台風の直撃は免れたけれど山間部ではかなりの雨が。
とても他人事ではなくざわざわと落ち着かない夜になった。
今夜から明日の朝にかけても豪雨になりそうだ。
どうか何事もなく無事に朝を迎えられますように。
昼間は風が強かったものの雨はほとんど降らず
帰宅しながら濁流が渦巻いている四万十川を見て驚く。
上流域でかなりの雨が降ったことをそうして知った。
いつもと変わらない我が家。
お風呂上がりの孫たちが元気にはしゃぎまわっている。
こんなに平和で良いのかしらとふと思ったり。
人にはそれぞれ与えられた「時」があるのだろう。
不安な夜を迎えている人もいれば
のほほんと笑って過ごしている人もいる。
不謹慎な事かもしれないけれどそれで良いのだと改めて思う。
どんな日もいただいた一日です。
今日もありがとうございました。
「狐の嫁入り」どうしてそう呼ばれるようになったのかは知らず。
空は今日も慌ただしくいろんな顔をして見せてくれた。
太陽をだっこしてのんびりと風に吹かれていたかったろうに。
月曜日だと言う事をすっかり忘れて仕事。
後から後から仕事が舞い込んで来る。
なんとありがたいことだろうか。
月曜日が憂鬱だったことなど随分と昔の事に思える。
3時過ぎには帰宅していてトドのように寝転んでいた。
4時過ぎには娘と孫たちが元気いっぱいで帰って来る。
今日はプールが出来たそう。一気に賑やかになる我が家だった。
夕食後、ふたりが「おばあちゃんとおふろはいる」と。
もう先になってパンツを脱いでまっしぐらだった。
髪を洗っていたら泡が立たない。ゴシゴシしても泡が立たない。
おかしいなあとようくみたらリンスで洗っていた。
愉快なおばあちゃん。またやってしまったのね。
今日もとても穏やかに笑顔のままで暮れて行く。
空は茜色に染まれないままこっくりこっくりと眠ろうとしている。
| 2018年07月01日(日) |
生きているだけでじゅうぶん |
雨が降ったりやんだり、陽が射したり曇ったり。
空もあわただしくつかれたことだろう。
朝のうちにめいちゃんとコインランドリーと買い物。
ちょこちょことくっついていてくれてとても嬉しい。
ドラッグストアーで息子とけい君にばったり会った。
「いまから家へ行くよ」と言うので後を追うように急いで帰宅。
お昼前までにぎやかなこと。家の中でラジコンカーを走らせたり。
「お素麺をゆがこうかね」と言ったけれど息子たちは帰ると言う。
ほんとうにいつも嵐のように去って行く息子だった。
話したいことがいっぱいあったけれどいつも話せないまま。
お嫁さんの体調は落ち着いているとのこと。
それだけでも聞けてほっと胸を撫で下ろす。
午後は窓を開け広げてまた沖の風とたわむれる。
少しお昼寝をとろりんとろりんと気持ち良い。
窓の外から名前を呼ばれて目を覚ます。
先日息子さんを亡くしたばかりの従姉妹が来てくれていた。
やはりひどくやつれている様子が気がかりでならず
まだ励ますには早過ぎる気がして辛い心に寄り添うばかり。
自分に出来る事をと強く思う。今度は私から会いにいこう。
夕食の支度まで読書。めいさんの綴る言葉が胸に沁みる。
そのことを伝えたくてならないけれど伝えられないもどかしさ。
私はちっぽけなんだなとつくづく思う。
けれどもそんなわたしを見つけてくれて声をかけてくれる人もいる。
これほどの励みがほかにあるだろうか。ほんとにありがたいこと。
あしたはあしたの風に吹かれよう。
生きているだけでじゅうぶんだといつも思うこの頃。
| 2018年06月30日(土) |
沖の風に吹かれながら |
高知県中部、東部では激しい雨だったそうだ。
幸いなことに西部は雨が降らず曇り空のまま日が暮れようとしている。
