ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2018年07月29日(日) わたしはとても元気です

台風は少し雨を降らしたくらいで何事もなく

いつものように穏やかな夕暮れ時を迎えている。


西日本を通過した後、福岡県に再上陸したとのこと。

気になってNHKを見たらテニス中継を放送していた。

西日本の被災地は大丈夫だったのか、いま九州は。

そんな心配をよそにあまりにも情報が少なすぎる気がする。


お風呂上がりの孫たちの賑やかな声を聴きながら

ふといま微笑んでも良いのかと複雑な気持ちになった。





今日は母の衣類を数枚買ってくる。

激痩せのため特にズボンは大き過ぎてずり落ちると嘆いていたから

明日仕事を終えてから届けてあげようと思う。

きっと喜んでくれることだろう。明日がとても楽しみでならない。


ゆっくりと休めた日曜日に感謝。

わたしはとても元気です。



2018年07月28日(土) してあげられることがあって嬉しい

西の空が燃えているように紅く染まって今日が暮れようとしている。

なんて穏やかな夕暮れ時なのだろうか。


異例の台風は関東の一部を暴風雨圏内に巻き込み西に向かっている。

西日本の被災地の人達はどんなにか不安なことだろうか。

どうかどうかもうこれ以上の被害が無い事をひたすら祈るばかり。

容赦なく襲ってくる自然の猛威。人に何の罪があるというのだろうか。




いつもはお休みを頂いている土曜日だったけれど

急ぎの仕事があり山里の職場に向かう。


終わり次第隣町の母のもとへ。今日は美容院に行く約束をしていた。

シャンプーもままならず伸び放題の髪がどんなに辛かったことか。

やっと気持ち良くさっぱりしたととても喜んでくれる。

ささやかなことだけれど母の為にしてあげられることがあって嬉しい。

まだまだ出来る事がたくさんあるはず。少しずつ親孝行をしよう。


あちこちと走り回って疲れていたけれどなんとも清々しい気持ち。

こんな疲れならいくらでもと思う。とても張り合いがあって良い。


今日も「いい日」でした。ありがとうございます。








2018年07月27日(金) 母の姿がとても心細くて

目が覚めると雨が降っていた。雨だれの音が耳に心地よい。

夜が明けるとどしゃ降りの雨になってしまったけれど

孫たちと保育園に行く頃にはやんでいてくれて助かる。


今日はその足で隣町の母のもとへ車を走らす。

やっと母に会えるのかと喜び勇んで行ったけれど

あまりに変わり果てた母の姿に少し戸惑ってしまった。

食欲はあると言っていたので安心していたのだけれど

手術がよほど堪えたのだろうか激痩せしていて驚く。

なんとも憐れでならず思わず涙がこぼれそうになった。


それでもいつものように喫茶店に行きたいと言うので

車で送って行く。遠足に行く子供のように笑顔の母だった。

以前のような認知症の気配はまったく感じられず

喫茶店までの道のりをしっかりと教えてくれた。


帰りはタクシーで帰るから大丈夫と手を振って別れる。

バックミラーに映る母の姿がとても心細く見えた。


山里の職場に向かいながらいろんなことを考える。

このまま母を独り暮らしのままで居させて良いものか。

大きな岐路に立っているような気持ちになり不安が募るばかり。

娘の私に出来る事がきっとあるはず。真剣に考えなければと思う。



母の事ばかり考えながらの一日も

孫たちの笑顔を見ればまた平穏な日常が返って来る。

みんなみんな年を重ねて老いていく。

私もいつかは母のようになるのだろうとふと思った夕暮れ時の事。



2018年07月26日(木) 自分に出来ることを

ほんの少し猛暑も和らぎ今日は34℃。

風もあってずいぶんと過ごしやすく感じる。



山里の職場で急ぎの仕事だけを済ませて

隣町の母のもとへ車を走らす。


昨夜の電話で薬を切らしてしまったとのこと。

以前からの掛かりつけの病院で処方してもらうことに。

暑いから病院には行きたくないと駄々をこねる母。

病院に無理を言って薬だけ処方してもらえることになった。


