朝の涼しさもつかの間。日中は真夏並みの暑さとなる。
過ごしやすい日が続いていただけに身体に少し堪えた。
ふとこのまま梅雨入りをせずに夏本番になるのではと思うほど。
仕事で村役場へ行っていたら係の職員さんが
「その節はありがとうございました」と。
確か今年の始め頃ではなかっただろうか。
職員の採用試験を受けに来ていた青年がいて
車のバッテリーが上がり困っていたことがあった。
たまたま日曜日の事で職場は休みだったけれど
同僚に連絡をして対応したことがあったのだった。
無事に試験に合格して晴れて採用されていたことが嬉しい。
あの時は声だけだったけれどなかなかの好青年だった。
公務を終えてから自家用車のオイル交換の予約をしてくれる。
それがとても思いがけずに嬉しかった。
ご縁があったのだなと思う。大切な大切なお客さまだ。
そんな嬉しいことがあって今日も「いい日」
職場は今日も閑古鳥さんだったけれど
同僚とまた忙しい日もあるよねと笑い合った。
いつも遊びに来てくれるお客さんが
「今のうちに羽根を伸ばしておけよ」なんて言って愉快なり。
| 2019年06月19日(水) |
きらきらとまぶしいひと |
目覚めるまで新潟で大きな地震があったことを知らず。
不安で眠れない夜を過ごされた方も多いことだろう。
とても他人事とは思えずこころの痛む朝になった。
明日は我が身である。肝に銘じておかなければいけない。
気をとり直すように体操教室へ行っていた。
職場の留守番をしてくれる同僚のなんとありがたいこと。
おかげで今日も仕事を休むことが出来る。
仕事よりも健康を優先に。その気持ちは決して変わらない。
ある意味では強行手段だけれど自分をゆるしたいと思う。
2年前に一緒に体操を始めたお仲間さんが
優秀な成績で指導者の資格を取得したビックニュースがあった。
みんなで拍手をしながらほんとうに素晴らしいことだと思う。
60歳が終わりではない。60歳から始められることがある。
きらきらとまぶしい。それはとても励みに思えることだった。
私はブランクもありちょっとした落ちこぼれだけれど
これからも自分に出来ることを精一杯がんばりたいものだ。
今日も夕暮れ時。なんと平穏なことだろう。
夜明け前には聴けなかったほととすぎすの声が夕空にこだましている。
そうして孫たちのはしゃぎ声。ほほえみながらこれを記す。
| 2019年06月18日(火) |
どんな日もあってよし |
曇り日。気温も上がらずずいぶんと涼しく感じる。
例年なら蒸し暑くてたまらない頃。
これも異常気象なのかもしれない。
出勤前、「なつぞら」を見ていたら宿毛警察署から電話。
何事だろうとびっくりして出たら
宿毛市内のお客さんが交通事故を起こした知らせだった。
母の友人でもあり任意保険をかけてくれていたので
すぐに義父に連絡をして現場へ駆けつけてもらう。
レッカー車の手配をしたりなんとも慌ただしい朝になる。
幸い怪我はないよう。でも車は横転して大破だった。
ぼんやりしていて赤信号で交差点に突入したらしかった。
保険会社からも何度も電話があってざわざわと落ち着かない。
いつもより30分遅れてやっと職場に着く。
その後落ち着いてからこれが自分の仕事なのだなと改めて思う。
事故後のフォローが重大で決して疎かにしてはいけない。
肝に命ずるように大きな責任を感じた出来事だった。
一日の仕事を終えて帰宅すれば、いつもと変わらない穏やかさ。
夕食後、めいちゃんが小さな手で食器を洗ってくれる。
娘とふたりで声をそろえて「めいちゃんありがとうね」と。
そうしたらすごく嬉しそうに照れ笑いをしていた。
曇り空のままの夕暮れ時のこと。
お風呂上がりの孫たちのはしゃぎ声を聴きながらほっこりと
これを記す。
| 2019年06月17日(月) |
ありがたきいい日でした |
今日も爽やかな晴天となる。朝は肌寒いくらいだった。
日中はほぼ真夏日になったけれどさほど暑さを感じず
吹き抜ける風のおかげでずいぶんと過ごしやすい。
土曜日に授業参観だったあやちゃん学校はお休み。
めいちゃんが保育園に行きたがるはずもなく
「めいもおやすみ」と言って聞かない。
私も娘夫婦も仕事で仕方なくじいちゃんが
すっかり覚悟をしていたけれど思いがけずに助け船。
娘婿の実家の「下田のおばあちゃん」が預かってくれることに。
とても助かる。おかげで孫たちの心配もなく仕事に行けた。
午前中に訪ねたお客さんのお宅で玉ねぎと筋なし豌豆をいただく。
お庭に百合の花が咲いていてとてもいい香りが漂っていた。
数年前にご主人に先立たれ独り暮らし。
百合の花がとても好きなのだそうだ。
