ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2018年10月03日(水) ずいずいずっころばしごまみそずい

朝の肌寒さもつかの間。日中は優しい陽射しが降り注ぐ。

爽やかな秋晴れも今日までのよう。明日から雨の予報で

また台風の週末になりそうだ。どうにも出来ないこと。



午後から母の転院。なんとか素直に行ってくれてほっとする。

けれども暴言の嵐。荒々しい言葉はほんとうに悲しくなる。

私が心配するから行ってやるのだと言う。

言いたい放題の事を言ってぶつかってくる母がまた嫌いになる。


転院先のお医者様が宥めてくれて母はリハビリを頑張ると。

とにかく自分で身の回りの事が出来るようにならなくては

この先の独り暮らしはほんとうに無理だと思う。


入院手続きなどが長引きもう4時を過ぎていた。

「もう帰るよ」と母に告げると「もう来なくていい」と言う始末。

身体よりも心が疲れ果ててぐったりと帰宅した。


なるようになる。とにかくそう思ってこれからを見守ろうと思う。




今夜もめいちゃんと温泉ごっこ。湯船の中で「ずいずいずっころばし」

めいちゃんは初めてで目をくりくりさせて私の歌を聞いていた。

いどのうしろでおちゃわんかいだのだあれ。あっ!めいちゃんだ。



2018年10月02日(火) めいちゃんと温泉ごっこ

夜中に寒くて何度も目が覚める。

夏布団に蓑虫のようにくるまって朝を迎えた。

これから日に日に秋が深まって来るのだろう。

少しずつ身体も冬仕度をしなければいけない。



日中は気温が上がり爽やかな秋晴れとなる。

来客多く電話も多く忙しさに嬉しい悲鳴をあげていた。

定時では終われず少し残業になったけれど

「頑張ったな」と今日ほど心地よく感じたことはない。

心の片隅では引退を考えながら、やはり好きだなと思う仕事。



帰宅するとちょうど娘と孫たちも帰って来て笑顔の花が。

娘も疲れているだろうに洗濯物をたたんでくれて助かる。

おかげで5分だけ横になることが出来た。

しんどいとか疲れたとかじいちゃんに言ってはいけないのだけれど

ついつい言ってしまって心で詫びる事が多いこの頃。


夕食後、ちょっとひと休みしている間に娘が食器を洗ってくれる。

昨夜も洗わせてしまったので「代わろうか」と声をかけると

「お風呂に入ったや」と。めいちゃんが温泉ごっこをしたがっている。

夏の間お休みしていた入浴剤を買って来ていたのを見つけたようだ。

ふたりで温泉ごっこ。「おんせんきもちいいね〜」と喜ぶめいちゃん。

明日もおばあちゃんと入ると言ってくれてとても嬉しかった。



今日も穏やかに暮れる。疲れも何処へやら。ほろ酔ってこれを記す。







2018年10月01日(月) ひとは強い

台風一過の爽やかな秋晴れ。

ふりそそぐ陽射しのなんと優しいことだろう。


あやちゃんと保育園へ。砂場の上の日除けシートが破けてぼろぼろに。

保育士さんが台風の置き土産と格闘していた。


山里へ向かえば倒木もあって作業員の人達が片づけてくれていた。

おかげで通行止めにならず無事に職場へ着けてありがたいこと。


秋遍路さんが多い朝。昨日は足止めを余儀なくされた事だろう。

爽やかな朝風を浴びながら気持ちよさそうに歩いていた。


職場のまわりの秋桜も鶏頭も憐れな姿だったけれど

起き上がりこぶしのようにやがてすくっと立つことだろう。

嘆くよりもエールを送りたいそんな朝の風景だった。


今年ほど自然災害の多い年はないだろうと思う。

心痛むことがたくさんあったけれどとにかく前を向かなければ。

ひとは強い。失うことがたくさんあっても歩くことが出来る。



穏かな夕暮れだった。

一番星を見つけて思わず手を合わせていた。





2018年09月30日(日) ながいながい一日

お昼前には台風の暴風域に入り大荒れの天気となる。

直撃はないからと少し安気に構えていたところ

思いがけずに荒れて戸惑い少し怖い思いをしてしまった。


じいちゃんは高潮の警戒で招集があり消防団の任務へ。

そろそろ辞めさせてほしいと言いながらも

しっかりと任務を果たす姿にはいつも頭が下がる思い。


娘と孫たちとお留守番をしながらそれなりに過ごす。

さいわい停電にはならなくて助かった。

