ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2019年01月31日(木) 山あり谷ありだけれど

久しぶりの雨になる。気温も低く冷たい雨だった。

からからに乾いていた大地には恵みの雨になったことだろう。



孫たちとわいわい賑やかな朝。明日は保育園に鬼が来るって。

ふたりとも怖いけれど豆を投げてやっつけるのだそうだ。

「朝ごはんちゃんと食べないと鬼に連れて行かれるよ」と言うと

ふたりとも真剣な顔をしてお茶碗をピッカにするのだった。


そんな孫たちに今朝も元気をもらって山里の職場へ向かう。

じたばたしてもしょうがないと腹を据えるような気持ちでいたら

なんとかなった。お客様はほんとうに神様だと感謝するばかり。


一時間ほど残業になり帰宅するなりカレンダーを二月にする。

なんとも清々しい。「やったね」と自分をほめてあげたい。


またてくてくと日々を歩いて行こう。

山あり谷ありだけれどだからこそ空を見あげることも出来る。



2019年01月30日(水) かかってこいの気持ちになろう

朝の冷え込みがうそのように日中はぽかぽかと暖かだった。

午後から曇り明日は久しぶりに雨になりそう。



昨夜は夢に亡き愛犬「あんず」が出て来てくれて

ふたりでどこかの公園のトイレの中にいるのだった。

おしっこを我慢しているあんずに「お母さんは後で良いよ」と。

そうしたらあんずがまるで水道の蛇口から出る水みたいに

すごい勢いでたくさんおしっこをしたのだった。

気持ち良さそうなあんずの顔に微笑んでいたら目が覚める。


愉快な夢だったこと。そして何よりも懐かしいあんずの姿。

すっかり荒らしてしまっているお墓にパンジーを植えてあげたい。




仕事は月末目前となり資金繰りが思うようにいかない。

ATMで記帳するもどこからも入金がなくてため息が出るばかり。

まあ明日の事だと気楽に考えることにした。なんとかなるだろう。


乗り越えても乗り越えてもまたすぐに月末がやってくる。

なんだか自分が試されているような気がしてならない。

ならば強気になろう。「かかってこい」の気持ちになろう。




帰宅して夕飯はみんな大好きな「すき焼き」

めいちゃんがみんなの器に卵を割って入れてくれたのだけれど

めったに泣かないあやちゃんが泣き出してしまった。

自分の卵は自分で割りたかったのだそうだ。

目を真っ赤にしてぽろぽろ涙を流していて可哀想。

「じゃあおじいちゃんはたまご二個にしようね」

「おお、それはいいな」と喜ぶおじいちゃん。

あやちゃんは涙をぬぐいながら自分の卵を割りましたよ。


よかった。よかった。すき焼きとっても美味しかったね。



2019年01月29日(火) もっと能天気でも良いのかもしれない

少し冷え込みが和らいだ夜明け前。一切れのレモンのような月。

見あげながらああ生きているんだなとほっと嬉しくおもう。

あたらしい朝をきょうもいただく。いつもきせきのように感じる。

いつ何があるやらと覚悟の日々。もっと能天気でも良いのかもしれない。



今朝も元気いっぱいの孫たちを保育園に送り届けて山里の職場へ。

国道から見える朝陽のなんとまぶしいことだろう。

その光をいっぱいに浴びながらこころがおおきく息をしているのがわかる。


仕事は少し忙しかったけれどそれなりに出来る事をがんばる。

事務所から外に出たついでに気になっている梅の木を見に行く。

日に日に花が咲き始めているようだ。あたりいちめんに春が匂う。

立春頃には満開になりそうだ。また見に来ようとわくわくする。





2019年01月28日(月) 夕暮れ時はとても楽しい

今朝も冷え込みきりりっとした寒さが心地良い。

一週間後にはもう「立春」名残の寒さだろうか。


朝のテレビからは「立ち止まって自分を見つめ直したい」と言うひと。

息子と同じ年頃でふっと母の気持ちになる。

まだまだこれからの人生。好きなように自由に生きさせてあげたい。

思い遣る気持ちを大切にこれからを見守ってあげたいものだ。




少し忙しかった仕事を終えて帰宅。

ひと足先に娘が帰って来ていて洗濯物をたたんでくれていた。

「おつかれさま。ありがとうね」ちゃんと言葉にすればきっと伝わる。


例のお散歩は娘も三日坊主だったようで車で保育園にお迎えに。

私もふうっとひと休みしているうちに孫たちが帰って来た。

一気ににぎやかになる我が家。じいちゃんと微笑み合っていた。


娘と夕飯のしたくをしていたら、めいちゃんが冷蔵庫によじ登り

なんとも愉快な光景に娘と笑いが止まらない。

