ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2018年09月12日(水) どんな日もあるよね

朝から雨が降ったりやんだり。時おり激しい土砂降り。



母の転院が近くなり午後は面談に。

転院先の病院も長くは入院できないとのこと。

今後のことなどあれこれと重くのしかかってくる。


まあなんとかなるだろうと帰りながら思った。

そう思えば少しは気が楽になり前を向ける気がする。



今日も帰宅が遅くなってしまったけれど

娘が手際よく手伝ってくれてみんなでにぎやかに夕食。

あやちゃんが大好物のパスタをモリモリと食べてくれる。

めいちゃんもお口の周りをトマトソースで真っ赤にして。



めいちゃんとお風呂。ちいさな手のひらでお湯をすくって

ちゃんと自分で顔を洗えた。えらいえらいお顔きれいになったね。


「きょうはおさんぽいけなかった」と残念そうに話してくれる。

「おばあちゃんもきょうはつかれちゃった」と私。

どんな日もあるよね〜とふたりで笑いあった。


孫たちのおかげでこんなに微笑んでいられる。

日々はほんとうに宝物のように愛しい。








2018年09月11日(火) めいちゃんと野菊と

おつかれさま。二時間の残業になりくたくたになって帰宅。


不思議なもので「ああ嫌だなはやく帰りたいな」と思えば

どっと疲れがおそってきて眩暈がするほど辛くなる。


気を取りなおして「こんなに仕事があってありがたいな」と思えば

もうひとふんばりだとすくっと元気が出て来て頑張れる。

後には心地良い達成感が待っていてくれるものだ。


かと言って年には勝てずついつい「つかれた〜」と口に出す。



夕食を終えて後片付けをしていたら

お散歩に行っていためいちゃんが「おばあちゃんおみやげ」と

私の大好きな野菊の花を手渡してくれた。

ふにゃふにゃと肩の力が抜けるように癒された瞬間。

「めいちゃんありがとう」とぎゅっと抱きしめていた。




2018年09月10日(月) やまない雨はないってほんとうのこと

たくさん雨が降ってやっとやんでくれる。

やまない雨はないってほんとうのこと。


早朝にはまだどんよりと曇っていたけれど

それから次第に晴れて思いがけないほどの青空になる。


あやちゃんと保育園へ。めいちゃんは今朝もぐずぐず。

「おばあちゃんみてなくていいよ。あやはもうこどもじゃないけん」

思わず笑ってしまった。こっそりと車から見ていたら

振り向きもせずに門をくぐって行く。なんと頼もしいこと。




仕事で社長と一緒にとある人達と面談しなければいけなくて

それがとてもプレッシャーになって気が重かったのだけれど

なんとか丸く話がつく。案ずるよりうむがやすしだった。

会社の経理をすべて任されているので責任重大だけれど

これからもやれるだけのことを精一杯務めていきたいと思う。

いつまでなのか未だゴールが見えない。行きつくところまでか。



帰り道、毎年たのしみにしている県道沿いの風景。

ああ、今年も秋が来たのだなととても嬉しかった。

真っ青な空に風が歌いながら吹き抜けていくのが見えた。






2018年09月09日(日) ささやかに出来ることを

早朝より激しい雨となり大雨洪水警報が出る。

どうかどうか降りすぎませんようにと祈るばかり。


朝のうちになんとか買い物とコインランドリーを済ませて

午後は部屋の片づけなどしながらのんびりと過ごす。


近いうちに必ず来ると言われている大地震に備えて

思い切って本棚を処分することにした。

懐かしい本がたくさんあって手にとっては開いてみたり

潔く断捨離とはいかないかもしれないけれど

大切な本だけを残して後は処分しようと決める。

生きているうちにきっとまた読み返す時があるだろう。


終活も考えなければいけない年になり

少しずつでも身辺整理をしておきたいとつくづく思う。



午後4時、雨も小降りになっていたのでやっとお大師堂へ。

日捲りの暦が9月3日のままだったので少しおどろく。

腰痛だと言っていたSさんのこと。他のお参り仲間さんのこと。

みんなそれぞれに来れない日も多くなって来たのだろう。

