今日も夏日となる。午後から爽やかな風が吹いてくれた。
午前中の川仕事の間は無風状態ですぐに暑くなる。
「暑い、暑い」と言いながらせっせと頑張っていたけれど
「もう暑いって言うな」とじいちゃんに叱られてしまった。
じいちゃんも暑いのを我慢して頑張っていたのだろう。
本気で怒っているのではないのがわかっていたので
「暑いもんは暑いわ」と笑って言ったら「我慢せえや」と笑った。
そんなやりとりもあったりで今日も楽しく収穫に精を出す。
午後は箱詰め作業を少しだけ。昨日に引き続き「ゆっくりしよう」と
おかげで久しぶりにお大師堂へお参りに行けた。
お供えのお菓子が空っぽになっていて手ぶらで来たのが残念。
明日もお参りに来よう。お供え物のないのはやはりさびしい。
少しだけ土手の道を散歩する。チガヤの白い穂がちろちろと
風に揺れていてとても可愛い。
またゆっくり散歩が出来る日がきっと来るだろう。
もう少しあと少しゴールに向けて明日も頑張ってみよう。
| 2018年04月28日(土) |
たまにはゆっくりしよう |
少しひんやりの朝だったけれど日中は暑いくらいに。
早朝からの川仕事を終えて半袖Tシャツで過ごす。
いつもならすぐに山里の職場へ走っていたけれど
今日はお休みをいただいていたのでとても楽だった。
久しぶりにゆっくりと買い物。
時間の余裕があるというのはほんとうにありがたい。
午後は海苔の箱詰め作業を。ラジオを聴きながら
じいちゃんとあれこれおしゃべりしながら手を動かす。
今日は一箱だけ。10キロの大きな箱だった。
GW明けにはまた出荷になっていて少しずつこつこつの作業。
3時には作業を終えて「たまにはゆっくりしよう」と。
今日はなんとも楽ちんで身体に優しい一日になった。
孫たちはお婿さんの実家で預かってもらっていて
夕方元気に帰って来る。公園で遊んだそうで日焼けしていた。
夕飯までに眠くなっためいちゃんがすこぶるご機嫌ななめ。
かんしゃくを起こして泣きわめきそれはすごい有り様。
抱っこすると大暴れ。ずっしりと重い。いつのまにこんなに重く。
赤ちゃんの時のように寝かしつける事も出来なかった。
そんなめいちゃんもなんとか夕飯を食べるとケロッと笑顔に。
よかった、よかった。おばあちゃんは笑っているめいちゃんが好きよ。
今日も平穏無事。「いい日」だったなあって思う。
曇りのち晴れ。爽やかな風がとても心地よく感じる。
久しぶりにゆっくりの朝。時間の余裕がとてもありがたい。
じいちゃんが定期の通院日だったので川仕事はお休みに。
朝の山道も久しぶりでゆっくりと職場に向かう。
世間はGWとかで月末の仕事をせっせとこなす。
母の居ない月末は連続して6回目。
我ながらよく切り抜けたと思う。
とにかくやれるだけの事をと精一杯頑張って来た。
午後、小学生の時に仲良しだった友が帰省している知らせ。
会いたくてたまらなくなって職場を抜け出していた。
ほほ50年ぶりの再会だった。ふたり抱き合って涙ぐむ。
目元が子供の頃と変わらず懐かしさで胸がいっぱいになる。
嫁いでから埼玉に在住しているとのこと。あまりにも遠いけれど
またきっと会おうねと誓い合った。長生きしようねと。
「ばいばい」と子供の頃のように手を振って別れる。
涙がほろほろと流れる。嬉しいけれどなんともせつない。
ほんとうに思いがけずに「いい日」をいただいた。
ありがとうございます。忘れられない一日になりました。
少しひんやりの朝。日中も爽やかな風が吹き過ごしやすい一日。
今日も川仕事を終えるなり山里の職場へ走る。
出来る事を精一杯に。今日も心地よい疲れだった。
山里で見つけたこでまりの花。昔からとても好きだった花。
思わず足を止めて見上げる。なんだかとても懐かしく感じる。
二十歳の頃だったか詠んだ一句をふと思い出す。
指さきにこでまり散りし白い夢
40年以上の歳月が流れてもしっかりと憶えている。
あの頃なにを失ったのだろう。なにも思い出せないと言うのに
「半分青い」NHKの朝ドラのタイトルみたいな空。
雨上がりの爽やかな風。少しひんやりとそれがとても心地よい。
4時に起床。5時半に朝食。6時には川仕事。
今週はずっとそんな日々が続いている。
山里の職場もほったらかしには出来なくて
かけもちをしながら自分なりに精一杯のことを。
今日はついに弱音を。もう体力の限界を感じる。
けれどもそんな弱音が良かったのかまたやる気が
「はっけよいのこった」の気持ちになる。
気を張って我武者羅に頑張るよりもたまには弱音を
人間ってそのほうがやる気が出てくるのではないかな。
負けても良いのだ。とにかくやれるだけのことをと思う。
気がつけば疲れよりも心地よい達成感が待っていた。
ああ今日も「いい日」だったなあって思える。
おかげで焼酎も美味し。例のごとくほろ酔ってこれを記す。
夜明け前からぽつぽつと雨が。日中はかなりまとまった雨になる。
植物や畑の作物には恵みの雨になったことだろう。雨もまた良し。
雨合羽を着ての川仕事は汗でびっしょりになる。
それも苦にはならず今日もせっせと収穫に精を出す。
例年ならそろそろ海苔が弱り始める頃だけれど
今年はまだ兆しも見えずほっとありがたいこと。
午後は市役所と、定期の病院へ。
死亡届を出した後の手続きのあれこれがやっと終わる。
不思議な事に未だ実感が湧かず、葬儀も夢だったように思える。
病院では待合室のサービス緑茶を二杯もいただき
ふにゃふにゃと腑抜けたようにくつろいでいた。
患者さんはお年寄りが多く、ふと自分はどんな年寄りになるのか
なんとしても長生きをしたいものだとつくづく思ったり。
けれども子供たちに迷惑をかけたくはないなと思ったり。
先の事は何も分からないと言うのに
やはり考えずにはいられないことがたくさんある。
とにかくあした。今夜もぐっすりと眠ろう。
晴れのち曇り。蒸し暑かったのが一気に涼しくなる。
明日はまとまった雨になりそう。
あしたのことはあしたとのほほんと構えている。
早朝からの川仕事を終えて山里の職場へと走る。
川から山へとまるでおとぎ話のような一日。
時間に追われてついつい疎かにしてしまう事が多いけれど
こころだけは忙しくしてはいけないと肝に命じている。
ほっとする瞬間はかならずある。それも自分次第だと思う。
母の事も気がかりになり弟に電話してみようかと思いながら
仕事中かなと諦める。弟も毎日病院に行くのはとても無理だろう。
母のケイタイは電源が切られていた。まだICUなのだろうと思う。
変わったことがあれば弟が連絡をくれるだろうと
あまり考え込まないようにおとなしく待っていようと思う。
職場の庭に母が育てていたツツジの花が満開になっていた。
小ぶりのツツジで鮮やかな小さな花がとても可愛い。
咲き始めていたのを母は知っていたのだろうかとふと思う午後のこと。
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