ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2018年08月15日(水) おそらのおうち

未明に台風が宮崎に上陸。

雨雲が尾を引いており時おり激しい雨が降ったりやんだり。


朝のうちに昨日の宴会の後片付けを終えて

午後は気が抜けたようにごろごろと寝てばかり。

お盆もあっという間、明日にはもう送り火を焚かなければ。


「もう帰らないといけませんよ」と告げられたら

どんな気持ちになるのだろうとふと思う。

めいちゃんが鐘を鳴らしながら「どこへかえるの?」と問う。

「おそらのおうちにかえるのよ」と応えると

「ふ〜ん」と言って不思議そうな顔をして見せた。


お風呂上がりの孫たちの賑やかな声を

姑さんはどんなにか心残りに思いながら聞いている事だろうか。


残された私たちはまたすくっと前を向いて日常を歩む。



2018年08月14日(火) 楽しい宴

初盆の大宴会は無事に終了。

大変な忙しさも、娘や義妹、息子のお嫁さん、姪っ子も手伝ってくれて

ほんとうに大助かりだった。頼って甘えてばかりのわたし。


総勢30名ほどの宴会となりそれはにぎやか。

亡き姑さんもどんなにか嬉しかったことだろう。

みんなと一緒に微笑んでいる姿が目に見えるようだった。


とても「いい日」でした。ありがとうございます。



2018年08月13日(月) 夕焼け空のかなたから

夜明け前には雨が降っていたけれど

日中は晴れて厳しい残暑となる。

朝のうちにお盆の準備を終えて

ほっとするのもつかの間

今日も地区の人達がたくさんお供えを持ってきてくれて

ひっきりなしにチャイムの鳴る我が家だった。

地区の習わしとは言え心遣いに感謝するばかり。



夕方には迎え火を焚き、灯篭に灯をともす。

夕焼け空のかなたから大急ぎで帰って来てくれたことだろう。

姿は見えなくても気配を感じるような不思議な気持ちだった。



明日には親戚が集まってくれてにぎやかに宴会の予定。

姑さんの喜ぶ顔が目に見えるようだ。


孫たちが「ひいばあちゃんかえってきた?」と

ちんちんと鐘を鳴らすのも微笑ましく穏やかな夜になった。




2018年08月12日(日) 初盆を前にして

雷鳴で目覚めた夜明け前。

午前中はバケツをひっくり返したような大雨となる。


じいちゃんとふたりで初盆の仕度をぼちぼち。

やれるだけのことをして後は明日の早朝にすることに。

ご近所さんや地区の人達がお供えを届けてくれてありがたいこと。


姑さんも早く帰って来たくてうずうずしていることだろう。

みんなで笑顔でにぎやかに迎えてあげたいと思う。

57歳の若さで亡くなった舅さんとはまるで親子のよう。

ふたりでお馬さんに乗るのかな。ぱっかぱっかと走って帰って来るかな。


そんな姿を思い浮かべながら亡きふたりを偲んでいる。



2018年08月11日(土) ほっとする瞬間

夜が明けるなり雨が降り始める。

久しぶりの雨音が耳に心地よい。

気温も30℃に届かず随分と過ごしやすい一日だった。



なんとか仕事を終えられて帰路につく。

ふと雨あがりの公園に行ってみたくなり寄り道。

オオオニバスの花が咲いていると聞いていたので

写真を撮りたかったけれど池の真ん中あたりで

ちゃんとしたカメラではないと遠すぎて諦める。


でも早咲きの秋桜が咲いていてくれてとても嬉しかった。

花に語り掛けるようにしながらほっこりと癒される。

なんと可愛らしいこと。そんな気持ちが届いたような気がした。






どんな日常であってもほっとする瞬間は必ずある。

それはとてもありがたいことだなとつくづくと思った午後のこと。


今日も「いい日」でした。心からそう思える。



2018年08月10日(金) よさこい祭り

今日も厳しい残暑となる。

吹き抜ける風のなんとありがたいこと。


山里ではあちらこちらで稲刈りの風景。

こちらでは稲刈りのことを「秋」と呼ぶ。

「いま秋でいそがしい」と言ったりする。

そんな言葉がなんとなく好きだ。



仕事を終えて帰宅してからじいちゃんと

「よさこい祭り」の生中継を見ていた。

活気にあふれていて暑さも吹き飛びそうな鳴子の音。

子供の頃に一度だけ見に行ったことがあるけれど

それがとても懐かしくてまた見に行けたら良いなと思う。


保育園から帰っためいちゃんが「めいもおどりたい」と。

いつかそれが叶う気がする。おばあちゃん見に行くからね。



真っ赤な夕陽。今日も平穏無事に暮れていく。



2018年08月09日(木) ちいさな秋みいつけた

今朝はいちだんと涼しくなりなんとも心地よい朝風。

昨夜の早寝が良かったのか体調もすっかり良くなり

孫たちを保育園に送り届けてから山里の職場に向かう。

そんな時間のゆとりが嬉しくてならない。


急がず慌てずゆっくりと峠道を越えると

山里にはちいさな秋が待っていてくれた。

急いで通り過ぎていたら気づかなかったことだろう。













あらためてこころのゆとりを大切にしなければと思った朝のこと。



仕事は今日も忙しかったけれどそれなりに。

土曜日からお盆休みの予定だったけれど

社長と相談のうえ土曜日も仕事をすることになった。

お客様に迷惑をかけるわけにはいかない。


帰宅してじいちゃんに話したら少しご機嫌ななめ。

お墓参りに行く予定だったので無理もないこと。

ぶつぶつ文句を言いながら「まあええわ」と言ってもらえる。

いつも穏やかなじいちゃんもたまにはそんな時もある。

姑さんの初盆を控えていて私も気が気ではないのだけれど。



娘と孫たちが帰ってきて笑顔いっぱいに日が暮れる。

孫たちにはほんとうに癒されている日々だった。


今日も平穏無事。ありがとうございました。


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