爽やかな晴天となりじいちゃんと意気投合してドライブ。
愛媛まで足をのばし楽しい一日だった。
帰宅して余韻に浸る間もなく母から電話があり
昨日から動くことが出来なくなって困っているとのこと。
昨夜電話がなかったので気にはなっていたのだけれど
まさかそんなことになっているとは思いもしなかった。
詳しく訊けば昨日玄関先で転倒して身体を強く打ったらしい。
そのまま動けなくなりもう24時間を経過していた。
どうしてすぐに電話をしてこなかったのかと言うと
私に怒られるからと。緊急事態なのにどうして。
とにかく救急車の手配を急ぎすぐに病院へ駆けつける。
幸い左肩の骨折だけで済んだけれど身体が衰弱しており
そのまま入院となり慌ただしい夕暮れ時になった。
24時間も飲まず食わずでよく命が助かったと思う。
「入院は慣れているから」とケロっとしている母。
「お腹が空いて死にそう」と言って笑わせたり。
お医者様から「もう独り暮らしは限界では」と言われた。
私もそう思う。退院後の事を真剣に考えなければいけない。
そんな大変なハプニングもあったけれど
孫たちの笑顔にかこまれて微笑んでいられる夜だった。
今朝は少し肌寒いほどの涼しさになる。
うろこ雲に朝陽が射してほんのりと紅いお魚のよう。
日中は真夏日になったけれど風が涼しく秋の気配を感じた。
今日は保育園の「プール参観」があって娘と一緒に出掛ける。
少し寒いのではと心配していたけれど陽射しがいっぱいでほっとする。
めいちゃんもあやちゃんもすごい頑張ってくれる。
小麦色の笑顔でイルカさんみたいに泳いでいた。
去年は水を怖がって顔を浸けることが出来なかっためいちゃん。
今年は水の中でジャンプしながら何度も潜って見せてくれる。
あやちゃんは小学校の大きなプールで水中ロケット。
みんなと一緒に潜って最後まで頭を出さず一等賞だった。
孫たちの成長がとても嬉しくなんともいえない感動を覚えた。
「いい夏だったな」ってすごく思った。
今日は娘の37歳の誕生日で、夜はささやかにお祝いをする。
生まれた日の事を懐かしく思い出す。
ながいながい陣痛だった。やっと生まれてくれたのに産声が聴こえず
「お願い泣いて〜」と大声で叫んだことなど。
今はふたりの孫たちのお母さん。
そうして一つ屋根の下にいてくれてこんなにありがたいことはない。
わたしはほんとうにしあわせな母だ。
| 2018年08月17日(金) |
オロナミン的な元気を |
曇り日、午後少しだけにわか雨が降る。
今朝はめいちゃんが元気溌剌オロナミン的に保育園へ。
ほっと微笑みながら山里の職場に向かう。
仕事は少し忙しかったけれどもう金曜日。
明日はお休みを頂いて定時で終らせてもらった。
ゆっくりと買い物。あれこれと買い過ぎてしまって重い荷物。
いつもの顔なじみの店員さんが「だいじょうぶ?」と
外まで見送ってくれてその優しさに胸が熱くなる。
田舎のスーパーならではのことかもしれないけれど
その店員さんのことがますます好きになる。
帰宅してばたんきゅうと横になり少し寝入っていた。
どうしたことか身体が鉛のように重い。
夕食の支度は娘が手伝ってくれて大助かり。
娘さまさまといつも思う。おかげで美味しい夕食だった。
日暮れ前の空は茜色ではなかったけれど
昨日よりも少しふっくらとした三日月にほっこりとこころが和む。
| 2018年08月16日(木) |
ちいさな白い三日月が見えた |
真夜中からどしゃ降りの雨。
お盆に合せて夏休みをしていた孫たちも今日から保育園へ。
私も山里の職場で孫たちのお昼寝布団を車に積み込んで
あやちゃんはすぐに車に乗ってくれたけれど
めいちゃんは「いきたくない」とやけを言って困らす。
娘は仕事だったけれど娘むこはまだお盆休みだったので
お父さん子のめいちゃんは一緒にいたかったようだ。
仕方なくめいちゃんを残して先に保育園へ。
後からお父さんと行ったものと思っていたら
結局おさぼりをしてしまったとのこと。
仕事から帰ったらじいちゃんが「今日は参ったぞ」とぼやいていた。
娘むこが急用で出掛けてしまってお守りを頼まれたのだそうだ。
ぼやきながらも嬉しそうなじいちゃんも微笑ましいこと。
午後から雨が降らずにいてくれて、夕方には無事に送り火を。
なんだか少しせつないような送り火だった。
炎が燃え尽きるまでその場を離れられずに佇んでいたら
つくつくぼうしがまるで夏を惜しむように鳴き始める。
ふと、まだ帰りたくはないのではと魂に問いかけていた。
空を見あげたら少し秋めいた夕空にちいさな白い三日月が見えた。
未明に台風が宮崎に上陸。
雨雲が尾を引いており時おり激しい雨が降ったりやんだり。
朝のうちに昨日の宴会の後片付けを終えて
午後は気が抜けたようにごろごろと寝てばかり。
お盆もあっという間、明日にはもう送り火を焚かなければ。
「もう帰らないといけませんよ」と告げられたら
どんな気持ちになるのだろうとふと思う。
めいちゃんが鐘を鳴らしながら「どこへかえるの?」と問う。
「おそらのおうちにかえるのよ」と応えると
「ふ〜ん」と言って不思議そうな顔をして見せた。
お風呂上がりの孫たちの賑やかな声を
姑さんはどんなにか心残りに思いながら聞いている事だろうか。
残された私たちはまたすくっと前を向いて日常を歩む。
初盆の大宴会は無事に終了。
大変な忙しさも、娘や義妹、息子のお嫁さん、姪っ子も手伝ってくれて
ほんとうに大助かりだった。頼って甘えてばかりのわたし。
総勢30名ほどの宴会となりそれはにぎやか。
亡き姑さんもどんなにか嬉しかったことだろう。
みんなと一緒に微笑んでいる姿が目に見えるようだった。
とても「いい日」でした。ありがとうございます。
| 2018年08月13日(月) |
夕焼け空のかなたから |
夜明け前には雨が降っていたけれど
日中は晴れて厳しい残暑となる。
朝のうちにお盆の準備を終えて
ほっとするのもつかの間
今日も地区の人達がたくさんお供えを持ってきてくれて
ひっきりなしにチャイムの鳴る我が家だった。
地区の習わしとは言え心遣いに感謝するばかり。
夕方には迎え火を焚き、灯篭に灯をともす。
夕焼け空のかなたから大急ぎで帰って来てくれたことだろう。
姿は見えなくても気配を感じるような不思議な気持ちだった。
明日には親戚が集まってくれてにぎやかに宴会の予定。
姑さんの喜ぶ顔が目に見えるようだ。
孫たちが「ひいばあちゃんかえってきた?」と
ちんちんと鐘を鳴らすのも微笑ましく穏やかな夜になった。
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