外にも出られずなんともながい一日に感じる。



3時頃には暴風域を抜けたのかずいぶんと静かになった。

まだ吹き返しの風が強かったけれどほっと安堵する。

じいちゃんも無事に帰ってきてくれて

いつもと変わらない穏やかな夜を迎えることができた。


日本縦断コースの台風。今後の進路がとても心配だけれど

どうかどうか何事もなく通り過ぎてくれますように。


明日は晴れますよと空は茜色に染まっていた。9月が終わる。





2018年09月29日(土) おでん日和

台風が近づいているとは思えないほどの静けさ。

今回は直撃かと覚悟していたけれど

少しコースが反れて足摺沖を通過するようだ。

高知県東部に上陸するかもしれず他人事ではないけれど。


用心に越したことはないと家の周りを片づけたり

早々と雨戸も閉めて明日に備えている。



娘が仕事だったので午後は孫たちと過ごす。

録画してあった「ドラえもん」をずっと一緒に見ていた。

おとなが見てもこころ温まるシーンがあったり

ちょっと厳しくてもとても優しいドラえもんが子供たちは大好き。



明日は買物に行かないことに決めて「おでん」をたくさん煮込む。

土鍋から溢れそうになるのを見守りながらコトコトと。


今日も明日もほっこりとおでん日和になりそうだ。


台風よ。どうか大暴れせずに通り過ぎてください。






2018年09月28日(金) じぶんにごほうび

台風が近づいているとは思えないほどの秋晴れ。


今朝はあやちゃんと保育園へ。

「おばあちゃんおべんとうは?」と聞かれて

金曜日はコンビニでお弁当を買う日だと。

「じぶんへのごほうびよ」って応えると

「じぶんにごほうびってなあに?」と首をかしげる。

いっぱいがんばったらじぶんのすきなもの食べても良いのよと。

「じゃあ、あやもあしたチョコたべてもいいね」


朝からとても微笑ましい会話が嬉しかった。

お昼のお弁当の美味しかったこと。

カロリーも気にせず鶏からマヨネーズ弁当を頬ばる。



月末の仕事もなんとか終えられ定時で帰路についた。

時間はたっぷりとあったけれど母の病院へは寄らず。

来月3日に転院が決まったこともまだ知らせてはいない。

今の母の様子では素直に行ってくれそうにもなくて

かと言って思い悩むのも嫌で、なんとかなるだろうと思うことに。


ケセラセラなるようになるさ。歌うようなこころでいよう。



2018年09月27日(木) 秋刀魚記念日

雨のち晴れてかすかに夏の名残がする。

彼岸花はすっかり枯れてあちらこちらに秋桜が咲く。


大型の台風が不気味に近づいている。

今回は直撃を免れそうになくて不安がつのるけれど

自然災害はどうしても避けられないこと。



いつものように孫たちを保育園に送り届け山里へ向かう。

国道ではお遍路さんを見かけたけれど山道では会えず。

それでも確実に秋遍路さんが多くなったこの頃。



仕事が少し忙しく定時では終われなかったけれど

今日も母に会いに行く。ほんの束の間だったけれど

どうしても母の写真が必要なことがあって写真を撮りに。

髪の毛がぼさぼさだったので子供にするように頭を撫でた。

ベッドから身体を起こしてちょこんと座る母が愛しく思う。

せめて口紅を持ってきてあげたら良かったとそれも後のまつり。

病衣のままでやつれてしわくちゃになっていて憐れだった。


そうしてまた逃げるように帰る。ごめんねお母さんと心で詫びる。




帰宅したらもう夕飯の支度。娘が手際よく手伝ってくれて助かる。

あやちゃんが秋刀魚を丸ごと自分で食べてみたいと言って

初挑戦。ちゃんと骨を取ってきれいに食べられたのでびっくり。

それを見ていためいちゃんが黙っているはずはなくて

「めいのおさかなは?」と。おばあちゃん5匹しか買ってなかった。

娘が身をほぐしてお皿に入れてあったのを「これじゃない!」と怒る。

結局娘が食べかけていたのをめいちゃんにあげてやっと納得。

するとめいちゃんもちゃんと骨を取ってきれいに食べられた。

ふたりとも成長したね。今度からちゃんと6匹買ってくるね。


最後は笑顔で今日も穏やかに暮れていく。


「いい日」でした。ありがとうございます。


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