日中は良く晴れて少しだけ暖かくなる。おひさまありがとう。
急ぎの仕事があり今日も山里の職場へ。
母の机の上にそっと新聞を置いておく。
その作戦が大成功。今日は喧嘩をせずに済んだ。
お昼過ぎには仕事が片付き早めに帰路に着く。
そのまま姑さんの入院している病院へ行っていた。
義妹以外は家族でも面会禁止になっていたのが
昨日から面会が許され一人ずつ来てくださいとの事。
昨日はじいちゃんが行っていたので今日は私が。
幸いまだ意識はあるのだけれどほぼ危篤状態になっており
病院側も家族の面会を許してくれたのだそうだ。
なんとも心が痛む。けれども精一杯の笑顔で面会。
薄っすらと目を開けてくれた姑に話しかけると
一生懸命に声を出そうとしていてとても苦しそう。
ほんとは5分で退室しなければいけなかったのを
あまりにも憐れで15分ほどそばにいることが出来た。
目を閉じて眠り始めた姑にもう声はかけずそっと病室を出る。
やはり覚悟をしなければ。現実を受け止めなければいけない。
元気な頃には毎朝お大師堂に行くのを日課にしていた姑に
「私がちゃんとお参りしているよ」と言ったのに
今日も行けなかった。姑に嘘をついてしまったような心苦しさ。
少し横になって休んでから行こうと思っていたのに
そのまま炬燵で夕方まで寝入ってしまっていた。
明日こそはと今日も思う。怠け者の私をどうかお許し下さい。
孫たちは下田のおばあちゃんにお世話になっていて
夕方にぎやかに元気に帰って来てくれた。
夕食後、めいちゃんが一緒にお風呂に入ってくれたけれど
突然「いたい〜」と言い出して大泣きになる。
転んで擦りむいていた手にお湯が浸みて痛かったようだ。
身体も洗えず泣きながらお風呂を出てしまう。
今はもうケロッとしていてあやちゃんとにぎやかに遊んでいるところ。
今日もそれなりに平穏無事。ありがたいことである。
先ほど息子からヘルプ。明日はけい君とたくさん遊べそうだ。
今朝もかなりの冷え込み。でも昨日ほどではなかったような。
8時の気温が1℃だった。青空に朝陽がまぶしい。
孫たちが今日も「おばあちゃんといく」と言ってくれて
今朝もたくさんの元気を分けてもらって山里の職場へ向かう。
いつもの伊豆田トンネルを抜けると昨夜降ったのか少しだけ雪が。
おや?と思いつつそのまま山道へと走ると道路が真っ白に凍っていた。
引き返すわけにもいかずハンドルを握りしめておそるおそる走る。
峠道はさすがに怖かった。そんな時のラジオの声がとてもありがたい。
おかげで無事に職場に着く。山里には雪のかけらもなかった。
ぼちぼちと仕事。そろそろ母が来るかなと緊張感が頭をよぎる。
そして母の顔を見るなり久しぶりの口喧嘩となった。
私の優しさにトゲがあるのだと言う。反論をすればするほど
声を荒げて怒鳴り散らす母。すぐにでも逃げ帰りたい気分。
お互い言いたいことを言い尽くして、ふっと愉快な気持ちになった。
母もすぐにケロッとして一気に穏やかになる。
母の笑顔が好きだ。母もきっと私の笑顔が好きなのだろう。
午後も少しだけ仕事をしてから早めに帰らせてもらう。
今日も寒さに負けてお大師堂へ行けなかった。
Sさんが毎日行ってくれているだろうと頼るばかり。
明日こそはと思う。お供えのお菓子を持って行きたい。
寒い夜空にかすかに星が見えている。
頭のなかを空っぽにしてしまいたいけれどうまくいかない。
うまくいかないときはそのまんまでいいさ。
| 2018年01月25日(木) |
あれこれと考えるのはもうよそう |
全国的に冷え込みの厳しい朝だったよう。
東京では平成になって一番の寒さだったそうで
四国でもそうではないかと思うほどの厳しい寒さだった。
幸い昨夜のうちに雪は降っておらず、道路の凍結もなかった。
夜が明けると青空が見えてほんとうにほっとする。
今朝は久しぶりに孫たちを保育園へ送って行った。
氷点下の朝でもとても元気な孫たちに元気を分けてもらう。
仕事は特に急いだ仕事もなくぼちぼちと出来る事だけ。
お昼前に弟から電話があって母が電話に出ないとの事。
もしかしたら倒れているかもしれないと言うので心配になる。
お昼過ぎにおそるおそる母に電話をしてみたらすぐに出て
弟からの着信はないと言い張る。おまけに職場に向かっていると。
「来ても何もする仕事はないよ」と言うと怒って声を荒げる始末。
「じゃあ好きなようにすれば」と少しも優しくなれない私だった。
やれやれと気分が沈む。母が到着する前に職場を逃げ出していた。
気丈で強気で頑固な母との闘いがまた始まったようだ。
帰宅してあまりの寒さに散歩もお大師堂も断念。
保育園のお迎えの時間までコタツムリしながらとろりんと過ごす。
あれこれと考えるのはもうよそう。のほほんとしているのが一番。
今日は保育園で「コマまわし大会」があったそうで
あやちゃん準優勝してとても嬉しそうな得意顔だった。
みんなでいっぱいほめてあげたら照れくさそうに喜んでいた。
今日も平穏無事。ほんとうにありがたいこと。
| 2018年01月24日(水) |
こころはほっこりとあたたかい |
夜明け前に降り始めた雪があっという間に積もってしまう。
日中も雪が降ったりやんだりでとても冷たい一日だった。