アパートに着くと母は留守。今朝も喫茶店に行った様子。

鍵は掛けておらずテレビとエアコンは点けっぱなしだった。

それでもテーブルの上に病院で必要な物はちゃんと置いてある。


部屋の中を見渡すとカゴにあふれんばかりの洗濯物の山。

よっこらしょと抱えて車へ。なんだか愉快な気持ちになる。


今までずっと母のために何かをしてあげたことがあっただろうか。

親不孝ばかりの自分を顧みながら今日こそはと思ってみたり。



薬もちゃんと整い洗濯物も良く乾いて明日の朝に届ける約束。

母は私が着くまで出掛けずに待っていてくれるそうだ。


ほんとに久しぶりに母に会える。なんだかくすぐったいような嬉しさ。











2018年07月25日(水) この仕事が好きだ

連日の猛暑日だったけれど今日は35℃。

昨日38℃を体験したせいか少し涼しく感じる。

慣れと言うものか人の身体は不思議なものだ。



仕事で外国人の奥様がいるお宅へ届け物に。

片言だけれどちゃんと日本語が伝わる。

「アツイ〜アツイ〜」と笑顔を交わす。

二匹の犬を飼っていて川へ水浴びに行くのだと

ちょうど出掛ける前で間に合って良かった。

ご主人は神奈川県から移住して来ていて昨年結婚。

ふたりで田舎生活を満喫しているようだ。


仕事でこうしてお客様とふれあえるのはとても嬉しいこと。

ふと近所に住んで友達になりたいような気分だった。


勤続30年。早く辞めさせて欲しいと何度思った事だろう。

けれどもやっぱりこの仕事が好きだと今日はつくづく思った。




帰宅してひと休みしていたらすぐに孫たちが帰って来る。

今日も小麦色の笑顔にほっこりと癒されていた。

平穏無事をありがたくかみしめながらいつものように

ほろ酔ってこれを記す。











2018年07月24日(火) おひさまおつかれさま

ついに38℃、この夏いちばんの猛暑となる。

41℃に比べればなんのこれしきと耐え忍ぶ。

夕方のニュースでは猛暑の出口が見えてきたとのこと。

もう少しの辛抱だと思う。立秋を心待ちにしていよう。


少しも苦にならないと言ったのが嘘になってしまった。

今日はさすがに参ってしまう。くらくらと眩暈がするような暑さだった。



孫たちはとても元気。今日も小麦色の笑顔で帰ってくる。

アイスを食べるのを楽しみにしていて「ひとくちあげる」と

おばあちゃんにも食べさせてくれた。冷たくて美味しい。

孫たちの笑顔に暑さを忘れてほっこりと癒されていた。


今日も平穏無事に暮れていく。おひさまおつかれさま。

窓から沈む夕陽を見ながら感謝の気持ちが込み上げてくる。


ぐっすりと眠ろう。そうしてまたあたらしい朝がやってくる。



2018年07月23日(月) 母の夏休み

二十四節気の「大暑」各地から猛暑のニュース。

埼玉熊谷で41℃を超え日本最高気温が更新される。

高知県も内陸部では38℃近いところもあったけれど

四万十は海風のおかげだろうか幸い35℃程に留まる。

慣れとは不思議なもので風がとても心地よく感じて

これくらいの暑さなどと少しも苦にならなかった。


母から電話があってとにかく暑いと

もう仕事なんかしなくて良いから早く帰りなさいと言ってくれる。

そんな優しさが嬉しくもありちょっと愉快にも思えて笑ってしまった。

「それほどでもないよ。だいじょうぶよ」と言ったら

同僚の心配もしてくれて会社は夏休みにしたら良いと言ってくれる。


それよりも母が心配。「お母さんは大丈夫!」と元気そうな声。

毎朝喫茶店に行ってモーニングセットを楽しんでいるとのこと。

食欲はあるようでほっと一安心。無理をせずにいてくれるのが何より。

母にこそ長めの夏休みをあげたいとつくづく思った午後のこと。



母の言葉に甘えさせてもらって少し早めに帰路につく。



今朝の山道で木ってすごいなと見上げていた。

どんなに暑くても空に立ち向かうようにすくっとすくっと立っている。





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