| 2018年10月31日(水) |
ほっと肩の荷を下ろして |
曇り日。おひさまがかくれんぼをするとしゅんしゅんと肌寒い。
明日からもう11月なのだ。すぐに立冬がやってくる。
孫たちもカーディガンを羽織って保育園へ。
ふたりが仲良く車に乗ったかと思いきやすぐに喧嘩になり
めいちゃんが怒って車から降りる。「あやはきらい!」と。
4歳になってから急に自我が芽生えて来たようで
お口もなかなか達者。本気で喧嘩をする姿もまた微笑ましい光景。
月末の仕事、資金繰りが上手くいかずあたふたとしていたけれど
思いがけない収入があり助けられる。神さま仏さまに感謝である。
いつもいつも綱渡り。なんとしても渡り切ろうと精一杯だった。
ほっと肩の荷を下ろして帰宅すると、娘と孫たちもすぐに帰って来て
ハロウィンの衣装を着て大さわぎ。なんて可愛らしいドレスだこと。
毎年ご近所のお友達にお菓子を届けるのを楽しみにしている。
今年も喜んでもらえて良かったね。おばあちゃんもほっこり。
| 2018年10月30日(火) |
ほっと空を見あげていた |
今朝も10℃を切っており暖房なしではいられない朝。
4時のアラームが鳴るなりじいちゃんがエアコンを点けてくれる。
まだまだこれからの寒さと思うと身体が慣れようとするのか
あまり苦にはならずそれなりに寒さ対策をして過ごす。
今朝はめいちゃんが早めに服を着てくれて準備おっけい。
久しぶりにあやちゃんと一緒に保育園へ。
今日はお芋掘りがあったので楽しみにしていたようだ。
仕事は午前中にほぼ片付きお昼に母に電話をしてみる。
昨夜も少し話したけれど出来るだけ毎日と思ったり。
穏やかに話せば穏やかな声が聴こえる。
私に怒られるからと居酒屋さんに行くのを諦めた様子。
タクシーで食料を買い出しに行って荷物を持てなかったらしく
運転手さんが助けてくれたとのこと。なんとありがたいこと。
一人でなんでも出来ると強がっていたけれどやはり無理な事もある。
この先の不安も募るけれど母の強い気力を信じたいと思う。
今日も穏やかな夕暮れ。ほっと空を見あげていた。
| 2018年10月29日(月) |
ありがたやありがたや |
最低気温が10℃を切り、最高気温が20℃を越える。
晩秋らしい寒暖の差に少し戸惑う年寄りがいた。
めいちゃんは今朝もすっぽんぽんで朝ごはん。
記憶に残る限りほぼ365日毎朝の光景だった。
寝る時にはもうパジャマを脱いでいて
そうして体温調節をしているのかもしれない。
そのおかげなのか風邪を引くことも殆どなくなった。
そんなめいちゃんを置いといて「はやくいこうよ」とあやちゃん。
「はいはい」と気忙しく保育園に向かう朝。
山里へ向かえばあちらこちらにツワブキの花が可愛いく咲いている。
ちいさな向日葵のようでとても好きな花だった。
谷川の水が流れている岩場にもひっそりと咲いていて心が和む。
仕事は今週も忙しくスタート。なんだかやる気満々になる。
活気があって嬉しい。以前は憂鬱だった月曜日が嘘のよう。
柚子農家のお客さんから柚子をたくさん頂いた。
助手席に積み込んでとても良い香り。にこにこしながら帰る。
帰宅したらひと足先に帰っていた娘が洗濯物をたたんでくれていた。
今日は嬉しいことがいっぱいあった。ありがたやありがたや。
| 2018年10月28日(日) |
あたたかいものがきっとある |
きりりっと今朝はいちだんと冷え込む。
夜明け前に見上げる月とオリオン座にこころが和む。
寒さにこだわってはいけない。あたたかいものがきっとある。
今日は地区の秋祭りがあったのだけれど
春に姑さんを亡くしているので
神事に関わってはいけないとじいちゃんからのお達し。
もう半年を過ぎているから良いのではと言えば叱られる。
午後、娘とめいちゃんが行きたがっていてやっとお許しを。
太刀踊りを見るだけなら良いだろうと言ってもらえて良かった。
