ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2018年06月26日(火) このもどかしさを

うす曇りの一日。風もなくまるで空がうたた寝をしているよう。


山里の職場に着くなりじいちゃんから着信アリ。

一瞬胸騒ぎがしてそれが思った通りになる。


近所に住む従姉妹の息子さんが亡くなった知らせだった。

どんなにか気落ちしていることだろうと心が痛んでならず。


とんぼ返りは出来ずとにかく急ぎの仕事を済ませてから帰る。

そうして子に先立たれるのはどんなに辛いことか思い知った。

従姉妹を抱きしめてあげることしか出来なかったけれど。


まだ50歳の若さ。まだまだこれからの人生だったのに。

神も仏もない。あるのは現実だけなのかもしれない。


どうかやすらかに。そんなありきたりの言葉しか浮かばない。

それがとてももどかしくてならない夜。



2018年06月25日(月) 好きだなこの木

今日も真夏日となる。爽やかな風のおかげでさほど暑さを感じず。

紫陽花はとうとう化石のようになってしまって憐れなり。

ふと自分の姿に重ねてみる。目を反らしてはいけないと。

桜のように潔く散れない花がたくさんあるのだろうと思う。


老いることは憐れな事か、そう自分に問いかけてみれば

胸を張って「ちがう」と言える。そんな自分が好きだ。



仕事が少し忙しくいつもより遅く帰路についた。

不思議と疲れは感じず、とても充実した一日に思える。

今日も与えられた一日を全うできたのだろう。



帰り道のスーパーのすぐ近くでとても気になる木を見つける。

今までどうして気づかなかったのだろうか。

ああこの木なんかいいなとクルマから降りて駆け寄っていた。

好きだなこの木。それだけで今日も「いい日」




2018年06月24日(日) 風が生きている

ほぼ真夏日となり心地良いほどの暑さとなる。

苦手だった夏が好きになったのはいつからだったろうか。

遠い日の夏のことを決して忘れてはいないけれど

もう口に出してはいけないような封印されたような夏がある。



朝のうちにお大師堂へ。独りでてくてくと歩いて行く。

日捲りの暦が昨日のままだった。めくるのは久しぶりのこと。

お参りを済ませてから外の木陰でしばし風と戯れていた。

風が生きている。吹き抜けながら踊りながら歌っているように。



午後はめずらしく独りぼっちだった。なんとも静かなこと。

読みたかった本をやっと開くことが出来る。

言葉が愛しい。ひとつひとつの言葉がこころに沁みるよう。



それからふと海が見たくなってしまってぶらりと出掛ける。

独りで海に来たのは何年ぶりだろうか。ずいぶんと遠い日のこと。

もう感傷に浸る歳でもないけれど懐かしい思いが込み上げてくる。


このまま老いて朽ち果てたくはないなとふと思った。

まだ「おんな」なのだろうか。それともただの人間だろうか。





2018年06月23日(土) えらかったねあやちゃん

雨ばかりの土曜日。それも梅雨らしくて良いかなと思う。


めいちゃんは元気に保育園へ。

あやちゃんはばあちゃんと整形外科へ。

レントゲンの結果まだ完治ではなかったけれど

自然に治るでしょうとギブスを外してもらった。

とても嬉しそうなあやちゃん。ばあちゃんもほっとした。

10日間よく辛抱したと思う。えらかったねあやちゃん。

右手が使えず不自由をしたけれど良い経験をさせてもらった。


お昼前にめいちゃんのお迎え。あやちゃんも一緒に行く。

お友達や先生に楽になった右手を見せたかったようだ。

まだ竹馬は無理だけれど月曜日からまたがんばろうね。



午後はお昼寝もせずに元気に遊ぶふたり。

賑やかな声を聴きながらばあちゃんは少しだけうたた寝を。


笑顔で穏かな一日でした。ありがとうございます。



2018年06月22日(金) ばんごはんはなあに?

梅雨の晴れ間。ほぼ真夏日になったけれど心地よい暑さだった。


今週の仕事は今日で終了。午後はもう早く帰りたくてたまらない。

同僚に留守番を頼んで少し早目にタイムカードを押す。


3時には帰宅出来ていて今日も定時で保育園に行けた。

元気な孫たちの笑顔を見るとほっと癒される。

「ばんごはんはなあに?」「カレーよ」なんて。


あやちゃんは明日は整形外科。ギブスが取れるかもしれない。

それをとても楽しみにしている様子。どうかどうかと祈る気持ち。

竹馬の練習もしたいね。縄跳びもしたいね。自転車も乗りたいね。


園庭で少しだけ遊んでからお家に帰った。


今日も平穏無事。笑顔の一日をありがとうございました。




2018年06月21日(木) おひさまありがとう

ぽつぽつと雨の朝だったけれど午後から一気に青空になる。

雨あがりの緑がとてもまぶしく目に映る。



母の再入院から一週間、やっと声を聴くことが出来た。

毎日点滴ばかりとのことで「もういやになっちゃった」と。

とにかく辛抱するように言って聞かす。だだっこみたいな母。

今度こそはしっかりと治してから帰って来て欲しいと願うばかり。



仕事をそれなりにやっつけて3時には帰宅出来る。

保育園のお迎えも定時に行けて良かった。


夕食前にめいちゃんはじいちゃんとお風呂。

あやちゃんは夕食後にばあちゃんと入った。

ギブスを濡らさないようにビニール袋で右手を包んで

それもすっかり慣れてちゃんと湯船にも浸かる。


「おばあちゃん夕焼けが綺麗よ」娘がおしえてくれた。

わくわくしながら土手の道を駆け上がって行く。


夏至の夕暮れ。なんて穏やかな夕暮れ時だろう。

茜色の夕空をいつまでもながめていたかった。

おひさまおつかれさま。おひさまありがとう。




2018年06月20日(水) 精一杯の夕陽に

夜が明けるなりどしゃぶりの雨となる。

孫たちにレインコートを着せてなんとか保育園へ。

無邪気な孫たちに怖い思いをさせてはいけない。



大阪では土砂災害の恐れがあり大勢の方が避難されたと。

天はいったいどこまで追い詰めたら気が済むのだろう。

そうしてまた罪のように心苦しさが襲ってくる。



夕方にはやっと雨がやんで西の空が明るくなって来た。

夕陽が精一杯に微笑んでいるのがわかる。

そんな空を眺めながらなんて平和で穏やかなのだろうと。

これが自分にあたえられた一日。ありがたく受け止めなくては。


孫たちのはしゃぎ声。夕飯を食べ終るなり外に出たがって

娘と一緒に土手の道を散歩して来たようだ。

おばあちゃんも行きたかったけれど洗い物がいっぱい。

孫たちのお茶碗やお皿を洗うのはとても好きだから。


大雨の一日だったけれど今日も平穏無事でありがたいこと。

あしたはおひさまに会えるかな。


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