ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2018年05月07日(月) 雨もまたよし

今朝はやんでいた雨が午後から土砂降りになる。

一雨ごとに初夏らしくなるのだろうか。

新緑も一層とまぶしくなるのだろう。



海苔の出荷日。雨にならないうちに無事に漁協へ。

お仲間さんよりもずっと少ない出荷量だったけれど

姑さんの葬儀の後に精一杯頑張った結果だった。

「ようやったなあ」とじいちゃんと微笑みあう。


川仕事はお休みにして久しぶりに山里の職場へ。

連休明けで忙しいかなと思っていたけれどそれほどでもなく

急ぎの仕事だけ済ませて早めに帰路についた。

帰り道の公園にも寄ってみて小雨の中を散策。

水辺の花に心が和む。またきっと来ようと思う。





娘が遅番だったので久しぶりに保育園のお迎えに。

何度延長保育をお願いしたことか、定時のお迎えに喜ぶ孫たち。

可愛い長靴と傘の花が愛しい。おしゃべりしながら笑顔で帰る。



2018年05月06日(日) からだに優しくありがたく

お天気は下り坂。午後からぽつぽつと雨が降り始める。


幸い午前中に川仕事を終えていた。

今日はもう諦めていた収穫を少し。

五日前にはすっかり茶色くなっていた海苔が

生き返ったように緑になっていたのだった。

ほんのわずかだったけれど見捨てるわけにはいかない。

自然界には時に奇跡のようなことが起こるものだ。

思いがけずにありがたいこと。ただただ天に感謝。



午後はまたひたすら怠惰に過ごす。

まだ炬燵をしまわずに置いてあってうたた寝にはちょうど良い。

出掛けていた娘達が帰って来て車で寝てしまっためいちゃんも

おばあちゃんと添い寝でぐっすりと眠っていた。


GWも最終日。どこかに出掛けるわけでもなかったけれど

自分にとってはとても身体に優しい連休となった。

ふとこのまま山里の職場が無くなってしまえば良いのにと

罰当たりな事も考えてみたり。「かけもち」にもう限界を感じる。

また明日からそれが出来るのか。すっかり自信が失せている。


まあなんとかなるだろう。そのうち川仕事も終わるだろうと。

明日のことはまた明日。くよくよせずにのほほんとしていよう。



2018年05月05日(土) 白くてふわふわしているのが好き

立夏とは思えないほどの朝の冷え込み。

ちゃんちゃんこを着て靴下をはいて暖房のお世話になる。


川仕事に出掛けた頃には陽射しが降り注ぎ

ずいぶんと暖かくなり暑いくらいだった。

今日も撤収作業を少しだけ。無理はせず。

すぐ近くでお仲間さんがお孫さんと頑張っていた。

元気溌剌とした動きに「若いってすごいね」と。

それはとてもまぶしくてこちらも元気をいただく。


そんな元気も何処へやら、午後はひたすら怠惰に過ごす。

「こどもの日」は「孫の日」になるかなと少し楽しみにしていたけれど

娘夫婦がお休みだったので何処かへ出掛けてしまってまたふたりきり。



お昼寝から目覚めてお大師堂へ。日捲りの暦が昨日のまま。

手水鉢の水も減っていてまた川の水を汲んで運ぶ。

しばらく会えないでいるSさんは区切りのお遍路かもしれない。

ゆっくりとお参りを済ませてから土手の道を下から仰いだ。

チガヤの白い穂が先日よりもずっと多くなっていて嬉しい。

白くてふわふわしているのがとても好きだ。




2018年05月04日(金) たまにはいいな

少し風が強かったけれど風薫る五月。新緑の匂いがする。


今日から漁場の撤収作業を始める。

気負わずぼちぼちと2時間ほどで切りあげる。

一気に終わらせたい気持ちもあるけれど

無理をせずに少しずつ片づけて行こうと思う。



午後はじいちゃんとお昼寝。

ふたりともぐっすりと眠ってしまって気づけばもう4時。

先に目を覚ましたじいちゃんに「そろそろ起きんかね」と。

