| 2018年03月20日(火) |
心を亡くさず心を荒らさず |
「桜雨」「花冷え」そんな言葉がふと浮かんできたり。
少し冷たい雨が今もしとしとと降り続いている。
朝のうちに川へ行っていたけれど収穫が出来ず。
海が大荒れのおかげで藻屑が波に押し寄せられて
海苔網にたくさん付着していた。残念だけれど
これも自然相手の事と潔く諦めて帰って来た。
「今日も休めってことだな」とじいちゃんが。
早目に昼食を済ませてまた山里の職場へと走る。
「忙しい」は心を亡くす。「慌ただしい」は心を荒らす。
決してそうであってはいけないといつも肝に銘じているつもり。
疲れたと口にする事さえも今は許すつもりはなかった。
とにかくやれるだけのことを精一杯やり遂げたい気持ちでいっぱい。
そんな気持ちでいるととても清々しく毎日がとても充実している。
心地良い達成感。「今日もよくやった」と自分をほめてあげる。
肝心なのは頑張り過ぎない事。張り切らない事だと思う。
自分の身体はなんとしても自分で守ってあげなくては。
夕食後お風呂に入ったら思わず「ああ、気持ちええなあ」って声が。
心地良くここちよくわたしは生きています。
菜種梅雨だとか。朝からずっと雨が降り続いている。
季節ごとの日本の言葉って好きだなって思う。
雨に潤う菜の花もしっとりと健気に咲き誇る季節。
今朝も「雨が降ったら休もうな」とじいちゃんが言ってくれて
潮待ちをしている間にぽつぽつと雨が降り始めた。
月曜日だったので山里の職場がとても気になっていたので
これ幸いと言っていいのか、山里へと車を走らせていた。
弟から電話があって母が週末には退院できそうとのこと。
今日は主治医の先生から病状の説明があって弟夫婦が行ってくれていた。
その後、母と話していたらもの凄い暴言の嵐だったようで
弟夫婦も我慢の限界だったよう。「もう嫌だ」と嘆く弟。
ほんとうに申し訳ない気持ちでいっぱいになった午後のこと。
仕事を終えて買い物を済ませたところに今度は息子から電話。
一難が去らずうちにまた一難なのか。なんとも心が痛むばかり。
何事もすべて与えられた試練なのだと思う。
「はっけいよいのこった」まるでお相撲を取っているような気分。
かかってこい勝負してやる。私は決して嘆きたくはない。
弱音を吐いて泣き言ばかりでは乗り越えられないのが試練だと思う。
あたえられた試練をありがたく受け止めなくてどうする。
あれこれとあったけれど、平穏無事としよう。
いただいた一日。今日もありがとうございました。
桜はまだぽつぽつの四万十だけれど
「花曇り」と言ってみたくなるような空。
おひさまはかくれんぼしていたけれどほっこりと暖かい。
今日も午前中は川仕事、大潮で潮が凄い勢いで引いてしまうので
川の水があるうちにとせっせと手を動かす。
薄っすらと汗が。忙しかったけれどとても心地よい疲れ。
午後は少しだけ箱詰め作業。こっくりこっくりと眠くなる。
「もうやめて昼寝するか」とじいちゃんが言ってくれた。
帰宅して横になるなり夕方までぐっすりと寝ていた。
昨日からプチ旅に出ていた娘たちが帰って来る。
一気ににぎやかになった我が家。孫たちの声がとても嬉しい。
家族6人のありがたさをつくづくと感じた夕暮れ時だった。
今日も平穏無事。笑顔のままでいられてありがたいこと。
ほっこりさんまったりさんとほろ酔いつつこれを記す。
写真は今朝の船着き場の近くで見つけた遅咲きの梅の花。
一本の木に紅い花と白い花と珍しくとても可愛かった。
じいちゃんとふたりで見られて良かった。
今朝はまた冬が戻ってきたような寒さ。
昨日の温度より10℃も低かったようだ。
明日は彼岸の入り、「寒の別れ」なのかもしれない。
日中は三月らしい暖かさ。いかにも春らしい陽射し。
収穫して来た海苔を次々に天日干しにする。
完全に乾くまで3日ほどかかるので最後は乾燥機へ。
干しあがるととても良い磯の香りがする。
せっせと作業に精を出していた時、息子から着信アリ。
けい君に何かあったのではと一瞬ドキッとした。
けい君ではなく息子だった。仕事中に気分が悪くなってしまって
