| 2019年05月01日(水) |
いまここにありし命のありがたさ |
いまここにありし命のありがたさ踏み出していく令和元年。
夜明け前にこんな歌を詠んでみた。
眠っている間に年号が代わっただけのことかもしれないけれど
なんとも清々しく新鮮な朝のように思えた。
そうしていつもと変わらない日常が始まる。
それが何よりの幸せなのではないだろうか。
今日も孫たちと過ごす予定だったけれど
急きょ娘むこのお母さんが預かってくれることになって
なんだか気が抜けたような寂しいような気分だった。
川仕事も「もう一日休もう」とじいちゃんもまだ本調子ではなく
ふたりそろってゆっくりと身体を休めることにした。
それなのになんだかそわそわと落ち着かない。
たまには家事を真面目にしてみようとエプロンをしてみるが
雨が降り始めると掃除をする気にもならなかった。
結局またごろごろ。時間が経つのがとても遅く感じる。
夕方には孫たちも帰って来て一気ににぎやかになる。
そんなにぎやかさがやっぱり私は好きだった。
家族あっての自分なのだとつくづく思う。
曇りのちまた雨となる。ぽつぽつと静かな雨だった。
優しい雨で良かった。心まで潤すように今も降り続いている。
娘夫婦が仕事のため今日は孫たちと過ごすことに。
昨日とは打って変わってにぎやかな一日となる。
お天気が悪いので水族館に行こうかと誘えば
「きょうみがない」とあやちゃん。
それよりもゲームセンターに行きたいと言うので
じいちゃんにも付き添ってもらってみんなで行く。
小銭があらあらという間に消えて行く。
孫たちはとても楽しそうだったけれど
まるでおとなのパチンコのようなものだと思った。
お金のありがたみをまるで感じていない孫たちに
軽くお説教をしてやっと諦めてくれた。
帰宅するなり風邪気味だったじいちゃんついに発熱。
朝から安静にさせてあげていたらと悔やまれる。
さわがしい孫たちを二階に連れて行き「ドラえもん」を見る。
仲良く見ているかと思えば喧嘩。泣きわめくめいちゃん。
私には保育士さんの仕事は無理だなと苦笑いしていた。
4時前にやっと娘が帰って来てくれてお役御免となった。
「明日も頼むよ」と娘。「おっけい」と私。なんとかなるだろう。
孫守りは少し疲れるけれど孫たちと過ごせるのはとてもありがたい。
じいちゃん微熱のままお風呂へ。いつものようにビールも。
食欲もあるので大事には至らないだろうと思う。
平成が幕を閉じるまであと数時間となった。
過ぎ去った日々を思い起こすととても感慨深い。
昭和生まれの子供たちが立派に成長し親になった。
そうして可愛らしい孫を3人も授けてくれた。
痛ましい災害もとても多かったけれど
だからこそ平穏無事のありがたさを感じることが出来たのだと思う。
平成の時代に感謝しつつ清々しく令和を迎えたい。
| 2019年04月29日(月) |
たまには怠け者になるのも良い |
「昭和の日」肌寒い雨の一日となる。
明日にかけてまとまった雨になりそう。
雨の少なかった春に恵みの雨になることだろう。
早朝、まだ雨の降らないうちに川仕事の予定だったけれど
じいちゃん風邪で体調が悪く急きょお休みすることに。
ずっと頑張ってきたから疲れが出てきたのだろう。
朝のうちに箱詰め作業を少ししてからゆっくりと休む。
娘夫婦は仕事だったので孫たちはお婿さんの実家へ。
孫たちがいないとなんとも静かで寂しいくらいだった。
炬燵に潜り込んでテレビを見たりごろごろと怠惰に過ごす。
時間を無駄に使っているようでもそんな時間も必要に思った。
何もしないのも良いものだ。たまには怠け者になるのも良い。
娘たちが帰って来て「今夜はたこ焼きパーティーをしようと」
あやちゃんもめいちゃんも大喜びでたこ焼きを焼く。
はふはふと美味しい。ウィンナーやチーズも入っている。
わいわいと楽しい夕食だった。娘たちのおかげである。
こうして日々のことを記しながらふと何の意味があるのだろうと
思う時もあるけれど、過去の日記を読み返すとやっぱり
書いていて良かったと懐かしく思うことが多い。
誰のためでもない自分のために書いているのだと思う。
生きている証だとかそんなだいそれたことを考えるのはもうよそう。
| 2019年04月28日(日) |
灰汁を流そう。いまそうしなければ |
今朝はまたいちだんと肌寒く
冬の忘れ物のちゃんちゃんこを羽織る。
今日も川仕事、6時にはもう陽が昇り
ずいぶんと夜明けが早くなったこと。
そんなおひさまの光を浴びながら
残っている海苔を精一杯に収穫する。
「やったらやっただけのことはあるな」とじいちゃん。
ほんとうにその通りだと思う。心地よい達成感。
午後は箱詰め作業もなくのんびりと過ごす。
ああ日曜日なのだなと思った。時間が愛しい。
庭先で花いじりをしたりそんなひと時が嬉しいと思う。
金魚草は枯れた花を千切ってあげたら
また新しい花が咲くのだった。
私もそうでありたい。どんなに枯れ果てても。
純粋な赤子のような心を持ち続けたいものだ。
