| 2018年08月26日(日) |
うごいてみたらうごける |
洗濯物を干し終えるなり雨がぽつぽつ。
にわか雨の後には空にきれいな虹が見えていた。
今日は少し動こうと決めて朝のうちにお大師堂へ。
サボってばかりでついつい疎かにしてしまって
お線香も無くなっていて花枝もすっかり枯れていた。
自分に出来る事をと改めて肝に命じた朝のこと。
午後はじいちゃんと一緒に母の病院へ。
ずっと気になりながらもう一週間が経っていた。
母は今日も口をぽかんと開けて気持ちよさそうに寝ていた。
無理に起こさなくてもとじいちゃんが言ってくれて
担当の看護師さんと少し話してからすぐに帰って来る。
それで良かったのだろうかとなんとなく心苦しく思う。
やはり親不孝なのかもしれない。ついつい自分を責めてしまう。
もっと気楽に生きていけたらどんなに良いだろうか。
夜は娘とめいちゃんと一緒に手作り餃子を作った。
60個も作って焼きあがってからさあ食べようとしたところ
とても不機嫌なあやちゃん。一緒に作りたかったのだそう。
2階で遊んでいたので声をかけなかったおばあちゃん達が悪かったね。
美味しかったのでまた作ろう。今度は100個作ろう。
朝のうちは雨がぽつぽつ。午後からは空も落ち着いてくれて青空に。
まるで駆け込み寺のような病院。
待ち時間の間、ベッドで休ませてくれてとても助かる。
診察室まで行かなくてもお医者様がベッドまで来てくれるのだ。
いっぱいの弱音。うんうんと優しくうなずいてくれるありがたさ。
「ちょっと頑張り過ぎたかな」とふにゃふにゃと肩の力が抜ける。
極度の疲労だったようでお薬が少し増えたけれど
無理をせずに少しずつ元気になりたいと思う。
出来ないことがたくさんある。でも出来ることもちゃんとある。
今夜は花火大会があって娘たちは早めに出掛けて行った。
じいちゃんとレトルトのカレーで晩ご飯。
そんな手抜きにも文句も言わずに「このカレーは美味いな」と。
じいちゃんはいつも優しい。なんだか神様みたいに思う。
夕食後、窓から暮れて行く空を仰いでいた。
私のこころもぽっかりと浮かんでしまいそうな夕空だった。
今日もおだやかな一日をありがとうございました。
| 2018年08月24日(金) |
あしたなら大丈夫ですよ |
台風は何事もなく通り過ぎてくれたけれど
今日も不安定な空模様。午後には激しい雨も降ったり。
今朝はめいちゃんがご機嫌斜めで「おかあさんといく」と。
あやちゃんを送って行ったら「おばあちゃんおしごといって」と
車から降りて一人で保育園の門を開けて行くのだと言ってくれる。
さすが年長さんと頼もしく思いながらも門をくぐるまで見届ける。
振り向いて何度も手を振ってくれた。嬉しくて笑みがこぼれる。
山里の職場に着いたものの気だるさが付きまとい仕事にならず。
金曜日だからもうひとふんばりと思うのだけれど
身体が抵抗しているのだろうか、自分でもよくわからなかった。
午後から休ませてもらって病院に行こうと電話してみたら
主治医の先生が往診で午後は不在とのこと。
「あした来れますか?あしたなら大丈夫ですよ」と優しい女性の声。
ふにゃふにゃと肩の力が抜けたようになりほっと安堵する。
あしたがあるあしたがある。あしたがあるさ〜と歌うように
気だるさと寄り添っている夜にこれを記す。
さいわいと言って良いのか台風の直撃を免れる。
夕方から風が強くなって来たけれど雨は降っていない。
今日はもう限界を感じてしまい仕事を休ませてもらって
一日中ごろごろと寝てばかりいた。
無理の効かない身体になった。自分で守ってあげなければ。
情けないけれどありのままの自分を受け止めるばかり。
ついつい弱気になってしまうけれど、強がる歳ではないのだと。
血圧は落ち着いていて今夜はお風呂に入れた。
痒くてたまらなかった髪も洗えてさっぱりと気持ち良い。
もう大丈夫だろうか。だいじょうぶ、だいじょうぶと言い聞かす。
じいちゃんが台風の気圧のせいではないかと気遣ってくれて
そうかもしれないねと。家族みんなに心配をかけてしまった。
あしたは明日の風が吹くだろう。
生きてさえいればきっとだいじょうぶ。
夕方から体調悪し。
台風の気圧のせいかもしれないけれど
血圧が上がったり下がったり。
夕飯の仕度は娘がしてくれて助かる。
食欲はあるので大丈夫と思っていても
食後の後片付けも出来ず横になっていた。
お風呂も入れずなんとも情けないこと。
「とにかく寝ろ」とじいちゃんに言われて
お布団でごろごろしていたけれど落ち着かず
少し書き記してからまた布団に戻ろうと思う。
ちょっとした日記中毒かと愉快にも思える。
これが最後になるかもしれないと大げさに思ったり。
台風が近づいていてざわざわと風が騒いでいるけれど
そんな風にこころを乱されたくはなかった。
今夜も書けました。良かった。おやすみなさい。
雨が降ったりやんだり。かと思えば青空が見えたり隠れたり。
空はとてもいそがしかったようでおつかれさま。
いつも通りに仕事を終えられず一時間ほど残業。
母の事も気がかりだったけれど病院へ寄らずに帰宅する。
身体が鉛のように重い。まだ火曜日なのに情けないこと。
なんのこれしきと思っていても身体はとても正直だった。
ときには弱音も。こうして書く場所があってありがたいこと。
書きながらまたすくっと前を向くことが出来る。
どんな日もあってよしと思う。ありのままの自分を見つめている。
お風呂上がりの孫たちがとてもにぎやかな夜。
今もあやちゃんが私の部屋に入って来ておしゃべりをしたところ。
「おばあちゃんなにかいてるの?」なんて言って笑って。
いつか読んでもらえる日がきっと来る気がする。
ささやかな日々はいつまでも私の宝物だ。
霧のような雨が少しだけ降る。
台風の影響で今週は雨ばかりになりそうだ。
処暑も近くなりこのまま夏が遠のいてしまうのかと思うと
なんだかふっとさびしさを感じてしまう。
お昼過ぎに隣町まで集金に行ってその足で母のアパートへ。
入院に必要な物はリュックに詰めたまま置いてあって
「慣れている」と言っていた母の言葉を思い出して苦笑い。
おかげで慌てずに済みすぐに病院へ向かう事が出来た。
母は口をぽかんと開けて気持ちよさそうに寝ていた。
声をかけても目を覚まさず、そっとしておくことに。
看護師さんがたくさんの書類を持って来てサインをしたり。
続柄「娘」と何回も書く。ああやはり娘なのだと改めて思う。
救急病院なので長い入院は出来ないとの事。
転院先は以前からの掛かりつけの病院に決めてその手続きも。
母が目を覚ましたけれどすぐに検査がありベッドのまま運ばれていく。
何か言いたそうな母に「辛抱するのよ」と一言しか言えなかった。
複雑な気持ちはつのるばかりだけれど、とにかく前へと思う。
きっと道は開ける。ながいながいトンネルを抜けた時のように。
帰宅すると今日も孫たちの笑顔。
いつもと変わらないことはこんなにもありがたいこと。
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