| 2018年12月30日(日) |
何があるのかわからないから人生はたのしい |
いかにも冬らしい冷え込みの朝。
そんなきりりっとした寒さがとても心地良い。
いよいよ今年も残り少なくなり今日は晦日。
相変わらず気の向くままにのほほんと過ごす。
娘が今年最後の仕事だったので孫たちと遊びながら
家事もそこそこに。玄関先を少し掃除をしたりして。
お昼過ぎにやっとお大師堂へ今年最後のお参りに。
先日Sさんにお正月の準備が出来ないことを伝えてあったら
立派な鏡餅をお供えしてくれていた。ほっと安堵する。
花枝を新しくして水仙の花を添えた。ほっこりと心が和む。
それからトイレ掃除を。こればかりはSさんには頼めなくて
私がしなくちゃって。川の水を汲んで来て綺麗に洗い流す。
お大師さん今年も見守ってくれてありがとうございました。
涙がほろりとこぼれるくらい感謝の気持ちが込み上げてくる。
この一年を振り返るとほんとうに色んなことがあったけれど
私はいつもすくっと前を向いていられた。
くよくよしたり嘆く時もあったけれど、すぐに立ち上がれた気がする。
そうして何よりも笑顔でいられた日がたくさんあった。
それは孫たちや家族のおかげだとつくづく思う。
何があるのかわからないから人生はたのしいと心からそう思う。
だから行ってみなくては。いのちあるかぎりまえへまえへ歩もう。
※これが今年最後の日記になりました。 つまらない平凡な日々におつきあい下さった皆さま
ほんとうにありがとうございました。
読んで下さる皆さまのおかげで16年もの間書き続ける事が出来ました。
どうかどうか穏やかな新年をお迎えください。
今朝もほぼ氷点下の冷え込み。
夜明け前の星空のなんときれいなことだろう。
日中は風が冷たかったけれど微笑んでくれるおひさま。
冬のおひさまはほんとうにありがたいものだ。
今年は喪中と言い訳しながら新年を迎える準備もおろそかに。
大掃除もしないけれど少しだけ小掃除をする。
ほんとうに気の向くままに。なんと気楽な年の瀬だろう。
保育園も今日からお休みでちょっとした冬休み。
孫たちは喧嘩もせずに姉妹仲良く遊んでくれる。
おかげでお昼からおでんを煮込むことが出来た。
ことこととゆっくりと家中にいい匂いが漂う午後のこと。
夕陽が今日もあたたかい。なんと穏やかな夕暮れ時だろう。
ありがとうございましたと手を合わせ心を和ませていた。
夕食後お風呂に入っていたら珍しくあやちゃんが入って来る。
「きょうはおばあちゃんとはいりたいきぶん」だそう。
湯船の中で背中にお湯をかけながら大きくなったなって思った。
お湯を手ですくって何度も何度も背中を撫でる。
| 2018年12月28日(金) |
沈む夕陽に手をかざして |
年末寒波の影響でぐんと冷え込みの厳しい朝。
家を出る時には晴れていたのに、山里は雪が降っていた。
例年よりずいぶんと遅い初雪だった。
みぞれのような雪で積もりはしなかったけれど
あたりの山々はあっという間に雪化粧となる。
仕事は昨日でほぼ片付いていたので事務所の掃除をしたり
雪のせいか来客もなく同僚もストーブにあたったり。
事務所は予定通り今日で仕事納め。ほっと安堵する。
同僚は急な来客に備えて明日も待機してくれることに。
この一年ほんとうに頑張ってくれたと感謝するばかり。
気になっていた母のところには義父が行ってくれることに。
新年早々にまた自動車免許の認知症検査が迫っていた。
不合格だったことをまだ知らない母に義父が伝えてくれることに。
義父がそうして動いてくれることがとてもありがたく思う。
母も義父の言う事は素直に聞いてくれるのだった。
長いこと別居をしていてもやはり夫婦なのだなと改めて思う。
4時前に帰宅。思いがけないほどに眩しい夕陽。
平野部では朝からずっと青空だったそうだ。
沈む夕陽に思わず手をかざしていた。それはとてもあたたかだった。
| 2018年12月27日(木) |
今年も残り少なくなった |