灰汁を流そう。いまそうしなければ手遅れになる。
二週間ぶりにお大師堂へ。
ご無沙汰を詫びながらゆっくりと手を合わす。
帰り際にSさんが干してくれていた絨毯を取り入れていたら
お堂の入り口に吊るしてある鈴の木の部分に頭をぶつけてしまった。
それが思いがけずに固く目から火が出るように痛い思いをする。
その木の部分には寄贈した人達の名前が記してあって
亡き姑さんの名もあった。あまりにも足を遠のけてしまっていたので
姑さんに諭されたような気がする。今日の痛みを忘れてはいけない。
忙しさのせいにしてなんと疎かにしていたことだろう。
もう忘れかけていたひんやりと肌寒い朝。
ずっと初夏のような陽気が続いていたけれど
まだ4月なのを思い知らされたような朝だった。
早朝より川仕事。やはりまだ海苔が残っていた。
お仲間さんが知らせてくれなかったら手遅れになるところだった。
胞子が出始める前に収穫出来て良かったと思う。
船に積んであったカゴに入りきらないほどの量。
明日も頑張ってみようと思う。とことん最後の最後まで。
午後、あやちゃんの授業参観があって娘が出掛けようとしたら
めいちゃんが後追いをして大泣きになってしまった。
じいちゃんと二人係でめいちゃんをなんとか押さえつけたけれど
大暴れになり玄関におしっこをお漏らししてしまった。
「怒ったらいかんぞ」とじいちゃん。とにかくぎゅっと抱きしめる。
やっと落ち着いためいちゃんはすっかりおじいちゃんっ子になっていた。
それから気分転換をかねて作業場まで行き箱詰め作業をする。
なんとおりこうさんのめいちゃん。お手伝いをしてくれて
さっきまで泣いていたのが嘘のように笑顔でいっぱいになる。
「えらいね、めいちゃんありがとうね」おかげで一箱出来ました。
帰宅したらあやちゃんが帰って来ていて仲良く遊んでいたけれど
眠くなってしまっためいちゃんはすやすやとお昼寝。
なんとあどけない寝顔だろう。泣いたり笑ったり寝顔も好きだな。
| 2019年04月26日(金) |
こうなったらやるっきゃない |
やっと青空が。清々しく爽やかな一日となる。
風が香る五月を待ちきれないように吹き抜けるそよ風。
山里の職場は連休前で来客が多く嬉しい悲鳴をあげていた。
集金もあったり月末の支払いもあったりで走り回る。
3時過ぎにやっと一段落して帰路につくことが出来る。
明日からお休みを頂けたのでまさに10連休だった。
ずっと川仕事とかけもちだったのでとてもほっとする。
帰宅したら寝耳に水のようなことが待っていた。
連休中に漁場の撤収作業をと予定していたのに
まだ収穫できそうな海苔が残っていると
お仲間さんが知らせに来てくれたのだそうだ。
「明日からもう少しがんばってみよう」とじいちゃんが言う。
それはとてもありがたく嬉しいことのはずだったけれど
まるで心がもがいているようにうまく受け止められない。
どすんと穴に落ちたような気分になり憂鬱でならなかった。
連休中に撤収作業が出来なかったらまたかけもちになるのか。
やっと楽になれると思っていたのにまだ続くのかと。
ため息ばかりが出てしまってどうしようもなかった。
欝々と夕飯の支度をしていたら孫たちのはしゃぎ声。
みんなが笑顔で晩ご飯を待っている。
娘も察してくれたのかあれこれと話しかけてくれて
ああこのままではいけないとやっと自分の愚かさに気づく。
そうだ、やるっきゃないのだと改めて思った。
ゴールは確かにあるのだもの。走り抜けなくてどうする。
少し後戻りしたくらいで弱音を吐くなんて情けないぞ。
とにかく明日です。ぐっすりと眠ってとにかく明日です。
雨あがりかと思いきや早朝に思いがけない雷雨。
それはつかの間の事だったけれどすっきりとしないお天気。
あやちゃん小学校初めての遠足の日だった。
新しいリュックはちょっと大き目でいかにも小学生らしい。
曇り空だったけれどもう雨は大丈夫そうで笑顔で登校する。
潮待ちをしてから10時より川仕事へ。
昨日の雨で少し増水していたけれどなんとか海苔が残っていた。
それはほんのわずかだったけれどありがたく収穫をする。
今日で漁場に残っていた海苔の殆どを収穫し終えた。
まだ胞子は出ていないけれど「もう終わりだな」と頷き合う。
やれるだけのことをやり遂げた達成感に満たされながら
肩の力が抜けてふにゃふにゃと崩れ落ちそうになる。
もうじゅうぶんだと思った。自然の恵みのなんとありがたいこと。
午後は山里の職場を休ませてもらって久しぶりにのんびり過ごす。
2時過ぎ「ただいまぁ」とあやちゃんが元気に帰って来た。
「おかえりなさい」と出迎える事が出来て嬉しかった。
アイスを買って来てふたりで食べる。笑顔で楽しい午後のこと。
大きな山を越えて野原で寝そべっているような気分。
明日は職場の仕事を片づけて来ようと思う。
そうして平成の時代が終わる。気持ち良く終えたいと思う。
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