私も思うように来れない日ばかりで申し訳ないなと思う。

それぞれが出来る日に出来ることを続けていかなければ。

決して荒れ果てたお大師堂にするわけにはいかない。


帰り道、川辺で釣りをする娘むこを見つける。

川が増水して濁ると「うなぎ」が釣れるのだそう。

一人静かに釣り糸を垂れる姿がなんだかとても絵になった。





2018年09月08日(土) ドラえもん

日中はなんとか降らずにいてくれた雨が夕方から雷雨になる。

明日も明後日も雨だと言う。どうか降り過ぎずにいてくれますように。


お薬がなくなってしまって朝のうちに病院へ。

診察無しで処方箋をもらうだけで二時間待ち。

土曜日の病院は思いがけずに混んでいた。


保育園のお迎えがあり、時間を気にしながら大急ぎで買物。

ふうっとひと息ついたところに札幌の友から電話があった。

停電が復旧しなんとか日常が返ってきたとのこと。

ほっと胸を撫で下ろす。ほんとうに良かったと思う。

土砂崩れの現場では今日も救出作業が懸命に行われていて

まだまだ心は痛むけれど、友からの電話に救われるような思いだった。


某SNSでは「大阪のことも忘れないで」と。

報道が殆ど無い現実を叩き付けられたような気持ちになる。

西日本豪雨のその後も、忘れてはいけないことがたくさんある。




午後は孫たちと「ドラえもん」を見ながら過ごす。

娘が2時間のDVDをレンタルしてくれていてとても助かった。

おやつに好物の「みかんの缶詰」ふたりとも美味しそうに食べてくれる。



のび太君が困っているといつも助けてくれるドラえもん。

そんなドラえもんが日本中にいてくれたら良いなとふと思った。





2018年09月07日(金) ブラックコーヒー

秋雨前線の影響だろうか、雨が降ったりやんだり。


山里の郵便局に一枚の絵はがきを出しに行ったら

北海道宛の郵便はいつ届くかわからないとのこと。

とりあえず高知市内の郵便局で保管しておいて

復旧の状況を確認してからまとめて配送するのだそう。

「どうしますか?」と局員さんが訊いてくれたけれど

きっと届くと信じて「お願いします」と手渡して来た。


届く頃には日常が返って来ていることだろう。

受け取ってにっこりと微笑んでもらえるだけでいい。




午後、少し早目に仕事を終わらせてもらって母の病院へ。

窓辺のベットで母はぼんやりと横たわっていた。

「コーヒー飲みにいこうか」と声をかけると

びっくりしたような笑顔で「コーヒーが飲みたい」と。

看護師さんに許しをもらって車椅子も貸してもらえる。

エレベーターで病院の喫茶店まで。鏡に映る母の嬉しそうな顔。

ささやかなことだけれど私も親孝行が出来て嬉しかった。

ふたりで向かい合ってブラックコーヒーを飲んだ。

「ああ美味しい、夢みたい」と何度も声をあげる母だった。


今日は祖父の命日だと告げると、すっかり忘れていたようで

少し涙ぐみながら祖父の思い出話をする。

天国の祖父が背中を押してくれて母に会いに行けたような気がする。


お母さん、今日はとても「いい日」だったね。




2018年09月06日(木) いつものように

夜明け前になり北海道で大きな地震があったことを知る。

台風に見舞われたばかりだというのになんということか。

自然の猛威はこれでもかこれでもかと容赦なく襲ってくる。

そんな現実を叩きつけられたように感じてずしんと心が重くなった。



朝のうちに札幌の友と連絡がとれる。

「家族みな無事」と、とてもとてもほっとする。

人一倍家族思いの友のこと、きっと家族を励ましながら

今を乗り越えてくれると信じている。

停電で暗い夜も笑顔でいてくれるような気がしてならない。

とにかくこんな時だからこそひとは前を向かなければいけない。




私は自分にあたえられた一日を大切に過ごす。

平穏無事が今日ほどありがたく思ったことはなかった。

明日は我が身かもしれないけれど

生きてさえいればと不安を払いのけるようにしながら


いつものようにこれを記す。いつものようにがとてもありがたい。


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