幸い道路凍結はなく今日も山里の職場へ。
お昼にあまりにも雪が降るので少し早目に帰らせてもらった。
常連のお客様が大根を持って来てくれて嬉しい。
今度はじゃが芋を持って来てくれるそうだ。ありがたいこと。
弟から電話があり退院した母を車で送ってくれることになった。
さすがに列車に乗って帰るのはとても無理な様子。
母からも電話があって「すごい雪やね」と元気そうな声。
高知市内は快晴だったそうでびっくりしたことだろう。
どうかしばらくは安静にしていてほしい。そればかりを願う。
早目に帰宅出来たのでコタツムリをしながら「西郷どん」を見る。
孫たちを迎えに行く頃にはもう雪がやんでいてほっとした。
冷たい風の中「こどもは風の子」と言わんばかりに元気な孫たち。
寒い一日だったけれど、こころはほっこりとあたたかい。
今日も平穏無事をありがとうございました。
| 2018年01月23日(火) |
オリンピックの選手みたいね |
おひさまが精一杯に微笑んでくれたけれど
北風さんもすごい頑張って寒い一日になった。
関東の大雪警報は昨夜のうちに解除されていてほっとする。
今朝はどんなにか道路が凍っていたことだろう。
仕事が忙しく今日は6時間ほど。少し遅くなってしまったけれど
今日こそはと眼科へ寄っていた。ずっと眼が辛いのを我慢していたから。
やはりドライアイと疲れ目。市販の目薬がもう効かなくなっていた。
目薬を処方してもらって「ああこれで楽になる」とほっと嬉しい。
カルテを見ていたお医者様が笑いながら「4年ぶりね」って言って
「オリンピックの選手みたいね」と大いに笑わせてくれた。
帰宅が遅くなってしまったけれど、娘が手際よく手伝ってくれて
いつもと同じ時間に夕食を食べることが出来た。ありがたいこと。
あやちゃんもめいちゃんもいっぱい食べてくれて嬉しかった。
今日も平穏無事。笑顔のままで暮れていく。
いつものようにほっこりとほろ酔ってこれを記す。
母は明日退院できることになった。
朝の気温より昼間の気温が低くなり、冷たい雨の一日。
夕方のニュースでは、関東、甲信越の大雪のニュースが流れる。
こちらは雨で済んで幸いだったけれど、とても他人事ではなかった。
家に帰れずに困っている人も多いだろう。はらはらとするばかり。
昼間、久しぶりに母から電話があって
明日の検査次第で退院が出来そうとのこと。
でもまだ仕事をさせるわけにはいかない。
退院してもしばらくは安静にするように言って聞かせる。
午後、母のアパートの近くで集金があったので
鍵のかかっていない母の部屋をそっと覗いてみた。
案の定、テーブルの上には食べかけの食料。
冷蔵庫に入れずにそのままにしてある食料もあって
そのどれもにことごとく半額シールが貼ってあった。
なんともせつない。なぜか涙があふれそうになる。
母は母なりに必死の思いで節約をしていたのだろう。
「無駄遣いをしないで!」と声を荒げていた自分が情けない。
涙を堪えながらそれらをゴミ袋に詰めて持ち帰って来た。
母が帰って来る。ほっとしながらも複雑な思いが頭をよぎる。
同じく入院中の姑さんは、いまだ小康状態が続いていて
肺炎はほぼ完治したものの食事を摂ることが出来ないでいる。
「娘さんなら」と今日は面会を許されて義妹が行っていたけれど
お茶さえも飲みこむことが出来なくなっているようだった。
点滴だけでいつまで持ちこたえられるのか。今はただ見守るだけ。
やはり覚悟はしていたほうが良いだろうと、今日は話し合った。
母の事、姑の事、綴れば重い日記になってしまうので
自分なりに控えていたけれど今日は記しておくことにした。
今夜もめいちゃんと一緒にお風呂。とても楽しかった。
小春日和も今日までのよう。明日は雨の予報でまた寒波がやって来る。
午前中にお大師堂へ。今日は「初大師」の日だった。
まだSさんが来てなかったようで日捲りの暦を今日にする。
ゆっくりと手を合わせて感謝をしながら平穏無事を祈る。
さらさらと流れる川面を見ながら川辺の道をしばらく歩く。
今日も河川敷には青海苔が干してあった。鮮やかな緑が
青空に映えてまさに冬の風物詩だった。ああ綺麗だなと思う。
我が家も昔は青海苔漁をしていたけれど、もう今はやめている。
私が仕事を辞められたら再開できるものをと、無理なことを思ったり
でも希少な天然青海苔を競い合って採るのをじいちゃんは苦手のよう。
「採りたい人がとればいい」と、のほほんと構えている。
午後は3時を過ぎてから、娘と孫たちと近くの「いやしの湯」へ。
先週から約束していたのがやっと行けて嬉しかった。
孫たちも「おんせん、おんせん」と大喜びだった。
私のお風呂恐怖症も少しだけ治まり海水露天風呂を楽しむ。
一人ではとても無理だったろう。娘と孫たちに感謝だった。
「いやしの湯」だけあってとても癒される。
孫たちとまた来ようねと約束。私もなんとしても温泉好きになりたい。
今日も平穏無事。笑顔の一日をありがとうございます。
リフレッシュもしてまた明日からぼちぼち頑張ろうと思う。
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