ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2018年12月09日(日) なんとも平和な日曜日

今朝も厳しい冷え込み。とは言っても室温9℃。

まだまだ序の口の寒さなのだろう。

昨日は吹き荒れていた風もおさまり静かな朝になる。


寒空に洗濯物を干しながらふと昔、北国の人に言われたことを思い出す。

屋外に洗濯物を干せるだけでも恵まれているのだろうと思う。

各地から雪のニュース。青森では120センチも積もったそうだ。



特に予定もない日曜日。じいちゃんとのんびりと炬燵のお守り。

テレビを見ながらとろとろとうたた寝もしたり。

娘たちも出掛けていたので静か過ぎるほどの午後だった。



夕食は手作り餃子。娘夫婦と一緒に60個ほど作る。

娘はとても上手に包むけれど私と娘むこの餃子はなんとも愉快。

食べながら「これは誰のだ」と言い合って楽しい夕食だった。


なんとも平和。寒さも忘れてほっこりとあたたかい我が家。



2018年12月08日(土) はっけよいのこったのこった

氷点下にこそならなかったけれど冷え込みの厳しい朝。

北西の風がとても強く吹いていて窓ガラスをたたく。



土曜日も保育園を楽しみにしている孫たち。

今朝も「はやくはやく」と寒がりもせずにとても元気に登園。


娘夫婦が仕事なので山里の職場は休ませてもらっていた。

母の事で気掛かりな事もあったけれど、なるようにしかならない。

案の定、同僚から電話があってちょっと困ったこともあったり。

母は母なりに独りで事務所の留守番を頑張ってくれていたのだろう。




午前中に買物に行ったりしているうちにあっという間。

もう保育園のお迎えの時間になっていて急いで出掛ける。

あやちゃんのお友達が「きょうもあそんだらだめ?」と訊く。

可哀想だったけれど「またこんどね」って笑顔で別れて来た。


午後は退屈でたまらない孫たち。寒くて公園にも行けない。

お相撲をしようと畳の土俵で「はっけよいのこった」

めいちゃんの土俵入りはテレビで覚えたのかなかなか上手。

何度も何度も取り組みをして「めいのやまのかち」

そして今度はあやのやまと対決。ふたりとも真剣にぶつかる。

そうしてめいのやまは惜しくも負けてしまったのでした。

よほど悔しかったのだろう大声で泣きわめき畳の土俵を叩く。

それは昔見た幼い頃の「卓球の愛ちゃん」みたいだった。

めいちゃん将来は大物になるかもしれませんね。





2018年12月07日(金) こころにおひさま

二十四節気の「大雪」あまりにも暖かい日が続いていたのだろう。

空がやっと冬を思い出したように午後から冷え込み始めた。

明日の朝はぐんと寒くなりそう。氷点下になるかもしれない。



あやちゃん今日は「市民の森」へ山登り。

年長組さんの体力作りが目的のようだ。

寒くないかな、山道を歩けるかな、そんな心配をよそに

とても楽しみにしている様子で元気に保育園へ。


今朝も「おばあちゃんはやく」とふたりとも先に車へ。

孫たちに元気をもらって「よっし!」と山里の職場に向かう。




今日はとても穏やかな一日だった。

私もこころから母に優しくなれたように思う。

これでいい、これでいいのだと自分をほめてあげたかった。



北風がひゅるひゅる。冬将軍がお馬に乗ってやってくる。

おひさまかくれんぼの一日だったけれどこころはほっこりとあたたかい。



2018年12月06日(木) 明日も笑顔でいきまっしょい

ぼんやりとした曇り日、夕方から風が出て来て冷え始めた。

明日の朝は冬らしくなりそう。だいじょぶ今は冬なのだもの。



急ぎの仕事がありいつもより早めに家を出る。

あやちゃんもめいちゃんもそれに合わせてくれて

「おばあちゃんはやく」と先に車に乗っていてびっくり。

おかげで順調に仕事がはかどりお昼にほっとひとやすみ。


「こんにちは」と母が出勤して来る。

優しく接したつもりだったけれど何がいけなかったのか

怒鳴り声が返って来る。もうどうしたら良いのかわからない。

とにかく一言も会話をしてはいけないようだ。


それなのに少し時間が経つと何もなかったように話しかけて来る。

どうして無視ができようか。それなりに相槌を打つばかり。

昨日とは打って変わってどっと気疲れしてしまった午後のこと。


帰り道に考える。母を変えることは絶対に無理なのだろう。

ならば自分が変わるしかないのだと閃くように思った。

「こんにちは」と母が言えば「こんにちは」と応えれば良い。



帰宅するとじいちゃんが「今日はどうだった?」と気遣ってくれる。

私の愚痴をいつも聞いてくれてほんとうにありがたいこと。

じいちゃんが居てくれなかったら私は壊れてしまうかもしれない。



みんなで夕飯の時、めいちゃんがとても可愛らしくて