年末寒波到来で北国は猛吹雪のようだ。
西日本も明日からぐんと冷え込みそう。
今日は冬の陽射しが降り注ぎありがたいこと。
北国の人達に申し訳ないほどの暖かさだった。
年末の仕事ほぼ終了。
資金繰りが順調だったので取引先の支払いも終える。
ボーナスは無いけれど明日は同僚に寸志も渡せそう。
経営難をなんとか乗り越えて来たのだなとほっと安堵する。
母は今日も出勤して来ず、電話もなく電話もせずに。
今年が終わろうとしている事を母は知っているのだろうか。
大晦日までに一度様子を見に行くべきなのかもしれない。
日常から母を切り離そうとしている私はやはり親不孝な娘だった。
今日も4時には帰宅していて洗濯物をたたんだり。
娘と孫たちが帰って来ると笑顔で迎えるおばあちゃんだった。
夕飯の支度をめいちゃんが手伝ってくれる。
エプロン姿でそれは可愛らしくてお料理好きの女の子になりそうだ。
| 2018年12月26日(水) |
私のこころは歌い出す |
ぽっとんぽっとん雨だれの音。
それは空が懐かしい曲を奏でているよう。
思い出せないもどかしさ。けれども冬の雨も良いものだ。
いつものように孫たちを保育園へ。
可愛らしい傘がふたつ並んで門をくぐって行く。
仕事はとんとん拍子。毎年年末はばたばたしていたのが嘘のよう。
ひとつひとつクリアしていくとなんともいえない達成感がある。
お昼前に母から電話があった。昨日よりもずいぶんと元気そう。
「今日は会社お休みよね」と言うので思わず「そうよ」と応える。
違うよと言って正すよりその方が良いのかもしれない。
仕事を終えてから様子を見に行くつもりだったけれどもうやめておく。
4時には帰宅。ひと休みしていたら娘と孫たちが帰って来る。
雨だれの音と孫たちのはしゃぎ声と私のこころは歌い出す。
| 2018年12月25日(火) |
今年最後の暖かさなのか |
今朝はぐんと冷え込み氷点下近くまで気温が下がる。
日中は穏やかな冬晴れ。今年最後の暖かさだそう
年末には大寒波が来るらしく初雪も降るかもしれない。
クリスマスなのにもう忘れてしまっていつもの日常。
孫たちを保育園に送り届けて山里の職場に向かう朝。
山里はいちめんの霜で田畑も真っ白になっていた。
一本杉が空に向かって真っすぐと枝を伸ばしている。
まるで絵のような風景に心がとても清々しくなる。
仕事は忙しさの峠を越えてしまったのか慌ただしさもなく
このままの状態が続けば28日で仕事納めが出来そう。
たまにはこんな年末もあって良いだろうと思う。
母は出勤して来ず。またどこかへ出掛けたのかと思っていたら
夜になり電話があり少し風邪気味のようだった。
熱はないようだけれど明日は様子を見に行ったほうが良さそう。
暴言を吐いているかと思えば弱音を吐く母に戸惑う。
本音を言ってしまえば私はほんとうに親不孝な娘である。
母を心から切り離すようにして隣室の孫たちのはしゃぎ声を聴いている。
| 2018年12月24日(月) |
サンタさんとおだいしさんと |
冬晴れの穏やかな一日。ほぼ平年並みの気温になる。
夜明け前から孫たちが目を覚ましそれはにぎやか。
サンタさんからのプレゼントを抱えて大喜びしていた。
純真な子供心がとても微笑ましくてならない朝。
保育園がお休みだったのでけい君も遊びに来てくれる。
すぐに帰る息子にそっと母の「気持ち」を渡す。
結婚前にはいつも助けてくれていた息子に、少しでも恩返しがしたい。
父も母も元気に長生きをしなければと改めて思う。
娘がお休みだったのでお散歩がてらみんなでお大師堂へ。
冬の陽射しをいっぱいに浴びながら歩くのがとても気持ち良い。
銀杏の葉がたくさん落ちていて掃き掃除もした。
めいちゃんとけい君が箒の取り合い。またまた泣き叫ぶめいちゃん。
「おだいしさんがみているよ」ふたりはすぐに仲直り。
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