それから母の友人でもあるお客さんのお宅を訪ねる。
母のことを語り合っていると目頭が熱くなってしまって
涙があふれてしまう。優しい言葉がとても嬉しかった。
近いうちに母に会いに行ってくれるそうだ。
どんなにか母が喜ぶことだろうか。
仕事を終えて帰り道。足が重そうに歩いているお遍路さん。
追い越してしまったけれどとても気になってしまってUターンする。
「大丈夫ですか?歩けますか?」声をかけることが出来た。
車でのお接待を申し出たけれど「大丈夫です。歩けます」と。
訊けばはるばる愛知県から来た27歳の青年だった。
日焼けした顔に白い歯を見せてにっこりと微笑んでくれた。
またおせっかいなおばさんだこと。でもとても清々しくて
声をかけてほんとうに良かったと思う。
足を痛めることの多い土佐路のお遍路。
なんとしてもがんばって結願して欲しいと願わずにいられない。
気がつけば今日もなんと「いい日」だったことだろう。
いい日になりますようにと願うのではなく
ひとは誰だって「いい日」にすることが出来るのだと思った。
爽やかな青空。吹き抜ける風のなんと心地よいこと。
そんな風に吹かれたくなって朝散歩に出掛ける。
相変わらずの足の痛みとも上手くつきあっていかなければ。
お大師堂までのわずかの距離がなんだか試練みたいに思える。
今朝は一番のりだったようで日捲りの暦を今日にする。
ゆっくりと手を合わせて穏やかな朝に感謝するばかり。
午後は叔母の7回忌の法要があり出掛けていた。
いとこ達がみな集まりとてもにぎやか。
亡き叔母もきっと喜んでくれたことだろう。
もう七回忌なのかと歳月の流れをしみじみと感じる。
いとこがもう13回忌は無理だろうと言う。
もうみんなが高齢者になってしまう現実がのしかかる。
さびしいけれどそれはどうしようも出来ないことだった。
我が家もしかり。姑さんの7回忌まではなんとかと思うのだけれど。
もしかしたら3回忌がやっとになるのかもしれない。
自分たちが元気でいなければいけない。
息子や娘たちに負担をかけることだけはしたくなかった。
まだ先のことを思い悩みたくはないけれど考えずにはいられないこと。
今日のことが無事に終った。明日はどうだろう。
夕暮れ時になるといつもそう思う。
だからこそありがたくてならない一日だった。
| 2019年06月15日(土) |
まごころの花を咲かせて |
今朝はすごい雷雨となり怖ろしいほど。
雷雲が遠ざかるのをひたすら待っていた。
それでも梅雨入りの発表はない。
雨は次第に小降りになり空が明るくなってくる。
お昼には朝の雷雨が嘘のように青空が見え始めた。
じいちゃんがちょっとドライブにでも行くかと言ってくれて嬉しい。
先日ローカルニュースで知った「ゆり街道」に行ってみたかった。
同じ市内だけれど愛媛の県境に近くずいぶんと山奥。
藪ヶ市という地区で地元の人達が百合を育てているらしい。
四万十川沿いを一時間ほど上流へ。それから目黒川と言う支流へ。
なかなかの悪路で細いくねくね道をひたすら走った。
そうしたら人家が見え始めて道沿いにたくさんの百合の花が見える。
山深い里に心を込めて植えられたことだろうと感動する。
地区の人達のまごころがそのまま花になったように見えた。
道が狭く長いこと車を停められずほんのつかの間だったけれど
色とりどりのきれいな百合の花を愛でることが出来た。
また来年も来ようと後ろ髪を引かれるようにその地を去った。
じいちゃん連れて来てくれてありがとう。とても嬉しかったよ。
そろそろ梅雨入りかなと思っていたけれどまだのよう。
朝から降り始めた雨が今も降り続いている。
時おり激しく叩きつけるような強い雨だった。
仕事を終えてから月いちの病院へ。
いつものお薬を処方してもらうだけのこと。
医師との面談で血圧の下がり過ぎに用心をと。
お薬のおかげで血圧を正常に保っているのだと改めて気づく。
そのことを忘れるくらい私はとても元気だった。
帰り道のスーパーのレジでなんと恥ずかしいこと。
お財布の中が空っぽだった。慌ててATMへ走る。
通帳の残高が増えていて嬉しい。今日は年金支給日。
にこにこ笑顔の店員さんが支払いを待ってくれていて助かった。
新鮮なカツオ。今夜はお刺身にして美味しくいただく。
某SNSの通知。今日は登録して6年目の記念日らしい。
もう6年なのかと歳月の流れをしみじみと感じる。
けれどもあえてそのことには触れずに今日を閉じようとしている。
これからも「自分らしく」ありたい。
背伸びをせずにありのままの自分をその場所に残したいと思う。
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