ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2018年04月13日(金) 今日の気持ちをそのままに

少しひんやりの朝だったけれど

日中は良く晴れて春らしい暖かさとなる。

見るものすべてがきらきらと眩しいほどに輝いていた。



いろんなことがあった一日だったけれど

どんな日もあって良しといつも思う。

ひとつひとつ受け止めて感謝しよう。

そう自分に言い聞かせている。


あれこれと書き綴っていたのをいま

デリートして削除した。

すべてを書き残す必要はないように思う。


もう思い悩むのはよそう。

今日という日を全う出来てほんとうに良かった。


柿の木の若葉があまりにもきれいだったので

今日の気持ちをそのままに






2018年04月12日(木) いっぱいいっぱい

よく晴れて日中は暑いくらいの陽気になる。

黄砂だろうか、川向の山が少し霞んで見えていた。



姑さん小康状態のまま頑張ってくれていて

今日も予定通りに川仕事に。

自分達も頑張ろうと精一杯のことを。

毎日のこつこつがきっと報われると信じて。


早朝からの収穫を終えて川船に乗ると

船を操つるじいちゃんがとても頼もしく見えた。

今日こそはと写真を撮っていたら照れくさそう。

ああ好きだなって思う光景、私はとても嬉しかった。








作業場まで戻り天日干しの作業を終えるなり山里の職場へ。

今週はずっとそんな日々が続いていてけっこうハード。

でもそんな忙しさを楽しんでいる自分がいた。

体力勝負なのか、ならば勝負してやろうと気力で立ち向かう。

身体はとても疲れているのだけれど心だけはとても元気だった。


今日もしんどそうな母。風邪を引いてしまったのだろうか

熱が出ていてそれなのに無理をして出勤して来ていたようだ。

さすがに今日は弱音を吐いて自分から病院へ行くと言ってくれる。

「大丈夫、一人で行ける」と。はらはらしながら母を見送る。


仕事が忙しくその後は母に電話することも出来なかった。

気がつけばもういっぱいいっぱいの自分だった。



2018年04月11日(水) きれいな虹が見えた日に

早朝には雨が降ったけれど、日中は陽射しがあり少し蒸し暑くなる。


姑さんが頑張ってくれているおかげで今日も川仕事へ。

川船で漁場に着くなり空にきれいな虹が見えた。

思わず歓声をあげていたら「子供みたいな」と

じいちゃんに笑われて一緒に空をみあげる。

そんなささやかなことがほっこりと嬉しかった。


順調に川仕事を終えまた山里の職場へと走る。

道ばたに咲いている花。山の木陰に咲いている花。

見つけては車を停めてのんびりの出勤。

急がず慌てず、そんな時間の余裕が心の余裕に繋がるような。


母は今日もしんどそう。でも決して弱音を吐かない。

そしてとても穏やか。私が何かするたびに「ありがとう」と。

なんだかそれがくすぐったいけれど嬉しくてならなかった。

午後は近くの喫茶店に出掛けて行く。友達とコーヒーを飲むって。

ずっとそんな時間もなく働きづめだったことを思い出す。

母にとってはとても必要な時間なのだなと改めて気づいた。



帰宅したらお休みだった娘が、子供たちと病院へ行っていて

「ひいばあちゃんがわらったよ」とあやちゃんが。

微笑みながら涙を流していたことを娘がおしえてくれた。

ひ孫の声を聞いて嬉しかったのだろう。意識はしっかりとある。


何度も何度も押し寄せて来る波にのまれないよう

姑さんは必死の思いで立ち向かっているのだろう。

負けるもんか、負けるもんかと。





2018年04月10日(火) ふたりの母のこと

春らしくちょうどよいくらいの暖かさ。

あちらこちらに春の花が咲いていて

ひとつひとつ写真を撮れないもどかしさ。

自分の目がそのままカメラになればいいなあと思う。



姑さん小康状態のまま頑張ってくれている。

おかげで今日も川仕事に行くことが出来た。

「おまえたちも頑張れよ」そんな声が聞こえた気がする。

じいちゃんとふたり今日もやれるだけのことを。

来週の月曜日が二回目の出荷日。

なんとか目標を達成できそうになった。