三人で歩いて行く。真っ青な空に太鼓の音が耳に心地よい。
勇ましい太刀踊りに遠い昔の息子の姿が目に浮かんだ。
夜になりみんなでそわそわ。あやちゃんが帰って来るのを待ちかねる。
さきほど元気に帰って来てくれて思いっきりハグをしたところ。
いちばん喜んでいるのはやっぱりめいちゃん。
二人そろえば喧嘩もするけれどお姉ちゃんが大好きだった。
明日からまたおばあちゃんと保育園に行こうね。
笑顔いっぱいの穏やかな夜にほっこりとこれを記す。
昨夜の雨がやんでいて思いがけずにぽっかりと浮かぶ月。
そんな夜明け前のひと時がとても好きだった。
某SNSで「じぶんらしさ」とはと深く考えさせられる出来事。
自分に誇りを持ち胸をはって堂々としていたいものだ。
昨夜息子からヘルプが来ており朝からけい君を預かることに。
めいちゃんも保育園をお休みして一緒にお迎えに行っていた。
ハイテンションのふたりにおばあちゃんのテンションもあがる。
遊び疲れたけれどとても楽しい一日だった。
会うたびに成長しているけい君。今日は自転車の練習もした。
夕方、仕事を終えた息子が迎えに来て機嫌よく帰ったけれど
めいちゃんは一緒にお風呂に入りたかったのだそう。
もう少し大きくなったらお泊りも出来るようになるかな。
お姉ちゃんがいなくて寂しかったけれどけい君と遊べて良かったね。
おひさまが大急ぎで沈んでいく。
窓から夕陽に手を合わせていた。優しいおひさまありがとう。
| 2018年10月26日(金) |
好きなように咲けばよい |
つかの間の青空。午後から曇ってぽつぽつと雨になる。
静かな雨だ。しっとりと潤って日が暮れていく。
あやちゃんが今日からプチ旅に。
下田のおばあちゃんと南国市まで行ったのだけれど
めいちゃんが今にも泣きだしそうで可哀想だった。
保育園を休んでまで行かなくてもと娘と話す。
娘はその一言がどうしても言えないのだそうだ。
二泊三日の予定。あやちゃんがいないと家族みんながさびしい。
今週の仕事をなんとか終えてほっと肩の荷がおりる。
明日の車検の予約も入っていたけれど同僚が大丈夫と言ってくれて
その言葉に甘えることにした。私がいなくてもなんとかなるものだ。
「整備士じゃないだろう」と同僚が笑う。ほんとにそのとおり。
近くの公園でリンドウが見頃だと聞いて帰りに立ち寄っていた。
花屋さんで見るような真っ直ぐなリンドウではない。
くねくねと曲がったり地面を這うように咲いていたり
それも自然のままの風情があって良いものだなと思う。
みんなそれぞれにありのままの姿で咲き誇っていた。
ふとひともそうであればと思う。好きなように咲けば良いのだ。
かたちにこだわらず、私ならば地を這って咲いてみたいものだ。
夜明け前に見た綺麗な月が今夜は満月になり東の空に浮かんでいる。
ひとつきりの月。同じ月なのにとなんだか不思議に感じる。
地球もひとつ。自分もひとりきりなのだと感慨深く思ってみたり。
今朝はめいちゃんがお母さんと行くと言って
あやちゃんだけを保育園に送り届けて山里の職場へ向かう。
四万十大橋に差し掛かったところで友人の車とすれ違う。
子供みたいに手を振ったら友人も大きく手を振ってくれて嬉しかった。
そんなささやかことでほっこりと笑顔になれてありがたいこと。
国道から山道に入ると今朝はいつもよりお遍路さんが多く
ひとりひとりに会釈をしながらふと気づいたことがある。
鈴の音が聴こえない。殆どのお遍路さんが金剛杖を持っていないのだ。
代わりに山登りの時に使う金属製の杖?あれは何と呼ぶのか
それを両手に持って一歩一歩踏みしめるように歩いているのだった。
きっとそのほうが歩きやすいのだろう。これも時代の流れだろうか。
私もいつかきっと歩こう。ちりんちりんと鈴の音がやっぱり好きだ。
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