ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2018年09月23日(日) どんな日もあるもの

秋分の日。早朝には少し肌寒かったけれど

日中はまだ夏の名残でほぼ真夏日となる。



今朝はあやちゃんが高熱。娘が仕事だったのであたふた。

娘婿殿は夜明け前から釣りに出掛けていて

実家のお母さんにお守りを頼んでいたのだけれど

まさかの発熱で急きょ予定変更となってしまった。


私達も川仕事に行かねばならず、娘婿を呼び戻すことに。

それが遠く柏島に居るとの事ですぐには帰って来られなかった。

仕方なく義妹にお守りを頼んで娘は仕事に。私達も川へ。

なんとかなったけれどばたばたと気忙しい朝になる。


お昼に帰って来たらお父さんとおりこうさんで遊んでいるふたり。

「もうだいじょうぶ」とあやちゃん。解熱剤が効いたのだろう。

少し咳が出ていて風邪のよう。夏の疲れが出たのかもしれない。


めいちゃんはパワフル全開で、娘が帰るなりお散歩に出掛ける。

暑いと言って服を脱ぎ捨てパンツ一枚で走り回っていた。


夕方になりあやちゃんの熱がぶり返す。

夕食も食べられずそのまま寝入ってしまった。

めいちゃんも遊び疲れたのか夕食の途中でこっくりこっくり。


「おなかがすいた」とふたりが目を覚ますのを待っているところ。



どんな日もあるもの。今日はこんな一日をいただきました。



2018年09月22日(土) 程よいつかれが心地よくて

まだまだ夏の名残。真夏日になったけれど吹く風は秋の気配。


あやちゃんを保育園に送り届けてから川仕事へ。

今朝は久しぶりに手をつないで門をくぐった。

ちょっと照れくさそうなあやちゃん。

おばあちゃんは手をつなげてすごく嬉しかったよ。


三連休がありがたく一気に川仕事を済まそうとじいちゃんと頑張る。

大潮ですごい勢いで潮が引いて行く。

川船から竹杭を下してふたりで漁場まで運んだ。

水の中をじゃぶじゃぶとそれがとても心地よくって。

それから私が杭を立ててじいちゃんが機械でがんがんと打ち込む。

それがとても楽しくてならない。今日はずいぶんとはかどった。

やっぱり私は川仕事が好き。若い頃には思いもしなかったこと。

それが今は天職になったのだなと感慨深く思う。


程よい疲れと達成感がとても清々しく心地よくてならない。

じいちゃん、あしたもふたりで頑張ろうね。




2018年09月21日(金) 秋桜の季節に

曇り日。気温はさほど高くないのにとても蒸し暑く感じる。



じいちゃんが定期の通院日で川仕事はお休み。

またまた喜ぶあやちゃんを保育園に送り届ける。

今朝も「ひとりでだいじょうぶ」と車を降りる。

門をくぐるまで見届けていると振り向いて「みないで」と叫んだり。


後から聞いた話、門までは必ず保護者が送り届けないといけないそう。

明日からはそうしよう。あやちゃんにも言って聞かせておこう。



仕事はなんだかてんてこ舞いで嬉しい悲鳴をあけていた。

することがたくさんあるのはほんとにありがたいこと。

接客も多く世間話をしながらたくさん笑い合う。

決して愛想笑いではない。心から笑顔になれるのは嬉しい。


心地よいつかれでの帰り道、職場の近くで秋桜が咲き始めていた。

昨日までは気づかなかった。わあっと思わず歓声をあげる。


今日も「いい日」でした。ありがとうございます。




2018年09月20日(木) ふふっといい日

彼岸の入り。ぽつぽつと優しい雨が降る。


川仕事が中止になりあやちゃんがとても喜んでいた。

おばあちゃんと保育園に行きたかったのだそう。

おばあちゃんもあやちゃんと行きたかったから嬉しいよ。


今月中には漁場の準備を終えなくてはいけなくて

じいちゃんがちょっと焦り気味。

でもなんとかなるでしょうとたまには私から言ってみる。




午後、仕事で宿毛市まで。

思いがけずに懐かしいひとを見かけてとても嬉しかった。

おたがい車で声をかけることは出来なかったけれど

ハンドルを握る横顔にふっと女心がよみがえってきたような。

もうすぐ62歳になるおばあちゃんでもそんな時があるのだな。

ふふっといい日。またどこかで思いがけずに会えたらいいな。




今夜は娘が早めに帰って来てくれていたので夢のように楽ちん。

「ありがたや、ありがたや」と呟きながら夕食を終える。


