ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2018年03月06日(火) 情けは人の為ならず

二十四節気の「啓蟄」朝は寒の戻りがあり少しひんやり。

でも日中は18℃まで気温があがりとても暖かくなった。

紋白蝶がひらりひらりと飛んでいたりほっこりとこころが和む。



今日は仕事も穏やかに母とも仲良く出来てほっと帰宅。

少し横になろうかなと思っていたけれど

なんとなくお大師堂が気になってそわそわと落ち着かない。

こんな日は行かなくちゃと何かに引かれるように歩いていた。


そうしたらびっくり。先日不思議な再会をしたお遍路さんが

また私が来るのを待っていてくれたのだった。

逆打ちで中土佐町まで行ったところ体調が悪くなってしまって

踵を返しやっとの思いで竹島大師堂まで帰ってきたとのこと。

托鉢をする気力もなく食料は殆ど底をついている様子。

「情けは人の為ならず」という言葉があるけれど

自分に出来る精一杯のことをしてあげたいと強く思う。

私を頼って必死の思いで帰って来てくれたことをありがたく思う。

ほんとうにささやかなことしか出来なかったけれど

目に涙をためて喜んでくれたことがとても嬉しかった。


この先もお遍路を続けるのか、終わりのない旅を続けるのか。

少し真剣に話し合った。とにかく生きなければそれが結論。

そのために出来る事から始めてみようと言う事になった。

故郷には帰らず高知県内に永住したいのだそうだ。

なんとしてもそれを実現させてあげたいと思う。


前回の再会も、今日の再会もとても不思議な縁を感じずにいられない。

ひとは出会うべきして出会うというけれどその言葉を私は信じる。



ちょうど干潮時で川辺の岩に付く青海苔がとても鮮やかだった。

「食べられるのよ」って教えたらさっそく「採ってみよう」と。


今日もとても「いい日」でした。なんとも清々しいきもち。






2018年03月05日(月) どしゃ降りの雨にも負けないで

春雷の朝。「冬が終わったんだな」とじいちゃんが

なんだかほっとするような朝の会話だった。


どしゃ降りの雨になり、なんとか孫たちを保育園へ。

山里に着いてしばらくするとぴたっと雨がやんでくれた。

それからぐんぐんと気温があがり20℃まで。

もわんと暖かい。ほんとうに冬が終わったのだろう。


外回りの仕事があって出掛けていたら

とても綺麗に咲いている梅の花を見つけた。

一度通り過ぎてからユーターンする。

あまりにも綺麗だったから今しかないと思ったり。


どしゃ降りの雨にも負けず頑張って咲いてくれていたのだな。

嬉しくなってこころがとても和むひと時だった。



午後、また母とぶつかる。「もう喧嘩はしたくない」と

告げながらなんともやるせなく悲しい気持ちになった。

尾を引くのはいや。いつまでもこだわるのもいや。

さらりさらり。さっさと水に流してしまうのがいちばん。


帰る時「また明日ね」と声をかけると「ご苦労さま」と母が。

何事も自分次第なのだなとあらためて思った。


今日も平穏無事、ああ「いい日」だったなあってすごく思った。







2018年03月04日(日) 早咲きの桜の花が

曇り日、おひさまはかくれんぼしていたけれど

気温が高くなり風もなくほっこりと春らしい一日。


じいちゃんは消防団の火災予防パレードがあって出掛ける。

娘たちも出掛けて行って一人でのんびりと過ごす。


暖かさに誘われるようにいつもの散歩道。

まずはお大師堂へ行ってゆっくりと手を合わす。

ちょうど地区外から来たと言うご婦人たちと一緒になって

初対面だと言うのに意気投合してあれこれとおしゃべり。

以前から時々お参りに来てくれていたことを知り嬉しかった。


帰り道、土手に土筆の坊やを発見。おおっと思わず歓声をあげる。

それから河川敷に早咲きの桜が咲いているのを見つけて駆け寄る。

去年は気がつかなかったけれど、誰かが植えてくれていたのだろうか。

まだ小さな木だったけれどそれは綺麗に咲いていて嬉しかった。

早咲きの桜にもいろんな種類があるようで

帰宅してネットで検索してみたけれど同じ桜が見つからなかった。

梅の花と競い合うように咲いてくれる桜にとてもこころが和む。


今日も平穏無事、笑顔の一日をありがとうございました。

明日は雨の予報。梅の花も桜の花も散り急ぎませんように。







2018年03月03日(土) 桃の節句に

朝は晴れていたけれど午後から雨がぽつぽつ。

菜種梅雨にはまだ少し早い気がするけれど

これから雨の日が多くなりそうだった。


仕事は休めたものの、朝から電話があり