早退させてもらえるけれど車の運転が無理だということ。
はらはらと心配。じいちゃんが職場まで迎えに行くことに。
血圧が異常に低くなっていたようだ。疲れがたまっているのでは。
聞けば夜勤の連続のよう。なんとかならないのか介護の現場。
幸いマンションまで帰ると少し落ち着いたようでほっと一安心だった。
じいちゃんが笑顔で帰ってくる。「だいじょうぶやろう」って。
息子よ。どうか頑張りすぎないで。そればかりを願う母だった。
そんなこともあったけれど、今日も平穏無事としよう。
じいちゃん66歳の誕生日、母は80歳の誕生日だった。
| 2018年03月16日(金) |
雨が降ったら休もうな |
雨のち曇り。雨がやんでから少し肌寒くなる。
桜の便りが届くとかならず「花冷え」もあるものだ。
「雨が降ったら休もうな」と昨夜からじいちゃんが
目覚めたらぽつぽつ雨が降っていて一気に肩の力が抜ける。
じいちゃんは乾燥した海苔の箱詰め作業。
私は山里の職場へ向かう。朝の山道は久しぶり。
今朝はお遍路さんを一人も見かけず少し寂しい。
仕事はとても忙しかったけれど、我ながらてきぱきと
そうして今週の仕事が一段落してほっと肩の荷がおりる。
川仕事とかけもちだったけれどやればできるんだなと思った。
老体に打つムチも自分次第で優しく感じる事が出来るのだろう。
決して弱音を吐かないこと。試されているのだと自覚を持つこと。
帰宅して夕方までコタツムリ。とろりんとろりんとうたた寝。
まるで自分にご褒美をあげているようなひと時。
今日も平穏無事、笑顔の一日をありがとうございました。
まったりと入浴後、ほっこりほっこりとほろ酔ってこれを記す。
| 2018年03月15日(木) |
こころ穏やかにほっこりと |
今日もとても暖かくなり汗ばむほどの陽気。
高知城の桜が咲いたそうでいち早くの開花宣言。
四万十もすぐに咲くだろう。とても楽しみ。
早朝からの川仕事も8時には薄っすらと汗が。
暖かくなるほど辛くなるけれどへこたれずにいよう。
今日も収穫量が少なく10時過ぎには作業を終える。
早目に昼食を済ませて休む間もなく山里の職場へ。
国道から山道へ、春遍路さんがたくさん歩いていた。
なんと気持ちよさそうに颯爽と歩いていて
清々しさと元気をたくさんいただく。
自転車のお遍路さんは自転車が故障したみたいで困っている様子。
「大丈夫ですか?」と声をかけるとにっこりと笑って
「大丈夫ですよ」って。その言葉を信じて笑顔で別れた。
そのお遍路さんを帰宅途中に見かける。自転車でぐんぐんと
風のように走り抜けて行った。ああ良かったぁってほっと嬉しい。
今日は忘れずに牧場へ立ち寄ったけれど子牛さんが見つからず。
たくさんの牛さんだった。かくれんぼして遊んでいたのかも。
きょろきょろしながら春の花を見つけては写真を撮るのが楽しみなこの頃。
今日は白木蓮の花を見つけてとても嬉しかった。
こころ穏やかにほっこりと。
春を通り越してまるで初夏のような陽気。
保育園から帰った孫たちが「あつい」と言って
半袖に着替えてから遊んでいた。
今日も川仕事を終えてから山里の職場へ。
日に日に慣れて来た感じ、そうしてとても元気。
山道に入る前の国道沿いに菜の花畑があって
ずっと気になっていたのを今日こそはと車を停める。
そんな余裕をこれからも大切に持ち続けたいものだ。
交通量の多い国道、人目を気にしながら撮った写真はいまいち。
でも一面の菜の花がとても嬉しかった。
3時間ほどの仕事。わずかの時間でもとても充実している。
忙しいのがとても楽しい。遣り甲斐があるなとつくづく感じる。
帰り道、何か考え事をしていたのか牧場を通り過ぎていた。
ユーターンしようかと思いつつ、明日があるさとそのまま走る。
昨日の子牛さんが気になる。明日はお母さんと一緒だといいな。
今日も平穏無事。笑顔の一日をありがとうございます。
お風呂上がりに薄っすらと汗が。窓をあけて夜風をたのしんでいるところ。
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