めいちゃんには踏み台など不要なようでどこでもよじ登る。

冷蔵庫の後は流し台によじ登りみんなのお箸やコップを取ったり

それをきれいにテーブルに並べてくれるのだった。

「めいちゃんすごいね。ありがとうね」照れ臭そうに微笑む顔。


むかし「夕暮れ時はさみしそう」と言う歌があったけれど

我が家の夕暮れ時はとても楽しい。




2019年01月27日(日) ありがとうをくりかえす母

いちだんと冷え込みの厳しい朝。

幸い雪の気配はなく夜が明けると雲ひとつない青空。


午前中、じいちゃん消防団の出役で地区の「芝焼き」に。

「野焼き」と言った方が良いだろうかその方が風情がある。

昔からの冬の習わし。じいちゃんが参加するのもとうとう最後。



午後やっと母の病院へ行く事が出来た。

出役で疲れているのにじいんちゃんが運転して連れて行ってくれた。

でも残念ながら母との面会は叶わず。

インフルエンザの流行で家族も面会禁止になっていた。

ちょうど担当の看護師さんがいてくれて母の様子を聞くことが出来た。

やはりまだ腰に痛みがあり歩けないとのこと。

幸いインフルエンザには罹っていないこと。

忙しそうだったのであまり長話も出来ず仕方なく帰ることに。


車に乗るなり母から電話あった。「会いたかったのに残念」と。

そうして何度も「ありがとう」を繰り返す母だった。

思いがけずに入院が長引いていて母も心細かったのだろう。

面会は叶わなかったけれど行って良かったのだと思った。


帰りながらじいちゃんと今後の事をあれこれと思案したり。

「まあその時のことさ」とじいちゃんの言葉に救われる思い。


うん、なるようになるよね。なんとかなるよねって家に帰った。



2019年01月26日(土) 虹のアーチをくぐり抜けて

夜明け前にはさほど寒さを感じなかったけれど

天気予報では午後から雪になると言う。


今日は娘がお休みだったので孫たちも保育園をお休み。

私は急ぎの仕事があったのでこれ幸いと山里に向かった。

いつも土曜日は休ませてもらっているので

今日は貢献出来るなとちょっと嬉しい。

する仕事のあることはほんとうにありがたいことだ。


お昼頃からやはり雪が降り始める。

最初はちらちらだったのがやがてどかどかと降り始めて

なんだか怖くなってしまってはらはらと窓の外を眺めていた。

じいちゃんに電話したら「こっちは降ってないぞ」と言うので

少し安心してとにかく仕事をやっつけようと奔走していた。


午後4時やっと仕事が片付く。いつもよりずいぶんと遅くなった。

もう雪もやんでいて陽射しがとても優しくてありがたい。


帰り道、きれいな虹が見えていた。わあっと思わず歓声をあげる。

虹のアーチの下をくぐり抜けるようにしながら家路を急ぐ。


帰宅したらめいちゃんが玄関にとび出して来てくれて

「おばあちゃんおかえりなさい」なんと嬉しく癒されたことか。


台所では娘がマカロニグラタンを作っていた。

おなかがぐうっと鳴る。はふはふしながらおなかいっぱい食べた。



2019年01月25日(金) どりょくはきっとむくわれる

はんぶんより少しふくらんだ月を見あげる夜明け前。

少しずつだけれど夜明けが早くなっている。

朝の気忙しさも忘れて空をみあげているのが好きだ。

月と向かい合うようにして東の空がほんのりと紅く染まる。




今日は保育園で「コマまわし大会」があったのだそうだ。

誰のコマが最後まで回り続けているか競いあったらしい。

めいちゃんがやりました。クラスで優勝したらしくすごいです。

実は上手くコマを回せなくてお友達に先を越され

泣きべそをかいていたこともあったのだそう。

頑張り屋さんのめいちゃん。それからいっぱい練習して出来るようになった。

やがて男の子よりも上手になった。ほんとうにえらかっためいちゃん。


もっとえらいなと思ったのはそれを決して自慢しなかったこと。

娘と私が今夜はお祝いしなくちゃねと言ったら

「そんなことはしなくていい」と言う。

夕食の時も自分からは話そうとしなくて娘が代わりに話していた。

照れ臭かったのか「もういわなくていい」と言ったりもして。


4歳の幼子のこころに何かが芽生えているのを感じる。

勝ち負けではない。努力はきっと報われると言う事かもしれない。

めいちゃんにとても大切なことを教わったような出来事だった。



成長し続けている孫たちに負けないように

私も成長しなくてはいけないなとあらためておもう。






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