにどうしてひとりで行かせられようか。

6時半に出掛け8時には作業まで帰って来られた。

後の作業を娘が引き受けてくれてとても助かりありがたいこと。


めいちゃんを保育園に送り届けてから山里の職場に向かう。

久しぶりの保育園で少し緊張していためいちゃん。

そっと手を握るとぎゅっと握り返してくれた。

その小さな手のぬくもりに愛しさが込み上げて来た朝のこと。



午前中に急ぎの仕事が片づき午後は早めに終わらせてもらう。

今日は買物をする日。なんだかとても緊張してしまう。

なんとか二日分のメニューを考え逃げるように店を出る。

ふといつまでこんな日々が続くのだろうと思わずにいられなかった。


帰宅してもう日課になってしまったローカルニュースを見る。

そこにはとても悲しいニュースが待っていた。

ついに県下初のコロナ死亡者が出てしまったのだった。

亡くなられた方はもちろんのこと遺族の方々の心痛を思うと胸が苦しい。

その現実に驚愕とする。同時に恐怖心がつのるばかりだった。


感染者が続出している隣町の宿毛市は独自で非常事態宣言をした。

市長さんの判断は正当だと思う。それほど緊迫している状態なのだ。

みんなが自分の行動に責任を持って身を守らなければいけない時。



「ほいくえんたのしかったよ」「あしたもいってもいい?」

この純真であどけないこどもたちにいったい何の罪があるのだろうか。



2020年04月14日(火) みな明日は我が身なのだ

目覚めれば昨日の暴風が嘘のように静まり返っていた。

空には半分の月。いつのまに欠けてしまったのだろうと思う。


夜明けがずいぶんと早くなり朝食を終えた頃には

もう朝陽が射し始めていた。きらきらとそれはとても優しい光。

こんなにも平和なのだとふと悪い夢を見ていたような気がする。



仕事が忙しく一時間の残業になった。

今日は買物をしない日だったので時間も気にならず

帰り道は朝来た山道をのんびりと帰る。

山には新緑が目立つようになった。もう若葉の季節なのだ。

まるで森林浴をしているようなこころ癒される帰り道のこと。


帰宅すれば今日も孫たちの笑顔。

日中は暖かだったのでサイクリングに行っていたのだそう。

娘のママチャリがパンクしてしまって押しながら走ったと。

それも愉快。孫たちが楽しい一日を過ごせて良かったなと思う。


夕方のローカルニュースで今日の感染者は無しとのこと。

娘むこの同僚も陰性だったと聞きほっと胸を撫で下ろす。

どんなにか心配したことだろう。どんなにか不安だったことだろう。

それにしても検査まで日にちが掛かり過ぎるのではないか。

誰しも濃厚接触者になり得る。みな明日は我が身なのだ。



めいちゃんは明日から保育園に行くのだと楽しみにしている。

休校中のあやちゃんはもちろんの事こども達は我慢をしている。

嘆きもしないで少しでも楽しみを見つけようとしているのだ。


おとなの自粛疲れなどほんとうに些細なことに思えてならない。

嘆く時間があるのならもっともっと楽しみを見つけて欲しい。





2020年04月13日(月) ぜったいに負けるもんか

暖かさにすっかり慣れていた身体に真冬並みの寒さがおそってくる。

全国的に大荒れだったようで、高知県西部には暴風警報が。

山間部では積雪もあったそうでとても4月中旬とは思えなかった。


そんな寒さのなかの残り花。昨日の雨ですっかり散ってしまったと

思い込んでいただけにその健気な桜に励まされていた。

あきらめてはいけない。負けてはいけないとつよく思う。



念のためにしばらく仕事を休む予定だった娘夫婦。

肝心の娘むこの職場は休業にはならなくて納得がいかない。

不安な気持ちをいっぱいにしながら仕方なく出勤して行く。

保健所が営業しても良いと言ったのだそうだ。

あまりにも緩い。ほんとうにそれで良いのかと不信感がつのる。


私も出勤したもののどうにも落ち着かない一日だった。

来客があるたびにはらはらする。自分も保菌者かもしれないのだ。

あまり神経質になってもいけないのだろうけれど

それくらいの覚悟をして日々を送りたいと思っている。



帰宅して孫たちの笑顔を見るとほんとうにほっとする。

午後4時を合図に娘と孫たちが「かくれんぼ大会」を始めた。

今日は二階に隠れても良いそうでそれはそれはにぎやか。

娘も童心に返ってはしゃぎまわっていた。愉快な光景だこと。


ふとこんな我が家にコロナが近寄れるはずがないと思う。

そう、それくらい強気でいなくてはならない。

コロナなんかにぜったいに負けるもんか。





2020年04月12日(日) もういいかいまあだだよ

春の雨にしては冷た過ぎる雨がまだ降り続いている。

花散らしの雨になったことだろうと思うと少しせつない。