急ぎの仕事が舞い込んで来る。

今日は息子からもヘルプが来ていて

孫たちの事を優先しようと決めていた。


お昼前にじいちゃんの運転で保育園のはしご。

そのまま孫たちを連れて山里の職場へ走る。

母も出勤して来ていてひ孫勢揃いに大喜びしてくれた。

めいちゃんは初めてのひいばあちゃんだった。

それほど日頃からの付き合いを疎かにしているということ。


もっとゆっくりとしても良かったのだけれど

急ぎの仕事を済ますとさっさとトンボ帰り。

笑顔で見送ってくれた母。とても穏やかな顔をしていた。


帰宅して「おひな祭り」毎年の記念撮影をする。

けい君も一緒なのは今年が初めてだった。

三人ではしゃぎまわってやっと座ってくれる。

ちょっとピンボケになってしまったけれどそれも良い思い出になるだろう。


今日も「いい日」でした。ありがとうございます。





2018年03月02日(金) ほっこりと優しいきもち

少しひんやりの朝だったけれど日中はすっかり春の陽気。

夜明け前には西の空に綺麗な月が見えた。

昨日の強風もおさまりとても穏やかな朝のこと。


今朝も孫たちを保育園に送り届けて山里の職場へ。

毎朝元気な孫たちにパワーをもらってありがたいこと。


仕事は忙しかったけれどそれなりに頑張って

明日はお休みをいただく。ほっと嬉しい。

おひな祭りでもあり孫たちと過ごせそうだ。



弟から電話があり、母がまた一時帰宅とのこと。

手術の日程が決まるまで自宅待機になったのだそうだ。

なんだかとても複雑な気持ちになる。

またきっと無理をする事だろう。心配すれば怒る事だろう。

どう接したら良いのかと考えると少し気が滅入る。

まあなるようになるのか。出来れば喧嘩はもうしたくはない。



帰宅途中の牧場にたくさんの牛がいて日向ぼっこをしていた。

のどかな風景に思わず車を停めて駆け寄って行った。

子牛もいて母牛に寄り添い甘えているようなしぐさ。

ふと牛になりたいなどど思う。ほっこりと優しい気持ち。


今日も平穏無事。とても「いい日」に思えた。





2018年03月01日(木) 一期一会

昨夜からの春の嵐、今朝は雨はやんでいたけれどもの凄い風。

春一番かなと思っていたら春二番だったそう。

「寒くないもん」と薄着の孫たちを

保育園に送り届けてから今日も山里の職場へ。



仕事は今日も忙しくそれが不思議と楽しくてならない。

午後も来客がありすっかり帰宅が遅くなってしまったけれど

おかげでとても清々しい出会いがあって嬉しかった。


帰宅途中の県道で足を痛めているらしいお遍路さんに会って

思わず車を停めて駆け寄って行った。

明るいうちに延光寺に着くのはとても無理に思われて

せめて平田町まで送って行きたいと告げると快くうなずいてくれる。

はるばる東京からのお遍路さん。まだ25歳の若い女性だった。

4月から晴れて社会人になるのだそう。いろんな話を聞かせてくれた。

目の前に大きな未来が広がっている。その未来に向けての遍路旅。

足を痛めてどんなにか辛かった事か、なんとしても結願させてあげたい。

そんなエールを込めながら平田町で別れた。がんばれがんばれ。


ああとても「いい日」だったなあって思った。

一期一会、ささやかな縁に感謝するばかり。



2018年02月28日(水) 春の嵐だとか

夕方からぽつぽつと雨が降り始めた。

今夜は春の嵐になるとのこと、大荒れかと少し身構えている。



月末の仕事は昨日殆ど済ませていたので

今日はばたばたと走りまわることもなく楽だった。

母のいない月末が続いている。もう4度目か。

自分なりに一生懸命に資金繰りをしたり

えらいぞ自分とほめてあげたい気持ちになる。

あれほど逃げ出したいと思っていた仕事が今は楽しい。


ゴールを自分で作ることも出来るけれど

今はそれを言い出すことも出来ない。

とにかく行けるところまで行ってみようと思っている。


幸いと言って良いのか、今年も青さ海苔の収穫が遅れている。

昨年よりも遅くなりそうで不安もつのるけれど

なるようになるだろうとあまり深刻に考えないようにしている。

川仕事が始ったら二足の草鞋を履かねばならない。

自分にとっては体力勝負で大きな試練になりそうだ。



帰宅して録画してあった「西郷どん」を見ていたら

いつのまにか寝入っていた。最近とてもとても眠い。


午後4時、娘と一緒に保育園へ孫たちを迎えに行く。

元気に跳び出してくる孫たちに今日も笑顔でいっぱいになった。




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