お風呂上がり。ふにゃふにゃしながらほろ酔ってこれを記す。



2018年09月19日(水) やればできたと秋の空

日中は今日も真夏日。でも空がなんとなく秋。

暑さ寒さも彼岸まで。明日はもう彼岸の入りなのか。



早朝より川仕事、夜明け前からふたふたと不安でならず

昨夜めいちゃんに励まされたことも忘れてしまって

ついつい弱音を吐いてしまったらじいちゃんが

「やってみんとわからんやろ」って言ってくれた。

ほんとにその通り、何もしないうちから怖気づく私の悪い癖。


おかげで順調に川仕事を終えて山里の職場へと向かっていた。

やればできる。この気持ちをこれからも大切にしよう。

不安がってばかりいたら何も出来なくなってしまうもの。


今夜も娘が遅くなり一人で夕食の仕度をがんばってみる。

私も疲れているけれど娘はもっと疲れているだろうと。

「ああお腹空いた〜」と帰って来る娘は高校生の頃のよう。


甘えん坊のめいちゃんが「おかあさんだっこ」と困らせていたけれど

あやちゃんはお姉ちゃんらしくもぐもぐと焼きそばを食べてくれる。


日暮れが日に日に早くなり今日はお散歩に行けなくて残念。

めいちゃんの野菊はてんこ盛りの水中花になっていて微笑ましいこと。




写真は川仕事を終えてから見上げた空。秋らしくなったな。





2018年09月18日(火) あしたもだいじょうぶ

朝の涼しさもつかの間。今日も真夏日となり厳しい残暑。


三連休明けのなんと気だるいことだろう。

ついつい憂鬱になってしまいそうなのを「いけない、いけない」と。

早朝のお寺の鐘を聴きながら、とても清々しいこころになって

気持ちよく流れていけそうな気がしてくる。うん、この調子。


あやちゃんと元気に保育園へ行く。荷物がいっぱいよっこらしょ。

お昼寝のお布団は今年いっぱいのよう。もう一年生になる準備だ。



仕事で宿毛市まで。少し早かったけれどそのまま帰路につく。

さほど忙しくもなかったのに帰宅するなり夕方まで寝入っていた。

娘が遅くなるので孫たちも延長保育をお願いしていて助かる。

娘がいないと夕食を作る気力がない。まったく困ったものだ。

すっかり手抜きの夕食だったけれど誰も文句を言わずありがたいこと。


夕食後、もう薄暗くなっていたけれど娘夫婦と孫たちが夕散歩へ。

めいちゃんがまた野菊の花を摘んできてくれる。

「おばあちゃんあしたもね」ってその一言がとても嬉しかった。


あした、おばあちゃんは早朝から川仕事に行かなくてはいけなくて

終わり次第に山里の職場に走るのがとても不安だった。

体力に自信がなくてすっかり弱気になっていたのだった。


あしたがあるってこんなに嬉しいことだったなんて。

めいちゃんの一言で救われたような気がする。


だいじょうぶ。おばあちゃんはあしたも元気ね。



2018年09月17日(月) あくしゅしよう。タッチしよう。

夏の忘れ物はいったい何だったのだろう。

今日も厳しい残暑となる。



敬老の日、娘がお休みだったので母の病院へ一緒に行ってくれる。

母にひ孫の顔を見せてあげたかった。どんなに喜ぶことかと。

ほぼ2年ぶりではなかっただろうか、親不孝な娘である。

ほんの10分足らずの面会で母も心残りだったろうけれど

孫たちはひいばあちゃんのことをまったく憶えておらず

あやちゃんはすぐに帰りたがり、めいちゃんはとまどうばかり。

「あくしゅしよう、タッチしよう」と母が言ってくれたけれど

結局なにも出来ず、なんともあわれでならなかった。

娘が助け舟を出してくれて「おばあちゃん頑張って」と声を。

母の目に涙が浮かんでいたようだった。もっとそばにいてあげられたら。


帰り道、娘が子供たちに「おばあちゃんのお母さんよ」と。

「ふ〜ん」とあやちゃん。やはり不思議でならないのだろう。

このままではいけない。もっともっと会わせてあげなければと思う。


少し複雑な思いが込み上げてきたけれどそれなりに

「敬老の日」が出来たのかなと自分を宥めている。


ひいばあちゃんがいなかったらおばあちゃんは生まれてこなかった。

おばあちゃんがいなかったらお母さんも生まれてこなかった。

お母さんが生まれて来なかったらあやちゃんもめいちゃんも。


母あってこその「いま」なのだとあらためて母を想う。


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