川仕事を終えるなり今日も山里の職場へ。

休む間もなくで身体はとても疲れているけれど

気が張っているのか弱音を吐くこともなかった。

我ながらよく頑張っていると自分をほめてあげたい。


母がとてもしんどそう。仕事はほとんど出来ずぼんやりとするばかり。

また心不全の前兆ではないかとはらはらと心配する。

同僚にもしもの時は救急車をと頼んで後ろ髪を引かれるように帰った。

姑さんと実母とふたりの母のことで頭がいっぱいになる。


帰り道、先日見つけていた「ぼたん桜」が

まだ散り急ぐこともなくきれいに咲いていた。

それだけで、ああ今日も「いい日」なんだなあって思った。






2018年04月09日(月) 微笑むおひさま

今朝も少し冷え込んだけれど日中は暖かくなる。

風があったけれど微笑むおひさまのありがたいこと。



真夜中に電話も鳴らず無事に朝を迎える。

夜が明けて義妹に電話をしてから川仕事へ。

昨夜から悪くもならず良くもならずとのこと。

しばらくは様子見するしかないようだった。

義妹に任せっぱなしでほんとうに申し訳ないけれど

自分たちはとにかく目の前の事に精一杯だった。


幸いここ数日で海苔の生育がとても良くなって

今日は今期いちばんの収穫となる。

順調に収穫が出来てほんとうにありがたいこと。

姑さんが助けてくれているのかもしれないとふと思う。



川仕事を終えてから山里の職場へと走る。

休む間もないけれど不思議と苦にはならなかった。

母がほっとしたように微笑んでくれる。

ひとまわりもふたまわりも小さくなったように見える母。

老婆のように丸くなった背中がとてもせつない。


今日もやれるだけのことを。とても充実した一日だった。

帰宅してふと家の裏手を見ると山吹の花が西日を浴びていた。

毎年咲いていただろうに今まで気づかなかった。





2018年04月08日(日) 誰にもわからないこと

昨日からの寒の戻りで今朝はぐんと冷え込む。

そうして少しずつ冬はまた遠ざかっていった。


今日も日常の事を。早朝より海苔の収穫に精を出す。

朝陽がきらきらとまぶしい。そしてなんともいえない清々しさ。






川仕事を終えてから姑さんのところへ。

意識はまだ薄っすらだけれど目を開けているとのこと。

ほっと安堵しながらとにかく会いたいと駆けつけていた。

じいちゃんとふたりで話しかける。かすかに反応がある。

もう大丈夫と思った。すごいすごい頑張り屋さんの姑だもの。


2時間ほど付き添っていて帰宅してからだった。

夕方になり義妹から電話があり、また容態が急変した知らせ。

取り急ぎじいちゃんと近所に住む義弟が駆けつけて行った。

血圧が測定できないほど低くなっているらしい。


ほっとしたのもつかの間の事。またざわざわと落ち着かない夜。

先ほどじいちゃんが帰って来て後は義妹に任せたとのこと。

今夜を乗り越えられるのか、誰にも分らないことだった。


こころを落ち着けて夜中に電話が鳴らないことを祈りつつ

いつものように眠りたいと思う。






2018年04月07日(土) 冬の忘れ物

4月になってまさかの寒の戻り。北西の風がとても強く

冬が忘れ物を取りに帰って来たような一日。



今朝も姑さんの容態が落ち着いていて

みんなで話し合い日常の事に励むことになった。

「もしもの時にはその時よ」と言い合ったり。


我が家も川仕事へ。電話が鳴らないことを祈りつつ

じいちゃんとふたりやれるだけのことを。

姑さんも頑張ってくれている。自分たちも頑張らなくては。


義妹も今夜は家に帰ってゆっくりすることに。

夜も付きっきりでどんなにか疲れていることだろう。


いつもと変わらない夜のようでいて

やはり姑さんのことばかり考えている。

お風呂上がりの孫たちがとてもにぎやかで

微笑むことが出来るのはほんとうにありがたいこと。


寒い一日だったけれど冷たい風に負けずに春も頑張っている。

花は咲き、木々は緑の葉が芽吹き。つばめは大空を飛び交う。

冬はいったい何を忘れていたのでしょうか。




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