少し蒸し暑かったけれど窓を開け広げて南風をたのしんでいた。
そんな南風のことを我が地では「沖の風」と呼ぶ。
午後から孫たちと過ごす予定だったけれど
急きょ娘むこのお母さんが預かってくれることに。
「下田のおばあちゃん」孫たちは大好きだった。
おかげで棚からぼた餅的な休日となりのんびりと過ごす。
じいちゃんは茶の間でプレステゲーム三昧。
私は先週から読みかけていた本をゆっくりと読む。
詩人の白井明大さんの新刊、「一日の言葉、一生の言葉」を。
読むほどに言葉が愛しくてならない。宝物のような一冊だった。
「めいさん」と気やすく呼んではもういけないのだろうけれど
私にとってはいつまでも「めいさん」だった。
もうずいぶんと昔のことになってしまったけれど
私のホームページを見つけてくれて声をかけてくれたこと。
パソコン画面に即興で詩を書いていた私のことを認めてくれたひと。
その出会いにどれほど勇気づけられたことだろうか。
おかげで今もささやかにこうして在り続けることが出来ている。
ずいぶんと老いぼれてしまったけれど生きている限りと願いながら。
いつかは消える命です。書き残さなくてどうする。
| 2018年06月29日(金) |
思わずキスをしたくなる |
雨が降ったりやんだり。時おり激しく降ったり。
今はやんでいて西の空がほんのりと茜色。
月末の仕事をそれなりにやっつけて明日はお休みをいただく。
同僚は急ぎの仕事が残っていて明日も仕事だった。
いつも自分ばかりと心苦しいのだけれど。
弟から電話があって母の手術日が決まったとの事。
一週間後だった。もう手術以外に治療法がないらしい。
高齢でもありリスクが大きいけれどお医者様に任せるしかない。
それで少しでも元気になるものならとただただ祈るばかり。
帰宅してばたんきゅうと横にりうたた寝をしていた。
今週も忙しかったけれどなんともいえない達成感があった。
する仕事のあることはほんとうにありがたいことだ。
お風呂上がりの孫たちのなんとも愛しいこと。
ふたりの髪をドライヤーで乾かすのがとても好きだ。
めいちゃんがすっぽんぽんでワニ泳ぎを披露してくれた。
ほんのり紅いおしりに思わずキスをしたくなるほど。
| 2018年06月28日(木) |
楽しみなことがたくさんある |
蒸し暑さを和らげるように吹き抜ける風のありがたいこと。
明日は雨になるのだそう。今夜の満月は見られそうにない。
遅番だった娘と一緒に孫たちがほっぺを真っ赤にして帰って来る。
今日もプール遊びをめいいっぱい楽しんだようだ。
めいちゃんはワニさん泳ぎをしたそうで
プール参観の日が楽しみでならない。
楽しみなことがたくさんある人生。
あれもこれもと欲張りなばあちゃんだった。
夕食時、今日のお葬式の話をじいちゃんがしてくれて
やはり日にち薬やねと語り合ったり。
従姉妹たち家族が少しでも前を向いて歩みだして欲しいと願うばかり。
何事もなかったように今日も穏やかに暮れていく。
お風呂上がりの孫たちのにぎやかな声に微笑みながらこれを記す。
とても蒸し暑い一日。
さきほどお通夜から帰って来たところ。
娘がおにぎりを作ってくれていた。
おいし。3個もたいらげる。
明日の告別式にはじいちゃんだけが参列することに。
私も見送りたかった。ちゃんとお別れしたかった。
でも親戚の人達と話し合って夫婦で行くのはやめようと決まる。
私だけ特別と言う訳にはいかないのだそう。
また少し落ち着いた頃に従姉妹の顔を見に行こうと思う。
日にち薬。きっと少しずつ元気になってくれるだろう。
ざわざわと心落ち着かない一日だったけれど
まごたちの笑顔にほっこりと癒されている夜。
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