ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2018年07月18日(水) 小麦色の笑顔

岐阜で40℃のニュースにおどろく。

高知の暑さなどまだまだ序の口だと思う。

被災地も連日の猛暑が続いていて心が痛むばかり。

自然には逆らえないけれどどこまで苦しめれば気が済むのか。



我が家は今日も申し訳ないほどに平和だった。

小麦色の孫たちの笑顔にどれほど癒されたことだろう。

ほんとうにありがたいこと。感謝の気持ちに尽きる。



昨日は燃えているように紅い夕暮れだったけれど

今日はほんのり。おひさまも頑張り過ぎたのだろう。

おつかれさまと空を仰げば思いがけずにひこうき雲が見えた。





2018年07月17日(火) 今日も精一杯に

夜明け前のつかの間の涼風をたのしむ。

いつものように朝が来る。

それは決してあたりまえのことではなくて。



孫たちを保育園に送り届けてから山里の職場に向かう朝。

国道で友人の車を見つけて思いっきり手を振る。

友人も窓から手を出して千切れんばかりに降ってくれて嬉しかった。


にっこりと微笑みながら山道に差し掛かると

今度は毎朝すれ違っている知人に会ってまた手を振り合う。

そんな何でもないようなささやかなことに元気をもらった朝。


山道をくねくね。峠道をよっこらしょと越えると

いつものように山里の景色が一面に広がっている。

大好きな一本杉が約束していたように今朝も迎えてくれた。








母は昨日無事に退院したけれど、しばらくは自宅療養を。

今回だけは母もそれを覚悟していておとなしくしていてくれる。

お昼に電話があって「エアコンが壊れて暑くてたまらない」と。

どうやらリモコン操作を誤って暖房にしていたようだった。

すぐに駆けつけられないもどかしさ。電話でゆっくりと説明して

やっと冷房に切り替わる。「涼しい風が出て来た」とほっとする。


仕事を終えてから母に会いに行く事も不可能ではないけれど

あえてそれをせずまっすぐに帰路に着く親不孝な娘だった。


何がよくて何が悪いことなのかわからないまま

今日も精一杯の自分だった。




2018年07月16日(月) すめばまたはじめることができる

夏空から炎のかけらのように陽射しが降ってくる。


娘たちは家族そろって川遊びに出掛けた。

水着を着て嬉しそうに車に乗り込む孫たち。

我が家は今日も申し訳ないほどに平和だった。


午前中にお大師堂へ。日捲りの暦が土曜日のまま

この暑さでSさんも足が遠のいているのかもしれない。

ゆっくりとお参りを済ませてから手水鉢の水を入れ替える。

川の水が昨日より今日と随分と澄んできれいになっていた。


「澄む」は少し「済む」にも似ていて

すめばまたはじめることができるのだなとふと思ったり。


お大師堂から眺める四万十大橋。この景色がとても好きだ。








午後はまたエアコンのお世話になりながらのんびりと過ごす。

夕食の買い物を済ませていたのに、娘がBBQをするのだと言う。

お肉をたくさん買って来ていて準備を始めているのを見ながら

どうしたわけかひどく落ち込んでしまって涙が出てしまった。

母は母なりに精一杯食費を切り詰めようと努力していて

贅沢もさせてあげられず娘たちに我慢をさせていたのかと。

娘たちのささやかな楽しみがなんだか仕打ちのように思えて辛かった。

でもそんな涙もつかの間のこと。大喜びしている孫たちの笑顔が嬉しい。



夕食前に昨日洗った海苔網を取り入れに行っていた。

よく乾いていて気持ちいい。白くてもこもこしていて

なんだか生き物みたいにほっこりとあたたかくて。






2018年07月15日(日) 泣いたり笑ったり

今朝はめいちゃんがとても早起き。

5時前にタブレットを抱いて二階からおりてくる。

例のごとくパジャマは着ておらずすっぽんぽんの可愛らしいお尻。

いつもあやちゃんとタブレットの取り合いをしていて

よほど遊びたかったのだろう。早い者が勝ちと言わんばかりに。

そんな子供心がとても微笑ましく感じた朝。