ふにゃふにゃと気だるい。それもまた心地良し。



今夜は娘達がお婿さんの実家へ。じいちゃんとふたりきりで

「たまにはいいな」と頷き合いながらの夕食。

これが自分達のGWかなと笑い合ってもみたり。

まだ外が明るいうちからお風呂に入ってまったりしていた。


夕陽がとてもきれい。以前はよく写真を撮りに行ったものだ。

すっかり怠け者になってしまってそれも愉快に思える。


今日も平穏無事。穏やかなまま夜になった。



2018年05月03日(木) あやちゃんの誕生日に

雨あがりの爽やかな風。とても清々しい青空になる。


昨夜は溜まっていた疲れが一気に出たのか

夕方から血圧が異常に高くなってしまってダウン。

情けないような悔しいような。

こんなに元気なのにどうしてと腑に落ちないような。

知らず知らずのうちに無理を重ねていたのだろうか。


おそるおそる起き出さす朝。良かったもう大丈夫みたい。

海苔の箱詰め作業が少し残っていてぼちぼちと

例のごとくラジオを聴きながらあれこれとおしゃべり。

出荷の準備がやっと整う。少ないけれどじゅうぶんの成果。

やれるだけの事をやったのだと心地良い達成感があった。



あやちゃんの6歳の誕生日。今夜はささやかにお祝いを。

もう6歳なのかと成長の早さにおどろくばかり。

すっかりおしゃまな女の子になった。

そしてとても優しい子に育ってくれた。

ケーキのろうそくをぷぅ〜と「おたんじょうびおめでとう」




2018年05月01日(火) 終わったね

晴れのち曇り。お天気は下り坂のようで明日は雨になりそう。


今朝も勇ましく川仕事へ。さあやるぞとじいちゃんと励まし合いながら。

船着き場でお仲間さん達と一緒になってにぎやかに漁場へ向かう。

そうしたらひと足先に着いていたお仲間さんが船の上から

手をばってんにして首を横に振っているのが見えた。


この目で確かめなくてはと漁場に行ってみたけれど

昨日まで緑だった海苔がすっかり茶色くなってしまっていた。

ついに寿命が尽きたよう。あまりにも突然の最後だった。

命からがらになってから海苔は胞子を出し始める。

次の新しい命を育てるための大切な営みだった。

自然の恵みに感謝しながらその尊さを改めて感じる。


「終わったね」じいちゃんとうなずき合って漁場を後にした。

わずか2か月足らずだったけれど今年も自然の恩恵をいただく。

欲を言えばきりがなくほんとうにじゅうぶんだと思える。


土手を仰ぎながら帰った。名も知らぬ雑草にも可愛い花が咲く






2018年04月30日(月) たんぽぽふわふわ

曇りのち晴れの予報だったけれど、ぽつぽつとにわか雨も。

気まぐれな空とにらめっこしながら洗濯物を干したり海苔を干したり。


川から戻って来ると娘と孫たちが作業場へ遊びに来てくれる。

それはにぎやか。笑顔で作業が出来るなんてありがたいこと。

孫たちは「おてつだいする」と言ってくれて

元気に遊んでくれるのがいちばんの「おてつだい」に思えた。


午後は少しだけ箱詰め作業を。今日も早めに切り上げる。

「おだいしさんへいこうか」「めいもいく」と一緒にお大師堂へ。

お供えのお菓子をめいちゃんがお盆に入れてくれた。

ひとつ食べたいのではないかなと思っていたら

「おだいしさんがたべてからたべる」と。

そう教えたつもりはなかったけれど今度来た時に食べるのだそうだ。

おだいしさんひとつだけめいちゃんにちょうだいね。


お堂の外に出てから川辺にたんぽぽの綿毛をたくさん見つける。

「ごめんね」と声をかけて手折りめいちゃんの両手に。

ぷうっとするのが初めてだっためいちゃんとても楽しそう。

綿毛は風に乗ってふわふわと遠くへ飛んで行った。


ほっこりと「いい日」今日もありがとうございました。





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