ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2018年03月30日(金) グッドラック

昨日の季節外れの暑さは日本一だったらしい。

今日はほぼ平年並みになりちょうどいいくらいの春。

爽やかな風が吹き桜の花がとうとう散り始めてしまったけれど

桜吹雪も好きだなと思う。はらはらはらと儚いけれど。


今朝の山道ではたくさんのお遍路さん。

声をかけることは出来なかったけれど車の窓から会釈を。

一人でも気づいてくれて微笑んでくれるととても嬉しい。

颯爽と歩く姿に今朝もたくさん元気をいただいた。



月末の仕事を終えてほっと帰宅。

やっとお大師堂に行くことが出来てよけいにほっとする。

お参り仲間のいとこに会ってしばし語らっていた。

川仕事仲間でもあり「なんとかなるかな」といとこも。

いとこも私とよく似ていてくよくよしていたらしい。


夕方には土手の上に外国人のお遍路さんが二人。

娘が見つけて教えてくれて走って会いに行っていた。

ニュージーランドからのまだ若い青年達だった。

日本語はほとんど通じず例のごとくで身振り手振り。

お大師堂に荷物を置いてコンビニに夕食を買いに行くところらしい。

「オニギリ、オベントー」ってちょっと愉快な会話。

私は「グッドレスト」「グッドラック」しか言えなかったけれど

ちゃんと伝わったのか二人とも笑顔でうなずいてくれて嬉しかった。


今日もこんなに「いい日」をありがとうございました。






2018年03月29日(木) 咲いた咲いたチューリップ

最高気温がまさかの27℃。まだ三月だと言うのにびっくり。

春はつかの間で一気に夏が来たようでなんだかとまどう。

夕風をたのしんでいるうちに日が暮れてもう夜風になったところ。



今日からしばらく川仕事はお休み。

この暖かさで海苔の生育が良くなる可能性もあり

じいちゃんが「しばらく様子を見よう」と。

どうかどうか少しでも育ってくれますように。


くよくよしないと心に決めてからずいぶんと気楽になった。

何があってものほほんと笑顔でいればきっと良い事がある気がする。



山里の仕事も忙しく、今日はずいぶんとはかどった。

ひとつひとつやっつけていく心地良さ。この仕事がやはり好き。

欲張りな事だけれど川仕事と一緒で天職だと思える。



帰宅して洗濯物をたたんでいたら娘と孫たちが帰って来た。

あやちゃんもめいちゃんも日焼けしてほっぺが真っ赤。

「アイス〜」と冷蔵庫へまっしぐら。

「ばあちゃんも〜」って叫ぶとあやちゃんが持って来てくれた。

冷たいアイスがとても美味しい。季節外れの暑さも良いものだ。


今日も平穏無事。笑顔の一日をありがとうございました。



今朝は久しぶりに孫たちを保育園へ送って行って

園庭に咲くチューリップにほっこりの朝だった。




2018年03月28日(水) くよくよするな、なんとかなる

昨日よりも今日とぐんぐんと気温が高くなり

まるで初夏のような陽気となる。


する仕事があることはありがたいことと

今日も早朝から川仕事に行っていたけれど

もう一通り収穫を終えていて残されたわずかの海苔。

そんな海苔を収穫しているとなぜか涙がこぼれてくる。

むなしいのか辛いのか自分でもよくわからなかった。

ひどく追い詰められたような気持ちだったのかもしれない。

これが試練なのかと思う。精一杯頑張って来たつもりだけれど

まだまだ試練が足らないと言うのだろうか。

もっともっと苦労をしろと天の声が聴こえるような気がした。

36年間、この仕事を頑張って来て涙が出たのは初めてのこと。

「くよくよするな、なんとかなる」じいちゃんの頼もしい声。



気を取り直して山里の職場へ。

これも自分に与えられた仕事だとありがたく受け止めている。

目の前の仕事を少しずつやっつけながらふと気づいた。


もし海苔が豊漁だったらとても二足のわらじは履けなかっただろう。

こうしてどちらの仕事もちゃんと出来るようにしてくれたのかも。

決して神様に見捨てられたわけではないのだと改めて思う。

だとしたらこんなにありがたいことはないのではないか。



外回りの仕事があり通りがかりの神社の前に車を停めていた。

こうして桜の花を愛でる心の余裕もあったのだ。


今日も「いい日」でした。ありがとうございます。







2018年03月27日(火) やれるだけのことをやった

春を通り越してまるで初夏のような陽気。

満開の桜の花がきらきらと輝くようにきれい。