朝ご飯も一緒に食べると言うのでチーズの焼きサンドを作る。

そうしたらそれが気に入らなかったのか大泣きになってしまった。

焼きサンドはいやだそうでローソンのパンを買いに行くのだと。




あまりに大声で泣くので娘たちも起こしてしまってにぎやかな朝。

泣く時はおもいっきり泣く。子供はなんて純真なのだろうか。




朝食を食べ終るなりじいちゃんは海苔網を洗いに行く。

私も洗濯物を干してから駆けつけた。ふたりでがんばろう。

今年はじいちゃんがテントを買って来てくれていたので大助かり。

おかげでずいぶんと暑さをしのげて作業も捗る。

お昼には140枚の網を洗い終えて心地良い達成感が待っていた。


9月になればもう漁場の準備が始まる。

一年がとても早く感じてならない。

やれるだけのことを精一杯に。そうしてまた歳を重ねていく。






2018年07月14日(土) 予報通りの猛暑

連日の猛暑日。被災地もどんなにか暑かったことだろう。

あれこれと思うばかりで何も出来ずにいるばかり。



午前中のまだ涼しいうちにお大師堂へお参りに。

手を合わせ祈ることで痛む心が救われるようにおもう。



Sさんにしばらく会っていないけれど元気にしているだろうか。

日捲りの暦をめくりながらお参り仲間さん達の事をおもった。

お供えのお菓子を少し。花枝も新しく活け替える。

手水鉢の水はまだ川が少し濁っていて今日は諦める。


川も真っ青な夏空を鏡のように映したいことだろう。

もうすこしあとすこし。澄み渡る日を待っている。






孫たちは娘むこのお母さんがお迎えに行ってくれて助かる。

おかげでじいちゃんとふたりのんびりの午後を過ごせた。

外の暑さをよそにエアコンのお世話になりっぱなし。

なんて贅沢で恵まれていることだろうか。


夕方、孫たちが元気に帰って来る。

一気ににぎやかになる我が家だった。

あやちゃんが「よほうどおりにおにくだった」と晩ご飯。

「よほうじゃなくてよそうよ」って笑い合った。

さて明日の晩ご飯の予報は何でしょうか。



2018年07月13日(金) つよい生命力

昨日よりも気温が高くなりうだるような暑さとなる。

孫たちはとても元気。今朝もプールバックを抱えて

ウサギのように跳びはねながら保育園の門をくぐって行く。



仕事中に母から電話があった。

術後の経過が良好で退院の許可が下りたとのこと。

とりあえず週末は病院にいて月曜日に退院することに。

弟がクルマで送ってくれるそうでとても安心。

「孝行息子だよ」と母は嬉しそうに笑っていた。



仕事の手を休めて少し外に出てみる。

灼熱というのか強い陽射しが身体を突き抜けるようで心地良い。

職場の裏には田園風景が広がっていて

一面の稲穂が薄っすらと色づき始めていた。

つよい生命力を感じて胸に熱いものが込み上げてくる。






断水の続いている被災地。この暑さがどれほど堪えたことだろう。

複雑な思いはつのるばかりだけれど

それぞれに与えられた一日が今日も暮れて行った。



2018年07月12日(木) やはり夏が好き

最高気温が35℃近くなりほぼ猛暑日となる。

やはり心地良い暑さに感じてしまう。

夏が好きになって良かった。



山里の職場に向かいながら国道脇にクルマを停めて

今朝も河口付近の写真を撮ってみた。

しばらく続けてみようかなと思う。

同じ場所なのに空も川も違って見えるのが嬉しい。

何よりもとても清々しい気持ちになれる。









仕事の合間にちょっと抜け出してオクラを貰いに行っていた。

規格外のオクラは殆どを廃棄処分にするのだそうで

農家さんも辛いだろう。オクラも可哀想でならない。

いつでも取りにおいでと毎年声をかけてくれる農家さん。

今年もありがたくいただいている。新鮮なオクラの美味しいこと。


暑い中、オクラの収穫はほんとうに大変だと思う。

手伝いもせずにいつもいただくばかりで申し訳ないけれど








今日は広島の被災地にタオルを送った。


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