けれども今年はながいこと咲いてくれて心を和ませてくれた桜。



姑さんの三回忌の法事。親族の会食は中止に決めて

最小限の人数でお寺さんへ。じいちゃんと義妹、義弟だけで

私は行かなかった。心苦しさもあったけれど仕方ないこと。

ひっそりとした法事。姑さんもきっとゆるしてくれたと思う。


自粛はつのるばかりで家族はみな家の中で過ごす。

娘はミシンで手作りマスクをとても上手に作っていた。

孫たちはかくれんぼをして遊ぶ。楽しそうな笑い声に心が和む。


息子から娘にラインがありもうマスクが一枚もないとのこと。

娘が近いうちに作って届ける約束をしたようだけれど

気になってしょうがなく我が家にある紙マスクを届けようとしたら

「それはおかあが使わんといかんぞ」と反対に叱られてしまった。

自分の事より親を気遣う優しさにほろりと涙がこぼれる。



今日も県の記者会見があったようだけれどテレビ放送がなく

娘のスマホで情報を得る。やはり昨夜耳にした通りだった。

間接的ではあるけれど娘むこの職場が危険にさらされている。

そのどうしようもない事実に覚悟はしておいたほうが良いだろうと。


明日から数日のあいだ娘夫婦は自宅待機を決める。

あやちゃんは休校が決まっているけれどめいちゃんも保育園を休ます。

念には念を入れ過ぎるくらいでなくてはならない。


私も体調管理を怠らずさらなる自粛を心がけたいと思う。

もう決して他人事ではない。この危機をなんとしても乗り越えよう。



2020年04月11日(土) 我が家の緊急事態宣言をします

いつもと変わらない穏やかな朝。

近くのお寺から聴こえる鐘の音に毎朝励まされているこの頃。

こころを落ち着かせて深呼吸をするありがたいひと時だった。



また一週間ぶりの川仕事。孫たちを義妹に託し出掛ける。

少しだけれど海苔の生育が良くなっており励みに思う。

とにかく出来るだけの事をと精一杯に収穫をする。


帰りを待ちかねていた孫たちと作業場で昼食。

サンドイッチやたこ焼きを買って来てピクニックのよう。

家で食べるよりずっと美味しい。とても楽しい昼食だった。


今日はめいちゃんがお手伝いをしてくれる。

小さな手は頑張り屋さん。海苔も嬉しそうに陽射しを浴びていた。



夕方になりローカルニュースで今日は感染者無しとのこと。

ずっと連日の事だったのでみんなでほっとしたのもつかの間。

娘むこのスマホに緊急の知らせが舞い込み大変なことになった。

間違いなく明日は公表されるだろう。ついに身近な事になってしまった。


我が家は今夜から緊急事態宣言をする。

感染リスクを背負っている自覚を持って暮らして行こうと決める。



何も知らない孫たちがはしゃぎまわっている夜に

おとなたちも精一杯に微笑もうとしている。



2020年04月10日(金) あしたはあしたの風が吹く

はらはらと桜吹雪。まるで散り急がせるように風が吹く。

いたずらな春風とたわむれるように私も風に吹かれていた。

私はまだまだ散るわけにはいかないのだけれど。



職場に迷子のワンちゃんがやって来て心を和ませていた。

小さくて可愛らしいマルチーズでとても人懐こい。

首輪をしていなかったけれどとても捨て犬には思えず

ご近所さんの犬ではと心当たりの家を訪ねて行った。


独り暮らしのお年寄りでなんと6匹のマルチーズと暮らしている。

その数を数えながら「うちの子たちはみんないるわね」と

さてどこの子でしょうとふたりで首をかしげていたら

職場のお向かいのおばちゃんが急ぎ足で駆けつけて来てくれた。

ちょっと目を離したすきに外に出てしまったらしい。

すぐに飼い主が見つかってほんとうに良かった。


それにしても可愛らしいワンちゃんだったこと。

おかげでほんわかとしたひと時を過ごさせてもらった。



仕事を終えて帰り道のスーパー。

昨夜息子から毎日スーパーに行かないようにと注意される。

私もそのほうが良いと思い今日から2日分の食料を買うことにする。

メニューを考えるのが大変だけれどすぐに慣れてくるだろう。

とにかく人混みを避けなければいけない時なのだと思う。



今日は県下で5人の感染者。内2人が近隣市町村とのこと。

やはり市町村名の公表はなく不安がつのるばかり。

ついつい神経質になってしまうけれどそれが当然のことに思える。

最初のうちは「来るなら来てみろ」と強気な時もあったけれど

今は恐怖心が勝り「来ないでほしい」とひたすら祈っている。


明日のことがわからない。そんな不安が今まであっただろうか。

それでも明けない夜はない。また明日の風に吹かれてみようか。






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