「おばあちゃんのおかおがすき」と言ってくれて嬉しかった。

そうね。おばあちゃんいつもにこにこしているもんね。


明日も笑顔でいきまっしょい。何があってもおばあちゃんは泣かない。









2018年12月05日(水) エプロン姿のめいちゃん

今日も最高気温が20℃を越え異常なほどの暖かさになる。

天気予報によると週末には強い寒気が南下して来るとの事。

身体がついていけるのかふと不安な気持ちになる。

けれどもそれでこそ「冬らしさ」と受け止める気持ちにもなる。

不思議なものだ。不安はいったいどこから生まれてくるのだろう。



孫たちは薄着で保育園へ。あやちゃんはなんと半袖だった。

今朝もウサギさんみたいに跳びはねながら門をくぐる。

そんな孫たちに元気をもらって笑顔のまま職場に向かう朝。



母がいつ出勤して来ても良いように机の上にそっと新聞を置く。

なんとしても穏やかな一日にしたい。そればかりを願いつつ。

それが自分次第なのだとどれほど言い聞かしたことだろう。


そのかいがあって今日は苛立つこともなく母もずっと笑顔だった。

会話は最小限に。口は災いの素とはよく言ったものだ。

ちょっとした一言で逆鱗に触れることはよくあること。


帰り道、不思議と気疲れもなくなんだかとても清々しい気持ち。

「この調子、この調子」と自分をほめていた。



家に帰ればまるで別世界のよう。

保育園から帰った孫たちとふれあうのが何よりも楽しい。

今夜はめいちゃんがエプロンをして夕飯の支度を手伝ってくれた。

4歳児とは思えないほどの手際の良さに

「めいちゃんは使えるね」と娘と笑い合ったことだった。

いつもよりずっとずっと美味しいチキンカツ。



2018年12月04日(火) 今日はお誕生日やね

朝霧が晴れてつかのまの青空。

またぽつぽつと雨が降り始めてどんよりと重くなる空。

気温は異常ではないかと思うほど高くなり

10月並みの気温だったことを後から知った。



お昼前に母が突然出勤して来ておどろく。

数日前から車の運転を再開していて

まだ遠乗りはしてはいけないと言い聞かしていたのだけれど

元々運転には自信があった母のことそれは止めても無駄だったのだろう。

また大きな心配が増える。そうして仕事のことも

案の定あれこれと口出しを始めて手に負えず苛立ちがつのるばかり。

困ったことになったとついつい思わずにいられなかった。


事務所に母を残して逃げるように家路を急いでいた。

帰りながらやっと冷静になりとにかく受け止めなければと

自分が優しく穏やかでいなければますます苦しくなるばかり。

この一年自分なりに精一杯会社を切り盛りしてきた。

その努力を無駄にするわけにはいかない。

これからのことも自分次第できっと良い方向に向かうだろうと思う。


「今日はお誕生日やね」と微笑みかけてくれた母。

ありがとうの一言も言えずにしかめっ面をしていてごめんなさい。



帰宅して孫たちから思いがけない花束のプレゼント。

インフルエンザの予防注射の後に花屋さんに寄ってくれたのだそうだ。

あやちゃんの好きな花とめいちゃんの好きな花が違って

花屋さんで喧嘩になってめいちゃんが大泣きしたらしい。

お注射では泣かなかったけど花屋さんで泣いたと報告してくれた。

可愛いお花をありがとう。おばあちゃんは涙が出るほど嬉しかったよ。




2018年12月03日(月) 巳の日正月を無事に終えて

ぽつぽつと小雨の降る朝。20℃近くあり暖かい。


まだ夜が明ける前から親戚の人達がお墓参りに行ってくれる。

死者のお正月なので人目につかないように暗いうちにするのが習わし。

墓前で大きなお餅を切り分けて皆で一口づつ食べる。

本来は藁で焼いて食べるのだけれど、今は火気は禁じられている。

それでも古くからのしきたりは最小限に守られている。


お墓参りを終えると皆が家に来てくれて朝ご飯を食べる。

それは土佐で言う「お客」で皿鉢料理の準備をしていた。

早朝の事なのに仕出し店を営んでいる従姉妹が作って届けてくれて

ほんとうに助かった。おかげで皆に喜んで食べてもらえた。


8時にはお開きになり孫たちも保育園に行く時間。

私も仕事が休めず後片付けは娘と義妹に頼んで家を出る。

娘は今日のために仕事を休んでくれていて大助かりだった。



やるべきことをやり遂げてほっと安堵するばかり。

肩の力が抜けたようになりふにゃふにゃと仕事をしていた。




気がつけば61歳最後の日。「巳の日正月」を終えるまではと

そればかり考えていたのでやっと自分の事を思えるようになる。

本物の人生は60を越えてからが始まりだそうだ。

この先どんな人生が待っていてくれるのだろうか。


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