早朝より川仕事。それから海苔の初出荷だった。

出荷量には個人差があり今年は特にそれが目立つ。

「うちがいちばん少なかった」と苦笑いするじいちゃん。

どんな年もあるものだ。去年はいちばん多かったような。

私もじいちゃんも人と競い合うのが好きではないので

やれるだけのことをやった結果だと胸を張っていよう。



11時前には山里の職場に着いていた。

年度末で駆け込みの廃車手続きに追われる。

社長の義父も手伝ってくれてやれるだけのことを。

忙しいけれど苦にはならず、とても遣り甲斐を感じる。



帰宅したらもう孫たちが帰って来ていた。

あやちゃんの乳歯が一本抜けたとのこと

「それはめでたい」と今夜はお祝いをする。

赤ちゃんの時に初めて生えた歯だと思うと

なんとも感慨深く成長がとても嬉しく思う。

「おばあちゃん見て見て」とにかっと笑って見せてくれた。


今日もとても「いい日」でした。平穏無事でありがたいこと。



2018年03月26日(月) じゅうぶんだね

ひんやりの朝だったけれど、日中は汗ばむほどの陽気。

週間天気予報によると今週は夏日になる日もあるそうだ。


朝から海苔の箱詰め作業に精を出す。

ラジオを聴きながらの作業も良いもので

せっせと手を動かしながら番組の感想をあれこれ

普段はラジオを聴かないじいちゃんも

「この番組はいいな」と言って私と意気投合したり。


ふたりで頑張ったかいがあり午後二時には出荷の準備が整う。

昨年よりもずいぶんと少ないけれど心地よい達成感があった。

欲を言えばきりがなく「じゅうぶんだね」と微笑み合う。



もう山里の職場へ走る余裕もなく後はのんびりと過ごす。

ゆっくりと桜(染井吉野」も愛でることが出来た。

風があって桜の花が揺れているのをなんとか写真におさめる。







保育園から帰って来た孫たちとお散歩にも行けて良かった。

今日も穏やかで「いい日」ありがとうございました。



2018年03月25日(日) あしたがあるあしたがあるさ

お彼岸が明けるのを待っていたかのようにとても暖かくなる。

早朝はまだひんやりと肌寒かったけれど

川船に乗って見た朝陽は燃えているように紅くきれいだった。


8時には漁を終えて作業場まで帰って来ていて

あやちゃんがお手伝いをするのだと言って遊びに来てくれる。

海苔に小さな海老が混ざっていて見つけては喜んでいた。


ふと子供達が幼かった頃を思い出すような光景。

もう36年目の春なのか。随分と歳月が流れたけれど

作業場でおりこうさんで遊んでくれていたことが懐かしい。



午後は出荷の準備で干しあがった海苔を小さくほぐして箱詰めに。

干す前に見つけては取り出していた海老がまだまだ残っていて

すべて取り除かなくてはいけない細かい作業だった。

半日でやっと一箱。なんとしても明後日の出荷に間に合わせたい。


結局、夕散歩もお大師堂にも行けず仕舞いだった。

でもお供えのお菓子はちゃんと買ってこれたので大丈夫。

あしたがあるあしたがあるさと歌うように思っている。


やれるだけのことをやり遂げ、今日もとても充実した一日。

「いい日」だったなあって思う。清々しいきもち。





2018年03月24日(土) 今日も「いい日」でした

日中は4月並みの暖かさ。そよ吹く春風がとても心地よい。


今日は保育園の卒園式と終了式があり出席する。

田舎の小さな保育園ならではでほのぼのとした雰囲気。

わずか13名の卒園児。涙する子もいてもらい泣きする。

たくさんの思い出がこみ上げてきたのだろう。

とても純粋な涙。幼いこころがとても愛しく感じる。


終了式ではあやちゃんもめいちゃんも記念品をもらって嬉しそう。

あやちゃんは4月から年長組になる。5月にはもう6歳だった。

すくすくと元気に成長している孫たちの姿がとても愛しい。



午後は孫たちをじいちゃんに託して山里の職場へ。

急ぎの仕事だけ済ませて早めに帰宅出来たけれど

じいちゃん保育士さんはくたくたに疲れていたようだ。



めいちゃんと久しぶりにお大師堂へ。

お大師さんにご無沙汰を詫びながらゆっくりと手を合わす。

Sさんやお参り仲間さんのおかげで保たれていることに感謝。

お供えのお菓子をめいちゃんがご馳走になったので

明日はお菓子をお供えしようと思う。きっと忘れずに。


お大師堂の桜もほぼ満開になっていた。

川面に手を伸ばすように咲いていてこころが和む。





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